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イスラエルと日本が産業開発で協力へ 2014.7.8

 2014-07-08
こんな時ではあるが・・・日本の茂木経産相が、7日、エルサレムでネタニヤフ首相、ベネット経財担当相に面会。イスラエルの進んだサイバーセキュリティなどの技術や、エネルギー部門で共同開発を進める覚え書きに署名した。

日本政府がこうした覚え書きに署名した国はイスラエルが初めてである。茂木経産相は、日本のトップレベルビジネス関係者らを同伴しており、両国の貿易拡大が期待されている。

<杉原千畝氏に助けられたユダヤ人が日本訪問>

元リトアニアの日本大使だった杉原千畝氏の発給したビザにより、命を助けられたユダヤ人、レオ・マラメッドさん(82)が、7日、日本に到着した。

レオさんは、1940年、杉原氏の発給したビザで家族とともにロシアを横断。日本の敦賀にたどり着いた。その翌年アメリカに移住している。レオさんはこの後安倍首相に面会、敦賀を訪問して、杉原氏に敬意を表する事になっている。
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パレスチナ少年殺害のユダヤ人6人逮捕 2014.7.7

 2014-07-07
パレスチナ少年ムハンマド・アル・ケダールさん(16)を生きたまま焼き殺すという残虐な殺人を行った犯人が、7日、逮捕された。ユダヤ人過激派6人で、一部は未成年だった。

現在、詳しい取り調べが行われているが、グループの中の1人がすでに、犯行は、先にユダヤ人少年3人が殺害されたことへの復讐だったと自供している。

ムハンマドさんの父親は、「逮捕されても何の意味もない。息子は焼き殺されたのです。」と怒りをぶつけている。

パレスチナ自治政府のアッバス議長は、この件について、国連で調査委員会を立ち上げ、取り調べてほしいとの要請を出した。

<ネタニヤフ首相コメント>

ネタニヤフ首相は、モハンマドさんを虐殺した犯人がユダヤ人であったことを受けて、「恐ろしい事だ。地域全体を流血の火に入れるような過激派は、どちら側であっても決して赦してはならない。」と語った。

また、ムハンマドさんの家族に遺憾を伝えるとともに、殺人犯は、人種に関係なく、法の元に正しくさばくと伝えた。同時に、アッバス議長は、イスラエルがユダヤ人の犯人を逮捕したのと同様、ユダヤ人少年3人を殺害した犯人を逮捕すべきだと言った。

<イスラエルの治安部隊に暴行されたパレスチナ少年>

ムハンマドさんのアメリカ国籍のいとこ、タリク・ケダールさん(15)が、イスラエルの治安部隊に暴行を加えられるところがビデオに撮影されて問題となっていることについて。7日、警察はタリクさんを釈放。タリクさんが腫れ上がった顔で出てくるところが世界のニュースで報じられた。

イスラエルの警察は、この件についても現在、綿密な調査を行っている。

<全国に広がる暴動>

週末から続いているパレスチナ人の暴動だが、7日に6人のユダヤ人過激派が逮捕されてから、北部ガリラヤ地方やナザレ、南部のベドウインまでが治安部隊に投石するなどの暴動に及んでいる。

ラマダンの断食が明けた夕刻以降には、東エルサレムや、ラムレなどで再び暴動になると予想されている。

ところで、土曜には、エルサレム旧市街で女性がアラブ人グループに襲撃され、女性の夫が銃を使って脱出。マアレイ・アドミムへのバスが襲われて、運転手と乗客1人が負傷。今日は西エルサレムのアブトゥールでも暴動があったという。

こうした暴動は一過性なので、その場に居合わせなければ、暴動があったこともわからないというのが現状ではあるが、エルサレムでは、なんとなく不穏な空気を感じる昨今である。
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ガザ周辺・取材報告 2014.7.7

 2014-07-07
ガザからのロケット攻撃が続く、南部が周辺の都市を取材した。今日も、ガザに最も近いシャアレイ・ハネゲブ地方に午前中だけで9発の砲撃があったが、物損も負傷者もなかった。

これを受けてイスラエル軍は夜になってからガザを空爆。イスラム聖戦の指導者2人を殺害した。

<以外に余裕の住民>

7日午前中、ロケット弾が連発していたシャアレイ・ハネゲブにいたが、ロケット弾がどこに落ちたのか、ほとんど音も聞こえなかった。住民たちの様子も日常そのものだった。

この地域は、ガザに最も近い地域なので、迫撃砲が撃ち込まれる。これらは、発射されると同時に着弾してしまうため、警報は鳴らない。まさにいつロケット弾が飛んでくるのかわからない、という状況である。

しかし、シャアレイ・ハネゲブ地域議長は、「ガザからの攻撃はすでに15年も続いている。異常なことだが、住民は慣れている。今、攻撃があったからといって、だれもこの地域から引っ越しを考える者はない。」と語った。

シャアレイ・ハネゲブのガザがみえるところに立つと、いつロケット弾が飛んで来てもおかしくないというのに、確かにトラクターがガザ地区を背景に、広大な畑を右往左往しながら耕していた。

ここではロケット弾が飛んで来ても、隠れるところもないが、気にしないのだとか。

<スデロット>

先週、工場にロケット弾が直撃し、大きな火災となったスデロットのペンキ工場。痛々しい焼け跡がそのまま残されていた。その真横の、かろうじて焼けなかった部分の工場棟では、すでに操業が再開されていた。

ロケット弾でアパートの一角が実際に破壊された住民の話を聞いた。さすがに、その家の主婦は、ストレスで顔が歪むほどだった。その家の子供たちは、元気そうに見えたが、恐れて家から出られなくなっているという。

引っ越ししないのかと聞かれ、「仕事がここにあるし、スデロット以外に行くところはない。」と言っていた。住民の多くは、他の町に引っ越すだけの経済力がないのである。

スーパーに買い物にきた女性は、「政府はなにもしない。ガザを攻撃しても最後まで徹底的にやらないので、延々とロケット弾が続いている。」と怒っていた。

スデロットのショッピングセンターの一角に座っていた高齢の女性2人に話を聞いた。ニーナさんと、と90歳ぐらいの車いすのマリーアさんだ。ニーナさんはやけに明るく、「警報が鳴ったらどうするのかって?お茶を飲むのよ。あははは」と笑っていた。

マリーアさんは、ケアハウスに入居中。警報が鳴っても、どうにもできないので、そのまま動かないのだという。「おば(マリーアさん)はドイツでホロコーストを経験していて、これよりもっと怖い思いをしたからね・・」とニーナさん。

ロシア語なのでマリーアさんが何を言っているのかはよくわからなかったが、しっかりした表情で、「ガザのアラブは死んでしまうべき」というようなジェスチャーをしていた。ニーナさんは、「ガザのアラブ人にいいたい。もう十分。いい加減にしてほしいよね。あははは」だった。

話を聞くうち、ニーナさんがイエスを信じるメシアニックジューだということがわかった。「イエスさま大好き」と連発していた。「イエス様に祈れば、絶対大丈夫と確信できるのよ。」と言っていた。

姉妹だとわかると、うれしくなって、日本の教会の皆さんに私と私の息子のために祈るように言ってほしいと言った。息子のために何を祈るのかというと、ロケットにあたらないようにとかではなく、カフカス出身の嫁が早く来るようにとのこと。

2000年代初頭、最初にロケット弾が降り注いだ頃にスデロットを訪ねたことがあるが、当時に比べると、悲壮感はなく、余裕の空気を感じた。

<迎撃ミサイルが生み出した異常な日常>

イスラエルでは、最近迎撃ミサイルが発達しているので、住民に前ほど緊張感がなくなっている。また政府も、犠牲者が出ないので、なかなか思い切った対処に出ようとしなくなっている。

しかし、パレスチナ人が撃ち込むロケット弾は一発数百ドル(数万円)だが、迎撃ミサイルは、一発1万ドル(100万円)もする。

これでいいのか・・・?何かがおかしいのでは・・・?と感じる人は少なくないようである。
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イスラエル国内に広がる暴動 2014.7.6

 2014-07-06
エルサレムの林で焼死体となって発見されたムハンマドさん(16)は、解剖の結果、生きたまま焼かれて死亡していたことがわかった。(解剖にはユダヤ人とパレスチナ人の医師が承認として立ち会っている)

さらに金曜、殺害されたムハンマドさんのいとこのタリク・ケダルさん(15才・アメリカ国籍)が、イスラエルの治安部隊二人に殴る蹴るの暴行を受けているところがビデオに撮影され、顔にひどいけがをしたタリク少年の写真とともにメディアに流された。

これについて、イスラエルの警察報道官は、「ビデオは編集されたもので、部分的にとりだしたもの。タリク少年は、投石していたため、逮捕した。」と説明した。しかし、パレスチナ人らの怒りはさらに燃え上がっている。

金曜夜、イスラエル中部のアラブ人町カランソワ付近に迷い込んだユダヤ人の車両2台が暴徒に襲われた。1台は、破壊された上、火をつけられたため、乗っていた人は走って脱出。1台は車で脱出した。

土曜には、カランソワ、ラムレ、北部のウム・エルファハンなど、イスラエル国内のアラブ人地区で、暴動が発生し、治安部隊と激しい衝突となっている。現在上記の町は閉鎖。周辺道路も閉鎖されている。

<入植地住民の不安>

西岸地区の入植地からエルサレム・アッセンブリーに礼拝に来ている姉妹が、以下のような祈りの要請をだした。

入植地住民は、周囲のパレスチナ人からの憎しみのまっただ中にいる。それでもバスの本数が少ないので、彼女自身の子供たちも含めて、人々はヒッチハイクをしなければならないという。これは、現状からすると非常に危険である。

また、家族友人の間でも、今回の一連のことについて意見が別れ、論争になることが多いという。

<祈り・とりなし>

パレスチナ人は、ムハンマドさんを焼き殺したのは極右ユダヤ人だと信じている。「マッツァにパレスチナ人の血を混ぜている。」といった中世以来の中傷も出回っている。あらゆる機会をとらえてユダヤ人への憎しみをかりたてようとしている。

逆に、ユダヤ人の間でも、復讐のためには殺人も認めるとするラビがいる。イスラエル政府が「無言」を続けている今、過激なユダヤ人たちが、相当危険である。双方の動きが押さえられ、憎しみの嵐が沈静化していくよう、主に祈るのみである。
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ガザからベエルシェバにもミサイル 2014.7.6

 2014-07-06
金曜、土曜の安息日中のガザからイスラエル南部都市へのロケット弾は、計29発。このうち2発は、長距離ミサイルで、ベエルシェバまで到達した。ベエルシェバへの一発を含め、8発は、迎撃ミサイルが撃墜。一部は建物を直撃し、火事になったりしているが、負傷者はなし。

イスラエル軍によると、3人の少年が誘拐殺害されてから、イスラエルに向けて発射されたロケット弾は計135発。このうち、迎撃ミサイルが撃墜した数は21発。ちなみに迎撃ミサイルは一発発射するたびに100万円以上のコストがかかっている。

イスラエル空軍は、ガザへの報復の空爆を行っているが、数カ所にとどまり、ニュースでは「イスラエルはほとんど沈黙」と評されている。

治安閣議は水曜にも行われたが、今のところ、大きな動きはない。

<打倒イスラエルに執念のガザ・ハマス>

リーバーマン外相や、ベネット経財相など右派閣僚は、「ガザを再占拠するべき」と発言するなど、ガザへの軍事介入を訴えている。しかしながら、ガザへの大規模攻撃が、解決をもたらすとは限らない。

2012年、せめて次の10年、ロケット弾がなくなればとの希望の元、大規模な地上軍によるガザ侵攻が行われた。ハマスの軍備をかなりたたいたと評されていた。しかし、わずか2年後の今、ハマスはすでにイスラエルを攻撃しているのである。

また、今回は、ハマスがイスラエルをなんとかガザ侵攻に引き入れようとしているという分析もある。戦争に引き込んで、さらにイスラエル国内奥深くへの攻撃をするか、国際社会のイスラエル批判を得るためである。

ところで、ガザのハマスは、エジプトでムルシ大統領が失脚し、ムスリム同胞団からの支援を得られなくなった今、経済的にも悲惨な状況にある。もっとも顕著なのはエネルギー不足。ガザでは電力不足で下水処理ができなくなっており、とうとうビーチに下水を垂れ流しはじめている。

それでもハマスは、イスラエルを攻撃している。最後の力をふりしぼって・・・というところなのかもしれないが、この執念にどう対処するのか・・。今回は特に、ガザへの攻撃が、国内でのパレスチナ人の暴動悪化につながることになる。

かといって、このまま南部の市民の危機を見過ごすわけにもいかない。ネタニヤフ首相、大変苦しい選択をせまられている。
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ISIS:イスラム国家のカリフ(?)初登場 2014.7.6

 2014-07-06
イラクで前進を続けるISISは、シリアとの国境の石油精製施設をさらに制圧。シーア派も含め、スンニ派以外の者を、強制改宗させ、しないものはその場で首をはねるなどの残虐をきわめながら、バグダッドにせまりつつある。

そのISISの指導者で、カリフと称するアブ・バクル・アル・バグダティの姿が、初めてビデオで流された。イラク第二の都市モスルのモスクでメッセージを行ったときの映像である。検証がすすめられているが、本人であると考えられている。

バグダティは、豊かなひげと黒の法服に身をかため、いかにもイスラム指導者といった感じである。

http://www.bbc.com/news/world-middle-east-28177848

<海外にしみ出す危機>

ISISは、海外のイスラム教徒に、この動きに賛同するよう呼びかけている。すでにイギリス人をはじめ、オーストラリア人など、海外のパスポートを持つ者がシリアに入って、テロの訓練を受け、それぞれの本国に帰りはじめている。そこで、テロを決行する可能性がある。

ISISの呼びかけを受けて、イラクに入ろうとする欧米人もいる。欧米諸国はシリアやイラクに行く者は犯罪者として逮捕するなどの処置を講じている。

<今が勝負?>

BBCの解説によると、ISISは、あまりにも残酷で、極端なイスラム主義であるため、アルカイダやハマスのほうがましといわれるほどである。今のところ、イスラム諸国はそろってISISを警戒している。

サウジアラビアは、ISISの侵入に備えて、3万の軍を国境に配備している。

今、最も危ないところにいるのはヨルダン。イスラエルとアメリカは、ヨルダン防衛に備えている。もしISISがヨルダンを攻めてくれば、イスラエルも巻き込まれることになる。

イラク軍は、現在、アメリカなどの支援を受けて、ティクリットを奪回しようとしている。もし今ティクリットを奪回することができれば、ISISに大きなイメージダウンを与えることができる。

しかし逆にイラク軍が、テシクリット負けた場合、ISISは一気に勢いづくことになる。そうなると、小さな聖戦主義グループからISISに傾倒していき、その勢力が増し加わり、イラクは消滅、本当にイスラム帝国になってしまうかもしれない。

こうした状況に対し、アメリカはまだ思い切った対処はしておらず、中東でのアメリカの権威はますます失墜方向である。

なお、アメリカがイラクに派遣している軍関係者は、現時点で650人。470人は、バグダッドの大使館関係者の保護のためで、約200人がイラク軍の訓練にあたっている。かつては15万のアメリカ軍が、イラクに駐留していた事を考えると、これはまさに何もしていないといわれても仕方がない数。
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ウクライナが、東部鎮圧へ前進 2014.7.6

 2014-07-06
ウクライナのポロシェンコ大統領は、欧州との協定にモルドバとグルジアとともに署名。その後、武力による親ロシア派の鎮圧を続けている。つまり、ウクライナは、親欧米路線でかためるという方針である。

3日、ウクライナ軍は、親ロシア派の軍事拠点だったスラビアンスクを奪回した。現在、ドネツクに目標を定めて進軍中である。

国連難民機関によると、ウクライナの紛争で発生した難民は16万人。ロシアによると、東ウクライナからは親ロシア派の住民多数が、国境を越えてすでにロシアへ移動(避難)したという。

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安息日:希望の光 2014.7.5

 2014-07-05
今日は金曜日。安息日入りの日である。今日もいろいろあった一日だった。

東エルサレムでは、午後、殺害されたパレスチナ人少年の葬儀が行われた。数千人が参列し、暴動となり、35人が負傷した。

神殿の丘でも暴動となり、パレスチナ人が、治安部隊に石を投げつけ、治安部隊は催涙弾で彼らを追いかけた。

イスラエルが、パレスチナ人のために東エルサレムまで伸ばした路面電車の駅を、パレスチナ人たちは、めちゃめちゃに破壊した。破壊しただけではない。乱暴なヘブライ語で、落書きが残されていた。”イスラエルに死を””ユダヤ人に死を”

ロケット弾攻撃が続いている南部では、まだ攻撃が続いている。国境では、ガザへの侵攻に備えて、イスラエル軍が戦闘態勢を整えている。

一日の取材を終えて歩きながら、昨夜エルサレム上空を、南へ向かって飛んで行った何機もの輸送機を思い出した。その姿を思うと、なんとも泣けてきた。この国は、どうしてここまで憎まれ、苦しまなければならないのか・・・

<手渡された2本のろうそく>

そんなことを思いながら歩いていると、6才くらいの、キッパをつけた小さなかわいい男の子が近づいて来た。ぼくとつな10cmぐらいのろうそくを2本差し出している。「これは安息日のろうそく。」と言った。

私はユダヤ人ではないのにもらっては悪いと思い、遠くに父親らしき人が、彼を呼んでいたので、「ほら、お父さんが呼んでるよ。」と言った。男の子は「あれはお父さんじゃないよ。」といって離れなかった。

2本のろうそくを受け取ると、「8時につけてね。」と言った。私は、「絶対につけるよ。」と約束した。

ユダヤ教徒が、安息日の前に、通りで同胞のユダヤ人に安息日用のろうそくを配ることがあるが、いかにも異邦人の私に配る事はほとんどない。しかもこんな小さな子供が、見知らぬ異邦人に単独で近づいてくる事はない。

また彼がくれたろうそくは、安息日配布用ではなく、ただの普通のろうそく(ろうそく立てがないと立たない)である。何もかもが不思議だった。

主は、私たちの涙と祈りを知ってくださっているー。「わたしが安息日の主。わたしを迎えなさい。わたしに祈りなさい。」主がそう言われているような気がした。

主はシオンを選び、それをご自分の住みかとして望まれた。「これはとこしえにわたしの安息の場所、ここにわたしは住もう。わたしがそれを望んだから。(詩編132:13-14:ぜひ全編をどうぞ)
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ガザ侵攻防げるか:南部国境にイスラエル軍配備 2014.7.4

 2014-07-04
ガザからイスラエル南部都市へのロケット攻撃が、3日夕刻からさらに激しくなり、この24時間で45発となった。

ほとんどは空き地に着弾するか、迎撃ミサイルが撃ち落としているが、家屋に着弾し、物損や、火事になった家もある。今のところ、兵士が一人、ロケット弾から出る金属片で負傷したほかは、市民に負傷者は出ていない。

ガザに最も近いエシュコル地域の住民はシェルターか、防護室に入るよう指示されている。シェルターから15秒以内にとどまるよう指示されている地域もある。

ネタニヤフ首相は、エジプトを通じて、ガザのハマスに、イスラエルへの攻撃を停止しないなら、ガザを攻撃すると伝えた。昨夜から48時間と期限を切ったとの情報もある。

<ガザ国境にイスラエル軍増強配備>

イスラエルは、ガザ周辺に戦車や地上軍を増強している。昨夜0時頃、エルサレムの上空で、軍の輸送機と見られる飛行機が、ひっきりなしに南へ飛んで行くのが見えた。一機一機を覚え、祈らずにはいられなかった。

これほどロケット弾が飛んで来ているのに、何もしないというわけにはいかないのだが、イスラエルとしても、できればガザへの侵攻は避けたい。

ハマスにしても、豪語しているものの、今にいたるまで、ベエルシェバに届くような長距離ミサイルは使用しておらず、イスラエルとの全面対決は避けたいと思っているとみられる。

<ガザ攻撃に反対:テルアビブで集会>

イスラエル市民の間で「イスラエル人は復讐を望む」とするFacebookが出回っていることはお知らせした通りだが、逆に「復讐は望まない。ガザへは侵攻するな」と訴える数千人とも言われる市民デモが、昨夜テルアビブで行われた。

2012年11月、ネタニヤフ首相は5万の大軍をガザ国境に配備したところで、停戦となった。侵攻しないで解決する方が、もちろん好ましいのであるが、配備するだけでもかなりの資金を要する。ネタニヤフ首相には、後になって批判が出た。

ネタニヤフ首相は、連日閣議を開き、国内外の状況を見極めながら、命のかかった政治的かけひきを行っている。そのプレッシャーは、相当なものと思われる。
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緊張:ラマダン最初の金曜日:東エルサレム 2014.7.4

 2014-07-04
<パレスチナ少年の葬儀・延期>

水曜朝に、遺体で発見されたパレスチナ人モハンマド・アル・クダールさん(16)の葬儀は、まだ行われていない。イスラエルの警察が、解剖検査のため、遺体を家族に返還していないからである。

実際には解剖そのものは、終了している。東エルサレムのパレスチナ人によると、モハンマドさんの父親が長時間、尋問されたあげく、”息子はアラブ人によって誘拐された”という調書にサインするよう求められた。

サインしないなら遺体を戻さないと言われた父親は、遺体の引き取りを拒否したという。(未確認情報)

シュアハットでの暴動は、夜になってから再開された。治安部隊との衝突で、警官一人が負傷した。現在、シュアハット地域は、閉鎖されている。

<今日、ラマダン最初の金曜礼拝>

今日4日は、ラマダン最初のイスラムの金曜礼拝にあたる。イスラムにとっては、神殿の丘で礼拝することが非常に重要な日である。宗教上の配慮として、通常、イスラエルは、ラマダンの最初と最後の金曜については、西岸地区のイスラム教徒もエルサレムで礼拝できるよう、検問を解除する。

しかし今年は、最近の状況から、礼拝後に暴動が懸念されるため、神殿の丘への50才以下の男性の出入りを禁止し、早朝から警備体制を整えて厳戒態勢に入っている。

シュアハットと同様、誘拐殺人が発生し、犯人捜査がまだ続けられているヘブロンも閉鎖され、住民はエルサレムへ来る事ができなくなっている。

*注意

ロケット弾をあびているイスラエル南部、東エルサレム以外の地域では、ほとんど何も変わらない日常である。ただ、それぞれが緊張した思いを持っているのか、かわされる会話は上記のような話題が多く、時に論争になったりしている。
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ガザからロケット攻撃連発;アパートに直撃 2014.7.3

 2014-07-03
2日夕刻から、ガザからイスラエル南部にロケット弾が連発して飛来している。3日夜だけで11発。一発はスデロットのアパートを直撃し、損害を与えたが、人的被害はなし。また道路にも着弾し、車両に損害を与えたが、負傷者はなかった。

今回、ロケット弾が直撃した建物は、子供たちの夏のデイ・キャンプに使われているもので、ロケット弾の着弾がもう数分遅ければ、子供たちが到着していたところだった。

さらに、着弾したロケット弾は、部屋の中に飛び込んだだけで爆発しなかったため、壁に穴をあけたものの、甚大な被害にはならなかった。奇跡だったとイスラエルのニュースは伝えている。

http://www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/182466#.U7UzZqW9DCs

昨夜、イスラエル空軍はガザ地区15カ所へ、報復の空爆を行った。これによりパレスチナ人10人が負傷したと伝えられている。

イスラエル南部への攻撃は、昨日パレスチナ人少年の遺体が見つかったことと、関連しているとみられる。パレスチナ人は,少年を殺害したのはイスラエル人だと主張しており、イスラエルへの憎しみが高まっている。

事件の真相はまだ調査中だが、仮にこの少年が、アラブ人どうしの抗争で殺害されていたとしても、すでに、イスラエルへの憎しみに火がついてしまったことには変わりはない。

今、懸念されることは、イスラエルが、ガザのハマスとの全面戦争にひきこまれることである。
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パレスチナ少年の葬儀に備える治安部隊 2014.7.3

 2014-07-03
今日午後、遺体(焼死体)で発見されたムハンマド・アブ・クダールさん(16)の葬儀が東エルサレムで行われる。治安部隊は、新たな暴動に備えてハイレベルに警戒している。

現在午後1時半(日本時間19時半)。警察が遺体を家族にまだ返していないため、葬儀が遅れているという情報がある。

<市民レベルでの憎しみへ>

イスラエルではFacebookに「イスラエル人は復讐を求める」とするグループができ、すでに3万5000を超えるLikes となっている。ページには、ごく普通の人々が笑顔で「イスラエル人は復讐を求める。」と表示した写真をアップしている。

一方、パレスチナ人人権保護団体のバッサム・アイド氏によると、パレスチナ人は、3人のユダヤ人少年の誘拐には、非難する立場だった。しかし、イスラエル軍が大規模に西岸地区での一斉捜査をやりはじめてから、パレスチナ世論が一気に反イスラエルになったという。

双方の憎しみが、一般大衆のレベルにまで及んでいるようである。

報復を求めるユダヤ人のデモ(7/1) https://www.youtube.com/watch?v=QhCQVkwMis8

東エルサレムのパレスチナ人の暴動(7/2) https://www.youtube.com/watch?v=hpK5iPmLrjg
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パレスチナ人少年の遺体発見で暴動:東エルサレム 2014.7.2

 2014-07-03
2日朝、エルサレムの林の中で、拷問死したとみられるパレスチナ人少年(16才)の遺体が、イスラエル警察によって発見された。

このニュースはまたたくまに、パレスチナ人の間でユダヤ人に殺されたといううわさとなって広がり、東エルサレムで激しい暴動となった。

暴徒は、治安部隊に投石し、東エルサレム・シュアファットの路面電車の駅を破壊。イスラエルの治安部隊が、催涙弾などを使って対応している。暴動はエルサレム旧市街にまで広がりはじめたため、治安部隊は、神殿の丘への出入りを遮断した。

東西エルサレムを横断する路面電車は、現在、東エルサレムへの乗り入れを停止している。

<ユダヤ人によるテロか、アラブ人どうしの犯罪か>

パレスチナ人たちは、右派ユダヤ人が、3人の少年が誘拐殺害されたことへの報復として、パレスチナ人少年を殺したと主張している。そう考えるのはパレスチナ人だけではない。イスラエル人の中でも同様のうわさが広がった。

というのも昨日、エルサレム市内で、右派ユダヤ人たちが、イスラエル政府に対し、「実質の報復をするべき」「アラブ人の死を」と叫んで暴徒化し、通りがかりのアラブ人がリンチされかかったという経過があるからである。(詳しくは以下)

しかし、警察によると、この少年が、アラブ人同士の抗争の中で殺害された可能性もまだ残っているという。少年は、アラブ人の家族間抗争で、問題ありとしてマークされている家族に所属しているからである。

アッバス議長は、議長自身が、先のユダヤ人少年3人の誘拐に関して、すぐに非難声明を出したように、ネタニヤフ首相も、パレスチナ少年の殺害を非難すべきだと言っている。

ネタニヤフ首相は、まだ何の声明も出さず、まずはこの少年の殺害に関して、早急に調査するよう指示を出した。

<緊急のとりなし>

パレスチナ少年殺害の真相がすぐに明らかになるように。双方の怒りと憎しみ、報復と暴力がエスカレートしないよう。

非常に繊細で複雑な問題を左右するネタニヤフ首相、アッバス議長を覚えてとりなしが必要である。
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昨日:一時ユダヤ人が暴徒化:西エルサレム 2014.7.2

 2014-07-03
<少年3人の葬儀・埋葬>

昨日1日夕刻、ヘブロン郊外で、遺体となってみつかった3人の少年の葬儀が、それぞれの出身入植地で行われた。その後、3人の遺体は、エルサレム近郊の町モデイーンに移送され、3人並んで一緒に埋葬された。

葬儀には、数百とも数千ともいわれる人々が参列している。またモディーンの埋葬には、ペレス大統領と、ネタニヤフ首相も参列した。


<エルサレムで、報復を要求するデモ>

葬儀と同時刻、エルサレムでは、政府に対し、厳しい報復を求める右派たちのデモが行われた。

400人ほどのデモ隊は、最初はエルサレムへの入り口付近で、道路を封鎖して、イスラエル政府に対し、パレスチナ人に実質の報復をするよう訴えていたが、だんだん怒りが高まって、付近を歩いていたアラブ人を捕まえてリンチし始めた。

警察がアラブ人を暴徒から救出したが、デモの若者たちは「報復」と書いた横断幕をかかげ、「アラブ人に死を」と叫ぶなどして、そのまま町の中心にまで移動した。

一時、混雑するマーケット(マハネイ・ヤフダ)に入ろうとしたため、警察が阻止。町の中心でもデモ隊と警察が一時乱闘騒ぎになっている。暴徒は、そのままアラブ人が多数いる旧市街に入ろうとしたが、警察が阻止した。

<石のひとりごと:現在のエルサレムの様子>

3人の少年が遺体と発見され、今日はパレスチナ人少年の遺体が発見された。エルサレムに在住するものとしては、何とも言えないどっしりした不安感、胃の中に石を抱えるような思いがする。

あるユダヤ人男性は、「ちょうど夏休みが始まったし、ティーンエイジャーたちには時間がある。同年輩の少年が殺され、政府がなにもしない今、自分たちの手で復讐をと考えてもおかしくはない。」と言った。

それにしても、ちょうど昨年の今頃、和平交渉再開と言っていたのに、1年立った今、皮肉にもまるでパンドラの箱をあけたように憎しみあうようになってしまった。

しかし・・それでも日常生活は続く。今朝も、東エルサレムで取材した帰り、10分ほど路面電車に乗ると、マハネイ・ヤフダの市場についた。あざやかな赤い種無しのスイカ。丸いままでも、1個、約10シェケル(300円)で売っている。

10分ほど先では、パレスチナ人とイスラエル軍が、衝突しているというのに、ここでは人々が、いつものように、普通にそれぞれ今日の食料を買っている。私もいつものところで、いつものおじさんから、1週間分のパンとバナナを買った。

いつもと違うことといえば、帰りのバスの中で、いつもより大きな音量でラジオのニュースが流されていたことだろうか。乗客はむっとした表情で聞いている。

少年がまた殺された。やりきれない。これから何がおこるのだろう・・・。しかし、おこるまではどうしようもない。イスラエル軍は強いし、なんとかしてくれるだろう。気にしてもしょうがない。だからまあ気にせず、生きていく。そんなところだろうか。
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イスラム国家復興!? 2014.7.2

 2014-07-02
イラクに進出を続けるISIS。イラク政府軍との激しい戦いはまだ続いているが、6月30日、カリフ制をとる「イスラム国家」の設立を宣言するに至った。

カリフとは、イスラム教の預言者ムハンマドの代理という立場を持つ人物。つまり、イスラム国家とは、カリフを頂点に、世俗がいっさい入らないイスラム教ととその法律シャリアを基盤にした国のことである。

現世界において、カリフ制のイスラム国家は存在しない。トルコやマレーシアはイスラム主義国ではあるが、政府はカリフが治めるのではなく、世俗的な一面も持つので、イスラム国家とは言わない。

今回、ISISが宣言しているのは、彼らの指導者アブバクル・バグダティをカリフとするイスラム国家である。

ISISは、1日、イスラム国家の樹立を宣言するとともに、国づくりに必要な、政治家、軍事顧問、医師やエンジニアなどはシリアとイラクに集まるよう、世界のイスラム教徒に号令をかけた。

この手順は、かつて600年代に中東を支配したイスラム国家の設立と類似する点があり、イスラム国家の復興を思わせる動きである。

<異常な早さで発展したイスラム教とかつてのイスラム国家>

イスラムの預言者ムハンマドが、イスラムの啓示を受けたとされるのが610年ごろ。それから、アラビ半島一帯にイスラム教が拡大し、ムハンマドの死後に、最初のカリフ・アリー・バクルによって、イスラム国家が立ち上がるのが、630年である。

つまり、ムハンマドが啓示を受けてから、アラビア半島と中東広範囲にイスラム教が広がり、イスラム国家になるまで、わずか20年である。歴史家は、これを「革命的」と呼び、尋常でない早さだったと指摘する。

さらに当時、イスラム国家が、設立されたころ、アラビア半島のアラブ人たちには、中央政府のような前例はいっさいなかった。いろいろな部族がばらばらに住んでいただけで、大きな帝国をたて上げるだけの知識も土台も全くなかったのである。

そこでカリフは、国づくりに必要な人材をよび集め、まさに0から、今に至るイスラム世界を定着させていったのである。

<人材を集めるISIS>

これと同様、ISISがシリアの混乱に乗じて設立されたのは、昨年の2013年4月である。それがまたたくまに、シリア・イラクをまたぐ領域に影響力をふるうようになった。

ISISは、イスラム国家宣言をした翌日の1日、国づくりに向けて、学者、政治家、エンジニア、医師、軍事指導者など国家建設に必要な人材は、シリアとイラクに集まるようにと、世界のイスラム教徒に向けて呼びかけた。

実際には、シリアでもイラクでもまだ戦闘と殺戮が続き、本当に国になるかどうかは不透明である。しかし、ISISは、モスルの銀行を押さえ、世界一の石油精製ステーションも押さえた。資金はある。イスラム国家の再興の可能性は否定できない。

こうしたイスラム社会で、クリスチャンたちが非情な環境に置かれる事はいうまでもないことでる。今後本当に中東にイスラム国家が復興するのか、それが霊的に何を意味するのか、注目しながらとりなしが必要である。
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もめている!?イスラエル政府 2014.7.1 11:00(日本17:00)

 2014-07-01
誘拐された3人が遺体でみつかったことで、緊急閣議を開いていたネタニヤフ首相と閣僚だが、今後の対策について、紛糾しているもよう。

政府が対策を検討している間も、ガザ地区からはアシュケロンなど、イスラエル南部地域へのロケット攻撃が続いた。一発は、駐車中の車両の着弾している。負傷者はなかったが、空軍が、夜間、ガザ地区内34カ所に空爆を行った。

これは通常の報復空爆の3倍近い空爆だった。これにより、パレスチナ人4人が負傷。1人が行方不明だとガザより。ベネット経財相(右派)は、それでは手ぬるいと反発している。

西岸地区では、先に報じられた容疑者2人の家をイスラエル軍が破壊した。この時にパレスチナ人数百人が投石してイスラエル軍と衝突。手榴弾を投げようとしたパレスチナ人(19)が射殺された。逮捕者は3人。

遺体が見つかってから、ヘブロンへの出入りは閉鎖されている。イスラエル軍は、誘拐した犯人を逮捕するまでは、大軍を駐留させたまま、追跡を続けると言っている。

被害者の葬儀は、本日1日午後、それぞれの入植地で予定されている。

<パレスチナ人の様子>

パレスチナ自治政府のアッバス議長は、昨日から緊急会議を開いて、ハマスとの統一政府を今後どうするかも含めて、対策を検討している。今のところ、まだ動きはないが、イスラエル、パレスチナ双方で、おそらく最大関心事となっている。

ごく一般のパレスチナ人2人に話を聞いたが、2人とも、パレスチナ世論は今回の誘拐殺人事件を喜んでいると言っていた。

遺体が見つかった月曜夜は、ラマダン初日の断食明けだったこともあり、西岸地区のパレスチナ人たちは、通りでキャンディを配って、3人の死亡を喜んでいたという。

イスラエル側で働くごく普通のパレスチナ人女性は、「3人の若者の死亡は悲しいことだが、入植者たちは、憎まれていると知っていてパレスチナ人のただ中に住んでいる。けんかを売っているようなものだ。イスラエルはこれで思い知って、入植者たちを撤退させるべきだ。」と語った。

また、アッバス議長については、「アッバス議長は弱い。もしハマスとの統一を破棄したら、アッバス議長がパレスチナ庶民から攻撃されるだろう。」と語った。

<国際社会の反応>

国際社会は今のところ、アメリカはじめ、誘拐殺人を非難している。
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誘拐の3人:遺体で発見 2014.7.1

 2014-07-01
6月12日に誘拐された3人、エイヤル・エフラチさん(19)、ギラッド・シャアルさん(16)、ナフタリ・フランケルさん(16)の遺体が、6月30日18:00ごろ(日本時間0:00)ヘブロン近郊の草原の穴の中で、発見された。

3人は誘拐直後に射殺されていたもよう。犯人は、遺体と引き換えに、囚人の釈放を要求するため、時をみはからっていたとみられる。

訃報は、まず家族に伝えられた。3家族はそれぞれの自宅にいるが、家族、親しい友人の他は、電話や訪問を控えるようにとの指示が出ている。

<復讐を示唆:ネタニヤフ首相>

現在、ネタニヤフ首相は緊急閣議を開いて、対処を検討中である。その閣議に先立ち、正式な声明として、以下のように述べた。

・・・今、全ユダヤ人はご両親、祖父母、兄弟姉妹の皆さんとともに深い悲しみにあります。全国があなた方とともに泣いています。

私たちは、彼らにふさわしい葬りをします。「小さな子供の血の復讐をサタンはまだしていない。」*とありますが、家族の元へ向かっていた無垢な少年たちがもう帰ってこないということへの復讐もサタンはまだしていません。ハマスは必ずその責任を負わなければならない。」と述べた。

*1900年代初頭に活躍したイスラエルの国民的詩人ハイム・ナフマン・ビアリクが、ポグロムでユダヤ人が虐殺されてことに対し、「口だけで復讐すると言う者はのろわれよ。」と、実際に復讐することを述べた有名な詩の一節から引用している。

つまり、ネタニヤフ首相は、3人の死にふさわしい復讐を行って弔うと言っているのである。

ハマスは、「もしイスラエルが、ハマスに報復するならば、”地獄の門”を開く事になる。」との声明をガザから出している。

<全国に悲しみと怒り>

この訃報が入った後、3人が誘拐された現場や、被害者家族の周辺などで、イスラエル人たちが集まってろうそくをともし、詩編を読むなどして、悲しみを共有している。

昨日、テルアビブで、3人の家族をサポートする集会が行われ、大群衆が集まって、共に3人の無事の帰還を祈ったところだった。昨日の今日だけに、国全体がショックと悲しみ、怒り、これからどうなるのかという不安で満ちている。

今後、どういう対処をするのか、ネタニヤフ首相と閣僚を主が導いてくださるようにお祈りください。また息子たちの無事を昨日まで信じていた家族を覚えてお祈りください。
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