シリア停戦ならず 2012.10.28

 2012-10-28
26日から”停戦”に入ったシリアだが、1日目ですでにダマスカスで爆発があり死者が出たほか、2日目までにすでに146人以上が死亡。(43人が政府軍兵士、53人が市民、50人が反政府勢力)。実際にはどちらが先に攻撃したのかは不明である。

<シリア特使ブラヒミ氏の懸念・・・イスラムどうしの戦いが中東全域へ>

今回の停戦にもちこんだのは国連ならびにアラブ連盟シリア特使のブラヒミ氏。停戦が守られなかったことについて、「このまま放っておくと、アラウィー派対スンニ派が、イスラム教シーア派とスンニ派の争いにすりかえられて、中東全体に広がっていく可能性がある」と懸念を語っている。

<解説>

シリアのアサド政権は、アラウィー派と呼ばれる小さな一派で、シーア派そのものではない。しかし、現在アサド政権と戦っている反政府勢力はスンニ派である。混乱に乗じて、シーア派組織がシリアに入り込み、今やシーア派対スンニ派という、別の構図にすりかわりつつあるということ。
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ハリケーン・サンディが来る 2012.10.28

 2012-10-28
大統領選挙を間近に控えたアメリカでは、明日29日ごろ、ハリケーン・サンディが東海岸に上陸すると予測されている。サンディは、カリブ海で甚大な被害をもたらし、これまでに61人以上が死亡している。

サンディは現時点ではカテゴリー1(強さとしては一番低いレベル)だが、最悪の場合、東海岸に上陸後、寒冷前線と合体しスーパーストームになり甚大な被害をもたらす可能性も指摘されている。

ニューヨーク州、バージニア州など東海岸の州では非常事態宣言が出され、住民らは、家の窓を補強したり、食料を備蓄したりしてサンディの上陸にそなえている。

<2030年までに1億人以上が死亡する?> ロイター9月26日

発展途上国20カ国で構成する「気候変動に脆弱性を持つ諸国会議」の委託で研究していた、国際援助に関する団体DARAが先月9月26日に以下のような報告書を提出していた。

もしこのままいくと、地球温暖化や異常気象により、飢餓や災害で死亡する人の数は年間500万人、2030年までに1億人以上が死亡する。
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ネタニヤフ首相、再び大胆な動き 2012.10.26

 2012-10-26
来年1月22日の総選挙にむけて、各党名簿作りなどで忙しくなっている。そんな中、25日夜、ネタニヤフ首相が、自らの党リクードと、右派のイスラエル・ベイテイヌ党(リーバーマン党首・現外相)を合併すると発表。国民を驚かせた。

今後は「リクード-イスラエル・ベイテイヌ党」ということになる。これは日本でいえば、民主党と社会党か公明党が合併して民主・社会党とか民主・公明党になるようなものである。来年1月の総選挙には、2党合体した中で選挙名簿が作成される。

現在、リクードの議席数は28だが、次期選挙では23-24に減ると見られている。イスラエル・ベイテイヌの議席は現在15席。ネタニヤフ首相はこの二つの党が合体することで、治安の維持、経済政策においてより力強い政府になると主張している。
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シリア停戦なるか! 2012.10.26

 2012-10-26
国連シリア問題特使のブラヒミ氏は24日、シリアのアサド大統領が、イスラムの犠牲際に会わせて4日間の停戦に合意したと発表。もし本当に停戦が実現するとしたら、26日(金)から、29日(月)までの停戦となる。

ブラヒミ氏によると、反政府側の自由シリア軍も条件付きではあるが停戦に合意しているもようである。

しかし、反政府勢力は一枚岩ではなく、様々なイスラム系組織が入り込んでいるため、それらが皆停戦に合意したとはいえないのが現状だ。アサド大統領もまた、停戦中でも、攻撃されたら反撃すると行っており、本当に今日から停戦するのかどうかが注目されている。
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重傷のイスラエル兵、意識回復 2012.10.26

 2012-10-26
22日、ガザ周辺でハマスの攻撃によって負傷したイスラエル兵のツビ・シロン大尉。一時容態が悪化し「重傷」と認定されたが、翌23日意識を回復、呼吸器からも離脱した。

シロン大尉は、訪れたガンツ参謀総長に対し、「回復したらすぐ最前線で指揮をとりたい」と語っている。

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ガザからのロケット攻撃、その後 2012.10.25

 2012-10-25
23日夜から24日夕刻にかけて計79発のロケット弾がイスラエル南部に撃ち込まれた。タイ人労働者3人が負傷(2人は重傷)、破壊された家屋は4軒。家にいた女性は着弾の寸前にシェルターに向かって走ったため、ほんの数メートルのところで助かったという。

ここしばらくガザとの暴力の応酬が続いているが、20日ほどの間にイスラエル軍がガザへの空爆で殺害した武装勢力は15人に上る。

<エジプトの仲介>

現在、双方の攻撃はやんでいる。エジプトの仲介で、ハマスが25日深夜からの”停戦”に応じたとのこと。緊張した静けさだが、イスラエル南部では、今朝25日朝より学校再開、住民はもとの生活に戻っている。
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スーダンの武器工場大火事;イスラエルか? 2012.10.25

 2012-10-25
スーダンには、ガザ地区のハマスに武器を補給する拠点がある。武器はスーダンからエジプトを経由してガザに至るルートを通じてガザに運ばれる。

23日夜、スーダンの武器工場で大火事があり、2人が死亡、工場が大破した。この火事に先立って4機の戦闘機が来て、爆発があったことから、スーダン政府は、イスラエルの犯行だと非難し、報復の可能性を語った。

イスラエルは、この武器ルートを絶つため、これまでにも数回、スーダンを巻き込む攻撃を行っている。今回の事件についてイスラエルは、犯行を認めるとも認めないとも言っていない。
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イスラエルの指導者を覚える断食の祈り会 2012.10.25

 2012-10-25
イスラエルでは10月16日に国会が解散。来年1月22日の総選挙まで不安定な期間となる。

27日、イスラエルでは、北部に全国の教会が集まり、イスラエルの指導者とイスラエルの現状を覚えて断食と祈り会が予定されている。
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ガザ地区ハマスに大ボーナス 2012.10.24

 2012-10-24
23日、石油で裕福な国カタール。その王室のエミール王子が、昨日、世界では初めて国家としてガザ地区を公式訪問した。カタール王室の公式訪問は、ガザ地区のハマスの存在を国際社会で正式に認めた形となり、ハマスにとっては大きなボーナスとなった。

さらに、カタールは訪問前にすでに2億5400万ドル(198億円)の支援を約束していたが、訪問時さらに1億5000万ドル(117億円)を住宅建設資金として支援することを約束。ハマスは実質のボーナスも受け取ったことになる。

<パレスチナ自治政府の顔にどろ>

現在、パレスチナ人の代表と認められているのは、西岸地区のパレスチナ自治政府。その自治政府は現在、湾岸諸国からの支援金が減って、破算寸前の厳しい状況にある。

それを横目に今回、カタール王室はガザのハマスを公式訪問した上、巨額の支援を約束したのである。カタール王室の訪問は、パレスチナ人の間の対立に火をそそぐ結果となった。

<ハマスの孤立ねらうアメリカとの足並み崩す>

カタールは、親米アラブ国家に数えられている国である。今回のカタール王室のガザ地区公式訪問は、ハマスを国際テロ組織と指定して孤立化をすすめてきたアメリカとの足並みを乱す結果となった。
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ハマスとイスラエルの戦闘、現在進行中 2012.10.24

 2012-10-24
カタール王室がガザ地区を公式訪問する背後で、ガザからイスラエルへ70発以上のロケット弾が撃ち込まれた。迎撃ミサイルが7発撃墜したが、この攻撃で外国人労働者3人が負傷。2名は重傷である。これを受けてイスラエル軍がガザを空爆し、武装勢力4人が死亡した。

ここ数週間、ガザ地区からのロケット攻撃、イスラエルの武装勢力暗殺が続いていたが、カタール王室がガザ地区を訪問した日には、ガザの国境付近での爆発で、イスラエル兵1人が重傷を負ったところだった。

イスラエル南部住民によると、警報が鳴ってからロケット弾が着弾するまで15秒しかない。現在、学校は閉鎖され、住民らは再びシェルターで過ごす毎日を送っている。

<ハマスの対イスラエル政策が変わった!?>

ハマスは最近まで、イスラエルに対する攻撃を他団体によるものとして沈黙を保っていた。ところが今月に入ってから、ハマスが自らイスラエルを攻撃し、犯行声明を出している。ハマスの対イスラエル政策が方向転換しているのではないかと、懸念されている。
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レバノン軍全国に展開中 2012.10.24

 2012-10-24
先週、反シリア派の諜報機関最高司令官のハッサン氏が暗殺されたレバノン。ハッサン氏の葬式後に全国的に親シリアの現政権に対する暴動が発生。シリアとの国境の町トリポリでは4人の死者が出た。(トリポリでは先月にも同様の暴動が発生している)

これはいわば、隣の国シリアのアサド政権を支持するのかしないのかでレバノン人同氏が争っていることを意味する。レバノン政府は、全国の都市に軍隊を展開させ、なんとか平穏を保っている様子である。
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アメリカ大統領選挙2週間前:ビリー・グラハム氏の訴え 2012.10.24

 2012-10-24
アメリカの大統領選挙まであと2週間となった。アメリカでは昨夜、最後の候補者対談が行われ、イスラエルと中東政策も議題に上った。オバマ大統領、ロムニー候補とも、イランの核化を阻止すること、もしイスラエルが攻撃されたら、アメリカはイスラエルとともに立つと語った。

<アメリカ国家の牧師ビリー・グラハム氏>

世界的に有名なエバンジェリストでプロテスタント、アメリカ国家の牧師とも言われるビリーグラハム氏(94才)が、ワシントン・ポスト、USAトゥデイにフルページの広告を出した。そこには以下のように記されていた。

”大事なことは、私たちが聖書の原則に従って決断する者、イスラエル国家を支持する者に一票を投じることである。”
グラハム氏は、聖書の原則としてアメリカが今重大な分岐点に立っているとする2点をあげた。すなわち、命の尊厳を守る者(中絶を容認しないということ)、男性と女性との間の聖書的な結婚観を守る者(同性結婚を認めないということ)である。

オハイオの新聞では”道徳的に非常に重大な事柄が問題が議題になっている。私たちは今分岐点に立っている。アメリカが神に立ち返るよう、共にアメリカのために祈ってほしい。”と訴えた。
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シリアがレバノンで爆破テロか 2012.10.21

 2012-10-21
金曜白昼、レバノンの首都ベイルートで大きな車両爆弾テロがあり、レバノン治安最高司令官のハッサン氏他8人が死亡。80人以上が負傷した。

ハッサン氏が反シリア派の筆頭であったため、今回の犯行はシリアのアサド政権によるものとみられている。この爆弾暗殺テロを受けて、反シリア派が、レバノン各地で親シリア派の現レバノン政府に対する抗議デモが行い、ミカチ首相の辞任、政府の解散を要求した。

しかし土曜、レバノンの大統領が首相の留任を指示し、首相の留任が決まった。これを受けて、反シリア派はレバノン各地で抗議デモを開始。一部は暴徒化しているもようである。

<なぜシリアがレバノンに関係してくるのか>

シリアのレバノンへの影響力は絶大で、2005年までは、シリア軍がレバノン国内に駐留して実質レバノンを支配していた形だった。この間に、レバノンでは、親シリア政権(シーア派イスラム)と、反シリア政権(スンニ派イスラム)に別れて対立するようになっていった。

2005年、反シリア派のラフィク・ハリリ首相が暗殺される。犯行はシリアによるものとの疑いが強く、反シリア派が激しいデモ活動を起こし、ついにはシリア軍を撤退にまで追い込んだ。

しかし、シリアは撤退後も、レバノンにいるヒズボラを支援して影響力を維持。昨年には、暗殺されたラフィク・ハリリ首相の後を次いで首相となっていたサイード・ハリリ氏を更迭し、親シリア派のミカチ氏を首相にして影響力の健在ぶりを発揮していた。今後、シリア内戦がレバノンに飛び火していくのではないかと懸念されている。
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中東に広がる24/7祈りの家 2012.10.21

 2012-10-21
混乱広がる中東情勢だが、イスラエルを中心に、レバノン、エジプト、ギリシャなど混乱していると思われる地中海沿岸、中東諸国、にも24/7祈りの家が急速におこされていることがわかった。

先週、それらのリーダーたちがエルサレムの24/7祈りの家スコットハレルに集結。”Barthing house of prayer"と名つけられた3日間のリーダーのためのセミナー、賛美と祈りのカンファレンスが行われた。

参加したのはイスラエルからはエルサレム(3カ所)、テルアビブ、ティベリア、ナザレ、ベエルシェバ、アラッド。西岸地区入植地からアリエル。パレスチナ自治区からは、ベツレヘム、エリコ(西岸地区)とガザ地区。

この他、トルコ(6カ所)、エジプト(2カ所)、ヨルダン、キプロス、マルタ、ドバイ(2カ所)。

今回はビザがとれず、参加できなかったが、レバノン(3カ所)、ヨルダン、シリアにも祈りの家が興されており、連絡をとりあっているという。

スコットハレルのリック・ライディング牧師によると、宣伝をまったくしていないのに、それらの国々から自発的に「24/7祈りの家立ち上げの指導をしてほしい」との要請が入ってくるようになった。驚いたことに、それがここ4年ほどの間におこったことである。

<老いも若きもビジョンを見る>

スコットハレルの賛美と祈りの集会では、賛美で聖霊が満ち始めると、18才の少女から、70才代の姉妹など老若男女が主からのビジョン(まぼろし)を受け取り、受け取った者が会衆の前で分かち合って祈る。

灯台のように暗闇にともされている祈りの家が増えている様子、主の油注ぎが東から来て最後のイスラエルに火がつくと全世界に火が広がっていく様子(リバイバル)など生き生きとしたまぼろしが与えられた。

解説や、祈りのポイントの提示もないのだが、聖霊に導かれるままに、実際の時事問題のかなり詳細にふみこんだ祈りがささげられていた。ガザ地区の兄弟のために、イスラエルの兄弟姉妹たちがあつく祈る場面も見られた。

<地中海>

イスラエルのためのとりなしでは、北部南部の国境のために祈る事が多いが、地中海(西)の守りも祈る必要がある。イランが地中海からイスラエルに対して行動を起こす可能性がある。

2009-2010年、エジプトのムバラク大統領が失脚するとイランが地中海に入ってくるとのまぼろしが与えられ、とりなしが捧げられた。治安関係者はありえないと笑ったが、その20日後、これは後に現実となる。

スエズ運河から地中海に入ったイランの船はイスラエルが拿捕。積荷の中にミサイルを含む武器が大量にシリアに運ばれるところだった。今では治安関係者がリック牧師に「神はなにをいっているのか」と聞いてくるほどだとか。

<各地域で主の権威で宣言する時代:リック・ライディング牧師>

リック牧師は、黙示録今までの10年は、「ハープとボール」だったが、これからの10年は「王冠と王座」だと言う。ハープは賛美、ボールは祈り。この10年、とりなしが積まれてきたことを意味する。

しかし「王冠と王座」は権威を現す。これからは、「王冠」(主の権威)をもって、「王座」町の門に立って、積極的に宣言し、大胆に現状を動かす時代だと語る。

リック師は、時事問題をとりなす中で現実が動いたという証を数々語られた。その中の一つが、2006年のエルサレムで行われようとしていた世界規模ゲイイベント(ローマに次いで第二回目)。10万人規模である。もし実現すれば、エルサレムの戸を暗闇の力に対して大きく開けることになる。

開催2週間前、各ホテルの予約はすでに満員。巨大な経済効果をもたらすイベントである。もはや中止は不可能と思われたが、エルサレム中の牧師たちは一致して主の権威により開催中止を宣言し続けた。

すると突然、第二次レバノン戦争が始まり、イベントは中止せざるをえなくなった。(この戦争でもとりなしが捧げられ、奇跡的に助かったイスラエル人は数え切れない)

<権威をもって宣言するとりなしに必要なこと>

1,預言的(主にはたらきかける)賛美(詩篇8:2) 2.聖霊に耳を傾ける(悔い改めて主に近づく)3.地域の一致

とりなしは、すでにわかっていることを願うことではない。主とこころを会わせ、主のなさろうとすることを訪ねる中で、知らなかったことが明らかにされていく。それを主の権威をもってとりなしていく。

この時に鍵となるのは「一致」であるという。地域を動かすために鍵となるのが「一致」それから主の権威をもって宣言する。(哀歌3:37)
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守られた!?ゴラン高原 2012.10.14

 2012-10-14
イディアト・アハロノト紙によると、2010年末、ネタニヤフ首相とバラク国防相は、シリアのアサド政権と極秘の交渉を行い、「シリアがヒズボラとイランとの関係を絶つならば、イスラエルはゴラン高原から撤退する。」ともちかけたという。

ネタニヤフ首相府とバラク国防相は、これを否定しているが、当時シリアのアサド政権とイスラエルの間に極秘交渉が進展しており、もう少しでなんらかの合意に至りそうであったことは、アメリカも認めている。

”幸い”この2010年末に始まった極秘交渉は2011年に1月に始まったシリアの内戦(当時は市民デモ)で中断され、なんの合意にも至らないまま頓挫した。

もしこの時、イスラエルとシリアがなんらかの合意に至り、シリアがゴラン高原に足がかりを作っていたとしたら、シリアが内戦となった今、イスラエルの防衛に大きな脅威になっていたものと思われる。
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イスラエル軍ガザ空爆でパレスチナ人3人死亡 2012.10.14

 2012-10-14
先週、イスラエル軍が、ガザで仮庵の祭り中のテロを計画していたとみられる国際ジハーディスト(聖戦主義者)1人を空爆で殺害したが、その後ガザ地区からイスラエル南部へのロケット攻撃と、それに対するイスラエル軍の報復が続いている。

金曜夜には、イスラエル南部の町ネティボットで安息日の食事をしていた民家の裏庭にグラッドミサイルが直撃。幸い、人的被害はなかったが、イスラエル軍は土曜、ガザへのの空爆を実施。ジハーディスト2名が死亡した。日曜朝にもガザへの攻撃が行われ、アルカイダ系とみられるテロリスト1人が死亡した。
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シリアとトルコの関係悪化 2012.10.14

 2012-10-14
先週、トルコがシリア旅客機を強制着陸させた件。最終的に積荷の中には、ロシア製のレーダーが含まれていたことがわかった。

これについてはロシアも認めたが、「レーダーは武器ではないので旅客機に積み込んでも違法にはならない」と主張している。(ロシアは、昨年だけで10億ドル分の武器をシリア政府に売っている。)

トルコとシリアの国境では、シリアの軍用ヘリが飛来し、トルコの戦闘機が急発進するなど、今も緊張状態が続く。シリアは13日、トルコの航空機(民間機含む)がシリア上空を飛ぶことを拒否すると発表。両国の関係悪化が深まりつつある。

<トルコが安保理非難>

トルコは、現在ニューヨークで会議中の国連安保理が、ロシアと中国の反対でシリア内戦に何の介入もできないでいることを非難する声明を出した。なお、昨日、国連シリア問題特使のブラヒミ氏がトルコを訪問したが、大きな進展は期待されていない。

<アルカイダの存在が明らかに:シリア情勢>

シリア内戦が激化している。金曜の激しい戦闘で、反政府勢力が、アレッポ近郊のミサイル空軍基地を占拠した。

この戦闘において、アルカイダメンバーとして著名なジャファット・アル・ヌスラが戦闘に参加していたことが確認された。ミサイルなどハイテク武器がアルカイダの手にわたることが懸念されている。

シリアでは、金曜だけで260人が死亡。そのうち93人はシリア政府軍兵士。一日のシリア軍兵士死亡はこれまでで最大だという。

<たくましいシリア市民>

内戦となり、国外へ難民となったシリア人は30万人。ということはまだ国内に2200万人以上残っていることになる。激戦のアレッポにも市民はまだ生きている。彼らは戦闘の間にもブドウを売り、スリッパを売っている。物価はかなり上がったようだが、市民たちは、生きなければならないのだ。

一方、BBCがアレッポの病院を取材した。ERでは、ひっきりなしに運び込まれる負傷者の間を走り回る医師や看護師がいる。ERの床は血痕だらけ。処置台は2つしかない。ここではけがの治療よりもとにかく命を保つことに全力がそそがれるという。

頭部を大きく縫合されて泣き叫ぶ2才の子男の子。心肺蘇生を受けていた7才の女の子が死ぬとすぐに血まみれの男性が運び込まれる。さながら野戦病院だが、患者は兵士ではなく市民である。今日市場にいた市民が明日は病院で死亡することもおおいにあり得る。
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エジプトのムルシ大統領に試練 2012.10.14

 2012-10-14
エジプトの最高検事を務めるマフムード氏は、ムバラク政権時代からの重鎮で、2010年のタクリル広場でのデモにおいて、市民への暴力に関わったと批判されている人物。

エジプトのムルシ大統領は、このマフムード氏を更迭し、バチカンの大使にしようとした(つまりは左遷)。しかし同氏は、この命令に反発して13日、最高検事オフィスに出勤。ムルシ大統領もマフムード氏の留任を認めざるを得なくなった。

この敗北は、新しく大統領の権力を確立しようとしていたムルシ大統領にとっては大きな痛手となる。

<カイロでまた大規模なデモ>

エジプトでは金曜、就任100日目を迎えるムルシ大統領に反発する若者たちの群衆が再びカイロのタクリル広場に集結し、ムルシ大統領の辞任を訴えた。この時、ムスリム同胞団(ムルシ大統領所属)と暴力的衝突に発展し、110人が負傷している。
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スマホは偶像か 2012.10.14

 2012-10-14
ユダヤ教正統派の間では、スマホは偶像だとみなされているらしい。先のシムハット・トーラーにおいて、ラビがスマホを呪い、スマホをまっぷたつにして破壊するということが行われていた。

取材したYネットニュースの記者は、スマホを偶像としてみなして呪っているところが、すでに偶像礼拝だと指摘。さらに、正統派は、人々がスマホからくる誘惑に勝てないと宣言しているようなものだとの批判的なコメントを書いていた。

この記者の言うことはもっともではあるが、朝起きてすぐ聖書を読むのかスマホを開くのか、確かにバトルではある・・・と思われる方はあるだろうか。素直にそれを認めスマホを破壊するラビがほほえましくもある。

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4291320,00.html(ビデオあり)
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トルコがシリア旅客機を強制着陸 2012.10.12

 2012-10-12
10日、モスクワを出てシリアのダマスカスに向かっていたシリアの旅客機を、トルコの戦闘機が誘導し、アンカラの空港に強制着陸させた。シリア政府を支援するロシアからの武器が運ばれているという情報が入ったためである。

アンカラでは貨物の一部が運び出され、査察が行われた後、同機は数時間後にダマスカスに向かった。旅客は30人。パイロットらはトルコの兵士に暴行されたと訴えている。

<ロシアとトルコのコメント>

これについてロシアは「武器は搭載されていなかった。トルコの行為は海賊行為だ。」と非難。トルコのエルドアン首相は12日になってコメントを発表。「シリア機には武器が積まれていた。旅客機に武器を積み込むのは違法だ。」と語った。なお、武器の写真など詳しい情報はない。

トルコとシリアの国境では、先週から武力衝突が続いて緊張している。今回の措置は、トルコが大胆な行動を起こすことで、シリアに砲撃をやめるよう警告する目的があったとみられる。今後トルコとシリア、その背後にいるロシアの対立が懸念されている。
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アメリカの特殊部隊がヨルダンに待機 2012.10.12

 2012-10-12
シリアの内戦で最も懸念されるのが、シリアが保有している生物化学兵器である。これらがシリア国内で使用されたり、ヒズボラやアルカイダなど国際テロ組織の手に渡ることは絶対に防がなければならない。

アメリカは、シリア内にある化学兵器を監視すると同時に、万が一の場合に備えて150人の特殊部隊をヨルダンに待機させていることを明らかにした。ヨルダン軍とも協力しているという。
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撃墜のUAV(無人航空機)はイラン製:ヒズボラが声明 2012.10.12

 2012-10-12
先週、イスラエル南部で撃墜されたUAV(無人航空機・ドローン)について12日、ヒズボラのナスララ党首が、レバノンから離陸したことを認める声明を出した。ナスララ党首によるとドローンはイラン製で、レバノンで組み立てられたという。

ナスララ党首は、「ドローンは、イスラエルとアメリカのレーダーをくぐり抜け、イスラエルの”繊細な部分”(ディモナの原子力センターのこと)の情報収集に成功した。これはヒズボラの軍事力のほんの一部にすぎない」と豪語した。

イスラエルのネタニヤフ首相は、イスラエルの国境を脅かす者には厳しく対処すると語っている。
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自信のネタニヤフ首相:総選挙は1月22日 2012.10.12

 2012-10-12
昨日、国会の解散・総選挙を発表したネタニヤフ首相。総選挙の日程は1月22日と決まった。現時点での支持率は、リクードのネタニヤフ首相がトップ。次に労働党、次に新党で元人気アナウンサーのラピード氏率いる「未来がある党」が3位となっている。

この他注目されているのは、政治家に返り咲きを目指す元オルメルト首相、カディマの党首で、前回ネタニヤフ首相と首相の座を争ったカディマのツィッピー・リブニ氏の動きが注目されている。
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イスラエル経済は上昇予測 2012.10.12

 2012-10-12
東京で行われているIMF(国際通貨基金)と世界銀行の年次総会。世界経済の成長率は3.3%と下方修正され、悪化をたどっている見通しとなった。原因はユーロ圏の経済危機(成長率わずか0.4%)が大きく関与している。(ギリシャの若者の失業率52%を記録)

その中でイスラエルの経済は2.9%、来年は3.2%で上昇と予測。失業率は横ばいで7%である。日本の成長率は2.2%。来年は1.2%と厳しい見通しだ。中国は下方修正されたものの、7.8%ののびで来年は8.2%とダントツである。
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前倒し国会解散・総選挙決定 2012.10.10

 2012-10-10
9日夜、ネタニヤフ首相が、国会の解散・総選挙を来年早々にも行うことを正式に発表した。来年10月の任期切れを待たずに行う前倒し選挙ということになる。イスラエル国内は現在、このニュースでもちきり。

ネタニヤフ首相は、解散の主な理由は、連立政権内で、新しい予算案に合意できなかったことだと述べた。

次に、総選挙のある年は、残念ながらどの党も国の利益よりも党の利益を優先せざるをえないことをあげ、不安定な中東情勢、イラン問題やヨーロッパの経済危機を前に、来年10月までゆっくりと選挙戦を行うことは国の益にならないとも述べた。

総選挙の日程はまだ明らかではないが、ネタニヤフ首相の発表によると、3ヶ月後の1月中旬から2月初頭になるみこみ。
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ベン・グリオン空港付近で未確認飛行物体?2012.10.10

 2012-10-10
今朝現地時間5時ごろ、ベングリオン空港の管制塔で、あやしい飛行物体が確認されたため、一時、全旅客機の発着が停止された。空軍機がスクランブル発進し、安全を確認してから航空機の発着が再開された。

先日UAV(無人航空機)がイスラエルに飛来して撃ち落とされたため、緊張が続いているもよう。
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フランスの反ユダヤ主義暴力再燃 2012.10.10

 2012-10-10
フランスでは3月にトゥルーズでのテロで、ユダヤ人4人が銃殺されたが、9月にも、パリ郊外のコシェル食品店(ユダヤ教の食物規定にあった食品を取り扱う専門店)に手榴弾が投げ込まれ、1人が負傷した。

さらに先週、パリ郊外で、走り去る車からユダヤ教シナゴーグに実弾が撃ち込まれた。幸い負傷者はなかった。現在、フランス警察は大規模な反ユダヤ勢力狩りを行っており、フランス中ですでに多数の逮捕者が出ている。

今週末、警察はパリ郊外のある駐車場への掃討作戦を実施。この時、犯行グループと警察の間で銃撃戦となり、一人が死亡、10人が逮捕された。

現場では、爆弾製造物資の他、多額の現金と武器も押収された。逮捕された者たちの中には遺書を書いていた者もいたという(自爆テロの可能性)。これまでに逮捕された者たちは、すべて最近イスラムに改宗したフランス人である。

警察は、フランス国内でかなり危険な勢力が動いているようだと懸念を語っている。
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勇気のシンボル:タリバンと戦う14才少女重傷 2012.10.10

 2012-10-10
パキスタンで勢力を伸ばしているタリバン(イスラム原理主義組織)。2007年から支配する地域スワット・バレーでは、イスラムの法律を強化するとして、女子学校が次々に閉鎖された。これに抗議していた14才の少女マララさんが昨日、帰宅途中に銃で頭と首を打たれて重傷となった。

マララさんは、学校の閉鎖を脅迫するタリバン勢力に恐れず毎日登校。2009年からは、イギリスのBBC放送にブログを投稿し、タリバン政権下の毎日の様子を伝え、女子の学校を閉鎖しないでほしいと世界に訴えていた。

マララさんの勇気ある行動は多くのパキスタン人の支持を得ており「勇気のシンボル」となっていた。今回、マララさんが銃撃されたことで、パキスタンでは、反タリバン運動が燃え上がっているという。

救急で手術を受けたマララさんの状態は今、おちついたとのことだが、家族は「マララは、恐れていない。回復したらまた同じ抗議行動に出るだろう」と語っているという。
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カルメル山にパトリオット迎撃ミサイル設置 2012.10.9

 2012-10-09
2日前、イスラエル軍に撃ち落とされたUAV(無人航空機)はヒズボラによる可能性が高いことがわかった。緊急性はないが、イスラエル上空で情報収集された可能性がある。

イスラエル軍は、万が一ハイファ(北部でヒズボラに近い)がミサイル攻撃された場合に備え、カルメル山、ハイファ大学近くに、パトリオット迎撃ミサイルを配置した。

*数日前、迎撃ミサイルに配置された兵士の劣悪な環境が指摘されている。南部の迎撃ミサイル担当の兵士たちはトイレもなく不潔な状態で任務についているという。
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イスラエル南部にまたロケット弾の雨 2012.10.9

 2012-10-09
日曜、イスラエル空軍がガザ地区内にいた二人のパレスチナ人ジハーディスト(聖戦主義武装勢力)を、イスラム教モスクを含む地点への空爆で殺害。巻き添えで負傷者も発生した。

これを受けて本日月曜、ハマスはイスラエル南部の町々に50発以上の砲撃を行った。負傷者はなかったが、建物に一部損傷が出た。住民は1日シェルターですごした。
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