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聖書登場人物のブラエ新発見:ダビデの町 2019.4.1

 2019-04-01
エルサレムのダビデの町、ギバティ駐車場発掘現場から、また聖書に登場する人物の名前が記されたブラエが発見された。

ブラエとは、巻物をとめるためにくくった紐の結び目に止める小さな直径1センチぐらいの粘土石のことである。粘土が柔らかいうちに、人物の名前が彫り込まれた印を押して、その巻物の持ち主、または権威者の名を記すものである。日本でいうならはんこのような意味合いがある。

粘土なので、バビロンによって町が焼かれた際には、さらに強固になるため、長い年月を超えて保存されている。貴重な考古学資料である。

ダビデの町からは、これまでにも、ヒゼキヤ王はじめ、エレミヤ記に登場する書記官、シェレムヤの子エフカル、パシュフルの子ゲダルヤ、シェレムヤの子ユカルなどのブラエが発見され、聖書の記載が事実であることを証明している。

今回、テルアビブ大学の発掘によって、みつかったのは、第一神殿時代の紀元前8世紀、今から2600年前と推定されるブラエで、一つは、「マタニヤフの子イカル」と彫られた青い石。

バビロンによってエルサレムが破壊されたとみられる大きな部屋の発掘現場から発見された。その場所の様相から、一般の人々の家ではなく、王族、または政府高官の場所であることがわかっている。

もう一つは、「ナタン・メレク、王のしもべ」と記された黒っぽいブラエである。ナタン・メレクは、第二列王記23:11に、ヨシヤ王の宦官の一人として登場している。

聖書は紀元前586年に、エルサレムがバビロンによって破壊されたことを記しているが、それが歴史的な事実であるということである。

https://www.timesofisrael.com/two-tiny-first-temple-inscriptions-vastly-enlarge-picture-of-ancient-jerusalem/
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総督ピラトの指輪発見か!? 2018.12.05

 2018-12-05
ハヌカとクリスマスの前に、重要な考古学的な発見があった。ベツレヘム近郊のヘロデオン(ヘロデ大王の墓で宮殿の遺跡)で、50年前にみつかっていた銅の指輪が、総督ピラトのものである可能性が出てきた。

総督ピラトは、イエスを十字架刑につけることを許した当時、エルサレムを統治していたローマ帝国の総督である。

この指輪は、50年前に、ヘロデオンで発見されたものの、そのままになっていたもので、考古学者ポラット氏がよく磨いてみるよう指示したところ、ちょっとゆがんだ文字で「ピラトのもの」という文字が出てきたという。

ただし、ピラトという名前は、ユダヤ人でもローマ人でもありうるため、新訳聖書に出てくるポンテオ・ピラト提督かどうかは、完全には特定はできないという。指輪が金ではなく銅であり、それほど高級ではないことも注目される点である。

しかし、この指輪が見つかった場所が、ヘロデオンという王家の敷地内であったことや、ピラトが、日常の業務用には、金ではなく銅の指輪を使っていた可能性もあることから、ポンテオ・ピラトのものである可能性を否定することもできない。

もし、ピラトのものであれば、新約聖書に登場するピラトが実在したことを証明する2つ目の考古学的証拠となる。

一つ目は、ピラトという名前が彫り込まれている石板で、カイザリヤのヘロデ大王が使っていたとみられる宮殿跡近くで発見された。

ヘロデ大王、総督ピラトが実在していたということは、新約聖書が現実の話を記録したものであるということであり、イエスもまた確かに実在したということにつながる。福音の確かさを証明する貴重な証拠の一つになりうる発見である。

https://www.timesofisrael.com/2000-year-old-ring-engraved-with-pilate-may-have-belonged-to-notorious-ruler/
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