4回目の囚人釈放(29日(土)予定)、延期へ 2014.3.29

 2014-03-30
イスラエルとパレスチナの和平交渉。期限は4月29日。イスラエルはこの交渉が始まって以来、交渉の条件として約束したパレスチナ人テロリスト78人を3回に分けて釈放。最後の26人は29日(土)夜に予定されていたが、延期される見通しとなった。

イスラエルの報道では、犠牲者家族からの不服申し立て可能な48時間に安息日は含まないためと説明している。しかし、延期の後、いつになるかの発表はまだない。

パレスチナ自治政府高官によると、イスラエル政府は今回は釈放を実施しないと伝えてきたとの報道もある。

もしこのまま釈放が実施されない場合は、国際社会へのパレスチナ国家設立への要請を再開するとパレスチナ側は言っている。また、パレスチナ人の怒りと暴力が再燃するかもしれないとテロへの可能性も示唆する。

<そもそもなぜ囚人釈放か?>

昨年7月、3年にわたって頓挫していたイスラエルとパレスチナ自治政府と和平交渉(国を2つにわけるための交渉)を、アメリカが仲介して再開。

交渉再開の条件として、イスラエルは、パレスチナ人の囚人104人を釈放すると約束。対するパレスチナ側は、国家設立の国際社会への要請を中断し、まずは直接の隣国イスラエルと交渉をするという交換条件がかわされたのである。

いわば、長年絶交し、口もきかなかったお隣さんどうしが、久しぶりに会うにあたり、双方、手みやげを準備するようなものである。この両家の再会とお土産のアドバイス(強制的指示)をしたのが、両家共通の友人、ケリー米国務長官というわけである。

しかし、このお土産。内容をよく見ると、つりあいがとれていない。イスラエルのお土産は自国民を殺害した殺人犯を釈放するという、実質的で相当高価なものだが、パレスチナ側のお土産には実質的に何かを失うとか支払いをするといった痛みが伴っていない。

イスラエルがそれで引き下がるはずはない。イスラエル政府によると、交渉期間中、西岸地区でのユダヤ人家屋設立について、パレスチナ側は文句を言わないという約束だったと主張する。

そのため交渉が始まってから、イスラエル政府が、何度か入植地の建設許可を出し、物議をかもしたという経過がある。

そういうわけで、イスラエルは、悔し涙を飲みつつも、これまでに78人のパレスチナ人テロリストを釈放してきたのである。

しかし、イスラエル市民の中には、「入植地の建設をやめてもいいから殺人犯を釈放するな。」と考える人も多く、国内では毎回激しい論議となっていた。

<なぜ今回は延期なのか>

これまでの釈放は、テロ犠牲者家族の大きな痛みと怒りの叫び、右派議員らの激しい反発の中、ネタニヤフ首相も断腸の思いの中で実施してきた。国民への負担ははかりしれない。釈放を実施する価値があるのかどうかは常に考えねばならない。

イスラエルが特に躊躇するのが、イスラエル国籍アラブ人(本人はパレスチナ人と主張)の釈放だ。当然のことながら、国内に殺人犯を放つのだから、躊躇しないほうがおかしい。

今後、ネタニヤフ首相やイスラエル政府はどう判断するのか。彼らの決断が知恵のある最善の結果に導かれるよう、また世界がどういう反応するのかわからないが、囚人釈放の意味をよく理解するよう、願うところである。
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外務省スト終了へ 2014.3.29

 2014-03-30
外務省のストに関して、週末にかけてマラソン交渉していた労使代表が、合意に達し、31日(日)までに一ヶ月近く続いたストを終了すると発表した。

合意内容としては、職員の賃上げと、海外駐在者への手当、海外へ同行する妻子への手当が新たに給付される。その引き換えとして、組合側は、むこう4年間はストをしないこと、またこれまでは、海外駐在は1回だけとなっていたのが3回に増やされる。

つまり、双方痛み分けという結果である。外務省のストでは、パスポートを発給してもらえないイスラエル人が帰国できなくなり、問題となっていた。
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北部シリア国境アップデート 2014.3.29

 2014-03-30
先週、北部シリアとの国境に仕掛けられた爆弾でイスラエル軍兵士4人(ニュースによっては3人)が負傷したが、この後、イスラエル軍は、ゴラン高原国境における銃器使用の基準を変更を決めた。

以前は、不審者にはまず威嚇射撃することになっていた。今は、国境に近づく不審者には即発砲可能としている。この変更からわずか1日後の昨日、ゴラン高原のイスラエルとの国境で不振な動きをしていた2人(一人は武装確実)にイスラエル軍が発砲。2人は死亡した。

シリアに関しては23日、トルコが、領空に侵入したとしてシリア軍戦闘機を撃墜。その後、トルコがシリアへ介入する準備をしているとの情報がYouTubeで流れたため、トルコのエルドアン首相がサイトの差し止めを命じた。

ちなみにエルド案首相は、先週、トルコ政府の汚職問題を漏洩したツイッターを一時遮断しようとして、世界中からのブーイングが殺到している。
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エジプト情勢アップデート 2014.3.29

 2014-03-30
<結局恐怖政治?>

エジプトでは2011年に反政府デモ(アラブの春)でムバラク大統領が失脚。続いてムスリム同胞団関係者でイスラム主義者のムルシ大統領が政権を引き継いだが、わずか1年後、世俗派市民とエジプト軍が立ち上がり、再び政権を世俗派に戻した。

エジプト軍のシシ最高司令官を中心とする世俗・暫定政権は、ムスリム同胞団の弾圧を開始。ガザのハマスもムスリム同胞団なので、エジプトとガザとの間にあった地下密輸トンネルを次々に破壊。国境も閉じて、ハマスは経済的にも立ち行かなくなっている。

さらにエジプトの裁判所は24日、ムスリム同胞団539人の処刑を決定したと発表した。罪状は警官の殺害や、コプト教徒(キリスト教徒)を殺害だと伝えられている。しかし、中にはアルジャジーラの記者も含まれているとニューヨークタイムスは伝える。

同時にエジプト軍の総司令官で国防相のシシ将軍が、大統領候補に出馬すると発表した。候補といっても対抗馬になりそうな人物はいないので当選は間違いなしとみられる。

シシ氏は、エジプトを安全な国にする国民に訴えているが、異例の500人以上もの処刑に、「エジプトは恐怖政治に逆戻りするのではないか」と世界を震撼させた。欧米は人道の観点からも多いに懸念するとして、エジプトへのさらなる支援削減をつきつけている。

<イスラエルとの関わり>

イスラエルにとっては、エジプトとの和平条約が維持され、国境のシナイ半島の平和が維持されるならば、だれが支配者であってもかまわないというのが基本スタンス。

しかし、エジプトがイスラム主義政権であるより、世俗政権である方がイスラエルにとっては都合がよい。またハマスだけでなく、シナイ半島もエジプトが一掃してくれることはありがたいともいえる。しかし、どこまで信頼できるかはわからないので、イスラエルは無言で、慎重にエジプトの動きを見守っている。

今回、欧米が、エジプトのムスリム同胞団539人の処刑に大きく反応していることについて、イスラエルでは慎重であるべきとの批評記事があった。

無論、大量処刑自体を肯定することはできないが、エジプトが処刑判決を出したのは、ーエジプトの主張によればだがー、反体制派運動や、異教徒への迫害で、殺人などの罪を犯した者たちだという。

かつて”ハマスの息子”モサブ・ハッサン・ユーセフ氏が警告していたように、ムスリム同胞団という組織は80年以上もエジプト政府を悩ませてきた組織。今やエジプトだけでなく、世界中に支部を持つ巨大なイスラム主義組織である。

mスリム同胞団は、ハマスだけでなく、アルカイダの基盤にもかかわった(つまり生み出した)という経過もある。やるなら徹底的に弾圧しないと、戦いが終わらないことをエジプトはよく知っているのである。

それにしても殺人犯をさっさと処刑するエジプト。殺人犯でも処刑しないイスラエルは今、国内に殺人犯を放つことになっている。中東で民主主義を維持しながら生き残るイスラエルのジレンマを見るようである。
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サイモン&ガーファンクルを歌うユダヤ教正統派 2014.3.29

 2014-03-30
ユダヤ教正統派と言えば、私たちの多くが、独特の黒い服装、律法主義、閉鎖的、兵役拒否と、ステレオタイプのイメージを持つ傾向にある。それに間違いはないのだが、その中には変わり種も少なくないということも知っていただきたいと思う。

今回紹介するのは、イスラエルでスターとなって、アメリカでコンサートをするまでになった正統派2人組ガット兄弟。独特の服装の典型的な正統派ユダヤ教徒である。

17年前まではエイラット在住で世俗派。歌が好きだった兄弟は、正統派ユダヤ教とに”立ち返って”からも、路上で音楽活動を続けた。記者もエルサレムの路上で歌うガット兄弟を見た事があるが、あの正統派がギターではもっているのがなんともかわいらしい感じで、多くの人がとりまいていたのを覚えている。

その彼らが、テレビのいわばスター誕生のような番組で認められ、スターとなったのである。芸能界に入っても、ユダヤ教徒としての戒律はしっかり守っているという。無論、父親と、所属シナゴグのラビからの許可もとってある。

https://www.youtube.com/watch?v=YwWFA04sqEo#t=11(テレビ出演の映像)

ところで最近は、「モダン・オーソドックス」と呼ばれる近代的正統派とよばれる(または自称する)人々が増えてきている。

独特の服装をせず、社会生活は世俗派とまったく同じなので、一見普通の人に見える。しかしキッパを着用し、安息日と食物規定をしっかりと守る。保守派などよりも正統派に近い人々である。このモダン・オーソドックスの人々は、世俗派の音楽も幅広く楽しんでいる。

<ローリングストーンズがシャブオットの夜にコンサートへ> 

英国の有名なロックグループでミック・ジャガー氏率いるローリングストーンズ。BDS(イスラエルボイコット運動)に反対され、なかなか来なかったのだが、ついにイスラエル入りが決まった。ギャラはこれまでの最高と言われる額で450万ドル(4億5000万円)。

会場はテルアビブのヤルコン・パークの屋外コンサートで、大群衆になると予測されている。チケットは1枚400シェケル(12000円)。

ところが、問題はコンサートの日程。6月4日のちょうとシャブオットの夕べでである。例祭を祝うべきまさにその時間に、数千人のユダヤ人がローリングストーンズのコンサートで熱狂する・・・サタンの大笑いが聞こえてきそうである。

「楽しみにしていたのにその日程なら行けない。」とモダン・オーソドックスなど現代派ユダヤ教徒たちからは日程変更の要望が出ている。
http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4503970,00.html (Yネット記事)

<初夏に向かうエルサレム> 

ユダヤ教徒もいろろだが、それでも共通のものが例祭だ。エルサレムでは、4月14日の過ぎ越を前に、お掃除グッズが売り出され始めた。過ぎ越の間だけのクッキーもお目見えしている。

イスラエルは今日から夏時間(日本と6時間差)。日中は半袖。初夏の日差しになりはじめている。

*CGNTV 「オリーブ山便り」#46「エルサレムの春」アップ中 http://japan.cgntv.net/newsub.asp?pid=2751&gubun=0309 
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イスラエル外務省のスト 2014.3.26

 2014-03-27
先月、イスラエルの中心的な総合病院、ハダッサの医師看護師がストで、病院が一時治療を中止したとお伝えしたが、今度は外務省が、3月初頭からストに入り、予告していた通り、23日から全面ストに突入した。

現在、イスラエル国内の外務省に加えて、世界103の大使館、領事館が閉鎖。外国人へのビザの発給だけでなく、自国のイスラエル人に対するサービスも停止している。

これにより、海外で様々なトラブルに巻き込まれたイスラエル人を保護できなくなっているという。

貿易にも影響が出て、イスラエルから食品の輸入が停止しているという情報もある。来月の過越を目前に、海外のユダヤ人コミュニティに大迷惑となっている。

ビザの発給に支障が出て、ボランティアビザや学生ビザを待つ人々が足止めになっているが、世界要人のイスラエル訪問にも影響が出始めている。その一人がローマ法王。

法王は、5月にイスラエルを訪問予定で、これから本格的な準備が必要になっている。しかし、ストの影響で、バチカンスタッフがイスラエルに入れなくなっている。このままでは法王はイスラエルに来る事ができない可能性も懸念されはじめている。

<ストの原因>

外務省スタッフが要求しているのは賃上げと待遇の改善。物価の変動にもかかわらず、外務省スタッフの給料は10年間、不変なのだという。

また、派遣国による物価の違いはあまり考慮されないため、物価の高い国々へ派遣された外交官たちは生活が苦しいのだと言っている。

リーバーマン外相は、外務省の全面ストは、イスラエルの国全体に悪影響だとして激怒し、裁判にもちこむ構えである。ペレス大統領も、イスラエルの国に悪影響だとストを避難する発言を行っている。

<解決の見通し>

外務省の全面ストは、23日に発表されたが、それ以後、大きな情報がない。おそらく交渉している物と思われるが、解決の見通しなどの情報は、今のところまだ流れてきていない。
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イスラエルの世界一地下緊急医療施設 2014.3.26

 2014-03-27
イスラエルと北部で国境を接しているレバノン。そこにいるヒズボラは、2006年のレバノン戦争でイスラエル北部都市にミサイルを撃ち込んで大きな被害をもたらした。

このときの戦争でヒズボラは、イスラエルから大きな打撃を受けたものの、イランの支援ですみやかに回復し、今では以前よりハイテクのミサイルを10万発以上イスラエルに向けて並べている状態だ。

こうした状況を受け、2008年、ハイファの総合病院で、研究および医療教育の中心でもあるランバン・メディカル・センターは、地下3階分に及ぶ外界の脅威から隔離された緊急総合医療施設の建設に着手した。

それが6年後の今年ほぼ完成し、実験をかねた最初の訓練が昨日、行われた。

<駐車場が医療施設に早変わり>

病院とはいえ、行ってみると、一見、1500台収容のどこにでもある3フロアの病院駐車場。しかし、その天井や壁の中などに空気清浄の他、自動発電、酸素、水(トイレ、シャワーなど)、下水のライン、医療物品の備え、そして関係者によるとおそらく最も重要なコンピュターシステムなど、病院に必要な設備がすべて整えられている。

つまり、一見、駐車場だが、48時間以内にすっかり大病院に変身できるようになっているのである。

緊急事態とはいえ、たんなる即席の野戦病院設営ではない。手術室や集中治療室、透析施設など本格的な医療施設に早変わりするのだ。収容人数は2000床。ランバンの患者以外に、他の病院の患者も収容することができる。

この地下施設は、ミサイルはもちろん、化学兵器や生物兵器からも遮断されており、いわばイスラエルでも最も安全な場所の一つ。大地震の際にも対処できるようになっている。

この地下医療施設は、電気が遮断されるなどの事態になっても72時間は機能し続けることが可能。地下医療施設としては世界最大規模とのこと。

施設の建設には4億5000万ドル(450億円)かかっている。中心的な出資者は、ユダヤ人のミリオネア、サミー・オフィル氏。イスラエル政府も多少は出資している。

今回の訓練では、実際に患者の搬送から、酸素や呼吸器、透析を稼働するまでにどれぐらいかかるかなどのチェックがなされた。以後は部分的な訓練が続けられることになっている。駐車場としては1ヶ月後にオープンの予定。

<石のひとりごと:ユダヤ人の底力にあらためて脱帽>

この医療施設の訓練の様子を見学しながら、「その日」の様子を考えてしまった。2000人以上の重傷者とその間を飛び回る医療スタッフ、軍関係者。叫び声がとびかい、大変な混乱だろう。もしかしたら、地球上で最後の人類が生き残るのがこの施設かもしれない(ここはエルサレムではないが)・・・まるでSF映画の世界だ。

この病院をみながら、ノアの箱船を思い出した。戦争か地震がやってくることはわかっている。しかし、それでもまだおこっていないことである。

確かにランバン・メディカル・センターは、2006年の第二次レバノン戦争では、実際に病院が攻撃を受けた経験がある。しかしそれでもこれほどの施設を、「おこると仮定して」450億円も、ほとんど一人の人が投資するのはすごいとしかいいようがない。

ちなみに投資したサミー・オッフェル氏は今はもうこの世の人ではない。まさに、人々の命を助けるために、全財産をささげたということである。こういうところがユダヤ人のすごいところだ。終末の最後の最後まで生き延びているのがユダヤ人だというのも納得できるような気がした。

もう一点は、イスラエル人の緊急事態での段取りの良さ。普段はかなり行き当たりばったりなのだが、この医療施設では、完全なマニュアルができている。

つまり、いったん指令がおりると、だれが何をどうするのか、かなりの詳細にわたったマニュアルができており、だれもが慌てる事なく、混乱なく動けるようになっているのである。まさに緊急事態に強い、いやそういうときこそ本来の能力を発揮する人々、それがユダヤ人なのである。

日本も大地震が来る事はもうわかっている。しかし、この医療施設ほど具体的な準備はおそらくできていないだろう。私たちも、まだおこっていないことに、しかも同胞たちのために大胆にお金と時間を投資するというメンタリティを、イスラエルから学ぶ必要があるのかもしれない。
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ジェニン(西岸地区)で衝突・パレスチナ人3人死亡 2014.3.23 

 2014-03-23
土曜深夜早朝、イスラエルの治安部隊(対テロ部隊、国境警備隊、イスラエル軍の合同部隊)は西岸地区ジェニンで、以前より捜索中だったハマスの戦闘員・ハムザ・アル・ヒジャ(22)の家を包囲。家族に避難するよう指示した、

しかしアル・ヒジャは、投降せず銃で反撃。イスラエルの治安部隊2人が負傷して銃撃戦となり、アル・ヒジャは射殺。そこへ武装したパレスチナ人らが駆けつけ、激しい銃撃戦となり、さらにパレスチナ人2人が死亡した。

兵士のヘルメットから撮影した銃撃戦の様子 https://www.youtube.com/watch?v=LbEmFlcovnc#t=22

この一連の衝突で怒ったパレスチナ人150人が、同日夕刻、エルサレム旧市街ダマスカス門周辺で暴動を起こし、イスラエルの治安部隊と衝突した。負傷者の報告はない。

アル・ヒジャは西岸地区ハマスの有力なメンバーの息子で、ファタハ(アッバス議長所属のPLOのグループでハマスとはライバル組織)もその行方を追っていた人物。父親はイスラエルの刑務所で今も服役中である。

イスラエル軍によると、アル・ヒジャは、これまでにもテロ行為を繰り返し、入植地やイスラエル軍に対してテロを企てる”時限爆弾”のような人物だったという。しかしわずか20歳。

対するイスラエル兵もだいたい同年輩。いつになったら、こんな悲惨ないたちごっこが続くのかとやりきれない思いにさせられる。

<活躍した正統派部隊>

今回の掃討作戦で大きな役割を果たしたのが、Yaman と呼ばれる国境警備隊対テロ・エリート部隊。この部隊とともに戦闘に参加していたのが、正統派部隊ネツァ・ヤフディ部隊である。

この部隊は、ナハル・ハラディ(宗教派)部隊に所属。西岸地区での同様の掃討作戦でこれまでにも活躍しており、参謀総長からの賞を受け取っている部隊である。
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ローマ法王が地獄のメッセージ 2014.3.23

 2014-03-23
http://www.bbc.com/news/world-europe-26693318

ローマ法王フランシスコが、マフィアの犠牲になった人の家族約800人との祈禱会において、マフィアに向かって、「血にまみれた金と権力。そのままでは地獄に行く。まだ間に合う。悔い改めて悪をやめなさい。」と大胆に地獄のメッセージを語った。

イタリアには世界的なマフィアがいることで知られているが、彼らは「神を恐れるカトリック」と自称している。

カトリック僧侶の中にはマフィアと勇敢に戦って殉教した者もいたようだが、教会としては、長年マフィアとマネーロンダリングでつながるなど暗黙の闇を抱えていたのである。

昨年就任した法王フランシスコは、この闇に挑戦。現在も財務改革を実施中で、古参の担当僧侶を多数交代させるなど、汚職の一掃を行っている。そのため、マフィアに命を狙われているとも懸念されている。

それにしても、地獄のメッセージを語って、BBCが取り上げるほど珍しい事であるというところが、教会としては少々情けないところ・・・。

しかし、BBCによると、清廉潔白・聖貧重視のフランシスコ法王が就任してから、信仰に立ち返るカトリックが増える傾向にあるという。

ところで、イスラエルにもユダヤ系、ならびにアラブ系のマフィアが存在する。麻薬、売春、人身売買など一通りの悪を行っている。イスラエルの警察はよく対処していると言われているが、それでもまだ手の届かないマフィアの地域もある。

最近イスラエル国内でマフィア同士の抗争事件が相次ぎ、公道での銃撃や、車が爆破されるなどの事件が発生している。
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今年もエルサレムマラソン 2014.3.22

 2014-03-22
<北部情勢>

北部国境でイスラエル兵が負傷、シリア軍拠点を空爆、シリア軍兵士1人死亡という、危機的状況だったが、アサド政権はイスラエルと事を構える余裕はやはりないらしい。今のところ、シリアからの反撃はない。

この事件に関しては、ヒズボラが犯行を認める声明を出した。

それによると、数週間前にイスラエルがヒズボラへの武器搬入と見られるものを攻撃したこと、またイスラエルがドローン(無人偵察機)をレバノン領内へ何回も飛ばしてくることへの報復だという。

<南部情勢>

南部もロケット攻撃もなく平和だが、イスラエル軍が再びガザからイスラエル南部に続く地下トンネルを発見した。トンネルは昨年10月にも発見されたばかり。

ハマスは、前に発見したのと同じトンネルと言っているが、イスラエル軍は新しいものであり、このトンネルの発覚はハマスには大きな打撃だと主張している。

<平和なエルサレム>

国境はこんな状態だが、今年も毎年恒例のエルサレムマラソンが行われた。今年も早朝からエルサレム市内はほぼ全域で交通が遮断。町をあげてのイベントとなった。

雨も上がって春らしい陽気の中、25000人がマラソンを楽しんだ。優勝はケニアからの参加者。

イスラエルの周囲はこれまでになく緊張しているが、野生の花々が咲いて春らんまん。国内はいたって平和。エルサレムも実に平和な毎日である。
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ウクライナ問題がイラン問題へ波及!? 2014.3.22

 2014-03-22
ロシアがクリミア半島をとうとう併合してしまった。これに先立ち、欧米は、ロシアの行為は侵略だとして、ロシア政府関係者の資産凍結などの制裁を始めている。

日本政府は経済制裁には参加しないものの、ビザ発給などの分野でロシアへの制裁に参加すると発表している。日本は親米だが、北方領土問題でロシアに近づく方針をとってきたため、非常に微妙な立場である。

このような流れの中、ロシアは21日、正式にクリミア半島併合にサインした。

また今週、ウイーンで2日間行われたイランと国際社会との核問題会議に出席したロシア代表が、「もし欧米が対露制裁を続けるのであれば、イランとの交渉において、欧米に協力しないかもしれない・・」とイラン側につく可能性を示唆する発言をした。

なお、イランと国際社会の交渉は、今回も大きな成果はなく、次回は4月7日に開催予定となっている。

<米英がイランの武器密輸船捜査を国連に要請>

3月初頭にイスラエルが拿捕したイランからと見られる武器密輸船に関して、アメリカとイギリスが、国連で調査すべきとの要請を出した。もし、イスラエルのクレームが正しかった場合、イランは国連安保理に反する可能性がある。

輸送船が積んでいたのは、40基にのぼる長距離ミサイルなど、明らかに武器。武器はイランが大量の武器を保管しているとみられるシリアからイランへ空輸され、そこから船でスーダンを経由してガザを目指していたとイスラエルは主張している。

<不明のイラン系ユダヤ人8人、殺害と断定>

1990年代にイランから逃れ、イスラエルへ向かう途中で行方不明になったイラン系ユダヤ人11人について、20年以上の調査の結果、8人については途中で殺害されたと断定されるに至った。

3人については、まだ調査は継続される。スファラディ系のチーフラビ・アマールが家族への通達を行った。

<JFNA(北米ユダヤ協会)ICEJ(エルサレム国際クリスチャンエンバシー)もウクライナのユダヤ人移住支援へ>

ロシアのクリミア併合で、ウクライナの社会全般に、不安感が広がっている。今後もし、クリミア以外の東部の町でもロシア編入を希望した場合、なし崩し的にウクライナが分裂という最悪のシナリオも否定できないからである。

ウクライナには現在,6万人強のユダヤ人がいる。うちクリミア半島には1万人。ユダヤ機関によると、2014年になってから、イスラエルへの移住を希望するユダヤ人の数は2倍になっているという。

JFNA(北米ユダヤ連盟・経済的に最も有力)は、ウクライナにいるユダヤ人の保護へ動き出すと表明した。

また、旧ソ連、特にウクライナのユダヤ人42000人のイスラエル移住を促進した実績を持つICEJ(エルサレム国際クリスチャンエンバシー)は、ユダヤ機関の要請を受けて、再びユダヤ人のイスラエルへの移住支援に乗り出した。

具体的には移住用飛行機のチャーターや、移住手続き支援などである。

<ウクライナ関係者の声>

イスラエルには、ウクライナに家族を持つ人も多い。エルサレム在住のオレグさん夫妻は子供たち(20代)がまだ移住許可がおりずにウクライナにいる。

オレグさんによると、ウクライナでは、まだ表面的にはユダヤ人に問題はないとのこと。しかし、国が分裂しないように祈ってほしいと言っている。

オデッサ在住の宣教師は、教会の中も親EUの者、親ロシアの者と様々なので、意見の違いで分裂しかねない状況だという。

また、クリミア半島に福音派の教会あるかどうかはわからないが、ロシア支配下に入ると、宗教の規制で宣教が制限されるのは避けられない。

ウクライナの教会の信仰が強められ、こういうときこそ一致して宣教できるよう、祈ってほしいとのことだった。。
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安倍首相、アンネ・フランクの家訪問へ 3014.3.22

 2014-03-22
東京の図書館でアンネ関係の書籍300冊以上が破られた事件。イスラエルでも、日本にも反ユダヤ主義かと注目されている。
犯人は逮捕されたが、名前や動機などは明らかにはされていない。

安倍首相は、今週末、核安全保障サミットでオランダを訪問するのに合わせて、アムステルダムのアンネ・フランクの家と博物館を訪問することになっている。(Yネットより) 

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シリア国境で爆破・イスラエル兵4人負傷 2014.3.19

 2014-03-19
18日午後2時ごろ、イスラエルとシリアの国境、ゴラン高原のマジダル・シャムス付近で、パトロールしていたイスラエル軍のジープが不審者を発見。近づいたところ、仕掛けられた爆弾が爆発した。

この爆発により、イスラエル兵4人が負傷。1人が重傷となった。直ちに砲撃で反撃したのに続いて昨夜、イスラエル空軍が、ゴラン高原のシリア側、クネイトラ周辺のシリア軍拠点などへの空爆を行った。今のところ、空爆による被害は明らかにはなっていない。

アラビア語紙によると、ねらいはイスラエル軍兵士の誘拐が目的だったということだが、使用された爆発物の中に細かい金属が仕組まれていたため、イスラエル軍は、兵士殺傷する目的もあったとみている。

どのグループの犯行かは特定はできていないが、2月後半にイスラエルがシリアからヒズボラへ搬入されようとした武器を空爆して以来、国境での同様の衝突はこれで3回目になる。今回もヒズボラである可能性が高く、イスラエル軍はアサド政権の責任を追及している。

<今後の見通し>

先週、北部レバノンとの国境へ取材に行ったが、軍関係者は、次のように語った。

「イスラエル国内は北部も含めていたって平和。子供たちは学校へ行き、ごく当たり前の日常生活ができている。しかし、イスラエル周辺は、ガスを含んだ風船のようなもの。イスラエル兵や、イスラエル市民が負傷するようなことになれば、風船は簡単に破裂する。

ヒズボラは10万発に近いミサイルをすでにイスラエルに向けて並べている状態なので、(戦争が)おこるかどうかではなく、いつおこるかという状態。

ただ、ヒズボラはシリア内戦に加わって以来かなり疲弊しており、まだイスラエルとの争いは避けたいと考えているはずだ。」

イスラエルでは、イランの武器密輸線拿捕に続いて、南部でガザとの衝突があったばかり。今回の北部国境での衝突と南部の状況に関係があるかどうかは、不明だが、イラン、ヒズボラ、シリアとイスラエルとの緊張が包括的に高まっている事は間違いなさそうである。

<取材報告・イスラエルで治療を受けるシリア難民>

先週、イスラエル北部ナハリアの病院で治療を受けているシリア難民に会う事ができた。30代後半ぐらいの、小柄でやせ気味の男性が、ちぐはぐなパジャマ姿のまま、3歳の女の子を抱いていた。

女の子は双子のうちの一人。もう一人はシリア軍の空爆で死亡。母親については語られなかったので不明。アラビア語だったのでよくはわからなかったが、途中から泣きながら語る彼の目に、まさに悲しみと一言では言えない絶望と悲惨を見たような気がした。

途中から女の子が泣き始め、キスしながらなだめる姿は、どこにでもいる普通のお父さんだった。この人も、私たちと同じように、ごく普通の生活をしていた普通の人なのだ。

テレビで見るのと違い、シリアから逃れてきた等身大の人を目の前でみるインパクトは予想以上だった。特に子供を抱いている手がほんとうにどこにでもいるお父さんの手だったので、その手を見て涙が止まらなかった。

ナハリアの病院スタッフは、子供たちが回復すると、近くのビーチへ連れて行くのだという。シリアの子供たちは海をみたことがない。もう帰りたくないと言い、医師たちも感情的になるという。

シリア難民の間では、イスラエルで治療してくれるという認識が広がっており、負傷者たちが、次々に国境に近づいている。それをイスラエル軍が認識し、判断し、イスラエル領内につれてくる。

病院も軍からいきなり電話が入り、「シリア人3人。30分以内」と言われて対処する。難民の傷は、相当な重傷にもかかわらず、サバイバルして逃れてくるという異常なタイプの傷だと医師。

今後、イスラエル軍は上記のように、爆弾を仕掛けにくるテロリストなのか、一般の難民負傷者なのかを判断しなければならないだろう。

なおこれまでにこの病院が治療したシリア難民は230人。費用は、イスラエル政府、イスラエル軍、病院が30%づつ負担している。
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和平交渉山場!?:アッバス議長が訪米 2014.3.19

 2014-03-19
4月末を期限とするイスラエルとパレスチナ自治政府との和平交渉がいよいよ佳境に入りつつある。先にネタニヤフ首相が訪米したのに続いて、アッバス議長が訪米中だ。

情報によると、アメリカは両者へ和平案を提示しているもようで、あとは両者が”厳しい決断をする覚悟が必要だ”とオバマ大統領。アッバス議長は、来週末に予定されている最後の囚人釈放でイスラエルの覚悟がわかると語っている。

イスラエルは和平交渉がはじまってからパレスチナ人収監者を26人づつ、すでに3回釈放している。最後の釈放は28日に予定されている。

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ヨルダンとの関係もすれすれ 2014.3.19

 2014-03-19
先週月曜、イスラエルとヨルダンの国境、アレンビーブリッジで、ヨルダンの裁判官が、イスラエル兵を襲って武器を奪おうとして射殺された件。

ヨルダン議会は、政府に対し、18日を期限として、イスラエル大使を送還、イスラエルとの和平条約破棄、イスラエルにヨルダン人テロリストを釈放するよう訴えていた。

先週末には、ヨルダン政府に対して、イスラエルとの和平を破棄するよう訴える1000人~2000人の反イスラエルデモも発生した。

これに対し、イスラエルのペレス大統領が正式に謝罪のメッセージを送り、ネタニヤフ首相もヨルダン王室へ”遺憾”を伝える電話をしたという。

ヨルダンのアブダラ国王は、「イスラエルとの平和は維持しなければならない。」と訴えた。また、18日火曜、議会で首相が「イスラエルとの関係は切ってはならない。」と伝えた。今のところ、それ以上の報道はない。
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新築購入で付加価値税免除!? 2014.3.19

 2014-03-19
最も納税し、兵役でも活躍している中流階級者を救済すると公約して財務大臣になったヤイル・ラピード氏。

子供一人を持つ夫婦で初めて家を購入する場合は、付加価値税(日本の消費税のようなもので18%)を免除するという爆弾プランを発表した。

アパート購入で18%といえば相当な額。本当に実施されれば、なし崩し的に家の価格が下がる可能性がある。しかし、国の財源としては相当な減収。現在ラピード氏と財務省が戦っているもようで、実施までには早くても6ヶ月はかかるとみられる。

イスラエル人にとっては相当画期的なプランのようで、テレビでも特別に取り上げられている。

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プリムを祝う南部の子どもたち 2014.3.14

 2014-03-14
緊迫しているガザ情勢。昨日イスラム聖戦が、エジプトの仲介で”停戦”に応じたとのニュースが入ったのが昨日午後2時。その後も17発のロケット弾が南部都市に向かって発射された。

うち7発はイスラエル領内に着弾。迎撃ミサイルが2発撃墜。8発はガザ地区内部のパレスチナ人居住区に着弾している。

イスラエル側の被害はなかったが、ガザ地区のパレスチナ人の家が被害を受けたとガザからの報告がある。(以上、イスラエル軍からのレポート)

イスラエル空軍は、昨夜もガザ地区内7個所への空爆を行った。ガザ地区からも負傷者や物的被害の報告は、今のところない。

攻撃2夜目が明けた14日朝、イスラエルのテレビのニュースは、”静かな朝”と伝え、スデロットの小学校で予定通り行われているプリムの様子を報じた。

「ロケット弾には負けない。」とスデロットの人々。いろいろなコスチュームを身につけて楽しそうに登校する子どもたち、教師たち。リポーターの顔にも笑顔があった。

<今回の紛争の背景にあるもの:イラン?>

今回、双方共に物的被害があまりない。双方とも空き地などを狙って攻撃していたのではないかとも考えられるほどである。ではそもそもなぜイスラム聖戦は今、イスラエルを攻撃してきたのか。

様々な分析があるが、イスラエルが先週、イランの武器密輸船を拿捕したことと関係があるという見方がある。

これらの武器の届け先はハマスではなく、イスラム聖戦だったとみられる。(ガザの支配者は一応ハマスだが、最近は求心力を失っており、イスラム聖戦など他の過激派グループを押さえられなくなっている。)

ハマスは、母体がエジプト発祥のムスリム同胞団であることから、これまでエジプトに頼って、イランには従わないスタンスをとってきた。そのため、イランはハマスではなく、イランに忠実なイスラム聖戦を支援するようになっていた。

したがって、今回のイスラエルへの攻撃に背景には、イラン船拿捕に関連して、①イランとイスラム聖戦のイスラエルへの報復、もしくは②イスラエルの報復をあてこんだハマスへの処罰、などが考えられている。

しかし、背景はどうあれ、ガザもイスラエルもこれ以上のエスカレートは好ましくない。今回もちょっとはでにやってまた停戦。またエスカレートして、また停戦。こうしたいたちごっこの一つに終わる可能性が高い。

<エジプトに見捨てられたハマス>

ところで、ハマスはこれまでエジプトに頼ってきたのだが、ムルシ前大統領が失脚し、軍が中心の暫定政権になってからは、エジプトからも完全に見捨てられた状態になっている。

今回の停戦交渉も、エジプトはガザの支配者であるハマスを通り越して、イスラム聖戦に直接交渉を行っていたという。

またエジプトは先週にもガザの補給路であった地下トンネル1370本を破壊。ラファのエジプトとガザの国境も閉鎖しているため、エジプトからの補給はほとんどなくなっている。海外からの支援金も滞り、ハマスはメンバーに給料を払えなくなっている。

ガザに出入りする記者によると、ガザの人々の向きの様子に大きな変わりはないが、車を売ったという人が増えているという。生活が徐々に悪化していることは確かだろうとのことだった。
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アシュケロンにもロケット弾 2014.3.13

 2014-03-13
ガザからのロケット弾によるイスラエル南部への攻撃が再び13日午前中から再び始まっている。

イスラム聖戦が宣言した通り、射程の長いロケット弾を使い始めたため、南部主要都市アシュケロン、アシュドドにまで攻撃が広がっている。アシュケロンでは2発が空き地に着弾。1発は迎撃ミサイルが撃墜。

アシュドドでは、サイレンを聞いてシェルターに駆け込む途中でけがをした人、ショックで治療を受ける人が出ている。アシュドドでは、朝から学校が休校となっている。

昨夜からこれまでにイスラエルに撃ち込まれたロケット弾は100発。これを受けて、13日午後、イスラエル空軍がガザ地区の7個所へ空爆を行った。これによるガザ地区の被害の報告はまだ出ていない。

イスラエル政府は、今朝から緊急の治安閣議を設置して対応にあたっている。

ネタニヤフ首相は今日、イギリスのキャメロン首相に同伴してエルサレムを案内しながら、断固たる反撃の方針を改めて強調した。

時々過激発言が問題になるリーバーマン外相は「ガザを征服するしかないのではないか。」と発言。国連のバンキムン事務総長は、市民を狙ったミサイル攻撃の非難すると同時に、双方、落ち着くようにとの声明を出した。

ところで、イスラエルは2日前から、夜になると時折雷鳴を伴う激しい雨風となり、日中でも曇ったままで寒い冬型気候でけっこう寒い。ガザ周辺も雨で地面がぬかるみとなっており、イスラエル軍もガザ側も動きにくい状況だ。

イスラエルでは16,17日とプリム(エステル王妃を記念する例祭)となり、学校や町で様々な楽しい催しが計画されている。アシュケロンの住民は「これでプリムがキャンセルにならなければいいが。」と語っている。

<エジプトの仲介なるか?>

今朝アシュケロンにミサイルが着弾したころ、エジプト(暫定政権)がイスラエル、ガザ双方とコンタクトをとり、仲介を試みているとの情報がある。

午後になり、イスラエルがガザへ空爆をした後で、イスラム聖戦が午後2時から停戦に入ると宣言したとAFPが伝えた。これについてイスラエル側は未確認。

イスラエルがガザへ伝えている基本姿勢は次の通り。「停戦するならこちらも停戦する。攻撃してくるなら、こちらも攻撃する。」
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(続報)イスラエル空軍ガザへ空爆も 2014.3.13

 2014-03-13
昨日ロケット弾60発以上がイスラエル南部に撃ち込まれたのを受けて、日中は戦車が攻撃したと報告されていたが、現地時間夜22時、空軍機が29個所に及ぶ空爆を行っていた。空軍機は、45分間で作戦を終え、全機無事、帰還している。

パレスチナ側のメディアによると、イスラエル空軍が攻撃したのはイスラム聖戦の拠点と、ハマスの拠点も攻撃したもよう。今のところ、まだガザから被害の報告はない。

ハマスのスポークスマンは「イスラエルの占領に責任がある。イスラエルの攻撃に対し、パレスチナ人は報復する権利がある。」と語っている。

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ガザよりロケット弾60発以上 2014.3.13

 2014-03-13
ガザへ向かっていたと見られるイラン船拿捕。ガザ地区でイスラエル軍が対テロ作戦を展開。火曜日のガザへの空爆でテロリストとみられるガザ人3人が死亡し、南部の緊張が高まっていたが、水曜午後、ガザ全土から、60発以上のロケット弾の雨がイスラエル南部へ撃ち込まれた。

犯行声明はイスラム聖戦で、イスラエル軍に3人の戦闘員を殺害されたことへの報復だと言っている。

イスラエル軍によると、幸いほとんどが空き地に着弾し、ガソリンスタンドや図書館付近といった市街地に着弾したのは5発。迎撃ミサイルが撃ち落としたのは3発。

被害については今のところ、スデロットの女性(57)が軽度の負傷をしたとの報告のみだが、南部全域の住民は今夜はシェルターで過ごすよう指示されている。

なお、この記事を配信する0:00(現地時間)現在、ロケット攻撃は停止している。

<イスラエル軍の反撃>

イスラエル軍は直ちに戦車でガザ地区内部2個所を報復攻撃した。ネタニヤフ首相は、「イスラエルを攻撃するものには力で対処する。」と語ったが、実際には最善の対処を検討中だという。

<予想外に無視された!?武器密輸のイラン船>

先週拿捕されたイラン船がイスラエル最南端のエイラットに到着し、積み荷だった大量の武器がメディアに公開された。

ところが、まったく記事を出さなかったニューヨークタイムスはじめ、西側諸国の関心は予想以上に低く、イランの鬼の首をとったかのように言っていたネタニヤフ首相の期待は大きくはずれた。
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英キャメロン首相・イスラエル訪問中 2014.3.13

 2014-03-13
水曜、イギリスからデービッド・キャメロン首相がイスラエルを2日間の予定で訪問中。国会で演説を行った。

キャメロン首相は、イスラエル・ボイコットには断固反対するとの意思を表明。イスラエルへの支持と、両国の友好関係をアピールした。

また、ちょうど訪問中にイスラエル南部がガザから攻撃されたことを受けて、「野蛮な行為」と強いことばでパレスチナ人の挑発行為を非難した。

しかし、パレスチナ人のテロ活動と西岸地区での入植活動を並列にし「これらが平和の実現を妨害する行為」と語った。

<イスラエルから学ぶ”バラガン(無秩序)”キャメロン首相>

国会にキャメロン首相を迎えるにあたり、国会スポークスマンのユリ・エデルステイン氏は、野党議員に対し、「外国のVIPがいるのだから、途中で退室して失礼なことにならないよう」と協力を求めていた。

しかし、この日、正統派の徴兵を定めた法案が可決したため、正統派正統シャスなど野党議員らが、キャメロン首相の目の前、ネタニヤフ首相スピーチ終盤で、退席するにいたった。

キャメロン首相は「イスラエルの国会はイギリスと同様に民主的だということだ。聞いていたとおり、ここでヘブル語「バラガン(混乱・無秩序)」を学べた。」と余裕のスピーチだった。

キャメロン首相は、木曜、パレスチナ自治政府を訪問予定。
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正統派VS世俗派:ベイトシェメシュ 2014.3.13

 2014-03-13
イスラエルでは、目に見えて人口が増えてきているユダヤ教正統派と、彼らを養いきれない世俗派が対立するというのが社会現象になっている。

その象徴ともいえるベイトシェメシュでの市長選やりなおし(昨年10月の選挙で不正があったと判断されたため)が水曜に行われた。

結果、最初の選挙結果と同様、正統派(シャス党)のアブトブル氏が当選を決め、軍配は正統派に上がった。

結果を聞いた世俗派住民の表情はかなり暗い。「ベイトシェメシュは終わりだ」「町から出て行くことを考えている」という世俗派住民もある。

ベイトシェメシュでは年々正統派数が増え、世俗派を圧倒しはじめている。最近では、”敬虔な”正統派が世俗派の小さな女の子の服装が悪いと言って、つばをはきかけるなどの問題が発生していた。

<正統派の兵役義務化・可決>

ユダヤ教超正統派の兵役義務について、一部のイシバ(ユダヤ教神学校)学生を除くすべての正統派に兵役の義務を課し、拒否するものは刑務所へという法案が2回の決議を通過し、可決されるに至った。

とはいえ、国会の約半分近い野党議員全員が不在の状態での可決である。

またこの法案は時間をかけてゆっくりと適応する計画で、今すぐに劇的な変化があるわけではない。今後、正統派が自然にイスラエル社会に参画していくようになるかどうかというところだろうか。
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ヨルダン議会が政府へ最後通告 2014.3.13

 2014-03-13
月曜、イスラエルとヨルダンの国境アレンビー・ブリッジの検問所で、ヨルダンの裁判官が、イスラエル兵に射殺された。

これを受けて、ヨルダン議会は、来週火曜火曜までにイスラエルへの報復処置を実施することを要求。もし実施されない場合は、政府を打倒するとの最後通告を行った。

ヨルダン紙によると、ヨルダン議会が要求しているのは、イスラエルの駐ヨルダン大使を追放し、イスラエルに収監されているヨルダン人テロリスト(1997年にイスラエルで女児7人を殺害)アフマド・ダカメシュを釈放させること。

この件については、ヨルダン政府とイスラエルの外務相が協議を行っており、ヨルダンもイスラエルも関係の悪化は望んでいないということでは一致している。
事件そのものについては、イスラエルとヨルダンで詳しい調査が行われている。イスラエルの調査ではおおむね以下の通り。

ヨルダン人裁判官(西岸地区ナブルス出身のパレスチナ人)が「アラー・アクバル」と叫びながら、イスラエル兵の銃を奪おうとした。そのため兵士が足に向かって発砲。それでも金属棒をもって襲ってきたため、防衛が必要と判断し射殺した。

ネタニヤフ首相は、遺憾の意を表明している。
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ショート宣教師、北朝鮮から釈放 2014.3.13

 2014-03-13
先月18日、BBCからの報道で北朝鮮に逮捕されたとお伝えしたオーストラリア人ジョン・ショート宣教師(75)。高齢であることを理由に3月5日、釈放された。北朝鮮に拘束されていた日数は13日。
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シリアの子ども・必見ビデオ 2014.3.7

 2014-03-07
http://www.youtube.com/watch?v=RBQ-IoHfimQ

シリア情勢が膠着したまま、最近あまりニュースも流れてこなくなっている。しかし、現地や難民の状況が悲惨極まることに変わりはない。化学兵器の処理についても期限遅れが目立ってきているという。

そんな中、「シリアで起こっていることがもし、ロンドンで起こったら・・」という設定で作成されたビデオクリップが話題になっている。イスラエルのテレビでも流された。

「ここで起こっていないからといって、起こっていないというわけではない”」と締めくくるこのビデオ。たいへんパワフルに心にせまってくる。(製作は世界の子どもを保護する団体”Save the Children”)

エルサレムを含め、私たちは本当に平和に恵まれている。ぜひ見て頂き、シリアの子どもたちと、人間の力ではどうしようもないシリア情勢の解決を覚えてお祈りください。

<失われつつあるシリアの次世代:ユニセフ・UNHCR 国連難民高等弁務官事務所報告>

シリアの内戦でこれまでに死亡した子どもは1万人以上。負傷した子ども、家族を失ったり離ればなれになった子どもは数え切れない。

ユニセフの最新情報によると、シリアの子ども430万人が国内難民、126万人が国外難民となっている。

難民になってから生まれた赤ちゃんは、国籍を持つことができていない。レバノンで生まれた781人のシリア難民の赤ちゃんのうち77%は出生証明がない。

ヨルダンやレバノンでは、10才以下のシリア難民の子どもたちが、生活のため、毎日畑で働かされている。レバノンにいる難民の子どもたちの半数以上(20万人)は適切な教育を受けないまま育っている。

シリアの一世代が失われようとしている事態に危機感を持ったユニセフは、今「NO Lost Generation」というキャンペーンと行っている。

<日本政府の貢献>

3月6日付のユニセフの報告によると、日本政府は、シリアの子どもたちのために1920万ドル(約20億円)の支援を約束した。これで、日本政府からユニセフ(シリア向け)への支援は、計3500万ドル(約38億円)となった。

日本からの支援金は、主にシリア国内の到達困難な地域にいる子どもたちに適切な教育を届けるために用いられるという。
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ミサイル移送中のイラン船捕縛 2014.3.6

 2014-03-06
4日夜、紅海を航行中のイラン船を、イスラエルの海軍が拿捕した。翌5日、ヤアロン国防相、ガンツ参謀総長が、共同記者会見を行い、積み荷のセメントに隠されていた高度なミサイルを押収したと発表した。

ミサイルはシリアからイランを経由し、スーダンで陸揚げされ、その後陸路ガザへ向かう予定だったとみられる。

ヤアロン国防相によると、押収されたミサイルは2006年のレバノン戦争の時に使われたものと同じ型で、射程90キロ以上。弾頭には175キロもの爆弾を搭載することができる。ガザから発射された場合、イスラエルの大都市をほとんど射程に入れることができる。

もし拿捕に成功していなかったら、イスラエル市民にとって大惨事になるところだったとイスラエル軍は伝えている。

http://www.youtube.com/watch?v=uf3Iur7oh1Q&list=UUawNWlihdgaycQpO3zi-jYg&feature=c4-overvie (発見されたミサイル)

http://www.youtube.com/watch?v=nYd2b__wxKY&list=UUawNWlihdgaycQpO3zi-jYg (ミサイル搬送の経路・ミサイルの射程)

<アメリカとイスラエルの協力作戦>

オバマ大統領は、アメリカ軍がイスラエルより先に武器搬送疑惑のあるこの船をマークしていたことを明らかにした。

アメリカ政府によると、アメリカ軍はイスラエル軍より先に介入する用意があったという。しかし、イスラエル軍が自ら対処すると言ったため、イスラエル軍が、兵力数百人を投入して作戦を遂行した。

押収されたミサイルが明らかにイラン製であることから、イスラエルとアメリカは国際社会に対し、笑顔の背後で中東の平和を脅かすイランの実態を非難するよう呼びかけている。

<ハマスとイランの反応>

ガザのハマスは、イスラエルの報告を「ばかばかしい冗談」と完全否定している。

イランも、関与を否定。さらに皮肉にもイランの革命軍は、この船が拿捕された同日、新しく射程2000キロに及ぶミサイルを、導入したと発表し、実際にミサイルを公開した。このミサイルは、中東全体を射程に入れていると豪語している。
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北部国境緊張:ヒズボラとの直接対峙 2014.3.6

 2014-03-06
先週月曜、イスラエルは、シリアからレバノン領内のヒズボラへ武器を搬入しようとしていたとみられるヒズボラの軍事拠点を空爆した。イスラエルのこうした攻撃はこれで7回目と数えられている。

しかし、今回はめずらしくイスラエルが関与を否定しなかったため、ヒズボラの報復してくる可能性があるとして、北部国境付近は先週から現在もまだ高い警戒態勢がとられている。

そんな中、5日朝、ヒズボラ戦闘員2人がイスラエルとの国境に爆発物を設置しようとしているのが発見され、イスラエル軍がこの2人を射殺した。

ヒズボラは、イランとともにアサド政権を支援するため、シリアの内戦に介入して、戦力をかなり失っている。その上、最近では、シリアの反政府勢力がレバノン内部でヒズボラに対する爆破事件を連発して、レバノン国内でも死者が続出している。

イスラエル軍がヒズボラの分子2人を射殺した数時間後、上記シリアからイラン経由の武器搬送船の情報が流れた。シリア、ヒズボラ、イランが、イスラエルを巻き込んで、シリアでの戦況の流れを変えようとしている可能性もある。

いずれにしても、イスラエルは相変わらずシリア、ヒズボラ、イランの3兄弟の脅威にさらされているということである。
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超正統派ユダヤ教徒の50万人デモ 2014.3.4

 2014-03-04
超正統派も兵役につく義務を課すという法案に反対する超正統派ユダヤ教徒の大群衆が、2日、エルサレム市内で”祈りのデモ”を行った。

集会は「100万人マーチ」と称され、超正統派なら派閥を超えて参加が呼びかけられた。異例にも女子と9才以上の男の子の参加も要請され、当日は超正統派が全国から続々と集まった。最終的には30~50万人と報告されている。

超正統派は、2月中旬にも主要1号線道路のエルサレム入り口近くで群衆によるデモを行って、警察と暴力的な衝突になっている。警察は1万人体制で警備を準備。会場となる現場周辺の道路は閉鎖。エルサレム市内に出入りするバスや、路面電車も停止となった。

集会は2日午後4時から。この日は午後から砂嵐で、空はどんより霧がかかったようになっている。会場中央バスステーション周辺は、超正統派の人々で黒々となった。

デモとはいえ、政府に訴えるのではなく、神にこの法案を廃棄してくれるようにと祈る集会である。

集会は、約2時間。終止ラビがマイクを通した大音響で「主よ。主よ。私たちは罪を犯しました。どうか哀れんでください。」と泣き叫びの祈りをし、これにあわせて、大群衆が「アーメン」という。いわば、政府にはいやみともいえる大祈り会である。

祈ったあとは、喜びのダンスで閉会となった。幸い暴動にはならず、平和に群衆祈り会は閉会となった。

<超正統派ユダヤ教徒の兵役問題とは?>

イスラエルは建国以来、超正統派の人々を国のために祈る祭司とみなし、兵役や税金を免除するだけでなく、国が生活費を支給する形をとってきた。しかし、建国65年たった今、その祭司の数が増えすぎて、国がもはや養いきれなくなっている。

また息子娘を兵役に出し、税金も納めている世俗派の人々からは、こうした超正統派への特別待遇を「不公平」だとする意見が積み上がってきている。

そこで、政界の風雲児ヤイル・ラピード財務相は、「平等に重荷を担う」として、超正統派も一定の兵役または社会奉仕を義務づける法案を進めているのである。

しかし、この法案、二転三転していて、なかなか理解するのが難しい。実際には、かなりの数が今まで通り兵役免除されるし、急に兵役が課されるわけではなく、数年をかけて徐々に新しいシステムにしていくという形である。しかし、それでも、正統派は、「これまで通り」と要求しているというわけである。

<兵役に反対しないユダヤ教徒もいる>

ここで注意したいことは、ユダヤ教徒だからといって、全員が、兵役に反対しているわけではない。特に、宗教派シオニスト(神は、祈りだけでなく、ユダヤ人の実際の働きを用いてイスラエルの建国を実現されたと考える人々)は、敬虔なユダヤ教徒だが、率先して兵役に就き、優秀な兵士を生み出している。

また、戦死した兵士の中には敬虔なユダヤ教徒も多数いる。息子をレバノン戦争で失った母親は、こうした超正統派の訴えは、まるで息子がユダヤ教徒でなかったように言われているようだと怒りを訴えている。

<石のひとりごと>

ラピート財務相は、「この大群衆を見た人は、だれでも、国が彼らを養いきれないとわかったはずだ。」といっている。確かに、そう感じた。

しかし、トップに立つラビが反対を呼びかけている以上、国の現状を理解して兵役に就こうとする正統派の青年が、正統派社会から迫害されるという体質は変わらない。人数が多いだけに、無理に兵役につけようとすれば、社会的な大混乱を招く危機さえある。

トップに立つラビの「つるの一声」これがすべてを決めることになる。これは、福音に対するユダヤ教の態度にも共通する点である。

<おまけ>

3月17,18日は、エステルを記念するプリム祭りである。この例祭では、子どもたちは様々なコスチュームでいろいろなものに変装する。正統派の男の子たちに根強い人気は皮肉にも「イスラエル軍兵士」の扮装である。

プリムに正統派の居住区に行くと、たくさんの小さなエステル王妃に混じって小さな神殿の大祭司が走り回っている。その中に、おもちゃのライフル銃をもった小さなイスラエル軍兵士もけっこういるのである。

兵役が大きな問題になっている今、「今年はイスラエル軍兵士の扮装禁止」が呼びかけられているという。しかし子どもたちはがっかりする。そこでラビは「イスラエル軍兵士はいけないが、アメリカやイギリス軍兵士の扮装ならば良い。」と言っている。
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日本の岸田外務大臣:パレスチナ国家設立へ2億ドル(200億円)を約束 2014.3.4

 2014-03-04
日本は、アジア22カ国からなる「パレスチナ開発への東アジア協力会」の主催国(インドネシア、日本、パレスチナ自治政府)の中でも主要な働きを果たしている。

1日、岸田外務大臣は、インドネシアのジャカルタで開催された第二回同協力会・総会の声明として、パレスチナの独立国家実現をめざして、2億ドルの融資を約束する声明を発表した。
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アンネ関係書籍問題・その後(朝日新聞より)2014.3.4

 2014-03-04
東京都内の図書館で、アンネ・フランク関係の書物が300冊にわたって破られた事件。東京のイスラエル大使館は、杉並区などにアンネ・フランクに関連する書籍300冊を寄贈した。

イスラエル大使館からだけでなく、一般の日本人からも、140冊以上のアンネ関係書籍が多数寄贈されている。うち137冊は「杉原千畝」を名乗る人物だったという。

朝日新聞によると、イスラエル大使館に届けられた謝罪の電話や手紙は1000件を超えるという。イスラエルのルツ・カハノフ中日大使は、「日本人の暖かい反応を得られ、犯人の意図とは逆の結果になった。」と語っている。
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