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ヨムキプールのシナゴーグ狙ったテロ:懸念されるドイツの反ユダヤ主義 2019.10.11

 2019-10-11
9日正午、ドイツ東部の町ハーレーで、ネオナチの男が、ヨム・キプールの礼拝をしていたシナゴーグとトルコ系ケバブの店で、銃撃と手榴弾を投げ込むなどのテロが発生。2人が死亡。2人が重傷となった。

<強固なドアに守られたシナゴーグ>

犯人は、スティーブン・バリエト(27)。ドイツ警察によると極右のネオナチ(ヒトラー信奉者)だった。ヘルメットにカメラをとりつけ、一部始終、約35分間をソーシャルネットワークに流しての犯行だった。2200人がこれを視聴していた。

スティーブンは、英語で平然と、「ホロコーストはなかったと思う。」と言ったり、「ユダヤ人がヨーロッパのすべての問題の元凶だ。」などと明らかな反ユダヤ思想を述べていた。

シナゴーグには、車で乗りつけたあと、機関銃や手榴弾など重装備の姿で、歩いてシナゴーグに近づき、銃撃でドアを開けようとした。しかし木製の重いドアを開けることはできなかった。手榴弾を投げたがそれでも開かなかった。

そのため、たまたま通りかかってしまった50代の女性を背後から射殺。事件当時、シナゴーグ中には、ユダヤ人70−80人が、ヨム・キプールの礼拝中だった。防犯カメラで一部始終を見ながら、ドアをバリケードして、礼拝を続けたという。

スティーブンは、「ちくしょう。殺せなかった。」と言いながら、車で立ち去った。数ブロック行ったところで、トルコ系のケバブの店が見えたため、その店の中に手榴弾を投げ入れた。爆発した。

店の中に入り、「NO!」と叫んでいる男性を至近距離で撃って殺害。かけつけた警察と銃撃戦になり、「みなさんこれまでだ。首を撃たれた。俺は失敗した。」と言いながらスマートフォンを投げ、逮捕された。

https://www.timesofisrael.com/live-stream-of-german-synagogue-attack-shows-brutal-yet-bumbling-assault/

スティーブンの車からは、4キロに及ぶ爆発物が押収された。大規模なテロを計画したとみられる。最初にシナゴーグのドアが開かなかったことは奇跡であったと言われている。

<ドイツで深刻な反ユダヤ主義:ただようナチスの影>

今回は、幸い、犯人がシナゴーグに入ることはなかったが、ユダヤ人を殺そうとする明らかな反ユダヤ主義者の犯行であった。また、明らかに狙われる可能性があったこのシナゴーグを、警察が十分に警備していなかったことも問題になった。

今回の事件は、1938年11月9日、ナチス政権下で発生したクリスタルナハトが発生した時期にも近いことから、ユダヤ人の間にこれまでにない危機感が広がっている。

クリスタルナハトとは、ドイツ全国のユダヤ人家屋や店舗、シナゴーグが一夜にして襲われ、ユダヤ人90人が死亡。3万人がダッハウの収容所へ連行された事件である。

これは、ナチスが計画、実行したものではなく、多くの一般市民が自主的に行ったものをナチスが先導、傍観したという事件である。ホロコーストは、ヒトラーが先導しなくても、人々の心に大昔から染み込んでいる反ユダヤ思想がその拡大を実現したみられている。

この事件を受けて、メルケル首相ら、ドイツの指導者達は、これを恥ととらえ、なんとしても反ユダヤ主義事件をとりしまらなければならないとの語っている。

https://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-5605250,00.html

しかし、現実に。ドイツの反ユダヤ主義暴力は悪化の一途をたどっており、BBCによると、ユダヤ人を狙った犯行は、昨年からの比較で、10%増加しているという。ユダヤ人たちは、シナゴーグやユダヤ人組織周辺の警備を強化するよう、警察に訴えているが、実現は難しそうである。

シナゴーグを襲ったテロといえば、昨年10月27日、アメリカのピッツバーグのシナゴーグでも銃の乱射事件があり、11人が死亡した。フランスの内務相も、反ユダヤ主義はまるで毒のように広がっていると言っていた。

世界中で反ユダヤ主義が拡大悪化していることは間違いない。

https://www.bbc.com/news/world-europe-47223692

*イスラエルではヨム・キプールの事故で子供2人死亡

ヨム・キプールの日は、路上に車がいなくなる。その道路上を、子供達が自転車を自由に乗り回すというのがヨム・キプールの風物詩である。しかし、たまに車が走ることもあり、毎年事故が発生する。今年も子供2人が車にはねられて死亡した。

エルサレムからテルアビブの間ベン・シェメンの自動車道では、リヤド・シャリキ君(13)が車にはねられ死亡。

テルアビブでは、イタイ・マージ君(8)が、友達と自転車を乗り回していたところ、交差点で車にはねられて死亡した。運転手の車からは、麻薬が押収されており、中毒者であった可能性がある。

家族達は、これからヨム・キプールが来るたびに、悲しい思い出を抱えることになった。家族を覚えて祈られたし。

http://www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/269967

<石のひとりごと>

今にはじまったことではないのではあるが、イスラエル・中東情勢は、日に日に厳しくなっていく気がする。しかもまったなしで、すすんでいるように感じる。

中東では、手も足も胸も背中も毛むくじゃらで、マッチョーな男性たちが、生死をかけた戦闘と政治的なかけひきを繰り広げている。女性たちも必死の様相で、子供たちを抱え、サバイバルに必死になっている。

そうした記事の横に、連日出てきたのが、細身で清潔感ただよう、草食系そのものの若い日本人男性と、かわいらしい若い女性の2人が宣伝する男性のための脱毛ビューティサロンのCMだった。異常な違和感を感じた。

けむくじゃらで、泥だらけ、血みどろの生死を賭けた戦いを繰り広げている中東男性と、脱毛を考えるほどに平和な国日本の男性たち・・この不公平、不条理・・・同じ地球に住んでいても、ここまで違うとは・・・上から見ている神様はいったい何を感じているのかと一瞬、考えてしまった。

かつて、ビル・ゲイツが、子供達に、学校で教えない11の事を教えていた。その第1点は、「人生は不公平である。それに慣れよ。」ということであった。

地上には、まったくもって、いろいろな人が、想像もつかないような悲惨な人生を送っている。その不公平が自分にやってきてもおかしくないわけである。だから不平不満に時間を使わず、できることからやっていこうという教えだそうである。

https://www.athomeinstl.com/11-rules-life-speech-bill-gates/
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エルサレムでホロコースト記念日:世界で急増する反ユダヤ主義 2019.5.2

 2019-05-02
5月1日、午後8時(日本時間深夜2時)エルサレムのヤド・バシェムでは、今年もホロコースト記念式典が行われている。リブリン大統領、ネタニヤフ首相、アビ・コハビ参謀総長など、国の指導者たちが見守る中、6人の生存者たちが、子供や孫たちに付き添われて点火する。

https://www.youtube.com/watch?v=X2gLek_nQyc (ユーチューブで生中継)

生存者は年々減っているが、現時点で、イスラエルで正式にホロコースト生存者と認められ、特別な手当を受け取っている人は1、約15万2000人。しかし、強制収容所に入らず、逃げかくれて生き延びた人など、正式な生存者と認められない場合もあるので、実際には20万人ぐらいはいると思われる。

皆高齢なので、1日に40人は死亡しており、15年先には10万人ほどのなっていると予測されている。

生存者の多くは、子供がおらず、孤独である。イスラエルで受け取れる年金が少ないことが問題であった。しかし、Times of Israel によると、2018年には,10%程度増額されていたとのこと。

https://www.timesofisrael.com/2018-saw-10-boost-to-holocaust-survivor-benefits-finance-ministry-reports/

*ユダヤ人パルチザン:ビエルスキー一家:ベラルーシ

ユダヤ人は、ガス室に送られていただけではない。今年のヤドバシェムでのホロコースト記念日のテーマは、”戦争の中の戦争”。サバイバルをかけて、極限の中で戦ったユダヤ人を覚えるとなっている。

終盤にかけては、特に旧ソ連地域で、虐殺を逃れて森に逃げこみ、ロシア人のパルチザンとともに戦った人も少なくなかった。

特筆に値するのが、ベラルーシの森に潜んで女性や子供などもつれて数百人にもなっていたビエルスキー一家がいる。多くのビザルスキー人に助けられ、ビエルスキー一家とその仲間たちは、森に潜んで、ゲリラ戦を展開した。グループは、”森のエルサレム”と呼ばれた。

1944年にソ連軍によって、この地域が解放されると、1230人が森から出てきたという。ビエルスキー・グループの子孫たちは、今や2万5000人に上る。ビエルスキー一家を助けたベラルーシ人は多くが義なる異邦人として記憶されている。

https://www.timesofisrael.com/we-are-here-because-the-bielski-partisans-fought-back/

<急増する反ユダヤ主義暴力>

テルアビブ大学の調査によると、2018年、反ユダヤ主義暴力の数が、400件以上と、13%増加し、ここ数年で最大となった。大規模な暴力の4分の1以上はアメリカで発生していた。

しかし、急増が激しいのは、西ヨーロッパだという。特にドイツでは、反ユダヤ主義暴力が70%も増えていた。

ヨーロッパユダヤ議会のモシェ・カンター氏によると、もはや、極右や極左、過激イスラム主義者だけが恐ろしいのではなく、一般社会でも受け容れられるレベルになりつつあるという。

https://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-5502155,00.html

<ユダヤ人はヨーロッパは1930年代の再来懸念:スペインでも極右政党が躍進>

ヨーロッパでは、難民流入以来、各国で右派・国粋思想が高まり、フランス、オーストリアなどで極右政党の台頭が注目されている。スペインでも、4月28日の総選挙で、極右政党VOXが、支持率を伸ばした。

総選挙の結果は、与党・左派社会労働党のPSOEが、350議席中123議席で第1党となったが、「スペインを偉大な国に」とトランプ大統領のようなスローガンで極右政党VOXが24議席を獲得した。スペインが民主国家になった1975年以来である。

https://www.bbc.com/news/world-europe-48081540

BBCによると、ヨーロッパでは、スペインを入れて17カ国の国会に、国粋主義政党が議席を確保している。特に、スイス(29%)、オーストリア(26%)、ハンガリー(Fidesz49%, Jobbik19%)で、勢力が伸びている。

https://www.bbc.com/news/world-europe-36130006

かつてナチスは、極右・国粋主義政党として登場。当初の支持率はわずか3%しかなかったが、世界恐慌を機に、支持率を一気に30%以上に伸ばし、1933年には政治を独占するまでになった。民主主義が、もろいということはすでに歴史が証明している。

今、ユダヤ人たちは、ヨーロッパは、1930年代(ホロコースト時代)の様相になりつつあると指摘されている。

https://www.jpost.com/International/UN-Genocide-expert-says-European-far-right-is-similar-to-rise-of-Nazis-588429

<ウクライナにユダヤ人大統領誕生>

22日、ウクライナで行われた大統領選挙にて、ユダヤ人人気コメディアンのウラジミール・ゼレンスキー氏(41)が、73.2%もの票を得て、前ポロシェンコ大統領を破り、大統領に決まった。

東ウクライナでのロシアと睨み合いですでに1万3000人が死亡し、経済も下落が続いているのを受けて、市民たちが変化を求めたとみられる。

https://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-5497750,00.html

ネタニヤフ首相は、ゼレンスキー氏に祝辞を送り、イスラエルに来るよう招いた。

しかし、ゼレンスキー氏は、コメディアンであって、政治の経験は皆無だという。狡猾なロシアとにらみあい、不安定なEUやNATOとの関係、厳しい財政状況などを考えると、はたしてよい働きができるかどうか、若干不安ではある・・・

ウクライナには、ポナリーや、バビヤールなど、ホロコーストの時代に、ユダヤ人を大量に銃殺刑に処した穴がある。虐殺はナチスによるものだが、ウクライナ人が虐殺に関わっていなかったわけではない。

ユダヤ人であるゼレンスキー氏が、少しでも国を良好に導けなかった場合、反ユダヤ主義暴力に発展するかもしれない。ゼレンスキー氏の今後の働きに注目したい。

<石のひとりごと>

ホロコーストは歴史的事実であるが、あまりにも大きな犯罪であるため、人類はこれを消化しきれていないのではないだろうか。

先日アウシュビッツをたずねたが、殺人工場の現場アウシュビッツⅡビルケナウは、歩いて見て回るだけで3時間以上はかかってしまう。一つの町サイズである。そこで殺害された人数は、ユダヤ人(100万人)、ポーランド人、ロシア人など合わせて110万人。

これは日本の市3−4つを飲み込み、消滅させた規模である。これを認めない人や国もいる。あまりにも膨大だからかもしれない。把握しきれない規模であるために、逆に、ユダヤ人は殺害されてもよいものといった麻痺感覚があるのかもしれない。非常に恐ろしい傾向である。

今年のホロコースト記念日のテーマからして、ユダヤ人は、世界で反ユダヤ主義がたかまっていることに対し、戦う時が来ていると意識しているのではないか。。
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アメリカでシナゴーグ銃撃テロ:1人死亡 2019.5.2

 2019-05-02
アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴ郊外ポーウェイで、27日(土)朝11:23、過越最終日の礼拝が行われていたユダヤ教ハバッド派のシナゴーグで銃撃テロが発生。ローリー・カヤさん(60)人が死亡。

このシナゴーグのラビ・イスロエル・ゴールドステインが、指を1本失う傷を負った他、数年前に、イスラエル(スデロット)からアメリカへ移住していたノヤ・ダーハンさん(8)と、そのおじのアルモグ・ペレツさん(31)が負傷した。

テロリストは、極右の白人主義者ジョン・アーネスト(19)。アーネストは、事件当時シナゴーグにいた100人ほどに向かって銃を8発は乱射し、逃亡したが、非番でシナゴーグに来ていたユダヤ人警察官が、犯人に発砲した。

アーネストは、自ら警察に電話し、居場所を連絡したため、まもなく逮捕された。

<19歳:優秀性の犯行>

アーネストによると、10ほど発銃を発射したところで、どういうわけか、それ以上、撃てなくなったという。50発もの未使用の弾を持ったまま逃げていた。銃の扱いを誤った可能性がある。もっと多くの犠牲者が出ることはまぬかれたようである。

https://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-5502073,00.html

まだ取り調べ中だが、アーネストは犯行に及ぶ前、極右に人気のサイトに、「老いも若きも、ユダヤ人すべてに責任がある。彼らは地獄へ行くべきだ。俺がそこへ送り届けてやる。」と、書き込んでいた。

さらに、自分のあとに続いて、同様の行為に及ぶ者が続くことを望むとも書いていたという。3月から、モスクへ放火した疑いで調べが進められていた。今の所、一匹狼犯で、組織との関連はないようである。

https://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-5500471,00.html

調べで憎しみ犯罪(ヘイト・クライム)による殺人と判断された場合、アーネストは、死刑になるか、終身刑も可能である。アーネストに反省や後悔の様子はなく、殺人も放火の罪でもなくしてほしいと言っている。

アーネストは、学業、スポーツ、音楽にも優れた学生であった。家族も友人も晴天の霹靂であるらしく、親は、「我が家は白人主義ではない。」とし、息子の弁護士費用は出さないとも言っている。

今回、犠牲となったカヤさんは、家族や友人たちにおいしいハラ(安息日のパン)を焼く、暖かい主婦だったという。葬儀には、600人が参列した。

https://www.haaretz.com

<トランプ大統領:電話でイスラエル支持を表明>

トランプ大統領は、事件後、ラビ・ゴールドステインに電話をかけていた。ラビが、反ユダヤ主義にどう対処するのかと問うたところ、トランプ大統領は、「私の婿と孫たちはユダヤ人だ。私はイスラエルを愛しているし、イスラエルを支持している。

大使館をエルサレムへ移動させたし、ゴラン高原の合併も認めた。」と答えたという。しかし、アメリカ国内での反ユダヤ主義に対しては無策であることも指摘されている。

http://www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/262396

アメリカでは、6ヶ月前に、ピッツバーグのシナゴーグで銃撃テロがあり、11人が死亡したばかり。ラビ・ゴールドステインは、セキュリティーを雇う経済的余裕がないとして、メンバーの警察官に、万が一に備え、常に武装しておくよう、要請していたという。

ヨーロッパだけでなく、アメリカでも反ユダヤ主義を、懸念しなければならない時代に入ったことは、もはや否定できないだろう
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ホロコースト時代の法皇資料を公開へ:バチカン 2019.3.16

 2019-03-16
いろいろと新しい改革をすすめるバチカンのフランシス法皇。この度、ホロコースト時代を含む1939年から1958年の間、バチカンで法皇を務めたパイアス12世の記録を公開すると発表した。通常、法皇関連の資料は、退任(死後)70年経ってから公開されることになっているため、異例の処置となる。

前倒しで資料が公開されるのは、ホロコースト生存者がまだ生きている間に公開すべきだとの圧力があったとのこと。フランシス法皇は、前倒し公開を決めるにあたり、「教会が歴史を恐れることはない。」と言っている。実際に資料が公開されるは、来年3月2日の予定。

パイアス12世は、ホロコースト時代に、ユダヤ人を救出しなかった法皇として知られる。しかし、一方で、法皇がナチスに反抗しなかったことで、地下でユダヤ人救出に動いていたカトリックたちの働きを可能にしたというのが、カトリックの反論である。

いずれにしても、この時代の法皇が、非常に大きなジレンマに直面していたことは間違いない。

イスラエル外務省は、バチカンの資料公開を歓迎すると表明。エルサレムのホロコースト記念館ヤド・バシェムは、「この件については長年、公開を求めてきた。ヤド・バシェムの研究者に資料への全面的なアクセスを期待する。」との声明を出した。

https://www.timesofisrael.com/vatican-to-open-archives-on-wwii-era-pope-accused-of-silence-on-holocaust/

しかしながら、資料の公開で、最も期待されるのは、法皇自身のことではなく、当時、カトリック教会や、カトリックの家族に預けられたユダヤ人の子供たちに関する資料だという。

https://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-5476685,00.html
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混乱のヨーロッパ:ユダヤ人90%が反ユダヤ主義悪化を懸念:EU調べ 2018.12.13

 2018-12-13
ヨーロッパでは、難民の流入とともに、国粋主義や極右派勢力が台頭し、イギリスもEU離脱をめぐって混乱をきわけるなど刻々と、混乱にむかっている。

ヨーロッパでは、社会、特に経済が混乱すると、反ユダヤ主義が台頭するという歴史的パターンがある。現在のヨーロッパが1930年代(ナチス時代)に酷似してきたと指摘するユダヤ人は少なくない。

EUが今年5-6月に、加盟国12カ国(ネット上16000人のユダヤ人が回答)で行った調査結果として10日に公表されたところによると、ヨーロッパ在住のユダヤ人の90%近くが、反ユダヤ主義が、過去5年間で悪化したと答えた。また30%が、昨年中になんらかの嫌がらせを受けたと答えた。

https://www.timesofisrael.com/unprecedented-eu-poll-finds-90-of-european-jews-feel-anti-semitism-increasing/

反ユダヤ主義を経験する国として最も回答が多かったのはイギリスだったが、危険度としては、フランスが最も深刻と目されている。

フランスではここ数週間、マクロン政権に反発するイエローベストの暴動(以下に解説)が各地で発生しているが、Yネットによると、この運動から反ユダヤ主義へ移行するサインがすでに現れているという。

パリとマルセイユの大通りでは、「マクロンは、ユダヤ人のあばずれだ」と書かれたバナーが掲げられた。これとともに広がっているメッセージは、「ユダヤ人がマクロンを大統領にして裏で糸を引いている。金持ちの税金が下がり、今の経済状況を招いたのはユダヤ人だ。」ということである。

またイエローベストの群れがハバッド派のハヌカに招かれ、「ユダヤ人は、我々に食べ物がないときにハヌカを祝っている」と訴えるビデオも、ユーチューブに登場した。(すでに削除済み)

8日土曜、シャンセリゼ通りにあるユダヤ教ハバッド派シナゴーグでは、安全のため、安息日に初めて一時、扉を閉めたという。

https://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-5424971,00.html

イスラエルでは、ディアスポラ担当のナフタリ・ベネット氏が、閣議において、フランスにいる20万人のユダヤ人が移住を希望しているのに、イスラエル側にこれを受け入れる用意ができていないと指摘。政府をあげて、受け入れ準備が必要と提案した。

ネタニヤフ首相は、これに賛同し、準備をすすめるよう、指示した。 http://www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/255906 
<混乱するヨーロッパの現状>

1)フランス:マクロン政権危し

*ストラスバーグ・クリスマスマーケット乱射テロ事件


フランスでは、12日午後8時ごろ、ドイツとの国境に近いストラスバーグのクリスマス・マーケットで、銃の乱射事件があり、これまでに3人の死亡が確認された。

現場は、EU本部から1キロしか離れていない。フランス警察は付近を閉鎖して、700人体制で捜査にあたっているが、まだ犯人は逮捕されていない。

しかし13日、フランス警察は、シェリフ・シャカット(29)を顔写真つきで指名手配した。シャリフは、ストラスバーグ生まれ。強盗で前科があるが、さらに、フランス、ドイツ、スイスをまたにかけて27の罪状で追われている。イスラム過激派として、以前より当局に知られていた人物だった。

フランスでは、2012年にユダヤ人学校が襲撃され、7人が死亡。2015年には、130人もの犠牲者を出すテロ事件が発生している。今回を含め、いずれの事件も、当局がマークしていた人物による犯行であることから、フランスの治安体制の甘さをイスラエルは指摘している。

https://www.bbc.com/news/world-europe-46535552

*マクロン大統領へ市民の怒り爆発:イエローベスト暴動

これに先立つ11月17日、フランスでは首都パリをはじめ、全国において、マクロン大統領の経済政策に反発する市民十数万人がデモを開始した。全員が黄色のベストを着ていることから、イエローベストと呼ばれている。

これに対し、政府が、装甲車や催涙弾などで対処したことから暴力的な衝突となり、市民4人が死亡する事態となった。

きっかけは、マクロン大統領が、地球温暖化政策として締結された「パリ協定」に従い、電気自動車導入促進にむけて、ガソリン税を大幅に上げたことへの反発で、トラック運転手などが中心となってはじまった。

在英ジャーナリストの木村正人氏(元産経新聞ロンドン支局長)が、伝えるところによると、フランスでは、ガソリンが15%もあがったという。日本でいうなら、レギュラー1リットルが今146円円として、168円になったということである。

https://news.yahoo.co.jp/byline/kimuramasato/20181204-00106489/

これは特に自動車関連の同道者には大きな打撃である。また、この値上げが、ガソリン自体の値が上がったのではなく、税金として政府に入ったとなると、市民の怒りは政府に向けられることになる。

さらに、フランスでの賃金低下への不満の火がついた。EUでは、国によって、最低賃金にかなりの差があり、それを是正するとして、フランスでの賃金は下がる一方であった。これは、雇用主には有利であっても市民には、怒りにしかならない。

マクロン大統領はあわてて、ガソリン値上げを撤回し、賃金の値上げも宣言したが、もう時遅しである。フランス市民の間で、マクロン大統領は、「現代のマリー・アンドワネット」と評されるほど、庶民のことより高額取得者優遇というイメージができあがっているという。これを是正しない限り、解決はないとBBCは伝えている。

https://www.bbc.com/news/world-europe-46437904

フランスで懸念されることは、極右で知られる国民戦線のマリー・ルペン氏が登場してくる可能性である。そうなった場合、反ユダヤ主義は、加速して深刻になっていくことは確実である。

2)イギリス:ブレキシット(イギリスEU離脱)で大混乱

イギリスは、イギリスのEU離脱を来年3月29日に控えている。メイ首相は、2016年からの2年間の交渉でできあがった合意案について、11日、議会の承認への採択を行うと宣言していた。ところが、ぎりぎりになって、「合意をえられそうもない」との見通しから、採択を延期すると発表した。

https://www.sankei.com/world/news/181211/wor1812110006-n1.html

しかし、3月29日に、スムーズに離脱を発動するためには、来年1月21日までに離脱案について議会の承認を得なければならない。延期を決めたメイ首相は、クリスマス休暇を終えた来年1月7日以降に、採択を行う方針だが、かなりぎりぎりである。

この合意に議会が反対する最も大きな問題は、アイルランド問題。アイルランドは一つの島だが、北の一部はイギリス領のアイルランドで、それ以外は、別の独立国であるアイルランドである。

現時点では、両方ともEU加盟国なので、両者の間に検問や関税はない。しかし、イギリスがEUから離脱すると、イギリス領アイルランドと、アイルランドは、EU非加盟と加盟国の関係となり、関税などが発生することになる。

この点を解決するには、まだまだ時間がかかるとみられるため、メイ首相は、この問題が解決するまで、イギリスは離脱後も関税については残留という形で合意しようとした。ところが、この案は、中途半端で、イギリスがEUの加盟国より低い立場になるとして、反発しているのである。

メイ首相は、改めてEUとアイルランドとの再交渉をするといったが、両者ともに、もう合意はなったのであり、再交渉の余地はないとの考えをあきらかにした。

これを受けて、与党保守党では、メイ首相の不信任投票を行うべきだとの意見が出され、13日、投票が行われた。結果、かろうじて過半数となり、首相にとどまることが決まった。しかし、解決の見通しはたっていない。

フランスと同様、イギリスにも、反ユダヤ主義者として知られる、野党労働党のジェレミー・コルビン氏が控えている。

イギリスがもしこのまま、合意なき離脱に突入して、経済が下落すると、イギリスでも反ユダヤ主義に拍車がかかることは間違いないだろう。

3)民族主義、極右台頭の気配

この他、ヨーロッパでは、ドイツのメルケル首相が、移民受け入れに関して、市民からの怒りを買い、10月に行われた州議会選挙では、メルケル首相のCDU(キリスト教民主同盟)が、敗北。メルケル氏4期目は難しいとの見方がひろがっている。ドイツでは、ネオナチなど極右の台頭が指摘されているところである。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-10-28/PHBLQP6KLVR401

また、スペインでも12月2日に行われたアンダルシア自治州議会選で、極右政党ボックスが、0からいきなり12議席を獲得。反移民、ポピュリズムの流れがスペインにも広がり始めたとみられている。

確かに今のヨーロッパは、1930年代のナチスが台頭してきた時代に似てきているようである。
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シナゴーグ乱射事件で11人死亡:アメリカ反ユダヤ主義の実態 2018.10.30

 2018-10-30
27日土曜朝、アメリカ・ペンシルベニア州、ピッツバーグびあるいのちの木と名付けられた保守派ユダヤ教シナゴーグ(最大で1250人収容)で、朝10時ごろ、銃の乱射事件が発生。20分に及ぶ犯行で11人(男性8人、女性3人/54−97歳)が死亡。警察官4人を含む6人が負傷した。警察官1人は重症とのこと。

ADL( アメリカの反ユダヤ主義監視団体)によると、アメリカ史上最悪の反ユダヤ主義事件となる見通しである。

https://www.timesofisrael.com/for-20-minutes-synagogue-shooter-turned-a-brit-milah-into-a-bloodbath/

https://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-5381315,00.html

最初に犠牲者として発表されたダン・ステインさん(71)は、このシナゴーグの男性部リーダーで、皆に愛されていた人だった。

バーニス(84)とシルバン(86)・シモン夫婦、デービッド(54)とセシル(59)ローゼンタールさん兄弟と一家から複数の犠牲者を出した家族もいる。いずれも中高年で、だれかの親、祖父母である人々ばかりである。

土曜夜には、すでに葬儀が行われたが、ユダヤ人以外の人々も含め数百人が参列した。イスラエルからもネタニヤフ首相、リブリン大統領から犯行を非難する声明が出された他、教育相で、ディアスポラ担当のナフタリ・ベネット氏が葬儀に列席した。

エルサレムでも日曜夜、中心地シオン広場にて、数百人が追悼の集会を行った。

http://www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/253859

https://www.timesofisrael.com/a-married-couple-2-brothers-victims-of-pittsburgh-synagogue-shooting-named/

なお、現場となったシナゴーグは、100年以上の歴史を持つ大きなシナゴーグだが、高齢化がすすみ、メンバーはそう多くないとのこと。また、ユダヤ教では、土曜朝だけでなく、金曜日没後にも礼拝がある。いずれに出席するかは本人次第で、キリスト教会のように、決まった時間に全員が集まって礼拝するという形式ではない。

今回、金曜に出席していて助かった人もいる。事件発生時土曜日の朝にシナゴーグにいたのは、複数の階に分かれて100人ぐらいだったとみられる。事件発生時には、ユダヤ人のゲイカップルが、養子にした子供の割礼式を行っていたとの情報もある。

<ネオナチ的反ユダヤ主義思想:犯人ロバート・バウアー>

シナゴーグで銃を乱射した男は、ロバート・ボウワー(46)。犯行時、ライフルと銃3丁を所持しており、「ユダヤ人は皆死ぬべきだ。」と叫んでいたとう。警官にとりまかれて負傷し、逮捕されたが、その後も「ユダヤ人は皆死ぬべきだ」と言っていたという。

バウワーは犯行に及ぶ直前、極右のソーシャルメディア”Gab"に、「*HIAS(ユダヤ移民支援団体)は、侵入者を取り込んで我々を殺そうとしている。(アメリカの)市民が虐殺されるのを黙ってみすごすわけにはいかない。楽観はよくない。俺は行く。」と、過激なコメントを書き込んでいた。

またこれ以前のコメントによると、ユダヤ人をサタンの子だと呼び、グローバリストのトランプ大統領は、ユダヤ人の(害虫などの)蔓延を放置しているとも書いていた。コードネームは”1488”で、白人至上主義と、「ハイル・ヒトラー」を象徴しており、ネオナチ的思想者であったことがわかっている。

https://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-5381506,00.html

https://www.washingtonpost.com/national/suspected-synagogue-shooter-appears-to-have-railed-against-jews-refugees-online/2018/10/27/e99dd282-da18-11e8-a10f-b51546b10756_story.html?noredirect=on&utm_term=.524f9532a038

*HIAS(Hebrew Immigrants Aid Society)ユダヤ人による移民支援団体

HIASは、1881年、主に東ヨーロッパの反ユダヤ主義に苦しんでいたユダヤ人を支援するために、ユダヤ人自身によって立ち上げられた。そのルーツは、マンハッタン東側に住み始めたユダヤ移民にはじまっている。

1923年には、エリスアイランドで立ち往生させられていた3000人のユダヤ人難民を助けるよう、米政府に訴えたり、第二次世界大戦中は、ナチスから逃れてくる数千人のユダヤ難民を支援した。六日戦争の時は、アラブ諸国で危機的状況に置かれていたユダヤ人、特にリビアにいたユダヤ人を救出した。

HIASは、ホロコースト関連の東ヨーロッパのユダヤ人だけでなく、リビアや、イラン、シリア、エジプト、モロッコなどのアラブ諸国のユダヤ人がアメリカに定着するのも助けている。

近年では、ユダヤ人以外の難民を支援する働きもしていたという。ロバート・バウアーは、過激な反ユダヤ主義者だが、同時に白人至上主義でもあるといえる。

https://www.jpost.com/American-Politics/What-is-HIAS-and-why-did-it-draw-the-hatred-of-the-Pittsburgh-shooter-570523

<反ユダヤ主義暴力が指摘されていた町>

事件のあった地域はピッツバーグの中心から10分のところにある”リスの丘”と呼ばれる地域で、ユダヤ人1万5000人(ピッツバーグ在住ユダヤ人の30%)が住んでいる。様々な宗派のユダヤ教のシナゴーグが10以上あるユダヤ人居住区である。

ADL( アメリカの反ユダヤ主義監視団体)によると、ピッツバーグでは、2018年に入って9月までの間に50以上の反ユダヤ主義が報告されていた。
事件のあった地域に住むユダヤ人の一人は、「そのうち何かあるかもしれない」とは思っていたが、ここまでひどいことになるとは思っていなかったと語っている。

なお、ADLによると、2017年は、アメリカ全国で反ユダヤ主義事件が急増した年で、2016年には1267件だったのが2017年には1986件になっていた。

https://www.timesofisrael.com/synagogue-massacre-follows-over-50-anti-semitic-incidents-in-pittsburgh-in-2018/

<ヤド・バシェムの公式コメント>

今回の犯行が、ホロコーストにも関連していることから、エルサレムの世界ホロコースト記念センターは次のような公式のコメントを出した。

・・・ヤド・バシェムは、この前代未聞の反ユダヤ主義暴力を非難する。・・・ヤド・バシェムが痛みを持って学んだことは、民主主義がいかにもろいかということだ。多様性への寛容と人権保護を断固保持するためには、常に教え続ける必要がある。ヤド・バシェムでは、現代の反ユダヤ主義に対抗する教育活動をすすめているところである。・・・

https://trailer.web-view.net/Show/0X614940933A525FBCA2BF8D330999CF722CAB38EACB82627B9DCD7092109BB2579984675BDDB0AF1B.htm

ヤドバシェムが懸念している通り、ヨーロッパでは難民の流入で、国粋主義、白人至上主義が台頭している。

今月ドイツで、2回行われた地方州議会選挙において、アンジェラ・メルケル首相が党首を務めるCDU(与党キリスト教民主同盟で中道右派)が大敗に終わった。

メルケル首相は、シリアなどからの難民を受け入れ、その後、治安が悪化したことを受けて、支持率は落ちていた。今回の敗北を受けて、メルケル首相は、首相職は、任期終了の2021年までは続けるとしながらも、来月のCDU党首選挙には出馬を見送ると発表した。

近い将来、メルケル首相がいなくなれば、ドイツのネオナチなど極右勢力が台頭してくる可能性も懸念され、今後世界はますますユダヤ人にとって厳しい時代を迎えそうである。

https://www.bbc.com/news/world-europe-46016377

<複雑なユダヤ人の社会事情:イスラエルとディアスポラの隔たり>

事件とは余談になるが、近年、イスラエルとディアスポラ、特にアメリカ在住のユダヤ人との隔たりが深刻化していることが問題となっている。イスラエルが、国としては、正統派のみを正式なユダヤ人と認める立場をとっているからである。

これは言い換えれば、正統派以外のアメリカのユダヤ人は、ユダヤ人ではないと言われているようなものである。このため、近年、アメリカのユダヤ人、特に若年層ユダヤ人のイスラエル離れが、問題になっていたところである。

イスラエルのアシュケナジ系チーフラビのデービッド・ラウ氏は、今回の事件について、「犯人にとって明確にユダヤ人とみられた場所での暴力」として非難しながらも、「シナゴーグ」という言葉は使わなかった。

これに対し、ネタニヤフ首相は、「ユダヤ人がシナゴーグで殺されたのだ。我々は一つであることを忘れてはならない。」と一喝を入れた。

宗派で争ったとしても、実際のところ、最終的にユダヤ人が、安心できる場所があるとすれば、イスラエルだけなので、この事件以降、アメリカのユダヤ人にどのような変化が出てくるのか注目されるところである。

https://www.timesofisrael.com/israels-chief-rabbi-wont-call-pittsburghs-tree-of-life-a-synagogue/

<石のひとりごと>

こうした事件は、連鎖するものであるから、今しばらくは、アメリカのシナゴーグやユダヤ人学校などが守られるよう祈りが必要だ。特にネオナチ思想が絡んでいるので恐ろしい。

かつてホロコートの時代、ヒトラーが権力を持った1933年から1938年のクリスタルナハトで、ドイツ社会が、ユダヤ人ボイコットから虐殺へと以降するまで5年間あった。ユダヤ人は、この間に逃げようと思えば逃げられた。

しかし、当時のドイツにおいて、ユダヤ人は上流階級者が多く、反ユダヤ主義が、まさかそこまでになるとは思わなかったので多くのユダヤ人が逃げるチャンスを逃したのであった。

今、アメリカでは、BDSボイコットが盛んになりつつある。今回のような事件がきっかけとなり、アメリカ全国で、ユダヤ人への暴力事件がさらに深刻にならなければよいがと懸念される。

イスラエルは戦争があって危ないとおもわれがちだが、エルサレムでは、金曜と土曜朝、毎週のように、温暖な気候と明るい太陽の下、平和にシナゴーグからのんびりと歩いて帰宅するユダヤ人の家族連れをみかける。車もほとんど走らず、安息日は法律で守られている。

アメリカで、いや、世界のどこででもイスラエルへの移住を迷っているユダヤ人がいれば、早く決断できるようにと思う。

それにしても、たとえば日本の50−100人ぐらいの中高年中心の教会で、中高年男性たちを導くリーダーの兄弟を含め、11人ものメンバーを一気に失ったと想像してみてほしい。しかも礼拝中の襲撃である。このシナゴーグは、今後はたして立ち上がれるのかどうかとの声があがっている
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