右派・神殿の丘活動家・暗殺未遂 2014.10.30 

 2014-10-30
http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4585927,00.html

昨夜、西エルサレムだが、東エルサレムとの境目付近、(先日、ジャパンウィークが行われた地域)で、右派のラビ・ ヤフダ・グリック(50)が、至近距離で胸部、腹部を撃たれ、重傷となっている。

治安部隊は、直ちに神殿の丘を閉鎖、兵力を増強して犯人逮捕に乗り出していたが、今朝9時前ごろ、現場付近、東エルサレムのアブ・トゥールで、主要な容疑者とされるイスラム聖戦テロリスト・ムタズ・ハジャジ(32)を射殺するに至った。逮捕を試みたが、反撃して来たため射殺するに至ったという。

<神殿の丘を巡る争い>

ラビ・グリックは宗教シオニストで、神殿の丘にユダヤ人も自由に入るべきだとする運動*を活発に行い、右派に数えられるラビ。旧市街で仲間たちと、デモ活動を行う他、神殿の丘にも時々上がって、パレスチナ人と衝突。警察や治安部隊のお世話になる事の多いラビだった。

今回の事件も、「イスラエルは、神殿の丘に帰れ」というのカンファレンス(LIBA Initiative for Jewish Freedom on the Temple Mount )で 、右派で知られるモシェ・フィグリン議員なども参加する中、ラビ・グリック自身が、「ユダヤ人は立ち上がるべきだ。」とするメッセージを熱く語った直後のことだった。

テレビでは、朝から断続的に、この件に関するニュースを流している。それによると、ラビ・グリックは、パレスチナ人からの脅迫を絶えず受けており、フェイスブックには、ラビ・グリックの写真とともに、「近々殺してやる。」といった投稿もなさていたという。

アルーツ7によると、事件後、場所は不明だが、東エルサレムのアラブ人たちが花火をあげ、「シオニストを撃った者にアラーが祝福するように」と通りでスイーツを配って祝賀していたという。http://www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/186792#.VFHliKW9DCs

一方、同じく今朝、「アラブ人に死を」とする大きな落書き(値札行為)が発見されており、今後、右派ユダヤ人とパレスチナ人の暴力の応酬の可能性も懸念される。

治安部隊は、主要容疑者射殺後の現在も、神殿の丘を閉鎖し、アラブ人、ユダヤ人双方、観光客の立ち入りも禁止している。実際、こうした状況の中にもかかわらず、朝8時には極右で知られるモシェ・フィグリン議員(リクード)が、神殿の丘に入ろうとして、治安部隊に阻止された。

*ユダヤ人は神殿の丘に入れない!?

神殿の丘の主権はイスラエルにあり、治安を守るのはイスラエルである。基本的にはユダヤ人も神殿の丘に自由に入ることは可能。しかし、神殿の丘の管理はヨルダンのイスラム教組織ワクフが担当しており、実際にはイスラム教の聖地という趣になっている。

そのため、ユダヤ人が入ると、アラブ人たちが、投石して衝突になることが多く、実際には、ユダヤ人は自由に入れるとは言えない状況。

しかし、逆にユダヤ教側も、神殿の丘に入ることに執着しているわけではない。ユダヤ教律法のハラハは、正式にはユダヤ人が神殿の丘に入ることを禁止している。まだ神殿が再建されていない今、不用意に入って、至聖所だった場所に足を踏み入れる可能性があるからである。

ラビ・グリックらは、これとは意見を異にするグループで、少数派といえるが、最近は、活動家が増える傾向にある。
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エルサレム・テロ2人目犠牲者 2014.10.27

 2014-10-27
22日、エルサレム市内ライトレールの駅に、車が突っ込むテロで、3ヶ月の乳児が死亡したが、この時に負傷して重傷となっていたカレンさん(22)が、今日、病院で死亡し、2人目の犠牲者となった。カレンさんは1年半前に、エクアドルからイスラエルに移住していた。

東エルサレムでは、このテロ以来、ほぼ毎夜、治安部隊とパレスチナ人の衝突が発生し、緊張が続いている。

昨夜土曜夜には、ライトレール・テロの翌日に発生した衝突で、イスラエル軍に射殺された少年(17才・パレスチナ側は14才と主張)の葬儀が行われた。この時、東エルサレムのシロワン、シュアハット、ベイトハニナなど数カ所で警察と、投石、火炎瓶を投げるパレスチナ人の暴徒が衝突。幸い、これによる負傷者は報告されていない。

今日、日曜夜は、ライトレールの犯人アベド・シャルディ(21の)葬儀が行われる予定となっている。衝突が懸念されるため、葬儀に出席できるのは20人に制限する措置がとられている。

しかし、午後9時のニュースによると、シャルディの遺体の引き取りに関して、家族とイスラエル当局の合意が得られず、遺体がまだ警察に保護されているとという。

イスラエルは、金曜から通常の治安部隊に隊員1000人を増強して警戒にあたっているが、本日、日曜からはさらに1000人加えて、2000人の増強部隊で警備にあたっている。

こうした事態を受けて、テルアビブ市は、子供たちのエルサレムへの遠足を中止することを決めた。これについて、「恐れることがテロを助長する。」といった論議にもなっている。

<東エルサレム・現場より>

今日午後、エルサレム市内からライトレールに乗ってみた。ライトレールは、西エルサレムから東エルサレムを突っ切って、その先にあるユダヤ人地区のピスガット・ゼエブまで続いている。

ライトレールの運行は,2011年に始まったばかりで、車両はまだ新しい。その新しい電車の窓に、明らかに石があたったとみられるひびが、あちこちの窓に残されていた。大きなひびだが、強化ガラスであるため、どれも割れるまでには至っていない。

対抗路線を走る電車の窓にも同様の傷があった。パレスチナ人による投石を受けたのが、1車両だけではなく、そうした事件がここ数日毎日続いているということである。

旧市街のダマスカス門駅を過ぎ、東西エルサレムの境界、フレンチヒルあたりから、各駅に数人の国境警備隊兵士が立っていた。フレンチヒルを過ぎるとすぐに東エルサレムに入り、衝突が頻発しているシュアハット、ベイトハニナ駅と続く。

シュアハット、ベイトハニナといった東エルサレム区域のライトレール駅では、ガザ戦争の直前、6月の衝突の時に、切符自動販売機が破壊され、売上金を略奪された。

その後、販売機の修理はされていないが、ライトレールは、それらの駅にも停車し、パレスチナ人たちを乗せて運行を続けている。(エルサレムでは、ラブカブと呼ばれる市内交通パスの利用が一般的で切符を買わなくても乗れる)

ライトレール沿道のモスクらしき建物の壁には、6月にユダヤ人過激派に殺害された16才のパレスチナ少年の写真が大きく掲げられていた。そのすぐそばにイスラエルの国境警備隊員数人とその車両が見えた。このような敵意に満ちた地域でイスラエル軍の軍服姿で立つのはなかなかのストレスだろう。

昼間なので、何事もなかったが、問題は夜。この近辺は夜になると、治安部隊とパレスチナ人が衝突している。

<エルサレムでのテロを煽るハマス> http://www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/186574

ガザ・ハマスの指導者の一人マフムード・ザハルは、先のテロで3ヶ月の乳児が死亡した時に、犯人を英雄扱いする発言を行った。さらに、そうした事件が発生するのはイスラエルの占領に責任があるとして、行為を正当化し、テロを煽るような発言をしている。

ところで、東エルサレム以外では、こうしたパレスチナ人との緊張は、ほとんど感じられない。しかし、エルサレム南部地域もアラブ人地区に囲まれており、記者宅周辺(東タルピヨット)でも金曜、窓が揺れるほどのかなり大きな銃声らしき音が数発響き渡った。

何事があったのかは不明だが、今日は、駐車場に、完全武装した国境警備隊車両が何かの調査を行っていた。

じわじわと続く暴力の連鎖。しかも15才以下の子供たちも、暴徒に加わっている。このサイレント・インティファーダと呼ばれる暴力の波が、エルサレム市内へ広がらず、すみやかに沈静化するようにと願う。

*昨日、アメリカの高校で5人が死傷した銃撃事件でも犯人は14才だった。暴力に子供たちが関わる傾向はイスラエルだけではなさそうである。
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アラブ人への接近!?リブリン大統領 2014.10.27

 2014-10-27
http://www.jpost.com/Israel-News/Rivlin-at-Kfar-Kasim-site-of-1956-massacre-A-terrible-crime-was-committed-here-379845

8月に新しく大統領に就任したルーベン・リブリン大統領(75)。徐々に公務の機会が増えて来ている。先の仮庵の祭りでは、ユダヤ人とアラブ人が混在するロッドに仮庵を建てて、アラブ人も招待。

今日は、1956年に、イスラエル軍によって、子供を含む49人が射殺されたクファル・カシムでの記念イベントに、自ら出席した。

*クファル・カシム事件
当時村は外出禁止令になっていたが、それと知らずに外出先から帰って来たアラブ人49人(子供を含む)をイスラエル軍兵士が射殺した事件。

この事件については、前ペレス大統領がすでに正式に謝罪しているが、被害者家族の怒りが消え去ったわけではなく、村は、リブリン大統領も謝罪しないなら、来ない方がいいと言っていた。

しかし、リブリン大統領は、この事件は、イスラエルの”虐殺事件””テロ行為”だったとまともに認め、イスラエル国家の代表として遺族らに謝罪した。村人たちには暖かく迎えられた。

リブリン大統領の一族は、イスラエル建国前から、代々エルサレムに住んでいる敬虔なユダヤ教徒。リブリン大統領も、聖書に精通する敬虔なユダヤ教徒である。特に、父親は、周辺アラブ人とともにラマダンの時には断食するなどして、周囲のアラブ人との関係を重視していた人物だったという。
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シナイ半島:エジプト軍兵士33人死亡でガザ交渉延期へ 2014.10.27

 2014-10-27
24日、ガザに近いシナイ半島北部で、エジプト軍兵士33人が自爆テロによって殺害された。事件を受けて、シーシ大統領は、3ヶ月の戒厳令を発表。シナイ半島での、イスラム主義テロリストの一掃作戦をさらに強化している。

犯行声明は出ていないが、シーシ大統領は、”海外からの過激派”の犯行と言っている。

*シーシ大統領は、昨年就任以来、シナイ半島の、ベドウインの犯罪組織の他、ムスリム同胞団関係の残党など様々なイスラム過激派グループの一掃作戦を展開している。


<カイロ交渉延期:遅れるガザ地区復興>

27日、カイロでは、ガザ復興に関するイスラエルとパレスチナの間接的交渉が行われる予定だった。しかし、シナイ半島でのテロを受けて、エジプトは、これを11月中旬まで延期すると発表した。これにより、ガザ復興はさらに遅れることとなる。

ガザ地区の復興については、先の支援国会議で、54億ドルの支援金が決まったが、実際には、まだ全額が支払われたわけではない。また、このときの会議では、実際には物資の出入りを監視することになるイスラエルが招かれていなかったため、実務的な部分の詰めが欠けているという。

たとえば、ある支援国が、ガザの会社を使って建物の再建を行おうとする場合、その計画書などをイスラエルに提示する。必要と申請された物資の搬入を許可するかどうかは、(イスラエル側からの搬入に関しては)、イスラエルが決めることになる。

その搬入物資をどこから入手するかは、パレスチナ人と支援国が決めるのだが、結局はイスラエルで買う場合が多いとみられ、パレスチナ側はそれを嫌がっているので前に進まない。

また、昔からの”常識”だが、パレスチナでは、支援金の30%程度は必ず、指導者らの個人ポケットに入り、一部は必ずテロ活動に流れる。(アラブーイスラエル経済に関するスペシャリストのギル・フェイラー博士)

フランスは、「どうせ2、3年後にはまた破壊するようなプロジェクトに金を出したくない。」と公に発言しているという。。。。というような状況で、一応、復興資材搬入はすでにはじまってはいるものの、実質的な復興に着手したとはいえない状況である。

ハマスは、復興が遅れるなら、イスラエルを攻撃すると、相変わらず、非論理的なことばかり言っている。
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ヒマラヤ・バス事故:イスラエル人2人死亡 2014.10.25

 2014-10-25
ヒマラヤの雪崩で多数の犠牲者を出したヒマラヤだが、その1週間後の24日、今度はバスが150m谷底へ転落する事故が発生。乗客11人が死亡。52人が負傷した。死亡した11人のうち、2人がイスラエル人女性(30才、21才)だった。

調べによると、このバスには、屋根の上も含めて100人ほどが超定員オーバーで乗っていたという。山道でバランスを崩して転落したもようである。

死亡したシーラ・ダブーシュさん(30)は、医師としてインターンを終えたばかりで、帰国後はテルアビブの病院に就職が決まっていた。イスラエルは、先のヒマラヤでの雪崩で4人の犠牲者を出したばかりだった。
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エルサレム・西岸地区で衝突続く 2014.10.25

 2014-10-25
昨日、ライトレールを待っていた人々に車が突っ込むというテロが発生し、3ヶ月の乳児が死亡したことを受けて、今日24日、イスラエルの治安部隊は、隊員を1000人増やしての警戒態勢となった。空にはヘリコプターが舞って、監視するのが見えた。

特に今日は金曜のイスラム礼拝日。神殿の丘では、40才以下の男性の入場を制限する措置がとられた。東エルサレムではパレスチナ人と治安部隊が衝突し、パレスチナ人3人が逮捕された。

パレスチナ自治区のラマラ近郊では、治安部隊に火炎瓶をなげようとしたパレスチナ人をイスラエル軍が射殺。17才だった。*一部のメディアでは14才と報道している。

しかし、こうした現場から歩いて15分ほどのエルサレム西側市内は、いつもと全く変わらない安息日入りの金曜だった。ライトレールもいつのもように運行していた。

ジャパンウイークに出演中のヘブニーズは、急遽、日曜日、パレスチナ側でコンサートを行い、「和」を伝えることになったという。

リーダーの石井マレさんによると、ユダヤ側では何を言ってもいいと言われたが、パレスチナ側では、イスラエルの話はしないよう、言われているとのこと。
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エルサレムでテロ:3ヶ月乳児死亡 2014.10.23

 2014-10-23
22日夕刻、エルサレム市内、Amunition Hill (六日戦争記念の丘)付近で、市内を走るライトレール(路面電車)を待っていた乗客の群れに乗用車が突っ込み、ベビーカーに乗っていた3ヶ月の女の子ハヤ・ブラウンちゃんが死亡。7人が負傷した。

突っ込んだ車を運転していたのは、東エルサレムのシロアム在住のパレスチナ人アベド・アブデルラフマン・シャルディ(21)。突っ込んだ後、車を降りて逃げようとしたところ、警察に撃たれ、後に病院で死亡した。

アベドの家族は事故だったと主張しているが、アベドは、イスラエルへのテロ行為で刑務所を何度も出入りしている重要警戒人物。イスラエル当局はテロ行為であると断定している。

この事件発生後、夜間、シロアムや、東エルサレムのシュアハットなどでは、治安部隊への投石などによる衝突が発生。今朝23日朝には、東エルサレムのユダヤ人地区マアレイ・ハゼイティームの幼稚園が投石を受けた。子供たちは避難して無事だった。

ネタニヤフ首相は23日、「テロには忍耐0」の方針だとして、諜報機関、治安部隊などに、東エルサレムで暴動に加わった者を逮捕、一掃するよう命じた。治安部隊は、夜間だけで、東エルサレムと西岸地区全般で、すでにハマス系のパレスチナ人17人を逮捕している。

別件になるが、23日朝には12才の少年が、走行バイクに投石して逮捕されるなど、最近の逮捕されるパレスチナ人の暴徒は10代の少年たちが多い。取り扱いは難しいとみられる。

今回、犠牲となったハヤちゃんは、アメリカ国籍の正統派家族だった。昨夜中に行われた葬儀には数百人の正統派が参列。リブリン大統領、バルカット市長、エルサレムのチーフラビも参列しての葬儀となった。

<とりなし事項>

前回、3人のユダヤ人少年が誘拐・殺害されたことを受けて、ユダヤ人過激派らが、パレスチナ人少年を殺害。ネタニヤフ首相が大規模にテロリスト一掃作戦を展開したことを受けて、ガザとの戦争に発展したという経過がある。

今回、ユダヤ人の3ヶ月の赤ちゃんが死亡している。今後、再び暴力の応酬に発展しないよう、とりなしが必要。

なお、衝突が発生した地域は、確かにエルサレムで、町の中心部からライトレールで10分以内の地点はあるが、ユダヤ人居住区の西側ではこうしたテロは発生しておらず、普段と変わらない日常が続いている。
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シロアムを巡る緊張 2014.10.23

 2014-10-23
今回の犯人はシロアム出身のパレスチナ人だった。事件との関連は、まだ証明されていないが、シロアムでは、先週にもパレスチナ人とユダヤ人が衝突している。

シロアムは、東エルサレムの旧市街外南側、ダビデの町に隣接するパレスチナ人の居住区である。しかし、この地域は、ダビデとの関わりもあり、ユダヤ教徒にとっては非常に重要な地域。エルサレム市も、市の一部であるとして、発掘や観光にからんでの開発を試みている。

現在、シロアムには、一部の宗教シオニスト系のユダヤ人が、ダビデの町を中心にパレスチナ人に囲まれるようにして住んでおり、その居住地域を広げる動きがある。

先週、シロアムの建物を購入したとするユダヤ人9家族が、シロアムに移り住んで来たことから、パレスチナ人と衝突。欧米諸国からも相当な非難を受けている。

仮庵の例祭の時、シロアムのユダヤ人たちが、谷の底で、パレスチナ人の住居に見下ろされるような状況の中で、大きな音楽を響かせて踊る様子が見えた。確かに、わざわざそこでやらなくても・・・とも思わせられる光景だった。

<サイレント・インティファーダ>

インティファーダとは、パレスチナ人がイスラエルの”占領”に反対して投石などで暴動を起こすことを指す。1980年代後半に始まり、2000年には、市民をねらった自爆テロが頻発する第二インティファーダが発生している。

最近では、ケリー国務長官が推進していたイスラエルとパレスチナの和平交渉が頓挫して以来、パレスチナ人の暴動が時々発生しており、第三インティファーダの可能性がささやかれ続けている・・・が、”まだ”そこまで至っていないと分析されている状況である。

しかし、ここ数週間、神殿の丘での暴動が急増している他、走行中のイスラエルの車両への投石、上記ライトレールが、東エルサレムを通過する時に投石されるという事件がめずらしくなくなっている。

こうした行為の多くは、大きな死傷には発展しないためにメディアに取り上げられないことから、「サイレント・インティファーダ」と呼ばれている。

一方、パレスチナ人からは、ユダヤ人”入植者”がパレスチナ人居住区に現れては、値札行為と呼ばれる落書きなどの卑劣な行為や、子供たちに対する暴力を振るっている、それを警察は取り締まらないと訴えている。

こちらも、あまりニュースになっていないのだが、実際には、西岸地区などで、10代のパレスチナ人とイスラエルの治安部隊の衝突が頻発し、多数の逮捕者や負傷者、死者も出ているもようである。
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イスラエルでiPhone6発売 2014.10.23

 2014-10-23
http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4583084,00.html

イスラエルでも、iPhoneやiPadは普通に出回っている。しかし、アップルストアはない。そのため、世界に遅れて、昨日、iPhone6が販売となった。

売り出されたのはテルアビブ北部の店舗だが、200人以上の列ができた。価格は、消費税18%を含む各種税金と諸費用を含むため、世界平均より40%高く3490シェケル(約11万円)となっている。
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イスラエルに注目し始めた日本 2014.10.21

 2014-10-21
今年4月、ネタニヤフ首相が日本を訪問。7月には茂木経産省がイスラエルを訪問して、政府レベルでの産業開発で協力関係を締結するなど、日本は政府をあげてイスラエルとの関係を強化しはじめている。

その背景には、第二のシリコン・バレー、またはシリコン・ワジ(ヘブライ語で谷)と言われるイスラエルのIT技術がある。

イスラエルは、小国ながら、アメリカに次ぐ世界第二位のIT関連スタートアップ(起業)国。私たちが日常使っているPCの中には、実はイスラエル発信の技術が満載されている。

イスラエル人が開発し、その技術を元に立ち上げた会社を、NECなど大手会社が、何百万ドルというような大金で買い上げ、PCの中に組み込んでいるという仕組みだ。今、日本が、今最も注目しているのが、イスラエルのサイバー・セキュリティ技術である。

<トヨタがテルアビブで、日系企業初のハッカソン開催>

テルアビブでは、今週、トヨタが、日系企業では初めて、イスラエルでのハッカソンを開催する。ハッカソンとは、様々なソフトウエア技術関係者が数日間集まって、技術を競ってアイディアを出し合うという催し。いわばIT技術のブレーンストーミングのようなもの。

今回のトヨタのハッカソンでは、自動車関連の技術をイスラエルの起業家たちに競い合ってもらい、優れた技術をトヨタや、他の日系企業が買い上げる。現在、山口壮外務副大臣はじめ、日系企業の代表団もイスラエルを訪問している。

今回のハッカソンは、「世界の常識「イスラエル」をもっと皆様の近くに」とする日本の若手企業Japan Innovation Center(イスラエル在住CEO岡田一也さん )、サムライ・インキュベーターと呼ばれる日系スタートアップ系企業がバックアップしている。

*サイト参照/必見!:Japan Innovation Center(日本語) http://japaninnovationcenter.com

          サムライ・インキュベーター(英語) http://www.samurai-incubate.asia 

日系企業でハッカソンをイスラエルで開催するのはトヨタが初となるが、イスラエル側は、他の会社もこれに続くと予測している。

イスラエルと日本企業を結ぶJapan Knowredgeを長年経営しているイスラエル人ビジネス・ウーマンのベレッド・ファルベルさんによると、日本は、これまでアラブ諸国の機嫌を損ねる事を恐れ、イスラエルとのビジネスには常に消極的だった。

しかし、今、その流れが急速に変わり始めているという。日本人でこの波に乗れる働き人が足りないと”うれしい”悲鳴をあげている。

<エルサレムでジャパン・ウィーク(外務省)・ヘブニーズ(石井マレさん)も出演>

エルサレムでは、19日から25日まで、ジャパンウィークが開催されている。主催は、エルサレム市と日本外務省の協賛。

昨日のオープニングでは、イスラエルからは、エルサレムのバルカット市長、ギドン・サル内務相、日本からは、山口壮副外務大臣、松富重夫駐イスラエル大使夫妻が出席。多くの日系企業関係者が招かれていた。

ギドン・サル内務相のヘブライ語のスピーチでは、元駐日大使のエリ・コーヘン氏が袴姿でヘブル語から日本語へ通訳。相当なしっちゃかめっちゃか通訳だった。本人も「むちゃくちゃですみませんと」と言われていたが、日本人(しかもヘブライ語がわかる)以外にはだれにもわからないので、まったく問題なし。

元敏腕ビジネスマンのバルカット市長は、これまでに何度も日本に言った事があるという。日本とイスラエルの文化は本当に違うと語り,
互いの文化交流への期待を語った。

またイスラエル人には根強い人気の日本文化イベントを行うことで、エルサレムにイスラエル人観光客が来るというの彼の狙いも語った。イスラエル側は、そろって、これを機に、次は日本でイスラエル・ウィークを開催してほしいと要請していた。

その後、両国の関係祝福を祝って、樽酒の鏡開きが行われた。しかし、さすがイスラエル人。ハンマーをそれぞれがさっさと振り下ろしてしまい、音頭取りが慌てる場面も。

ちなみに、イベントの雰囲気だが、しっとり静かな伝統的日本文化ではなく、日本文化の要素を含む近代的日本文化。バイオリンとお琴、パーカッションで、現代風のアレンジをしたテンポの早い曲が披露され、小錦が出演してウクレレ演奏。

また、”外務省推薦”で、アメリカなどでも人気を得ている日本風バンドのヘブニーズ(石井マレ牧師・別のバンド名は天国民)が出演している。http://heavenese.jp/live/2014jerusalem/index.html

この他、会場周囲では、茶道のデモンストレーションや、浴衣や着物販売などがある。食事(立食式)はもちろん日本人職人による寿司。

*ヘブニーズについて 

今回、遅ればせながら、石井マレさん率いるヘブニーズの存在を始めて知ることとなった。バンドのレベルはかなり高く、3回のアメリカツアーでも成功をおさめている。アメリカでは、日本のクリスチャングループとして知られる。

アメリカでは学校などを訪れ、演奏活動とともに、「和」の心を解く。イスラエルでも、学校訪問が予定されている。イスラエルは紛争の地だとして、さらに「紛争国に和を」とメッセージに力が入っている。http://heavenese.jp/live/2014jerusalem/support.html

日本では全国の神社境内などでも、コンサートを開催。その中で、賛美やメッセージも語っているという。しかし、イスラエルで配られたちらし(HPにも)には、厳島神社の写真があしらわれており、度肝を抜かれた。

石井さんは、パワフルな聖霊派牧師・伝道者だが、神社、神道は、聖書、ユダヤの神から来た、ルーツは同じだという説を取り入れており、ステージに、神社関係の要素ももりこんでいる。福音は欧米だけのものではないと主張する。アメリカのクリスチャンはそれを聞いて拍手する場面も。 https://www.youtube.com/watch?v=-QPtwUTsW9Q#t=390

*この説については、日本の教会では賛否両論あり、論議になっていることに注意。 

—参照:ヘブニーズHP http://www.heavenese.jp/media.html 
(日本文化風賛美!?Praise the Lordの他、日本の太鼓を集団でたたきながらハレルヤ!と叫ぶなど)

<海外進出に力を入れる安倍政権>

安倍首相は、自らも外遊を積極的に行い、海外支援にも力を入れている。

アメリカの要請を受けて、エボラ熱封じ込めのために日本人医療従事者を、現地派遣しているほか、先頃、憲法9条の解釈改正を成立したことを受けて、自衛隊をドイツにあるアメリカ軍のエボラ熱対策部に派遣する予定である。

西アフリカ現地へ自衛隊を派遣することも検討中。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141018-00000076-san-pol

*エボラ熱については、WHOが、「今年末までの60日が勝負だ。負ければ人類が敗北する。」と警告したことを受けて、オバマ大統領が、本格的な協力活動を世界に呼びかけた。これを受けて世界各国が本格的に動き始めている。

<石のひとりごと>

日本は、アメリカとの関係強化、イスラエル接近と、徐々に旗印を明確にしはじめている。これは喜ばしいことであると同時に、ふさわしい人材育成が急務であること、また今後、テロなど海外の様々な課題と日本が無関係ではなくなっているということを覚悟する必要があるということである。
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ヒマラヤでのイスラエル人犠牲者4人 2014.10.21

 2014-10-21
先週、記録的な吹雪と雪崩の見舞われたネパール、ヒマラヤ山脈のアンナプルナでは、捜索活動を終了するに至った。これまでに発見された死者43人の中の4人がイスラエル人だった。負傷者は7人。それぞれ帰国している。

先に発見された3人の遺体はイスラエルに無言の帰国となり、それぞれ、悲しみの葬儀が行われた。

最後に遺体となって発見されたミハル・チャカスキーさん(36)は、13年前に、同じヒマラヤでの雪崩で、ボーイフレンドを失っていた。
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ヒマラヤの雪崩でイスラエル人4人死亡か 2014.10.16 

 2014-10-16
http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4580907,00.html

15日、ヒマラヤ山脈で発生した吹雪と雪崩のニュースは日本でも流れていることと思う。これまで死亡と確認された人の数は、メディアによって違うが、イスラエル(Ynet)では死者17人、行方不明者100人と報道されている。(日本時間16日朝6時情報)

イスラエル外務省は、死亡が確認された17人のうち、1人はイスラエル人であることを確認している。しかし、現地のニュースではイスラエル人死者4人と報道されており、4人死亡している可能性がある。

また、イスラエルは、仮庵の連休中なので、ヒマラヤへの山登りに出かけた人は他にもいる可能性がある。イスラエル外務省は、登山家で、雪山レスキューの第一人者ナダブ・ベン・ヤフダさんに応援を要請。ナダブさんを含むイスラエルのレスキュー隊が、ネパールでの捜索活動をはじめている。

連絡がとれなくなっている被災者が、手遅れになる前に発見されるよう、今祈り必要。*この雪崩の被害に日本人がいたかどうかはまだ不明。

なお、イスラエルでは、先週、ペルーで川下りをしていたイスラエル人2人のボートがひっくり返り、死亡したことが確認されたばかり。
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聖書を読み始める日:シムハット・トーラー 2014.10.16

 2014-10-16
今日16日は、聖書に書かれた8日目に、聖なる会合を持つ日にあたる。(レビ記23:36)ユダヤ教によると、この日は、モーセがシナイ山で、律法を受け取ったことを記念する日でもある。ユダヤ人たちは、この日までに聖書(旧約)の通読を終え、16日早朝、創世記から再びあらたな通読に入る。

日没が過ぎると、シナゴグでは、トーラーの巻物を男性たちが、喜びをもって、歌い踊りながら持ち回る。これが終わると、秋の例祭が終わり、新しい年の通常の日々が始まることになる。
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ガザへ建築物資搬入開始 2014.10.15

 2014-10-15
ガザ地区復興会議で54億ドルが集まり、建築物資を安全に搬入する手順が定められたことを受けて(前回オリーブ山便り参照)、14日、トラック60台が、イスラエルからガザ地区へ入った。

搬入したのは、セメント600トンと、トラック10台分の金属。戦後、建築物資がガザへ入るのはこれが最初となる。

同時に、イスラエルは、ガザ地区の農産物(なつめやしとスイートポテトなど)を西岸地区へ販売する許可を出すと発表した。数週間以内に、15トンの農産物が、西岸地区へ搬出されることになっている。(イスラエル軍発表)

ガザ地区から西岸地区への農産物出荷は5年ぶりとなる。建築物資搬入と、農産物の出荷は、イスラエルとパレスチナが、仲介者を介して停戦合意に至った項目の履行である。
http://www.jpost.com/Arab-Israeli-Conflict/Reconstruction-materials-enter-Gaza-for-first-time-since-war-378905

<バン・キ・ムン国連総長、ガザ地区視察>

ガザへの物資搬入が始まると同時に、国連のバン・キ・ムン事務総長がガザ地区を訪問、視察。ガザのビーチでは、パレスチナ人の漁師たちとも面会した。

バン氏は、ガザの激しい破壊の現場を見、「想像を絶する破壊」と語り、これまでの”建てては壊す”という悪循環を断ち切るため、イスラエルは国境閉鎖の緩和をすすめなければならないと語った。

バン氏は、ガザからの帰り、イスラエル側で、ハマスのトンネルを視察。ガザ周辺で、ハマスのロケット攻撃で死亡したダニエル君(4)の両親、トレガマンさん家族と会った。

トレガマンさんは、国連が、イスラエルの戦犯を調査する委員会を立ち上げたと聞いて、「ハマスは戦犯ではないのか」との講義文をバン氏に送っていた。しかし、バン氏からは、今に至るまで何の返信もなかったと怒りを表明している。

国連総長は、イスラエルではネタニヤフ首相、リブリン大統領と会談した。リブリン大統領は、「ガザの人々も安全によりよい暮らしをする権利がある。しかし、国境を解放するのは、ガザ地区が、非武装になってはじめて可能になる。」と語った。

<物入りな国連と世界>

国際社会は、ガザに54億ドルもの支援金を決めたが、同じ週、世界銀行は、4億ドル(500億円)を、西アフリカのエボラ熱対策として拠出することを決めた。アメリカは、7.5億ドル(800億円) を計上し、兵士4000人を派遣する。

オバマ大統領は、この件に関して阿部首相と電話会談し、日本にも協力を要請している。

エボラ熱の死者は、現在 4447人。アメリカでは先に院内感染した看護師に続いて、もう一人看護師が感染していることがあきらかとなった。

まだまだ広がる傾向にある。もし、主要感染3国の隣国、コートジボアールへ拡大した場合、カカオの生産と収穫(10月末ぐらいから)に影響が出るとみられ、警戒感がひろがっている。チョコレート産業も、エボラ対策に支援金を拠出している。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM30H0M_Q4A930C1000000/
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イスラエル国内の平和な(!?)仮庵 2014.10.15

 2014-10-15
先週始まった仮庵の祭り。神殿の丘では、既に数回、パレスチナ人と治安部隊の衝突が発生。路面電車が投石される事件も発生している。一方で過激なユダヤ人がモスクに火を投げ込む値札行為も発生している。

しかし、そうした危険なエリア以外では、学校が休みということもあり、エルサレム市内は、どっちをむいてもかなり込み合っている。嘆きの壁は、お正月の神社のように身動きできないほどの混み具合である。

その人ごみ中、神殿の丘での任務を終えたと思われる、ものものしく真っ黒に完全武装した暴動機動隊が出て来た。日本なら何事かと思う光景だが、ここでは「いつものこと」なので、だれも機動隊に注意を払う人はいない。

また、最高の気候とゴールデンウィークとあって、シリアとは目と鼻の先であるゴラン高原でも、キャンプやバーベキューをしたり、フラ・バレーに来ている野鳥を見に行ったりする家族連れでにぎわっている。

天からみれば、地獄の様相のシリアの真横で、イスラエル人家族が平和を謳歌している様子が見えることだろう。

<クリスチャンの仮庵の祭り>

今年もICEJ(International Christian Embassy/国際クリスチャンエンバシー)の仮庵の祭りカンファレンスが開かれている。参加者は、80カ国から4500人。

ICEJは、様々なクリスチャン団体の中でも、最も古くからイスラエルをサポートする団体で、政治的にもイスラエル政府の大きな信頼を得ている。このカンファレンスは今年33年目を迎える。

メイン会場は、9月にオープンしたばかりのエルサレムアリーナ(11600席)。エルサレムのバルカット市長より、ICEJに使用の申し出があり、実現した。もちろん無料ではない。このイベントがイスラエルにもたらす経済効果は今年は1500万ドル(16億円)と試算され、イスラエルでは、最大の観光イベントなのである。

今年は、世界ユダヤ人総会のロナルド・ランダー氏、イスラエルのルーベン・リブリン大統領が、直接カンファレンスに来て、イスラエルをサポートするクリスチャンたちに謝意を述べた。

ICEJからも、カンファレンスに参加する世界各国の議員20名が、あらためてイスラエルへのサポートを表明。ユダヤ人とクリスチャンは共に立ち上がってISISなどイスラム勢力に虐殺されている中東のクリスチャンのために立ち上がらなければならないとの共同声明を出した。

*恒例エルサレム・マーチに日本もエントリー

このイベントの大きな目玉は、エルサレム・マーチ。今年は14日、イスラエル人諸団体に続いて、ICEJからも、世界80カ国、5000人からの代表団が、それぞれの民族衣装で、エルサレム市内をマーチし、クリスチャンとして、イスラエルへのサポートを沿道のイスラエル人たちに伝えた。

このカンファレンスは、どちらかといえば欧米系で、参加費もかなり高価とあって、日本からの参加はほとんどない。そのため、これまでに日本が、このマーチにエントリーすることはめったになかった。(ブラジル日系人が、時々日の丸を揚げていた)

今年は、エルサレム在住の日本人集会から特別に参加させてもらい、正式に日本の国旗を掲げることができた。「ヤパン、ヤパン」と沿道のユダヤ人たちが声をかけてくれた。
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悪魔の誘惑:ISISの洗脳 2014.10.15

 2014-10-15
http://www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/186188#.VD5MwKW9BCs

前回、フランスからISISに加わるためにシリアへ渡った若い女性100人とその中にユダヤ人の少女1人も含まれているとお伝えした。

イスラエルのチャンネル2によると、この他にもシリアに行こうとしたユダヤ人少女がいた。この少女は17才で、ビジネスで成功している宗教的なユダヤ人家庭の娘で、ISISに加わるだけでなく、両親の会社を爆破しようとしていた。

少女は、家から出なくなったと思ったら、顔全体をベールでおおうようなイスラム教徒になり、トップクラスだった成績は、90から10に転落。シリアに行こうとして直前、CPDSI *に発見され、家庭に戻された。

この少女は、相当な反ユダヤ主義者になっており、「私は、(ユダヤ教の)策略に乗せられている。」と主張している。一家はISISエージェントを恐れて、引っ越ししたが、少女とはまだコンタクトがあるという。

ISISは、ソーシャルネットワークをたくみに利用して若者をリクルートしているが、実際には、街角で勧誘し、いったん興味を示すととことん離さないという手法で若者を獲得している。このユダヤ人少女は、そのように勧誘され、自分自身でイスラム過激派として自分で進んでいいったのである。

別の情報によると、この少女のiPhoneは、ISIS特性のiPhoneに交換されており、プロパガンダ的な情報が、時々飛び出すようになっているという。

フランス、特にパリにはこうしたISISの勧誘セルが入り込んでおり、すでに1000人はシリアへ渡ったとみられている。その中に含まれるユダヤ人は一人どころではないとフランス警察はみている。

*Center for the Prevention of Islamic Related Sects (CPDSI) :シリアへ向かおうとする若者を救出する組織

<罪状はユダヤ人:斬首のジャーナリスト> 
http://www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/186171#.VD5IzaW9DCu

ビデオで公開斬首された2人めのジャーナリストのスティーブ・ソトロフさんは、アメリカのユダヤ人で、イスラエル国籍も持つ人だった。ISISの機関誌によると、斬首する罪状として、「ユダヤ人である」ことを上げている。

フランスは、ヨーロッパでもイスラム教徒が急増している国であり、反ユダヤ主義も急増する傾向にある。その中で、イスラエルへ移住するユダヤ人も急増している。現在、イスラエルへのユダヤ人移住者数は、フランスがトップ。

<死海で、イスラエルのミュージック・フェスティバル>

「悪魔の誘惑」の項目下でこの話題を述べるると、かなりブーイングがありそうだが、あえてここであげさせていただく。10月23日に、死海で「-424:世界最低の地でのパーティ」が、予定されている。

これは、数万人の若者たちが参加して日没から翌朝まで夜を徹して踊りまくるいわば、壮大な野外ディスコ。観光省は、観光イベントとして宣伝している。

しかし、ビデオをみると、モーセが、山に行っている間に、山の麓でパーティ三昧に陥ったイスラエル人を思い出させるものがある。筆者にはけっこうサタニックにみえるが。。。 https://www.youtube.com/watch?v=nSBml7O3Nyo
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トルコはISIS側か!? 2014.10.15

 2014-10-15
http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4580453,00.html

トルコは、アメリカの要請で、有志軍のシリア・イラクのISIS攻撃に一応、参加すると表明。アメリカ軍がトルコの空港を使えるようになるとの見通しもあったが、まだ実現していない。

一方で、NTタイムスなどによると、トルコは、13日、トルコ東南部のクルド人勢力を空爆。トルコのダウとオール外相によると、トルコ国内で、クルド人を助けないトルコ政府に反抗するデモが発生しており、その延長での暴力に対応したとのこと。

しかし、このトルコのクルド人への攻撃は、コバネでISISと戦っているクルド人にも伝えられ、国際社会と足並みをはずした形となっている。

イスタンブール大学では、キャンパス内で、「アラー・アクバル(アラーは偉大なり)」と叫ぶ学生がいたり、公にISIS支援を主張する者がいても逮捕されないなど、トルコのISISよりが懸念されている。

また町では、本屋が、ISISの旗を堂々と掲げ、ISISの缶バッジなどISISグッズも販売されている。最近イスタンブールへ旅行したイスラエル人によると、以前に比べて、ヒジャブ(頭のおおい)をかぶっている女性がかなり増え、雰囲気が変わっているとのこと。

トルコでは、イスラム化をすすめるエルドアン首相が、大統領の地位を獲得し、いよいよイスラム化が進んでいるようである。

<ISIS: 化学兵器を使った可能性>

http://www.jpost.com/Middle-East/Report-Photographs-of-Kurdish-fighters-bodies-suggest-chemical-weapons-use-by-ISIS-378644

MERIA(中東国際レビュー)が発表した写真によると、7月13日にイラクでISISに虐殺されたクルド人は、化学兵器で殺害された可能性があることが明らかとなった。ということは、ISISが再び化学兵器を激戦地コバニでも使う可能性があると懸念されている。

ケリー国務長官は、水面下で、ロシアのラブロフ外相と会談。両国はISIS対策において、互いに情報を共有することで合意したと発表した。

しかし、東ウクライナをめぐって両国の関係が冷え込んでいることは、ケリー国務長官は認めるところ。しかし、共通の項目に関しては協力を目指すと語っている。
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ガザ復興支援金・54億ドル(約5900億円) 2014.10.13

 2014-10-13
http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4579502,00.html

ガザでは、現時点で18000の建築物が全壊。40万人が難民となり、がれきの中で生活している。

http://www.bbc.com/news/world-middle-east-29086193 (壮絶な破壊の様子)

12日、カイロにて、50の国や国際団体の代表が出席し、ガザ復興支援国会議が開かれた。結果、予想をはるかに上回る54億ドル(約5900億円)の支援金が集まった。

内訳の上位国は、カタール(1100億円)、EU(624億円)、アメリカ(233億円)、アラブ首長国連邦(210億円)、トルコ(210億円)、となっている。

この中に、サウジアラビアが登場していないが、それは、ハマスの母体であるムスリム同胞団を間接的にでも支援したくないからである。この点において、サウジアラビアとカタールは対立している。カタールとトルコは、これまでからハマスを支援してきた国である。

これらの資金は、ハマスを経由せず、パレスチナ自治政府のアッバス議長を経由するという条件で、向こう3年間の間に支払われることになっている。

しかし、パレスチナ自治政府は、先週、ガザにてハマスと共に初の統一政府閣議を開いたばかり。ハマスを経由しないという条件は、実際には不可能である。

イスラエルのカッツ交通省は、「ガザの人々が、テロを放棄しないなら、これらの支援金は無駄になるだろう。」と語った。つまり、イスラエルに対するテロが再開されるなら、また破壊せざるを得ないということ。

このカイロでの支援国会議に出席したケリー国務長官も、「応急手当だけでは解決にならない。」として、イスラエルとパレスチナの対話再開に意欲を語っている。・・・が、ハマスを含む統一政府では、イスラエルは交渉には応じないだろう。

<どのようにしてトンネル再建を防ぐのか>

支援金は、建物の再建や、産業の立ち上げに使われることになるが、ハマスがトンネルの再建や、武器搬入に使わないように監視しなければならない。次のような手順が定められた。

1)ガザからの建築計画(必要物資)の申請により、イスラエルは、申告された量のセメント他建築資材を、工事の段階に応じて、段階的にガザへ搬入することを許可する。

2)国際監視団が、それらをまず一つの倉庫にすべて運び入れる。倉庫は監視カメラで監視する。監視映像はイスラエルにも送られる。

3)認可された建築会社が、詳細な計画を提出し、それに応じた量の物資を倉庫から受け取る。会社は、綿密な帳簿を提出する。

4)イスラエルは、ドローンなどで、工事の進捗が申告通りで、搬入された物資が実際に使われているかどうかを監視する。

5)エジプトとイスラエルは、ロケット弾になりうる金属のパイプの搬入はしない。その代わりにプラスチックのパイプを搬入する。また、ロケット弾に変換される恐れがある様々な金属製の機材も搬入しないことで合意。

6)イスラエル、エジプトとガザの検問所のガザ側は、パレスチナ自治政府が管理する。このための治安部隊1200人を現在エリコで訓練中。

今回は、エジプトの新政府が、イスラエルと同様に、ハマスを排除したい考えであることが幸いだった。エジプトは、エジプトとガザの間にあった何千もの地下トンネルを、再建不能にまで徹底的に破壊し、埋め尽くした。

この点、表向きだけトンネルを破壊して、実際には、密輸を暗黙に了解していた前のムバラク政権とは違う点である。

また、エジプト新政府は、シナイ半島のハマス残党などのテロリストの一掃作戦を継続して展開している。イスラエルとエジプトの信頼関係は、現在、良好だという。
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イスラエルとパレスチナが協力:エボラ熱対策 2014.10.13

 2014-10-13
西アフリカのエボラ熱が、急速に西アフリカ以外の場所でも広がり始めている。死者は現在4033人。感染が確認されている人は8300人以上。

アメリカでは、1人の患者が死亡したが、その治療にあたった医療スタッフがあらたに発病し、隔離された。(感染の原因は医療スタッフのミス)

こうした事態を受けてアメリカでは、ニューヨークなど主要な5つの空港で、西アフリカから来る人々のスクリーニングを始めている。ロンドンでは、万が一に備えて、隔離施設の準備と医療スタッフの訓練を行っている。

イスラエルも、アフリカからの来訪者が多い国である。特に今週からのクリスチャンの仮庵の祭り(4500人参加)で、アフリカからも多数の参加者がイスラエルに来ている。

これを受けて、イスラエルは、ベングリオン空港に隔離施設を設置。医療スタッフを配備した。またイスラエルは、パレスチナ自治政府とヨルダンの医療スタッフの訓練を行い、エボラ熱が、この地域に入らないよう、協力することになっている。

<日本は?>

日本は、災害王国で、災害が確実に来るとわかっている時でも、実際に何かが起こるまでは、効果的な対策をとるということが苦手である。まだ起こっていないことを想定して準備すると言う能力にはどうも欠けているように思う。

エボラ熱は、入って来てからの対策では遅い。実際に患者が発生して大騒ぎするまでに準備(空港、隔離施設の確認と医療スタッフの訓練)だけでもしておいてもらいたいと思うのだが。。。今は、とりあえず、台風と火山の噴火で手一杯というところか。
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ISISに加わるイスラエルのアラブ人 2014.10.13

 2014-10-13
シリア・イラクで前進し続けているイスラム国(ISIS)が、その残酷性にも関わらず、世界の若者を魅了しているが、イスラエルのアラブ人の若者からも、ISISに加わっている者がいることが徐々に明らかになっている。

すでに1人は、シリアでの戦闘に参加して死亡したとの知らせが家族に入っている。ある者は、妻と生まれたばかりの赤ちゃんを残してISISに加わっている。

この他、ナザレからの3人を含め30人ほどのイスラエル国籍アラブ人の若者がISISや、その他の過激な反政府勢力に加わっているとみられている。


<フランスからユダヤ人少女もシリアへ>

フランスの情報局によると、フランスから約100人の少女や若い女性たちが、シリア入りしているもよう。その中にユダヤ人の少女1人も含まれていることがわかった。

女性たちは、戦闘ではなく、主にはISISの戦闘員と結婚し、子供を産んで、イスラム国の繁栄をもたらすということでリクルートされている。http://www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/186028#.VDsWx6W9BCs

フランスからシリアへ渡った少女や女性たちは、主にはチュニジアなどアラブ諸国からフランスへ移住した本人か、その両親から生まれた娘たちがほとんどだという。

<激戦中のコバニ(シリアとトルコ国境)>

現在、アメリカと有志軍が空爆しているコバニだが、町の40%はISISに占拠され、危機的状況にあるという。すでに住民20万人がトルコ領内へ避難したが、町にはまだ数百人残っているとみられ、虐殺が懸念されている。

イラクでも、主なダムをめぐって激戦中。イギリスは地上戦を戦っているクルド人勢力に武器を補給し、イギリス軍兵士が地上で武器の使用法の訓練を行っている。しかし、イギリス軍兵士らは、戦闘には加わらず、1週間ほどで退散する予定。

イラク現地の地上軍は、アメリカに地上軍を派遣するよう、懇願しているという。
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イスラエルの周囲で”ほえたける獅子” 2014.10.9

 2014-10-10
<ヒズボラからの挑戦> 

5日、レバノンからイスラエルへ武装グループが侵入。イスラエル軍が発砲し、一人が負傷して武装グループはレバノンへ逃げ帰った。ここしばらくレバノンとイスラエルの国境が緊張している。

そんな中8日、国境のイスラエル側に仕掛けられた爆弾が爆発し、爆弾処理のイスラエル兵2人が負傷した。これを受けて、イスラエル軍はただちに、レバノン領内のヒズボラへの反撃を行った。

その後、ヒズボラ高官が、レバノンのテレビで次のような声明を出した。「シリアで手一杯だと思うな。我々はイスラエルと戦う用意がある。」 http://www.jpost.com/Arab-Israeli-Conflict/In-message-to-Israel-after-border-attack-Hezbollah-says-We-are-ready-to-confront-you-378423

ヒズボラは、現在シリアのアサド政府軍を援軍しており、かなり疲弊しているといわれる。このヒズボラ高官の声明が本気なのか、本来のテロ組織としての正当性(イスラエルを攻撃してこそ本来の姿)を誇示しているだけなのかは、不明。イスラエル軍はとりあえずは、大きな戦闘に発展する可能性は低いとみている。

しかし、シリアでISISへの攻撃が始まってからアサド大統領のシリア軍とヒズボラが勢力を盛り返しているので、前者も完全には否定できない。ヒズボラがイスラエルへ向けて配置しているミサイルは、ハマスの10倍の10万発。本気は出してほしくないものである。

シリアのアサド大統領もあやしい動きをしている。シリアは、化学兵器の隠し場所を、国際社会に自己申請し、処分はもう大分終わったと思われていた。ところが今週、新たなサイト4カ所を申告してきた。前には隠していたということである。他にもまだ持っているのではないかとの疑いが高まっている。

なお、イスラエルでは、シリアからの化学兵器の脅威はなくなったとして、ガスマスクの配布を停止している。多くの市民はもはやガスマスクを持っていない。

<ガザで爆破事件:ISISが犯行声明> http://www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/185967#.VDaejaW9BCs

戦争の復興もすすんでいないガザ地区だが、7日夜、比較的近代的なビルが爆破された。それについてISISが、ネット上で犯行声明を出した。公に、ISISがガザへ進出するのは、これが初めて。

そのガザ地区だが、7日、パレスチナ自治政府のハムダラ首相が、初めてガザ地区入りした。支援者たちに、パレスチナ人は一致していると宣伝することが目的と考えられている。

東エルサレム在住のパレスチナ人で国連職員のFさんによると、ガザ地区への出入りは、パレスチナ人国連スタッフでも困難だという。かつてはハマスからの許可を得て入っていたのだが、今はパレスチナ自治政府からの許可をもらう形になっている。

<イランの軍事施設で爆発>

核開発をめぐるイランと世界諸国との対話が、 昨年、華々しく始まったものの、結局、イランが経済封鎖緩和によって巨大な現金を獲得した以外、大きな進展はない。イランは相変わらずIAEAの査察をうまくすりかわしている。

そんな中、5日、イランのパルチン軍事施設で大きな爆発が発生。作業員2人が死亡した。この施設はミサイルなどの武器を開発する施設で、核ミサイルの開発の疑いもある施設である。

原因についてはまだ明らかにはなっていないが、イスラエルが背後にいる可能性もささやかれている。
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クルド人を助けないトルコ:コバネでISISとの戦闘激化 2014.10.9 

 2014-10-10
http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4579127,00.html

ISISに攻撃され、16万人のクルド人難民が発生したシリアとトルコの国境の町コバネ。戦略的に重要な町であるため、ISISが包囲し、陥落寸前となっている。

これを受けて、アメリカと有志軍が、コバネへの空爆を激化させている。これまでにISIS戦闘員42人が死亡したとみられ、うち23人は、空爆に寄って死亡したとみられる。

地上で戦っているのはクルド人勢力。空爆に助けられ、ISISを撃退しかけたという情報もあるが、実際は、ISISは、空爆を上手に避けるようになったので、地上戦では、やはりISISが優勢に立っているというのが現状のようである。

空爆だけでISISを撃退する事は不可能・・・これは、アメリカ軍もイギリス軍も認めるところである。ではだれが地上軍を派遣するのかといえば、隣国のトルコ軍、となる。トルコはコバネとは国境を接するいわば当事国。しかも、欧米のNATO軍第二を誇る軍隊である。

ところが、トルコは、国境に多数の戦車を配置しながらも、手出しせず、コバネの戦闘を高見の見物状態である。トルコにとっては、クルド人勢力が弱体化する方が都合がいいのである。配置した戦車は、ISISが、ひょっとしてトルコ領内に入って来た場合に備えてのことである。

これを受けて、アメリカは激怒。対するトルコは、「もしアメリカがシリアのアサド政権も空爆するなら、協力してもいい。」と言っている。アメリカと違って、トルコはシリアのアサド政権排除に積極的だったのである。

しかし、もっと激怒しているのが、トルコ国籍のクルド人たちだ。トルコでは、クルド人の多い東南部と、イスタンブール、アンカラで、クルド人らが、クルド人を助けない政府に反発し、警察に火炎瓶を投げつけるなどの暴動になっている。死者はすでに21人に上っている。

*ISISに加わる日本人

おそらくいるだろうと思ったが。。。イスラム教徒でもないのにISISに加わっている日本人がいた。シリアに行こうとして未然に発見された北大生がニュースに上がっている他、元自衛隊で実際にシリアで戦闘に加わり、負傷して帰国した男性(26)もいる。
http://mainichi.jp/shimen/news/m20141009dde041040039000c.html

東京では、「派遣先:シリア」とするあやしい求人の張り紙もあるとか。
http://www.huffingtonpost.jp/2014/10/06/job-offer-syria_n_5943306.html?utm_hp_ref=mostpopular

世界中の若者もシリアの戦闘に加わって問題になっているが、彼らの多くはイスラムに改宗してから行っている。イスラム帝国を立ち上げるという目的を持ってシリアに行っているのである。

ところが、この日本人たちは、イスラムがなんたるかもまったく知らずに、シリアに行こうとする。人生の目的がみつかるかもしれないという理由で行ったのである。言っておくが、イスラム世界はそんな甘いものではない。
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世界へ散らばり始めたエボラ熱 2014.10.9

 2014-10-10
http://www.bbc.com/news/world-europe-29548001

西アフリカで猛威を振るっているエボラ出血熱。犠牲者はこれまでに、3860人(医療従事者200人含む)となった。シエラレオネでは、医療従事者に給与が支払われていなかったため、ストになった。そのため病院の外で死体がころがるようになっている。これはさらに感染が広がる可能性を示唆している。

アメリカでは8日、国内で最初のエボラ熱患者(リベリアからアメリカに入った人物)が死亡した。これを受けて、アメリカは空港では西アフリカからの来訪者をスクリーニングする作業が始まった。

スペインの主都マドリードでは、西アフリカから戻った患者2人(宣教師)の治療に携わった看護師が発熱し、エボラ熱が疑われている。この看護師と関わり、感染が疑われ、隔離されている人は6人。看護師の飼い犬は、感染しているとの強い疑いから、安楽死させられた。

さらにオーストラリアでも、現地での治療に関わった医療従事者が、帰国してから熱発し、隔離されている。

WHOは、世界にエボラ熱が、爆発的に拡大するとは思えないが、今後医療従事者の間で感染者が増える可能性があるとの見解を発表した。

西アフリカでエボラ熱が広がっている地域は、世界一貧しく、紛争の絶えない地である。アメリカ軍は部隊4000人を派遣し、医療活動や物資運搬を支援している。

<日本人は?>

日本人で、西アフリカで奉仕している日本人もいる。国境なき医師団に所属する医療スタッフ吉田照美さんは、シエラレオネで活動し、その悲惨さを語っている。http://www.sankei.com/world/news/140815/wor1408150007-n1.html

インドで、旅行中の日本人女性がエボラ熱で隔離されていたが、こちらは陰性と判明。

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雷雨で始まった仮庵2014 2014.10.9

 2014-10-10
中東・世界、特にイスラエルの周囲はかなり騒々しくなってきたが、エルサレムでは、今年も8日から、平和な仮庵の祭りを迎えた。

<仮庵のエルサレムの風景>

8日日没からは仮庵の祭り。午後7時に家を出て、知人宅へ向かった。なだらかな谷に階段状に閑静な住宅が並び、その向かい側には最近できた近代的なマンションもある。多くの家がバルコニーに仮庵を建てて、その中ですでに食事が始まっている。

仮庵は細い柱と布で建てられた四角形の、いわば即席のぼろ屋。屋根は、中からでも星が見えるようにと、なつめやしの枝をすけすけに乗せるだけというのが特徴だ。だんだん畑状に建てられている住宅の上に下にと、あちこちのバルコニーに仮庵がり、あかりがもれて、いかにもほのぼのとしている。

歩いていると、あちこちから聞こえるかちゃかちゃという食器の音と楽しげな会話。子供たちの笑い声。お母さんの声。夜が更けてくると、男性たちが大声で祈りを調べに乗せて歌っていたりする。イスラエル人のこうした様子は、聖書時代も今もきっと雰囲気は同じだったのではないかと思う。

そう思って歩いていると、突然、イスラムのアザーンが聞こえて来た。この地域はエルサレムの中の、No Man's Land と呼ばれ、正式にはイスラエルでもなく、パレスチナでもないといわれている地域である。

ユダヤ人地区はぐるりをアラブ人村に囲まれている。・・というよりは、ユダヤ人がアラブ村のすぐそばまで住宅を建てたためにそうなったと言った方がいいだろう。

ほのぼのとした仮庵の風景におおいかぶさるようなアザーン。かなりの音響である。幸い5分程度で終わり、雰囲気はすぐほのぼのに戻った。

しかし、今朝も神殿の丘では、治安部隊とパレスチナ人が衝突し、兵士3人が負傷している。そうした場所以外では、きわめて平和に見えるのだが、イスラエル(ヤコブ)と、イシュマエルの仲が悪いという現実は、確かな事実である。

30分ほど歩くと知人宅に着いた。集まっていたのは、ノルウェー系、ハンガリー系、イラク系、いろいろ混じっているが、しいていうならイタリア系からなる2組のユダヤ人夫妻が招かれていた。

仮庵の祭りでは、決して寂しい人がでないよう、やもめの友人などを招くことになっている。仮庵で、初めて会う人がいることもめずらしくない。この人々と一緒に3m×2.5mほどの狭い仮庵に座って、おいしいサーモンをいただく。

今回、わかったことだが、仮庵にはちょうど子供のころに秘密基地で遊んだあの感覚がある。知らないどうしでも、すぐにうちとけ、楽しめる不思議な効果があるのだ。

特にこの人々は、建国初期にイスラエルへ移住して来た人々だ。話を聞いていると、歴史が歴史でなくなるような気がした。

しかし、さすがはユダヤ人。会話は、いつのまにか、ホロコースト時代の話から、イラクのユダヤ人を襲ったポグロム、ISISの斬首からヨーロッパのギロチンの歴史と、食事しながら、かなり”高度な”会話となった。

なんでも、最近、反ユダヤ主義暴力がヨーロッパでひどくなってきたので、ノルウェー(だったと思う)では、仮庵禁止になった。庭やバルコニーに仮庵を建てることで、そこがユダヤ人の家だと宣伝しているようなものだからである。ユダヤ人が反発すると、警察は、夜9時には片付けるとの条件つきで、制限を緩和した。これでは何も祝えないと、皆は首を振った。

しかし、ご近所の仮庵は、こんな高度な話ではなかったようで、かなり頻繁に大笑いが聞こえた。繰り返すが、聖書時代のイスラエル人たちもこんな風に、平凡な日常の中で仮庵をやっていたのではないかと思った。

前後するが、仮庵の中に入る前に、今年(ユダヤ暦5775年)初めての雨が降った。仮庵なので当然雨は防げない。料理の上にカバーをかけたりしながら、そのうち降らなくなった。ニュースによると、イスラエル中心部、北部では、雷雨になっていた。

毎年だいたい、この次期にはじめの雨が降っている。平和なエルサレムの上に、主の祝福が今年も約束されたようであった。
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ヨム・キプールとエイード・アル・アドハ 2014.10.4

 2014-10-04
10日4日は、ユダヤ教のヨム・キプール(大贖罪日)。ユダヤ教によると、新年に主が来られて、名前をよい本か悪い本に書かれる。その書物に、神が最終の印を押して書を閉じるというのが、ヨム・キプールである。

つまり、新年に、自分の名前はすでにいずれかの書物に書き込まれたのだが、その後、ヨム・キプールまで10日あり、ひょっとして悪い本からよい本に名前を変えてもられるかもしれないと更なる悔い改めをする。ヨム・キプールには、その最終判決が出るというわけである。

いろいろ解釈があるが、「本来は赦してもらえないはずのところ、哀れみで赦してもらった。」と信じて、父なる神のあわれみに感謝するのが、ヨム・キプールなのである。悲しみの日ではなく、実は喜びの日なのだと、ユダヤ教神学校教師ベンジーさんは教えてくれた。・・・ますます、ゼカリヤ12章を思わせる考え方である。

そのヨム・キプールが、今年は、数十年ぶりに、イスラム教のエイード・アル・アドハと同じ日に重なった。

エイード・アル・アドハとは、アブラハムがその息子”イシュマエル”を神に捧げたことを記念する日で、神が、イシュマエルの変わりに与えてくださったやぎをほふって大祝宴をする日のことである。

つまり、ヨム・キプールで断食しているユダヤ人の横で、アラブ人はバーベキューするということである。さすがに、イスラエル国内のアラブ人たちは多少は控えめの祝宴をするという。

混乱を避けるため、エルサレムでは、ユダヤ教チーフラビとイスラム教指導者が会談の時を持った。

*イスラム教のエイード・アル・アドハ

コーランには、旧・新約聖書の記述がたくさん引用されているが、アブラハムがイサクを捧げた下りも含まれている。ただし、イサクではなく、イシュマエルが捧げられたと解釈されているところが違う点である。

東エルサレム在住の敬虔なイスラム教徒、モハンマドさんによると、この日はイスラム教徒にとって非常に重要な日であるため、10日前から断食して神の前に整えられるよう、備えるという。

最後の断食は、4日朝の日の出までで、その後、モスクで祈ってから、やぎをほふって、ランチタイムぐらいから祝宴になるという。この例祭は、7日まで続く。

<厳重な警戒態勢と西岸地区・ガザ地区市民への取り計らい> http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4577462,00.html

4日は、双方からのテロや衝突が予測されるため、イスラエルは治安部隊を通常の4倍に増やし、危険そうな場所にびっちり兵士や警察を配置して、厳重な警戒態勢をとっている。

特に危険そうな場所は、ユダヤ人とアラブ人が密接に同居するエリアで、エルサレムでは旧市街、ダマスカス門周辺、北部ではアッコが特に警戒されている。

西岸地区との検問所は3日深夜より、緊急の救急車など人道支援以外の通行は閉鎖されているが、逆に5日以降、7日までは、通行を緩和し、西岸地区のパレスチナ人が、年齢制限なく、イスラエル領内の縁者を訪問できるようになっている。

ガザからも500家族が西岸地区へ入る便宜がはかられている。また1日に、500人づつ、ガザの住民が承認されたバスで来て、神殿の丘で礼拝できるなど、様々な制限緩和が行われる。

<ヨム・キプール入りの3日夜>

3日は、バスや車は午後4時ごろまでには完全になくなった。ヨム・キプールの日は、イスラエルでは、車を走らせる事は法律違反になる。テレビもなし。ネットのニュース配信も止まる。

日没になると、非常にすごしやすい気候でもあり、親子連れが続々と家から出て来た。シナゴグでは、男性たちはタリートをかぶって祈りに入り、女性たちも白い服と頭のおおいをつけて、祈っている。

しかし、子供たちにとっては、車の来ない唯一の自転車天国デー。大人たちが祈っている姿が窓越しにみえるシナゴグ。その前で、ヘルメットをつけた子供たちが、きゃぴきゃぴの声をあげながら、自転車を乗り回している。若い家族連れが、ベビーカーを押しながら散歩している。なんとも、のどかな風景である。

かわいい女の子たちが、「寿司、寿司」と言って近づいて来たので、聞くと、今年12才になったので、人生ではじめての断食をしているという。一応、断食はしてはいるのだが、祈らずに自転車で遊んでいるのである。

ところで、3日の日没から、4日の夜明けまでは、ユダヤ人もアラブ人も断食している状態。通常、金曜日といえば、筆者宅付近では、アラブ人がはでに打ち上げ花火をあげ、若者たちが、深夜までやかましくしているのだが、今夜は、恐ろしほど、静まり返っている。

4日、日没までは水も飲まない断食となるが、今年は統計上、若干減って、イスラエル人の73%が断食すると答えている。毎年、脱水などで急病になる人が、500人は出るため、救急隊も2000人体制で待機しているという。

現在、午後3時。鳥のさえずりと子供の声が時々聞こえるほかは何の音もない。これは本当に祝福。
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イスラム国情勢・続報 2014.10.4

 2014-10-04
<イギリス人人質斬首>

イギリスは、イラクに限るという制限付きで、アメリカ主導のイスラム国攻撃に参加すると議会が承認したが、イスラム国は、予告通り、人道支援活動スタッフのイギリス人アラン・ヘニングさんを斬首する映像を流した。

ヘニングさんは、昨年、家族とのクリスマスを返上してシリア難民を助けようとしてシリアに入っていたボランティアだった。多くの人が殺さないよう訴えていた。彼の死は、アラブ諸国の間で、イスラム国への怒りを喚起している。


<トルコが連合参加を決定>

トルコは、先月、人質49人を取り戻したこともあり、アメリカのイスラム国撲滅作戦に参加すると発表した。これにより、連合軍は、トルコ領内の空港を使えるようになった。

先月、シリア北部のコバネからクルド難民15万人がいっせいにトルコ領内に逃れて来るという事態になった。
トルコはこれを助けず、クルド人が攻撃されるままに放置したとも言われる。コバネは、今もイスラム国が占領し、空爆が行われている状態である。

今後、アメリカに協力した場合、クルド人を助けなければならないという複雑な立場にある。

<日本も参戦する!?>

朝日新聞によると、阿部政権は、集団的自衛権の解釈変更を受けて、自衛隊の活動範囲を制限する「周辺事態」を削除するという。つまり、日本も米軍に協力し、シリアやイラクなどへ自衛隊を派遣する可能性が出て来たということである。正式発表は8日の予定。

ところで、日米安保条約の取り決めで、日本は独自の戦闘機を製造しないことになっている。しかし、日本はその規定を廃止し、独自の戦闘機作成を目指しはじめていると、海外のニュースのいくつかがとりあげていた。
http://asia.nikkei.com/Business/Trends/Japan-again-looks-to-get-domestic-fighter-jet-off-ground 
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エルサレムのカンファレンスに日本人クリスチャン70人参加 2014.10.4

 2014-10-04
緊迫する世界情勢の中、9月末から All Nations Covocation Jerusalem(代表:トム・ヘス牧師)が始まっている。今年は、170カ国、約2000人がエルサレムに集まり、10月8日までの2週間、世界のための祈りを捧げている。

<激動の中東クリスチャン>

さすがにシリア国内からの参加はないが、海外在住のシリア人、イラク人、クルド人とトルコ人も参加し、それぞれの国の現状をレポートした。

トルコ人牧師は、祖国は敵視するクルド人のために祈り、クルド人たちを祝福した。また、これらアラブ諸国のクリスチャンたちが、祖国のイスラエルへの敵視を謝罪し、国を代表してイスラエルを祝福すると宣言した。

この他、ヨルダン、エジプト、イラン、ガザ地区、テロの巣窟になっている北アフリカ諸国、チュニジアやアルジェリアの代表からもクリスチャンもイスラエルを祝福する祈りを捧げた。

イラン人で元ヒズボラだったアフシン・ジャビード牧師(現在カナダ・バンクーバーで牧会)に話を聞いた。彼自身の家族全員を含め、100万人のイラン人が救われているという。これは、クロス王がかつてイスラエル人を約束の地へ帰還させたことへの報いだと思うと語った。

今回アフシンさんは、イラン人ビリーバーから、イスラエルへの多くの金銀の贈り物を持参している。イラン人たちが、祖国がイスラエルを憎み、攻撃してきたことの謝罪を、イスラエル人たちに伝えてほしいとたくしたものである。

イスラエルには1週間滞在し、トルコ南部、シリアとの国境に向かい、イスラム国から逃げて来た難民たちの支援にあたるという。
アフシン牧師は、日本では新宿シャロームチャーチに招かれたことがある。

https://www.youtube.com/watch?v=FTBegJm2ROg アフシンさんの証(日本語・20分)

<世界の祝福!日本人グループ>

こうした世界的なクリスチャンのカンファレンスに参加する日本人は、これまで非常に少なかった。しかし、今回、新宿シャロームチャーチが、今年1月からエルサレム祈りの家(トム・ヘス師)に林かよさんを先行派遣。富田真吾牧師の呼びかけで、全国から若手70人が参加した。全行程の参加者数は、韓国の60人を超えた。

また今回の日本勢には、幼児から小学校低学年の小さな子供たちが30人ほどが参加していた。ある家族は7人の子供を全員、連れて来たため、費用は200万円ほどになったという。しかし、不思議に必要は満たされた。日本人の参加だけでなく、これだけのちびっ子たちが集まったのもこのカンファレンス始まって以来のことだった。

さらに、アジアに焦点が当てられた日には、長沢崇史牧師(カナンプレイズチャーチ)とそのバンドが全体賛美を導き、証は、小森康三宣教師(高砂教会)で、会場は主の臨在に満たされた。ちびっ子たちも浴衣を着て賛美と踊りを披露した。角笛を吹く子もいた。

富田真吾牧師は、主要な集会で数回メッセージを語った。このカンファレンスは今年20周年。その記念すべき機会に、日本人クリスチャンが世界の大きな祝福になることができた。

富田真吾牧師は、今回、世界を代表する牧師たちと肩を並べて国会訪問にも参加。「日本の時が来ている。来年は200-300人を連れてきたい。」と語っている。
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欧米とアラブ諸国の連合軍 2014.10.1

 2014-10-01
アメリカ主導のイスラム国への空爆に、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、ヨルダンなどアラブ諸国の戦闘機も参加している。これを受けて、フランスに続いてイギリス空軍もイラク領内のみという制限付きで参加を決めた。オーストラリア軍機は今日からイラク領内への空爆を開始する。

欧米とアラブ諸国がこのように連合を組むなど、これまでにはありえなかったことである。

連合軍の空爆に助けられ、地上ではクルド軍が、イラク北部でイスラム国とにらみあっている。バグダッドでは、イスラム国が27kmにまで迫っており、危機的状態は変わっていない。

クルド軍は、最新の武器を補給してほしいと訴えているが、欧米はトルコ(クルド人とは宿敵)の手前、クルド人支援はしにくいという現状がある。

シリアでは、北部トルコとの国境コバネ付近への空爆が行われている。地上では、イスラム国が女性3人を含む10人のクルド人を斬首。ホムスの近くでは、学校の近くで発生した爆発で子供10人を含む17人が死亡したとのニュースが入っている。
http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4576720,00.html

<ハマス化する?イスラム国> http://www.reuters.com/article/2014/09/26/us-mideast-crisis-iraq-tactics-idUSKCN0HL1N020140926

連合軍の空爆を受けて、イスラム国が、市民の家屋にも黒の旗をかかげて、どれが本物の拠点かわかりにくいようにしたり、シリアのラカでは地下にもぐったと見られ、地表でイスラム国メンバーを見ることが減ったとロイター通信は伝えている。

時間がたつにつれて、空爆だけでイスラム国を壊滅させることはできないという分析が出始めている。これは、ガザのハマスに対峙したイスラエルがたどった道と同じである。

<怒るシリアの(穏健派)反政府勢力> http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4575223,00.html

アメリカは、シリア領内で、イスラム国だけでなく、アルカイダ系ホラサンやアル・ヌスラも攻撃している。これを受けて、益を受けているのがアサド政権とヒズボラで、そのとばっちりを受けているのが欧米が支援しているはずの(穏健派)反政府勢力という構図になった。

当然、アサド政権は自国内での国際社会の空爆を歓迎すると表明。一方、シリアの(穏健派)反政府勢力は「アメリカはなぜアサド政権とヒズボラを攻撃しないのか。イスラム国を倒してもアサド政権や、ヒズボラが生き残るなら意味はない。」と怒りを訴えている。

また、アサド政権とヒズボラが勢力を伸ばすということは、その背後にいるイランが伸びるということも含んでいる。実際、イランが、シリアとイラク領内で、動いているという情報は以前からあった。

仮にイスラム国をシリア・イラクから排除した場合、その後に出てくるのは、イランを中心とするシーア派勢、それを支援しているロシアになる可能性があるということである。

オバマ大統領は、これまでシリアの内戦で生み出されたイスラム国を過小評価していたこと、イラク軍を過大評価していたことを認めた。アメリカはこの戦いが短期で終わらず、年単位に及ぶと想定している。
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国連総会:アッバス議長 VS ネタニヤフ首相 2014.10.1

 2014-10-01
国連では、現在、年次事務総会が行われている。日本の安倍首相をはじめ、各国首脳たちがスピーチを行っている。アッバス議長は、「イスラエルはパレスチナ人を絶滅しようとしている。」など、イスラエルを正面から非難した。https://www.youtube.com/watch?v=573rxA6EVnw

アッバス議長は、時々ハマスを非難する発言をしているが、ハマスとの統一政府は継続する方向で、国際法廷にイスラエルを訴えることも含めて、イスラエルとの対立姿勢は相変わらず変わっていない。

一方、ネタニヤフ首相は、「カリフを中心とするイスラム帝国を立ち上げ、イスラム法によって世界を制覇するとういう最終目的は、ハマスもイスラム国と同じ。ハマスはまだ小さい”癌”のようなものだが、早期に対処しないと取り返しのつかないことになる。」と警告した。

また相変わらず、「イスラム国を壊滅しても、核化したイランを放置するなら意味はない。」と、イランの完全非核化を主張した。
https://www.youtube.com/watch?v=_ntzlKldcDY

これらについてアメリカのサキ報道官は、アッバス議長の発言は「挑発的」だとして非難。ネタニヤフ首相についても、「ハマスとイスラム国は同じではない。」と、アメリカはイスラエルとは違う立場であると伝えた。

今回のネタニヤフ首相のスピーチは、イスラエル国内でも批判の声は少なくない。

イスラムが世界を制覇しようとしているというネタニヤフ首相の言っていることは、霊的には確かにそうかもしれないが、現実社会を見る限りでは、少々行き過ぎということになり、イスラエル国民を含め、世界は今のところ、聞く耳をもたない・・・といったところである。
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中東情勢と第三神殿 2014.10.1

 2014-10-01
http://www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/185556#.VChp7Ni9DCu

中東情勢が緊迫している中、エルサレムのTemple Institute (第三神殿建築プロジェクトをすすめるユダヤ教の一派)が、新年祭を期限に、建築資金にむけた献金の目標として10万ドル(1000万円)を募った。結果、30カ国から900人が応答。60日間で目標額を達成した。

第三神殿建設は、政治的、経済的にもまだまだ夢物語にすぎないが、Temple Institute は、すでに様々な機材やささげものになる牛の他、第三神殿のブループリントをかなり整えている。

神殿建設のキャンペーンビデオ https://www.youtube.com/watch?v=B6C_zfpEwUI

将来の!? サンヒドリンの予想図 https://www.youtube.com/watch?v=vFnckQrgO7s

このグループは右派で、時に神殿の丘に入ってはパレスチナ人と治安部隊との衝突を誘発している。嘆きの壁ラビ(国家認定)は、神殿は暴力的に勝ち取るものではないと、このグループには反対する立場をとっている。

しかし、イシバ(ユダヤ教神学校)教師のBさんによると、ユダヤ教の律法(ミツバ)613か条のうちの多くは、神殿がないと守れないものであり、ユダヤ教徒なら多かれ少なかれ、第三神殿が必要だとは思っているという。今はまだ現実味がないが、いざとなれば、神殿建設費用はあっという間に集まるとみられる。

経済よりも政治的に第三神殿がどのように実現するのかが、全く不可能にみえるが、”アルマゲドン・ニュース”というグループが作成した第三神殿に関するビデオがある。

カリフを頂点にしたイスラム教国が世界を制し、強大な権力をもってイスラム世界を制覇し、強硬的にイスラエルとパレスチナの7年間の和平条約を実現、第三神殿が立つ事になると、聖書から説明している。興味深いのは、このビデオがアップされたのが、カリフ制をとるイスラム国が出現する前だったことである。

現在、欧米と穏健アラブ諸国が一丸となって、イスラム国を攻撃している。それと平行してイスラエルとパレスチナの争いが行き場をなくし始めている。

この現状の中で、イスラムの立場で、反論を言わせないほど強大な力で、イスラム世界を治める者が現れたとしたら、イスラエルとの7年間の和平条約、ならびに第三神殿はまんざら不可能ではないかもしれない。今後の動きが注目される。

https://www.youtube.com/watch?v=tNOlxoPWl48 注意)筆者がこれに同意するものではない。

特にこのビデオでは、イスラムを治めるもの(反キリスト)の旗がトルコになっており、来るべきイスラム帝国が、オスマントルコをモデルにしたものであるかのように描かれている。可能性としては完全に否定しないものの、特に現時点では同意しかねる点。
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