ハンスト・パレスチナ囚人問題で南北国境緊張 2015.8.21

 2015-08-21
緊急裁判なし収監に抗議して60日以上のハンガーストライキを行い、生命の危機に陥っているイスラム聖戦メンバー・モハンマド・アラアンを巡り、南北国境の治安にまで影響が及んでいる。状況は以下の通り。

1)シリアからミサイル・イスラエルが反撃

20日、ゴラン高原シリア側クネイトラから、ガリラヤ北部、ゴラン高原イスラエル領内に向けてミサイルが計4発撃ち込まれた。

幸い、ミサイルはすべて空き地に着弾したため被害はなかったが、イスラエルは直ちに空軍と砲撃隊も伴って、ゴラン高原のシリア側、アサド大統領支配下14カ所へ反撃を行った。

今回のミサイル攻撃について、イスラエル軍は流れ弾ではなく、イランの支援を受けたイスラム聖戦によるものとの見方を発表した。しかし、イスラム聖戦スポークスマンはこれを否定している。

イスラエル軍は、今回のミサイル攻撃に、イラン革命軍のアル・クッズ旅団が関係していると指摘。イランとシリアがイスラエルをシリアでの戦闘に巻き込もうとしている可能性があると言っている。

イスラエルへのミサイル攻撃にイランが関わっている可能性が高いことを受けて、イスラエルは、イランと核問題で最終合意に達した6カ国に対し、イランの経済制裁を緩和し、最終的に1000億ドル(約13兆円)がイランに入る事の危険性を、改めて訴えている。

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4692922,00.html

2)アシュドドとベエルシェバに迎撃ミサイル配備

モハンマド・アラアンの健康状況が悪化した場合、ガザのイスラム聖戦が攻撃してくるとの情報があるとして、20日、イスラエルはアシュドドと、ベエルシェバを守る迎撃ミサイルを配備したと発表した。

3)東エルサレムの暴動

エルサレムでも、モハンマド・アラアンをめぐる暴力的な抗議デモが発生している。パレスチナ人が投石するなどして、治安部隊と衝突。治安部隊も東エルサレムのパレスチナ人地区に一斉捜査を行い、多数を逮捕している。

<イスラエルの対処:モハンマド・アラアンは釈放へ>

ハンストのモハンマド・アラアンを巡って、南北国境が緊張していることを受けて、19日、イスラエルの最高裁は、モハンマド・アラアンの拘束を解除することを決めた。言い換えれば釈放である。

病院では、静脈栄養を開始。消化器官の回復をみながら経管栄養に切り替えて行くことになった。これにより、モハンマドの体力は回復しつつあるという。

モハンマドの健康状態については、メディアの間で混乱がみられる。一時、意識回復と報じられ、次には脳死状態と情報が錯綜している。様々な情報から推察すると、現在、モハンマドは集中治療室で、人工的な鎮静状態(意識なし)に置かれ、人工呼吸器につながれているとみられる。

すでに脳死になっているのか、このまま鎮静剤をやめれば意識が回復するのかは、まだ明らかではないが、今後、自発呼吸が可能であれば、呼吸器もはずす方向だと伝えられている。

最高裁が釈放との最終決断を出した後、モハンマドの家族は、囚人面会ではなく、ごく普通の病院訪問の形になっている。しかし、モハンマドの釈放を受け入れられないユダヤ人過激派の行動が懸念されるため、モハンマドの部屋には、警備員が配備されている。

*そもそもモハンマド・アラアンはなぜ逮捕されたか

アルーツ7によると、モハンマド・アラアンは、自爆テロリストを養成していたとの罪で2006年から2009年にもイスラエルの刑務所で服役していた。

今回も大規模なテロを計画していたとの情報に基づき、昨年11月に逮捕されていた。

公的治安閣僚のギラッド・エルダン氏は、「メディアも病院も、モハンマドがどれほど危険人物であったかを十分に報道していない。モハンマドを釈放すれば、今後テロと、刑務所でのハンストを助長することになる。」と危機感を訴えている。

http://www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/199716#.VdaFvaUWnA8

<今回、何がおこったのか>

今回の流れをまとめると次のようになる。

モハンマドが、裁判なし逮捕に抗議して刑務所内で行ったハンストが60日を超え、生命の危機が懸念されるようになった。

イスラエル政府は、法整備を行った上、刑務所の医師に対し、強制的に食べされるよう命令したが、医師はこれを人権無視だとして拒否した。

しかし、モハンマドが意識不明の重体となると、釈放が決定し、その後は、本人の意志を確認できないまま静脈栄養を開始した、ということである。

病院側は、意思確認がなくても、栄養補給しなければ死亡したのであるから、釈放されたことでもあり、意識が回復したとしても、文句は言えないはずだと言っている。

脳死を疑われるまでの状況に陥ったことを考えると、今後テロ行為をする状況にまで回復するとは思えず、別の囚人が、同様のハンストを試みることも、そう簡単にはできないだろう。

イスラエルとしては不幸な中にも、とりあえずは最善ということになるのではないだろうか。
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ハマスメンバー4人:エジプトが拿捕 2015.8.21

 2015-08-21
20日、ハマスのメンバー4人が、シナイ半島で、エジプト軍に拿捕された。

4人はバスでガザからシナイ半島を経由してカイロに向かい、そこからイランに行って訓練を受ける予定だったとの情報がある。

ハマスはシリアの内戦でスンニ派勢力をサポートしたため、イラン、シリア、ヒズボラなどシーア派から見捨てられ、経済的に非常な苦境に陥っていた。最近になり、ハマスは、イランとの共通の敵、ISISとの対立問題から、イランに取り入ろうとしているとの情報がある。

しかし、複雑なことに、ハマスはガザ地区内部では、ISISなどの過激派と対立しているが、シナイ半島では、エジプトが一掃を試みている過激派組織を支援しているとみられている。この点について、ハマスは、エジプトと対立しているのである。

エジプトがハマスメンバーを直接拘束したのは初めてで、今後両者の関係がどうなるのか注目されている。

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4693005,00.html
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パレスチナ囚人のハンストで論議 2015.8.18

 2015-08-18
イスラエルでは、テロなど深刻な犯罪の場合、裁判なしに最長60日まで容疑者を拘束できることになっている。先頃、これまでは、主にパレスチナ人に適応されて来たこのルールが、ユダヤ人過激派にも強化適応することになったところである。

このルールについて、イスラエル国内では論議となっている。論議を深刻化させているのが、このルールに基づいて拘束されているイスラム聖戦のメンバー・モハンマド・アラアンの刑務所内ハンガーストライキである。

モハンマドは、現行犯で逮捕されたのではなく、諜報機関の情報に基づいて裁判なしに逮捕され、今年初頭から、イスラエルの刑務所に拘束されている。

モハンマドは、イスラエルの刑務所内でハンガーストライキ(断食デモ)を開始。その日数が60日を超え、生命の危険も懸念されるようになってきた。そのため、イスラエル政府は、強制的な栄養補給を認める法案を立案。国会を通過した。

しかし、刑務所の医師はこれを人権無視だとして、強制的に食事を摂取させることを拒否した。先週、モハンマドは、意識不明の重体となり、アシュケロンのバルジライ病院に搬送され、人工呼吸器につながれる事態となった。

以前よりモハンマドの釈放を要求していた国内のアラブ少数民族保護のための法律センターとアラブ系議員のティビ氏らは、「モハンマドはもはや危険行為はできなくなっている。」としてただちに釈放するよう訴えた。

国内での論議が大きくなることを受けて、イスラエル政府は、モハンマドを向こう4年間、西岸地区に戻らないという条件つきで、釈放する意向を明らかにした。

すると今度はモハンマドの釈放に反対するユダヤ系市民がアシュケロンでデモを行い、モハンマドの釈放を求めるアラブ系市民のデモ隊と暴力的な衝突に発展するに至った。2人が負傷。少なくとも15人が逮捕されている。

http://www.timesofisrael.com/15-arrested-in-ashkelon-protests-over-palestinian-hunger-striker/

公的治安維持担当相のギラッド・エルダン氏は、「今回モハンマドをハンストの結果、釈放するという前例を作れば、今後、ハンストをする者が後を絶たなくなる。」と警告している。

しかし、もし、このままモハンマドが死亡した場合、裁判なしでの拘束という行為が、世界的にも問題にされるのは避けられない。

18日現在の報道によると、モハンマドは意識を回復し、呼吸器からも離脱できたとのことだが、まだ栄養補給は行われておらず、本人も治療を拒否しているという。ということは、モハンマドにはまだ生命の危険があるということである。

テロは起こってからの逮捕では遅いのだが、テロが起こる前の逮捕では、証拠不十分の人権無視と言われてしまう可能性があるということである。

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4691710,00.html
http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4691955,00.html

<イスラエル兵を狙ったテロが続く:パレスチナ人3人射殺>

西岸地区ディマで、ユダヤ人過激派らが放火し、パレスチナ人家族が犠牲になった事件以来、イスラエル兵を狙ったテロが連続して発生している。

先週だけで、イスラエル兵がナイフで襲われるテロが2件。今週に入って1件発生し、いずれのケースも、犯行に及んだパレスチナ人が、現場で射殺されている。

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4691629,00.html

<イスラエル軍に法律の専門家・シャロン・アフィク大佐>

上記のような問題を含め、現在、パレスチナ自治政府は、国際刑事裁判所へイスラエルを訴える準備を進めている。そうなれば、軍の命令で動いたイスラエル兵が法廷に立つこともありうる。

こうした事態に備えて、イスラエル軍は、法律の専門家を備えている。そのポジションに、前任者の任期満了に伴い、新しくシャロン・アフィク大佐の着任が決まった。(交代は10月)

アフィク大佐は特に国際法に明るいという。現在、パレスチナ自治政府の訴えに対処するため、昨年夏のガザとの戦争に置いて、特に問題とされるケースを調査中である。

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4691755,00.html
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北米から単独移住・兵役へ直行59人 2015.8.18

 2015-08-18
この夏、イスラエルでは、移民者を満載した飛行機が次々に到着しているが、18日、アメリカ・カナダから新たに230人が到着した。このうち、59人は兵役へ直行する。

また子供86人を含む若い29家族、独身者86人と、今回も若年世代である。

今回の移住は、北米先進国からの移住支援を行うネフェシュ・ベ・ネフェシュ(ユダヤ系団体)と、FIDF(Friend of IDF)が共同で進めたプログラムとなっている。

アルーツ7によると、現在イスラエル軍で、単身移住して兵役についている若者は、2500人にのぼり、このうち850人が、アメリカからの移民だという。

http://www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/199575#.VdMomaUWnA8
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放火テロ犠牲パレスチナ人・父親も死亡 2015.8.10

 2015-08-10
7月31日、ナブルス近郊の町デュマで、ユダヤ人過激派によるとみられる放火テロ事件で、1才半のアリ・ダワブシェちゃんが焼死した事件。

昨日8月8日早朝、全身80%の火傷で重傷だったアリちゃんの父親サイードさん(31)が、ベエルシェバの病院で死亡した。サイードさんは、この日のうちに、西岸地区ナブルスに埋葬された。

母親のリーハムさん(27)は、90%の火傷で重傷。4才の長男は、意識は取り戻したものの、全身60%の火傷でまだ予断を赦さない状況が続いている。

西岸地区では、サイードさんの葬儀の直後にイスラエル軍に投石するなどして暴動となった。

また9日夜、エルサレムからテルアビブへのハイウエイ443号線(西岸地区ラマラに近い)のガソリンスタンドでイスラエル人がパレスチナ人に刺された。これを受けて、イスラエル軍が1人を射殺。まだ共犯者を捜索中である。

入植地各地では、パレスチナ人の報復に備え、自主的に夜回りが結成され、緊張が高まっている。しかし、恐れているのは入植地のユダヤ人だけではない。

デュマの放火犯はまだ逮捕されておらず、しかも犯行は単独ではないネットワークとみられ、パレスチナ人たちは、いつ放火されるかわからない恐怖で、夜も眠れないという。

パレスチナ自治政府は、この事件を国際刑事裁判所に訴える準備をすすめている。

<恐怖のHilltop Youth ユダヤ人ユース・ネットワーク>

今回のようなパレスチナ人の家にユダヤ人過激派が放火する事件は、今に始まったことではない。最近では、昨年11月にも就寝中のパレスチナ人家庭が放火される事件が発生している。

昨年6月に16才のパレスチナ人・アブ・クデールさんを生きたまま焼き殺したのもこの一派である。

イスラエルには90年代から”Hilltop Youth"(丘の上の若者)と呼ばれるネットワークがある。これは、宗教シオニストの中でも特に過激な若者たちからなるネットワークで、暴力によって、イスラエルから偶像礼拝の異教徒を一掃しようとするネットワークである。

聖書では、ギデオンが、夜に出て行ってバアルの祭壇を破壊したことが書かれている。(師士記6:27,28)。

動機は似ているのだが、このグループの場合は、イスラム教のモスクやキリスト教会を放火してまわり、さらには、その信者たちが就寝しているところを襲って焼殺するという、恐るべき”行き過ぎ”に走っているといったところ。

こうした若者たちは、大きなキッパと大きなもみあげ、白い祈りのショールをつけて現れ、パレスチナ人に対して暴力をふるう。”セトラー(入植者)”と呼ばれ、パレスチナ人の間で恐れられている。(添付写真:パレスチナ人に投石するHilltop youth)

ユダヤ人過激派の専門家であるシュロモー・フィッシャー博士によると、この若者たちは若いだけに、純粋に神のためにやっていると信じ込んでおり、その残虐性にも際限がないのだという。

彼らにとって大人のラビたちは、政府と申し合わせたり、パレスチナ人との合意をはかったりするので、生温い、堕落している存在である。だからだれの指導にも従わない。

また、若者独特文化を残しているので、きちんとした組織や、リーダーがいるわけでなく、なんとなくのネットワークでつながりつつ、活動を行っている。つまり、それぞれが自主的に活動しているので、防御も一掃も難しいということである。

フィッシャー博士は、このような残虐な行為を繰り返す者たちはごく少数だが、その少数が、イスラエルの国に危機的な影響を及ぼすと指摘する。たとえば、1995年に、ラビン首相を暗殺したイーガル・アミン(当時25才)も、この部類だった。

一方で、元諜報機関長官のディスキン氏は、このネットワークにかかわる若者が少ないというのは間違いだ。はもはや少数ではないと警告している。政府がこれまで驚くほど、この問題を放置してきたからである。

イスラエルには、緊急時には、裁判なしで最長6ヶ月まで身柄を拘束してもよいという措置が認められている。こうした逮捕は実際には、パレスチナ人のみに適応されてきたのだが、デュマでの放火事件を受けて、ネタニヤフ首相は、ユダヤ人過激派に対しても、適応・強化するよう指示した。

これを受けて、いったん逮捕されたが監視つきで軟禁状態だった少年たち3人が再逮捕された。その後も、西岸地区の前哨地へ一斉捜査に入り、若者たちの逮捕が続いているようである。

しかし、今度は、これに関して、「人権無視ではないか」、「パレスチナ人の機嫌取りだ」などの批判も上がりはじめている。

<サタンの影響か?再逮捕でにやつく少年>

最初に再逮捕された2人は、今年6月に、ガリラヤ湖畔のパンと魚の教会に放火したとして逮捕された16人のうちの2人である。

加えて、最も危険人物とされてきたメイール・エッツェンガー(23)も拘束された。メイール・エッツェンガーは、1930年代、アメリカで、「ユダヤのヒトラー」と恐れられた極右ラビ、メイール・カハネの孫(娘の息子)である。

エッツェンガーは、ここ6年ほど(つまり17才のころから)、値札行為と言われるパレスチナ人への暴力と、Hilltop Youthの中心的存在としてマークされていた。

エッツェンガーは、たとえばパレスチナ人の羊飼いが連れている羊に石を投げつけて殺し、その目の前で残虐にほふる異常さだったという。目撃した治安部隊隊員は、「なにか異常なものにとりつかれている」ようだったと語っている。

エッツェンガーは、これまで身柄の拘束はされていなかったのだが、治安部隊の監視を受けており、エルサレム、ツファット(いずれもユダヤ教聖地)など複数の町に行く事を禁じられ、しかも、毎週警察に出頭することになっていた。しかし、その命令も無視し、さっさとツファットに行っていたという。

にやにやしながら逮捕され、笑顔でメディアの写真におさまり、法廷に立った時も、にやにやしながら次のように語った。

”残念ながら、イスラエルの地は、トーラーの律法に忠実でない政府が支配している。政府にとって国が聖地であるということはどうでもよいことなのだ。ユダヤ人の国と言っているが、それは口だけだ。

僕を先祖からの聖地に入らせないようにし、最終的には、異教徒と融合し、イスラエルの民の特別な性質をなきものにしようとしているのだ。国の言う治安は、ユダヤ人の治安とは同じではない。

(つまり、イスラエル国家は、物理的な領土を守ることを治安と呼んでいるが、ユダヤ人の純粋な民族性を守るという治安は、治安とは考えていないということ)

またサイト”ユダヤ人の声”には、軟禁状態について以下のように書き込みをしていた。

"現在イスラエルを支配している政府は認めない。その指示にも従わない。政府の制限は気にしないことだ。私たちは、イスラエル王国の設立に全力を上げなければならない。”

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4688706,00.html

今、霊的にもこうした若者のためのとりなしが、少年たち自身のためだけでなく、イスラエル国家のためにも必要になっている。

<一般の入植者は?>

西岸地区にいる入植者全員が、Hilltop youthのように考えているのではない。確かに政治的に微妙と知りつつ西岸地区のベテルなどに住むユダヤ人たちも、宗教シオニストだが、暴力に訴えず、ただ聖書の価値観で子供たちを育てようとする若い家族たちもいる。

此の人々は、自らも小さな子供を持つ若い家族として、こうした恐ろしい暴力行為には当然、断固認めない立場である。

しかし同時に、「パレスチナ人の赤ちゃんが殺害されたことで、とんでもない大騒ぎになっているが、ユダヤ人の赤ちゃんが一家まるごと殺された時にこれほどの反響ななかったではないか。」と反論もする。

政府に対し、パレスチナ人に気をつかいすぎ、ユダヤ人の保護を怠っているという思いは、やはりあるようである。

<これからどうなる?>

ヘブライ大学のフィッシャー博士は、こうしたネットワークが活発化している背景と、超正統派ユダヤ教徒(ハラディ)の数が急増していることに関係があると解説した。

超正統派ユダヤ教徒の若者は、軍隊に入らず、基本的にトーラーとユダヤ教の学びしかしない。日がな一日、イシバに座って学ぶだけである。

超正統派の子供たちは、基本的に全員が超正統派になるため、こうした厳しい律法厳守の生活にむかない者も当然、出てくる。

フィッシャー博士によると、正統派ユダヤ教徒家庭に生まれた子供たちのうち15%は、おちこぼれるという。正統派は多産なので、すでにものすごい数の若者がおちこぼれていることになる。

おちこぼれた子供たちは、一般のイスラエル社会に入って行くことも不可能である。一般的な教育も職業訓練も受けていない。イーディッシュ語しか知らないので、コミュニケーションもとれない。

おちこぼれたちは、特に木曜(日本でいうなら金曜)の夜は町へ繰り出し、ぶらつくことになる。そこで、エッツェンガーのような活動家に出会い、人生になんらかの目的となるものを見いだしてしまうのである。

前ネタニヤフ政権では、こうした悪循環を終わらせようと、世俗派のラピード財務相と、教育相が結託し、「正統派も一般義務教育を受けなければ、社会補償はなし」との条件とつけようとした。兵役を義務づける動きも加速した。

ところがこの政権が2年ももたずに崩壊し、現在の第34ネタニヤフ政権は、ユダヤ教正統シャスが再び幅をきかせる政権に逆戻りしてしまった。

2016年度(2年分)の予算案がつい最近通ったところだが、上記正統派教育に関する制限は撤廃されることになった。フィッシャー博士は、正統派たちは、残念ながら、問題を解決に導く道を選んでいないようだと語っている。

一方、ディスキン元シン・ベト長官は、これまでこの問題を放置して来た政府を批判するとともに、今行われている対処も驚くほど弱いと指摘する。

「結局のところ、何かとりかえしのつかないほど大きなことが起こらないと、解決できないだろう。」と悲観的である。

ところで、放火の前のゲイ・パレードでの事件は、Hilltop youthの犯行ではない。こちらは、今回は、すでに逮捕されている狂信的な超正統派ユダヤ教徒のシュリーセルの犯行であり、現在、シュリーセルは精神鑑定に送られている。

しかし、Hilltop Yuth に加え、大人のハラディ(超正統派)の中にも、暴力に訴えてでもイスラエルを異教徒や堕落から守ろうとする流れがあるということも合わせてお伝えしておく。

<石のひとりごと>

今回の事件で驚かされたことは、こうしたユダヤ人ユースによる暴力の実態がほとんど報道にあがっていなかったことである。

昨年、モハンマド・アブ・クデールさん(16)が焼殺されたとき、東エルサレム在住のパレスチナ人クリスチャンのFさんが、”セトラー”が毎晩来て、小さな子供を狙っていると話していた。

彼は出張で自分が不在となり、家族を守れない時には、妻と子供たちをヨルダンへ避難させていた。

Fさんは、イスラエルのメディアも警察も何も報じていないと怒っていたが、今になってみればFさんの言っていたことは本当だったのである。

また、裁判なし拘束も、これまで散々パレスチナ人をこのように逮捕してきたのだが、だれも人権侵害とは言わなかった。
今ユダヤ人が同じ扱いを受け始めたら急に問題視し始めた。

やはり、パレスチナ人が、イスラエルに対して根強く怒る背景には、それなりの原因もあるということである。
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恐るべしイスラエル人:夏休みはシナイ半島へ 2015.8.10

 2015-08-10
国内は以上のような問題で論議となっているが、暑い夏。イスラエル人は今年も、夏の休暇を満喫している。

エルサレム旧市街、城壁のすぐ外側では、毎年恒例のクラフト・フェアが行われている。様々な出店とパフォーマンス、コンサートと、いわば日本の夏祭りのような雰囲気である。当然、大勢の人々でにぎわっている。

また、この7月、ベングリオン空港から海外へ出て行ったイスラエル人は,777500人と過去最高を記録した。しかし、8月はこの記録を更新すると予測されている。

驚いたことに、イスラエル人は、今ではあらゆるテロ組織の巣窟となり、エジプト軍が掃討作戦を展開し、数百人が死んでいるシナイ半島や、ISISがせまるヨルダンにも行っている。その数49800人と、昨年より35%増えているという。

http://www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/199230#.VceVNKUWnA8

日本人ならば、恐れてどこにも行かないような状況かもしれない。しかし、イスラエル人は、どっちみち戦争になれば、楽しめなくなるのだから、行ける時には行っておく。行くなら気にせずめいっぱい楽しむという考え方である。

<簡素化すすむベングリオン空港のセキュリティ・チェック>

以前は、荷物検査でスーツケースを開けられるなど、おおわらわのベングリオン空港だったが、今では、荷物検査は、階下で機械がやっているとのことで、簡単な質問だけで、即チェックインできるようになっている。

そのチェックイン手続きも機械でセルフできるようになっている。もし預ける荷物がないなら、1分でチェックイン完了である。

さらに、パスポートコントロールも、出国の際にも機械でセルフでできるようになっている。日本のパスポートはこれに対応しているので、非常に便利である。

イスラエルは常に、いかに無駄なく、簡略かつ、楽にことが運ぶかということに工夫している。延々としたセキュリティチェックも、やらなくても大丈夫と判断されるやいなや、カットになる。

かと思えば、すぐにでも改善できそうなことをそのままにしている場合も多々ある。全くもって不思議な国である。
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エルサレム・ゲイパレード・テロ被害者死亡 2015.8.3

 2015-08-03
木曜のエルサレム・ゲイパレードでのテロで負傷した6人のうち、重傷だった高校生のシーラ・バンキさん(16)が、病院で死亡した。

エルサレムとテルアビブでは、日曜夜、数百人が静かに集まって、シーラさんを忍ぶ集まりが行われた。「私たちは暴力には訴えない。ただ犯人は、正しく裁かれてほしい。」と語った。

警察は、これまでに現場で逮捕したユダヤ教正統派のテロリスト・シュリーセルの他、シュリーセルと関係があるとみられるラビの妻も逮捕した。しかし、このラビの妻も夫のラビも、関与を否定している。

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4686669,00.html

イスラエル政府は、2日、閣僚級治安会議を開き、あらゆる手段を使って同様のテロを防ぐことで一致。ユダヤ人でもアラブ人でもテロリストには同様に、今より厳しい措置をとれる法案が国会で審議されることになる。

http://www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/198938#.Vb51gKUWnA8
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リブリン大統領を脅迫 2015.8.3

 2015-08-03
ユダヤ人によるテロ事件が相次いだことに対するリブリン大統領のコメントに対し、ソーシャルメディアでは大統領に対するのろいじみた脅迫文が書き込まれた。大統領府は警察に通報。現在、捜査が進められている。

大統領は、金曜、ユダヤ人過激派によるとみられるテロで1才半の息子を亡くし、もう一人の息子(4)と両親もともに重傷となっている犠牲者の病院を訪問。

謝罪するとともに、「様々なテロの苦しみを知っている国でありながら、このような(加害者になる)事件が発生したことについて、その恐ろしさにただただ恥じるばかりだった。」と語った。

リブリン大統領もその一員であるリブリン家は、1800年代からエルサレムに住んでいる由緒あるユダヤ人一族。昔から隣人のアラブ人たちとの関係を大事にしてきたことで知られる。

リブリン大統領も就任以来、アラブ人たちとの関係改善を積極的に行っている。これが気に入らないユダヤ人もいるのである。書き込みにはリブリン大統領の写真をアラファト風にアレンジし、「あなたは政府のテロリスト」とか、「ガザへ帰れ」などと書き込まれた。

書き込みの中には、「あなたは私の大統領ではない」「あなたが病気になり、悪い事が起こるように。」といったのろいまがいの書き込みや、暗殺されたラビン故首相を引き合いにした死の警告もあったという。

リブリン大統領は明日ハイファで演説するが、大統領自身がキャンセルを拒否している。

http://www.jpost.com/Israel-News/Police-investigating-threats-against-President-Rivlin-410889
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エルサレム郊外で大規模山火事:放火も視野 2015.8.3

 2015-08-03
2日午後、エルサレム郊外で、ハダッサ・ヘブライ大学病院のすぐ近く、モシャブ・エバン・シャピーロ周辺から山火事が発生。50人以上の消防士と消防飛行機が活躍しているが、夜19時現在で、まだコントロールできていない。

ハダッサ病院に影響はないが、モシャブ・エイン・シャピーロには火が近づいたため、住民は避難した。これまでに家屋一軒が焼失。消防士2人が、煙を吸って負傷した。

警察は出火原因を捜査しているが、放火の線もまだ視野に入れているという。

なお、エルサレム周辺のユダの山地では、7月24日にベイトシェメシュ近郊で大規模な山火事が発生したばかりである。
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イスラエル全国でのきなみ40度・ヨルダンでは”黙示録的”砂嵐 2015.8.3

 2015-08-03
中東は今、激しい熱気に覆われている。エルサレムでは午後3時の時点で40度。夜になってもまったく涼しくならない。こんなことは今までなかったことである。ティベリアでは46度、ヨルダン渓谷では49度を記録している。

隣国ヨルダンでは、強烈な砂嵐が発生し、アンマンの空港に着陸できない戦闘機が、ベン・グリオン空港に緊急着陸。政治的にイスラエルにも着陸できないアラブ諸国の飛行機は、アカバ(エイラットのヨルダン側)まで飛んで着陸した。

この砂嵐について、Yネットはアポカリプス(黙示録的)とも書いている。そういえば、エルサレムでも今日は午後から空がどんよりした灰色だった。これは砂嵐の影響か、山火事の影響か。。。?

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4686726,00.html

いずれにしても扇風機を一時たりとも消せないほど暑い。
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続報:ユダヤ人テロ事件 2015.8.2 

 2015-08-02
http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4686178,00.html

金曜に、ナブルス北部のパレスチナ人の家屋が、ユダヤ人過激派と見られるテロリストに放火され、1才半の男児が焼死、兄と両親も重傷となった事件。

金曜、ハマスが、復讐に立ち上がるよう呼びかけて数時間後、西岸地区では、ユダヤ人の車両にパレスチナ人が発砲。また、パレスチナ人らは、復讐だとして、シェケム(ナブルス)にあるヤコブの墓(ユダヤ人が聖地の一つ)への放火をはかった。

西岸地区では、各地で暴動が発生。イスラエル軍と衝突した。その中で16才のパレスチナ人が死亡。その少年の葬儀でまた暴動となり、投石、火炎瓶など暴力的な暴動となった。

土曜日には、西岸地区の入植地エシュ・コデシュの近くに、農業をしに来たパレスチナ人に対し、ユダヤ人入植者たちが、「その土地はイスラエルの土地だ。」と主張して口論になった。

そのうち、暴動に発展。イスラエル軍が両者を引き離したが、双方が投石する騒ぎとなった。

エルサレムでは、神殿の丘や、旧市街イスラム地区で、パレスチナ人らが、治安部隊に石や爆竹を投げつけ、衝突となった。東エルサレムのシュアハットでも同様の暴動となった。

ガザとの国境では、ガザからはミサイルが2発イスラエルに向けて発射された。国境ではイスラエルへ侵入しようとしたパレスチナ人2人が、警告に従わなかったため、イスラエル軍に足を撃たれた。

こうした流れを沈静化するため、ネタニヤフ首相は、この行為はユダヤ人によるテロと認める声明を発表。事件発生の当日、イスラエル国内の病院で治療を受けているパレスチナ人の被害者家族ダワブシェさんを訪問。

ネタニヤフ首相は、家族、親族に対し、深い謝罪を述べ、イスラエル人を代表して、「イスラエルは、こうした暴力には断固反対している」と強調、力を尽くして犯人を追及すると伝えた。続いてリブリン大統領も、被害者家族を訪問し、謝罪を述べている。

国際社会からは、ユダヤ人によるテロ行為に対し、EUが、「全く受け入れられない。」とする厳しいコメントを発表したのに続き、アメリカ政府も「双方落ち着くように」とのコメントを出した。

その後、日曜朝になり、パレスチナ自治政府のアッバス議長は、「今、(ユダヤ人によるテロで)パレスチナが、政治的な優位に立っている。それを逃さないよう、今はイスラエルに対する暴力を行わないように」と呼びかけ、各地にパレスチナ治安部隊を配置した。 

http://www.jpost.com/Breaking-News/PA-chairman-Mahmoud-Abbas-orders-security-forces-to-prevent-revenge-attacks-410871

<イスラエル各地で暴力反対の大規模ラリー> http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4686335,00.html

暴力の波が続く中、イスラエル各地では市民による暴力断固反対とのラリーが行われた。

1)テルアビブ

金曜からエスカレートしている暴力の波に対し、土曜安息日明けの夜、テルアビブのラビン広場では、数千人が集まり、イスラエルはユダヤ人過激派に断固反対するとの大規模なラリーを行った。

今回は、パレスチナ人家族を襲撃したことと、ゲイ・パレードに斬り込んで6人を刺すという2つの事件が続けて発生していた。その双方とも過激なユダヤ教徒によるものだった。 

群衆は、「直ちに平和を」と掲げたプラカードを掲げている。中には「入植地が暴力を呼ぶ」「入植地がイスラエルを破壊する」といった西岸地区を開拓する入植者たちへの攻撃的なプラカードもある。ゲイに対する偏見に抗議するプラカードもある。

ラリーではステージが設置され、被害者家族の兄ナセル・ダワブシェさんが、「暴力に賛成していない家族が静かに寝ているところ、焼き殺された。ネタニヤフ首相は遺憾と悔やみを述べたが、私たちがほしいのは治安だ。」ともう帰って来ない家族たちへの深い悲しみを述べた。

テルアビブでは、左派労働党のヘルツォグ党首や、メレツ党首なども、「暴力に反対する」とするコメントをそれぞれが述べた。
 
今回は、パレスチナ人への暴力だけでなく、ゲイの人々に対する暴力も問題になっている。テルアビブのメイール広場では、特にゲイ・パレードに対する暴力に集中して反対するラリーも行われた。

メイール広場では、ペレス元大統領が、「このような地獄のさたになったことが信じられない。これは右派あと左派の分裂ではない。良心のある者とない者との衝突である。」と語った。

2)エルサレム

暴動がすぐ近くで発生し、ゲイパレードでの事件が発生したエルサレムでは、パレスチナ人への暴力に反対するとともに、虹色の旗を掲げ、「憎しみは殺し、愛は勝利する。」といったゲイ関係の訴えもめだった。

エルサレムでのラリーでは、リブリン大統領は次のように語った。

「金曜日に、被害者家族に会った。(昨年の3人のユダヤ人少年がテロで殺害された事件)など、様々なテロの苦しみを知っている国でありながら、このような(加害者になる)事件が発生したことについて、その恐ろしさにただただ恥じるばかりだった。

暴力の炎、憎しみの炎、間違った炎が、イスラエルに広がろうとしている。トーラー、律法、そして道徳、イスラエルへの愛の名のもとで流血になった。

イスラエル市民の皆さん、イスラエルは、ユダヤの国で民主国家。民主国家でユダヤの国である。今日、目覚めなければならない。私たちは熱心党ではない。弱いものいじめをするのではない。無法な国になってはならない。」

3)ハイファ

ハイファでは、約500人がラリーに参加。ハイファでは、むしろ右派系の政府を批判する声がめだった。「これは国が支援するテロだ」「ホモ嫌悪と人種差別は同じ種類の暴力だ。」と訴えた。

アラブ人とユダヤ人が共存するハイファでは、パレスチナ人の旗を持ったアラブ人たちが「占領をやめよ」と若干ずれたプラカードをふりかざしていた。

ラリーに参加したハイファ市長は「ハイファは、寛容な町だが、こうした差別は根こそぎにしていかなければならない。」と語った。

<イスラエルの新しい時代>

イスラエルという国は、シオニズムによって建国された。しかし、その後67年が経過し、建国当初には想像もつかなかったほど多様な国になっている。国内で生まれ育ったアラブ人もいる。この人々はアラブ人だがイスラエル人なのである。

そうした中、ユダヤ人が2000年たってイスラエルの地に戻って来たことを歌う国歌ハティクバがもう時代遅れだという論議があがっている。現代イスラエル社会には、シオニズムに同意しない市民も多くいるからである。

この論議は、あるアラブ人が裁判官に任命されるにあたり、ハティクバを歌う事を拒否したため、裁判官になれなかったことから始まった。

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4685842,00.html

一方で、神殿の丘に第三神殿を建てようとする、宗教シオニストたちの数は増え、その活動も活発化している。すでに第三神殿の設計図まで発表しているのである。

迫害によって、その思いがより強化されるのが、人間の心理である。今回の過激派宗教シオニストのユダヤ人の暴力行為による反動で、ゲイや左派的な考えの者はさらにその考えを主張するようになるだろう。

一方で、社会から疎外されればされるほど、宗教シオニストの熱心もさらに強化され、右派であっても”生温い”政府に対する不信と反抗も高まると思われる。

こうした時代にあって、クリスチャンのシオニストたちを、イスラエル社会にとっての迷惑と見るユダヤ人が増えて来ていることは知っておくべきである。

「イスラエルを愛するクリスチャン」は、もう決して珍しい事ではない。そうした右派支持のクリスチャンに対し、左派のユダヤ人は嫌悪を示し、右派たちは賢く利用するか、一般的には物笑いにされるかである。

イスラエル社会は変化が早い。10年前のイスラエルとはまったく違って来ている。イスラエルに対する支持は、時と場合、相手をよく見極めて、賢く表現しなければならないと思う今日このごろである。
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暴力の波・移民の波 2015.8.2

 2015-08-02
上記のような事態になっているが、フランスを筆頭に、北米、ロシア、ウクライナなどから移民の数は急増している。

最近では7月14日に北米から200人以上、28日にはフランスから200人移住した。このうちフランスからの移民は約半数の95人が子供となっている。

ユダヤ機関によると、今年に入ってからイスラエルに移住したフランス系ユダヤ人は、4260人で、昨年の同時期より約400人増加している。

今年北米から移住して来る人の数は4000人。旧ソ連地域から移住して来る人の数は今年6月1日の時点で5904人。このままのペースでいけば、年度内に旧ソ連地域から移住する人は18000人と予想され、昨年の11860人を大きく上回る。

ウクライナからの移住者も紛争で増加しており、今年中に10000人と推測されている。

見た目の現状はどうあれ、主は着実に計画をなしておられるようである。

http://www.jpost.com/Opinion/Welcoming-new-immigrants-to-Israel-410710
http://www.timesofisrael.com/221-new-immigrants-from-north-america-to-arrive-in-israel/ 
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