またテロ:エルサレムで男性重傷 2016.1.29

 2016-01-29
27日深夜前、エルサレム北部ギブアット・ゼエブのガソリンスタンドで、男性と女性が歩いていたところ、パレスチナ人テロリストが、男性(36)を刺して逃げた。男性は首を刺され、出血多量で重傷となり、今もICUに収容されているが、容態は落ち着いたと伝えられている。

男性を襲ったのは、17才のパレスチナ人少年。少年は、男性を刺したあと走って逃げたが、付近にいた複数の市民が取り押さえ、警察に引き渡した。

この直前にも、検問所で、別のパレスチナ人少年(17)が、取調中にナイフを取り出したため、兵士らに取り押さえられた。その一件が報告されたところだった。

これらの事件は、未然に防がれた事と、被害者が、死亡しなかったせいか、翌日の午後までには、もうすっかりニュースから消えていた。

http://www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/207155#.Vqon7aUWnA8

死者が出るようなテロが続いているのだが、エルサレムに住んでいる人々を見ていると、不謹慎な表現ではあるが、もはや交通事故か何かのような感じではないかと思ったりする。

特に恐れることもなく、町も全く普通である。道行く人々が、テロリストを恐れて歩いているようには全くみえない。これもまた異常事態なのかもしれない

それにしても、パレスチナ人のティーンエイジャーたちは、なぜこのようになんの益にもならないようなテロで死に急ぐのか。イスラエルの閣僚ユバル・ステイニッツ博士と、パレスチナ人臨床心理士のシャフィック・マサルハ博士の解説をまとめた。

*オリーブ山便り ビデオシリーズ 「若者のテロ自殺」



<ハマスのトンネル崩壊で8人死亡>

イスラエル領内でのテロを煽っているハマスだが、ガザ周辺の住民から、またハマスが、地下でトンネルを掘っている音がするとの苦情が出始めていた。

そのニュースが出た直後である。ハマスの地下トンネルが、大雨で崩壊し、水が流れ込み、中にいた11人のうち8人が行方不明と報じられた。その翌日の28日、ハマスは、戦闘員8人が”殉教した”と、その死亡を明らかにした。

崩壊したトンネルはイスラエル領から1キロの地点だった。

ところで、かつて、ガザのトンネルを掘るのは、金で雇われるまだ体の小さい子供たちや、少年、若者たちだった。今回死亡したのは、”戦闘員”と伝えられているが、それが子供や少年たちでなかったことを願うばかりである。

http://www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/207182#.Vqor4KUWnA8 
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イスラエル・ギリシャ:キプロスが天然ガスパイプラインで協力へ 2016.1.29

 2016-01-29
ギリシャといえば、少し前まで経済がどん底で、実際にはすでに破綻していて、相当厳しい緊縮財政を条件にようやくEUに残留したような国である。キプロスも同様の厳しい状況にある。しかも、両国ともシリアからの難民が群衆となっておしよせて危機的状況にある。

そのギリシャのチプラス首相と、キプロスのアナスタシアデス大統領が、そろってイスラエルのネタニヤフ首相を訪問。28日、3者で会談を行った。主な議題は、ハイファ沖でみつかった天然ガスである。ハイファ沖ということは、キプロス、ギリシャと面していることを意味する。

3国は共に委員会を設立し、イスラエルからキプロス、ギリシャを経由してヨーロッパへ続くパイプラインを設置しすることで合意した。またこの他にも、水源や観光などの分野で協力して行くことで合意した。経済が破綻しきっているギリシャとキプロスの経済回復への一端になればと期待される。

2010年までイスラエルにとっての最も友好的な隣人は、トルコだった。2010年のナビ・マルマラ事件(トルコからガザへ向った”人道支援船”とイスラエル軍の衝突)以来、トルコとの関係はまだ修復できそうにない。最も親しい隣人は、今はギリシャとキプロス、ということになりそうである。

*注)トルコとの関係は政治上は冷えきっているが、ビジネスは水面下で変わらず継続されている。ただし、トルコは最近テロが続き、クルド人との対立、シリア空爆にも参入するなど、なかなか忙しく、イスラエルとの関係回復への交渉も進んでいるようで進んでいない、というのが現状のようである。

http://www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/207192#.VqocSKUWnA8
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高まる反ユダヤ主義と国際ホロコースト記念日 2016.1.29

 2016-01-29
昨日27日は、国際ホロコースト記念日だった。1月27日は、1945年に、ソ連軍が、アウシュビッツ強制収容所を解放した日である。今年71年目を迎える。

国連は、11年前の2005年、この日を世界がホロコーストを覚える人して定めた。以来毎年、国連総会はじめ、関係諸国で記念行事が行われている。二度と同じことが起きないようにすることが目的である。

しかし、実際には、ホロコーストから70年経った今、反ユダヤ主義は消滅するどころか、さらに悪くなっているというのが現状だ。

ヨーロッパにいるユダヤ人は、イスラム過激派の台頭とともに、中東系難民の大流入で、イスラムとヨーロッパのキリスト教反ユダヤ主義勢力との狭間で、まさにヒトラー直前の時代の様相になり始めていると聞く。

今、ユダヤ人にとっては、フランスが最も危険だが、ドイツでも反ユダヤ主義が高まっていることは、メルケル首相も認めているところである。

そうした大きな時代の流れの中で、今年もアウシュビッツに、ユダヤ人生存者らが集まって記念式典が行われた。本来、解放を喜ぶはずだが、彼らの周囲に迫る空気は、皮肉にも、再び「ヨーロッパから早く脱出したほうがよい。」といった空気になりはじめている。

ベルリンでは、ドイツ議会において、ホロコースト生存者で、アウシュビッツ収容所ほか複数の収容所にいたルツ・クルーガーさん(84)が、その経験を語った。クルーガーさんは、今の時代に、かつてはユダヤ人を迫害したドイツが、今はシリア難民を大勢受けいれていることを高く評価すると述べた。

しかしながら、今、ドイツは、難民による犯罪で、市民の不安や不満が急速に高まっている。ドイツはじめ、ヨーロッパ諸国は、今難民受け入れを制限する方向で動き始めている。ユダヤ人代表として、クルーガーさんが難民受け入れを高く評価したことで、またユダヤ人が、憎まれることにならなければよいがとも感じた。

<オバマ大統領、ワシントンDCのイスラエル大使館を訪問:米大統領としては初>

アメリカの主都ワシントンDCでは、ヤド・バシェム(エルサレムのホロコースト記念館)との協力で駐米イスラエル大使館にて記念式典が行われ、ヤド・バシェムの代表たちとともにラビ・イスラエル・ラウも参列する中、オバマ大統領も出席した。

アメリカの大統領がイスラエル大使館に足を運ぶのはこれが初だという。イスラエルとアメリカの関係が緊張していると言われる中、このイベントは両国の関係が揺るぎないものであることを明らかにする結果となった。

ホロコースト記念日には、ホロコースト当時に、自分の命も顧みずにユダヤ人を助けた「義なる異邦人」を認め、感謝する事が恒例となっている。今年は、アメリカ人2人、ポーランド2人の計4人が、その栄誉を授与した。アメリカでこの授与式が行われるのは初めてのことである。

http://www.yadvashem.org/yv/en/about/events/event_details.asp?cid=260

オバマ大統領は、「反ユダヤ主義が増大していることは否定できない。」「私たちは憎しみを完全になくす事も、反ユダヤ主義をなくす事もできない。」という厳しい現状の認識を明らかにした。その上で、「それでも、(それを防ぐために)私たちにできることを全力でしなければならない。」と語った。

<イスラエルでの式典は中止>

イスラエル、エルサレムでは、1月27日は、雨雪雹といった強い寒気を伴う悪天候であったため、特別な式典は中止となった。しかし、ホロコースト時代(1936年から1946年)に犠牲者たちが残したアートの展示はこの日から始められた。

なお、イスラエル国内では、ユダヤ暦での1月27日、すなわち、建国記念日の前の4月あたりにホロコースト記念日をすることになっている。

<世界最年長はホロコースト生存者?>

ギネスで、世界最年長と認められていた人は、日本人の名古屋在住の小出安太郎さん(112)だった。しかし、今年1月22日に、慢性心不全で他界。

次に年長なのはやはり112才の男性で、ホロコースト生存者のユダヤ人、イスラエル・クリスタルさんになるとみられている。(まだ認定調査中)

クリスタルさんは、1903年、ポーランドのザルノフで、ユダヤ教に熱心な家族に生まれた。クリスタルさんの父親は戦争中、ソ連軍に従軍させられたが、無事帰還。ポーランドに戻って、チョコレートの会社を立ち上げた。

ホロコーストの時代、家族はウッジのゲットーへ入れられたが、チョコレート工場は継続できたという。しかし、クリスタルさんの2人の子供はゲットーで死亡。クリスタルさん夫妻は、1944年、アウシュビッツへ送られた。

妻はアウシュビッツで死亡したが、クリスタルさんは生き延びてウッジへ帰還。再びチョコレートの会社を再建、1947年には再婚もしている。その3年後の1950年にイスラエルへ移住した。

クリスタルさんは、激動の中でも、信仰を失わなかった。今でも熱心なユダヤ教徒である。クリスタルさんの娘のシュアさんは、エルサレムポストに次のように語っている。

「父は、自分が生き延びたのは、それが神のみこころだったからだと信じています。父は怒りの人ではありません。人生の差し引きを考える人ではありません。すべてのことには理由があると信じています。父はいつも幸せな人で、いつも楽観的で、賢く、自分の持っている物で満足する人です。」

「父の人生に対する姿勢は、そこそこというこでしょうか。そこそこ食べて寝てました。人は、自分の人生をコントロールするべきであって、可能な限り、人生に振り回されるものではないと言っていました。」

クリスタルさんは、特に長生きする事を欲していたわけでもなく、今も、すべては神の思し召しと思っているようである。最悪を見た人とは思えない余裕の笑顔が印象的。悪に打ち勝つ力はやはり神とともに歩むことから来ていると証されているようである。

http://www.jpost.com/Israel-News/Israeli-Holocaust-survivor-112-likely-oldest-man-in-the-world-442354

<石のひとりごと>

反ユダヤ主義にボイコット、憎しみのテロと、いつでもへこたれてしまいそうなのがイスラエルだが、ひょっこり天然ガスがちょうど良い時に出て来たりする。世界最年長者は、おそらくこのイスラエル在住のホロコースト生存者のクリスタルさんである。

聖書に次のようなことばがある。

その人は倒れてもまっさかさまに倒されはしない。主がその手をささえておられるからだ。(詩編37:24)

私たちは人をだます者のように見えても真実であり、人に知られないようでも、よく知られ、死にそうでも、見よ、生きており、罰せられているようであっても、殺されず、悲しんでいるようでも、いつも喜んでおり、貧しいようでも、多くの人を富ませ、何も持たないようでも、すべてのものを持っています。(Ⅱコリント6:8~10)

イスラエルとはまさにこのような国ではないだろうか。この国には、安易に逆らわない方がよい。長年この国をみてきて、そう思う。
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またテロ:女性2人刺され1人死亡 2016.1.26

 2016-01-26
イスラエルでは、日曜から月曜、全国的に寒波とともに風雨となり、北部では雪も降って、ヘルモン山で50センチの積雪となった。エルサレムでも一時、雹を観測した。今日火曜もまだうっとうしい天気で、気温も1-3度と低いが、雪はなさそうである。

悪天候だが、昨日25日午後、エルサレムから北西へ車で30分程の町ベイト・ホロンのスーパーマーケットで、女性2人が、パレスチナ人テロリスト2人にナイフで上半身を刺されて負傷した。そのうちの1人シュロミット・クリグマンさん(24)は今朝、病院で死亡した。

ベイト・ホロンは、ほぼイスラエル領内だが、位置的には西岸地区ベニヤミン地方の入植地に数えられる町である。刺されたクリグミンさんたちは、スーパーへの通りを歩いていて刺されていた。

テロリスト2人は、女性2人を刺した後、ナイフを持ったままスーパーの中へ入ろうとした。事件を察知した店長が、2人を中へ入らせまいと、カートで犯人らを押し返し、戦っている様子が、防犯カメラに記録されている。

中へ入れなかった2人は、あきらめてそこから逃げようとしたが、まもなくスーパーの警備員に射殺された。テロリストはイブラヒム・アラン(22)と、フセイン・アブ・ゴーシュ(17)で、いずれも西岸地区出身のパレスチナ人だった。

2人は、ナイフで襲っただけでなく、爆弾を2つも仕掛けており、爆弾処理班がこれを除去している。

テレビのニュースで、テロリストを店内に入れまいと戦った店長がインタビューされていたが、「そこにカートがあったのは奇跡だった。カートがなかったらどうなっていたか。帰って妻や子供たちに、今生きているのは、神のおくりものだ。」と話したと語っていた。

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4757613,00.html

<問題はパレスチナ・メディアか>

先日38才の母親ダフナさんを殺害した15才の少年が、取り調べの中で、パレスチナのテレビ番組を見て犯行に至ったと自供していたことがわかった。

また、国内治安諜報部シンベトが明らかにしたところによると、ツルカレム近郊の村で、自家製の爆弾を製造していた18才のパレスチナ人双子の姉妹、ディアナとナディア・ヘウィラが、昨年12月に逮捕されていた。

この2人もインターネットで、「この戦いに女性も貢献しなければならない。」との扇動に影響されていたという。爆弾製造もネットで作り方を学んでいた。

パレスチナのテレビ番組とは、いったいどんなものだろうか。Yネットによると、たとえば、ハマス制作のチャンネル・アルアクサは、西岸地区のほとんどの家庭で鑑賞できる。

番組ではほぼ毎日、イスラエル人を殺して”殉教者”になった者たちの家族が出て来て、これを誉め称えるといったインタビュー番組がある。番組のセッティングが、燃やされたタイヤなど、紛争の状況になっている。

ナイフテロで射殺されたといったニュースを報じる際、いかにも殉教をたたえるようなBGMが流れ、その後、血のついたナイフとともに、「我々は必ず復讐する。」といったキャプションが出る。

パレスチナ自治政府も当初は同様の番組を流していたが、数週間前にアッバス議長の指示で差し止められている。ハマスの番組は継続中。

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4757475,00.html
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ホンダ技研:イスラエルのスタートアップへ参入開始 2016.1.26

 2016-01-26
悪天候の中、エルサレムでは月曜、クラウドファンディング(ネットを介する個人投資)の会社Ourcrowdによる、グローバル・インベスターサミット(世界投資家サミット)が開かれた。 http://summit.ourcrowd.com

参加したのは、世界50カ国から集まったミリオネア投資家や、スタートアップ会社関係者など3000人で、これまの最高を記録。エルサレムのコンベンションセンターは、文字通り超満員で、立ち見も多数。BDS(イスラエルのボイコット運動)など、見る影もない感じだった。

イベントでは、投資する側に立つ会社のCEOや担当者らの前で、若いイスラエルのスタートアップの会社たちが、開発中の未来の技術をアピールした。ハッカソンも行われた。

今年特に注目されたのが、投資する側として参入した日本のホンダ技研である。ホンダが本格的にイスラエルのスタートアップに参入するのはこれが初めてであったため、特に注目をあびた。

http://blog.ourcrowd.com/index.php/press-release-honda-opens-door-to-israeli-tech-community/

ホンダからはアメリカのシリコンバレーで研究所を率いるニック・スギモト氏がホンダの将来像を披露。それに役立ちそうなスタートアップ技術を探しているというしくみだ。これに対し、イスラエルからは、3社がそれぞれの技術を紹介した。

スギモト氏によると、ホンダが目標とするのは、コンピューター技術を使って、衝突事故を完全予防するクルマである。車両、ドライバーなど、衝突の原因となる様々な要素を排除する技術開発をすすめている。

そこへイスラエルのスタートアップ会社ボーカル・ズームは、声を認識する技術を披露。車を運転中でもドライバーの声だけに反応して指示を受け、実行する。2018年までに実際に車に搭載する予定となっている。

続いてエンジー社は、車と修理会社を直接連携させることで、車の問題をいち早く発見し修理も格段スムーズになるという技術を披露。アメリカの車両15%に搭載をめざす。

クルマの未来は、やはり自動運転ということになるが、その実現はいつ頃かとの調査では、2020年には実現しているとの結果になっていた。

*マツダ、トヨタ、日産はすでにイスラエルの自動車産業に介入しています。

<急成長の投資会社Ourcrowd> http://blog.ourcrowd.com

Ourcrowdはエルサレムに拠点を置く投資会社で、ネットを通じて世界の個人投資家とイスラエルのスタートアップ(技術開発会社)をつなぐ役割を果たす会社である。

2012年にCEOのジョン・メドヴェッド氏がたちあげ、1年後の2013年にはすでに2000万ドル(約24億円)をスタートアップ26社に投資している。

この場合、投資というのは、単に投資家が儲かるだけでなく、イスラエルのユニークな発想や技術開発が実現し、世に広がって行くことを意味する。

たとえば、アイアンドーム(ミサイル迎撃システム)は、イスラエルのスタートアップmPrest社だが、Ourcrowd とGE Venchersという投資会社を通じて、1社で集めた記録としては最大となる2000万ドル(約24億円)の投資を記録している。

アイアンドームは、イスラエルを守っただけでなく、今世界各国でも購入する国々が増えて来て莫大な利益ももたらしているとことろである。このように、Ourcrowd社が、投資家に紹介するスタートアップ社は、ほとんどが好成績をあげているため、投資家らの注目度も高い。

http://www.jpost.com/Business-and-Innovation/Tech/Iron-Dome-software-company-mPrest-raises-20-million-442736

現在、Ourcrowdに登録している投資家は約1万人で、イスラエルのスタートアップ93社へ投資し、若いイスラエル人ミリオネアを育成し続けている。

とはいえ、まだだれもが投資できるわけではない。Ourcrowd で投資できるのは、最低1万ドル(約120万円)からで、資産が家以外で100万ドル(1億2000万円)、年収が20万ドル(2400万円)以上の投資家に限られる。厳しい審査があるのだ。

実際には、白人ばかりのボーイズクラブの様相である。しかし、同社では、将来的には、投資をもっと開かれたものにしたいと考えているという。

http://www.jpost.com/Business-and-Innovation/OurCrowd-draws-3000-to-Jerusalem-Global-Investor-Summit-442769

イベント会場では、「どうしたらミリオンダラー会社を作れるか」というフォーラムが行われた。

「それぞれの人々や文化をとらえることが重要。また、成功のためには人がすべて。まずは、雇用している人々との信頼、家族のような関係。それから顧客の話をどれだけ親身に聞けるかというのが、成功の秘訣。」これがイスラエル人ミリオネアたちからのメッセージだった。

個人的には、「頭で考え始めたら、すぐに着手せよ。」というのが、心に響いた。

<おもしろスタートアップ>

いろいろな技術が披露されたが、その中でも反響があったものから2つほど紹介する。

1)ネットショッピングが変わる!?

この技術とは、たとえば、ソファセットをネットで買うとする。開発したデバイスで、ソファを置こうとする場所を撮影すると、そのソファが正確な大きさも含めて、そこに置かれたときの写真となってあらわれる。

買う前に部屋がどうなるか、大きさも含めて確認することができる。

2)スマホが探し物をみつける!?

モバイル関連のスタートアップで、探し物をみつけてくれるというもの。たとえば鍵を前もって登録しておくと、どこに置いたか忘れた時に、スマホが察知し、その場所へ案内してくれる。

この会社では、この技術を応用し、家事をコンピューターにさせる仕組みをめざしている。たとえば、家の中の掃除など、声で指示するだけで掃除機が勝手にそれを行うなど。だんだんSFの世界に近づいているような感じである。

<イスラエルとアジア>

イスラエルのスタートアップに今最も注目しているのがアジアである。アジアといっても特に中国とインドをさす。

中国とインドは、そうとうハングリーに新しい技術を取り入れている。昨年夏のガザとの戦争中、欧米のビジネスマンは、危険だといって来なかったが、中国だけは、全然気にせずイスラエルにやってきてビジネスを行っていた。

イスラエルのビジネスマンよると、中国は、新しい技術をさっさと取り入れるので、今イスラエルは特に、中国に注目しているという。日本は、慎重なので中国ほどオープンではない。話がまとまるまでに時間がかかると言っていた。

しかし、一方で、東芝と長年の取引を継続しているEZChip社の創設者CEOのエリ・フラクター氏は、「日本は、慎重で、まずは関係作りをじっくりして、信頼を勝ち得ていかなければならないが、いったん話がまとまると、誠実で長続きする。すばらしいパートナーだ。」と言っていた。

<サイバーテック2016> https://www.cybertechisrael.com

上記カンファレンスの翌日からは毎年恒例のサイバーテック2016が、テルアビブで始まった。上記Ourcrowdにおいても今最も注目されている分野がサイバーセキュリティである。

こちらも世界の国々から、政府系も含めて投資家や、投資をつのる会社などから1万人が参加。250の会社(うち100がスタートアップ会社)が、それぞれ開発中の技術をブースをならべて披露。世界の投資家らとの商談が進む。

今年も毎年のように、ネタニヤフ首相が来て、直接の挨拶も述べた。

<世界の発明王:イスラエル>

イスラエルは、世界トップのスタートアップ国といわれる。これはひらたくいえば、「発明王国」ということである。発明と言っても研究所で、貧しく発明をしている、そういう発明ではない。

世界のニーズをいち早くキャッチし、発案し、投資を募ってそれを完成する。それが終わったらその技術をミリオンドラーで売って、また次のスタートアップを始める。

いつも成功するとは限らない。しかし、イスラエルでは、研究者も投資家も「失敗」はないと考えている。失敗は成功へのステップであると考える。ある投資家はイスラエルの文化はたんに「失敗」が赦されるだけではない。「大失敗」がゆるされるところだと言っていた。

またイスラエルでは、まだティーンエイジャーのうちから才能のあるものは、軍隊のサイバー部隊で、実戦に立たされる。こうした若者は、20代前半ですでに経験を積んだ開発研究者になっているという。こういう環境はイスラエルにしかない。

しかし、以前、誰かが言っていた一言がしっくりくる。「イスラエルって、究極のなまけものですね。」ー つまり、より少ない材料、短い時間で、かつ、できるだけ働かずに、いかに最大の結果を出すかということばかりを考えているということである。

昨年から、日本も政府をあげて、イスラエルからのサイバーセキュリティの技術に投資を始めているが、これは日本にとって非常によいことであると期待する。
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イランもビジネス再開へスタート 2016.1.26

 2016-01-26
イランの経済制裁が解除されたところだが、イランも活発にビジネスを拡大する動きを見せている。

イランのロウハニ大統領がイタリアを訪問。これまでとは敵国視されていたときとはうってかわって、赤絨毯の貴賓扱いで迎えられ,
マタレラ大統領らと会談した。イランがイタリアを公式訪問するのは16年ぶりだった。

ロウハニ大統領はビジネスマンら120人を同行しており、この訪問で、イランとイタリアは、様々なセクターでのビジネスの契約を取り交わした。その額は180億ドル(約2兆円)に上るという。

イタリア訪問中に、法王フランシスにも会う予定になっている。

イタリアの次はフランスを訪問する。フランスではヨーロッパ製の旅客機114機を購入する予定と伝えられている。イランは、アメリカのボーイング社からも旅客機購入を検討しているという。

BBCによると、イランは土曜にも中国とエネルギー関連での合意事項に署名。6000億ドル(約7兆2000億円)の貿易になる。
http://www.bbc.com/news/world-europe-35397885 
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冬の嵐到来 2016.1.24

 2016-01-24
日本では全国的に記録的な寒さが到来しているが、イスラエルでも、今日から数日は寒気と強風を伴う雨と冬の嵐となり、ヘルモン山や北部では雪が降ると予報されている。電力会社では、停電に対する備えを行っている。

アメリカ北東部でもこれまでにない規模の寒気と大雪にみまわれている。ニューヨークは、町中を閉鎖した状態。11の州で非常事態宣言が出され、すでに少なくとも17人が死亡している。

http://www.bbc.com/news/world-us-canada-35392008
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パレスチナ13才少女:テロ未遂で射殺 2016.1.24

 2016-01-24
また悲しい事件が発生した。土曜朝、西岸地区ベンジャミン地域の町アナトテで、13才のパレスチナ人少女が、市民警備員にナイフで襲いかかり、警備員に撃たれ、その後病院で死亡した。

死亡したのは、パレスチナ人の少女、ラキヤ・アブ・エイド(13)。ラキヤは土曜朝、家族と口論になり、ナイフを持って家を飛び出した。ユダヤ人を殺して、自殺するつもりだったとみられる。

父親がラキヤの後を追ったが、みつけたときには事件が発生したあとだった。警察は、父親の身柄を確保し、娘がこうした犯行(自殺)に及ぶ可能性を知っていたかどうかの確認を行っているという。

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4756579,00.html

<自殺のトレンド?>

Yネットによると、昨年秋に始まったテロ事件の3分の1が、20才以下の若者によるものだという。パレスチナ自治政府の分析では、それらの若者たちはそれぞれかなり深刻な個人的な問題を抱えており、自殺の手段としてテロに及んでいたとみらている。彼らに政治的な意図はない。

パレスチナ自治政府としても、問題が個人にとどまらず、社会全体に影響を及ぼすこうした”テロ”自殺を、なんとか防ぐよう対策をとっている。ある時はヘブロン市内でナイフを持っていた少年を事情聴取したところ、恋人の父親に結婚を反対され、テロ自殺をはかろうとしていたことがわかった。

そこでヘブロン市長が父親をよび、結婚を認めるようとりはからって、テロ(自殺)を食い止めたといったケースが報告されていた。
*注 ヘブロンは、イスラエル領ではなくパレスチナ自治区の町。市長はパレスチナ人。

また、こうしたテロを起こした若者のうち13人が、ヘブロン北部の村サイル出身者だった。不自然にこの村に集中している。この村では、ティーンエイジャーたちの間で、少なくとも死後に少しは英雄扱いしてもらえる”自殺”を選ぶのが、いわば”トレンド”になってしまっている要素もある。ユダヤ人にとっては迷惑きわまりない話である。

パレスチナ自治政府は、こうした事件を防ぐため、朝8時半の時点で登校しない者があった場合、警察に通達するなどの対策をとっている。

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4756501,00.html (これまでにテロで射殺されたパレスチナ人ユースの写真あり)

娘を失ったパレスチナ人家族も気になるが、13才の少女を撃って死に至らしめたのは市民警備員だった。少女の顔も見たであろう警備員を覚えてお祈りください。

<オテニエルで15才少年に母を殺されたメイールさん一家その後>

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4756598,00.html

先週、15才少年に母を殺されたメイール・ダフナさん一家。ユダヤ教の習慣に従って、「シバー」と呼ばれる1週間の喪の週を過ごしている。この間、家族は何もせず、知人友人などが、生活の世話をし、遠くからも人々が慰めに訪れる。

悲惨なテロ事件だけに、政府関係者の他、リブリン大統領も訪問した。ダフナさんの夫ナタンさんは、大統領に、「妻は愛の人だった。子供たちも、私も怒りはもっていません。」と伝えた。

ダフナさんは、看護師としてより患者に寄り添えるよう、アラビア語とロシア語を独学で学んだという。ダフナさんは、意識不明の患者にもよく話しかけていたが、回復した患者が、ダフナさんを覚えていて感謝を述べている。また、病院でともに働いていた友人のアラブ人医師もシバーに訪れている。

ダフナさんは、ボランティアで、不妊の女性のための電話カウンセリングも行っていた。ダフナさんは、いのちを重んじ、人種に関係なく人々を愛した人だったようである。

夫のナタンさんも、入植地オテニエルを建設するときに、働きに来ていて、今や親友になっている近所パレスチナ人男性のことをメディアに語っている。このパレスチナ人男性は、ナタンさんとは兄弟のようであり、ナタンさんがたのんだところ、オテニエルの幼稚園建設のために、数千シェケルを献金したという。

ダフナさん一家は、よりにもよって、このような家族がテロの標的になるとは・・と思われるような家族だったようである。

こうした悲惨な状況に対し、底力を発するユダヤ教にいつもながら感銘を受けるが、もうすぐシバーが終わって家族だけが残されたときが、本当の試練の到来となるだろう。

長女のリナナさん(17)は、もうすぐ兵役に行くことになっている。その予定は変えないとの意思表示をしている。小さな子供たちとお父さんが家に残る。しかし、そこもまたユダヤ教の底力。おそらくオテニエルの150家族がしっかり彼らを支えて行くものと思う。

<難しい町ヘブロン>

オテニエルはヘブロン北部の入植地である。ここ3ヶ月のテロの波では、ユダヤ人29人が犠牲になっているが、こうしたテロ事件150のうち55件が、ヘブロンとその周辺地域に関係していた。 http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4754744,00.html

そのややこしいヘブロンで先週木曜、右派ユダヤ人たちが、パレスチナ人からビルを買収し、そこにたてこもるという事件が発生した。

ユダヤ人たちが購入したビルは、分割されているヘブロンのパレスチナ側にある。購入前にイスラエル政府の承認も得ていなかったことから、金曜、ヤアロン国防相の指示により、イスラエル軍に、ビルにいたユダヤ人たちを強制退去させるに至った。

ユダヤ人側は、「きちんと正当な額での支払いをしている。」とビルに住む権利を訴えている他、右派政党からも反発が出た。しかし、ヤアロン国防相と政府は、購入前に政府の認可を受けていなかったとして、法的にも撤去は正当な行為と反論している。

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4756399,00.html

ヘブロン近郊の入植地には、テロで殺害されたダフナさん一家のように、パレスチナ人とよい関係を築いている人々もあれば、過激な右派思想の入植者もいる。「入植者」といっても一概には語れないということを読者には覚えていただければと願う。

それにしても、ヘブロンといえば、聖書によるとアブラハムとサラ、イサクとリベカ、ヤコブとレアが葬られたマクペラの洞窟がある町である。この町でイサクとイシュマエルは、一緒にアブラハムを葬った。(創世記25:8-9)

しかし、現在、ヘブロンとマクペラの洞窟は、イスラエル側とパレスチナ側の2つに分割され、イスラエル兵が常駐して衝突を防いでいる。いわば、父アブラハムの墓の前で、兄弟が殺し合いの争いをしているということである。  
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パレスチナ自治政府・アッバス議長の実情 2016.1.24

 2016-01-24
(元ジャーナリスト・パレスチナ問題専門家ベン・メナヘム氏ブリーフィングより)

イスラエルとパレスチナ自治政府は、昨年夏に、ケリー国務長官が1年がかりですすめた和平交渉が頓挫して以来、なんのコミュニケーションもないままとなっている。

交渉が頓挫した当初はテロとともに、神殿の丘での衝突が続いて、宗教戦争につながっていくイメージがあったが、神殿の丘に監視カメラを設置することで、衝突はすっかりなくなった。

イスラエルは、最も挑発の要因となる神殿の丘を問題外に押し出すことで、今のパレスチナ人テロの問題と宗教を切り離すことに成功したといえる。

また、若者によるテロについては、国際社会では全く無視されている状態で、イスラエル人も、テロは悲惨ではあるが、自爆テロほどではないし、それぞれが銃を携行するなどの自衛策を講じて通常の生活を続けている。今やその状況にも慣れっこになりつつあるといえる。

パレスチナ自治政府としては、自らの若者が死んでいる割には、まったくなんの益にもなっていないというのが、悲しい現状である。

パレスチナ自治政府がテロを煽っているのは否定できないが、実際にはテロを阻止する動きもある。若者のテロは自治政府にとっても何の益にもならないからである。

少しづつ明らかになって来ている情報によると、イスラエルの治安部隊とパレスチナ自治政府警察は、テロを防止するための連携が行われている。パレスチナ自治政府によると、これまでに200のテロを未遂で防ぎ、100人を逮捕したという。*ただし、テロをおこしてパレスチナ自治政府に自首した者の中には、イスラエルの追求から逃れる手段として自首したものもいる。

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4755387,00.html
http://www.haaretz.com/israel-news/.premium-1.698615

では、テロの扇動か?抑止か? パレスチナ自治政府は、いったいどうしたいのだろうか。

パレスチナ問題の専門家ヨニ・ベン・メナヘム氏によると、パレスチナ自治政府はどうにも混乱した状態で、結局今は再び、国際社会に対して、イスラエルを法的に訴える準備を再開しているという。しかし、それも、実質の結果を期待するというよりは、ではなく、内部の圧力を交わす目的もあるとみられる。

国際社会への訴えは、単に対症療法であり、パレスチナ自治政府が抱える問題は、もっと大きい。それは、有能な指導者の不在という問題である。

<最悪のシナリオ?:自治政府崩壊>

アッバス議長は一時、指導者をやめて、自治政府も解散すると脅迫じみた発言をしていた。自治政府がなくなれば、過激派が台頭し、状況はもっと悪くなると脅した形である。しかし、今は、そういう発言はなくなり、むしろ、自治政府を継続させることに力を注いでいるといった様子を見せている。

和平交渉の破綻、汚職などで、パレスチナ市民のアッバス議長への絶望感は深い。統計によると、今選挙をした場合、選択の余地がないという理由で、ハマスのリーダー、ハニエが最大得票を得るという結果になっている。

ハマスにも絶望しているが、今の自治政府(PLOファタハ)には、ハマスを圧倒するようなカリスマを持つ指導者がいないのである。

強いて言うなら、イスラエルの刑務所にいるマルワン・バルグーティである。バルグーティには、カリスマがあるため、南アフリカのネルソン・マンデラのように刑務所から出たあと、国の改革をしてくれるのではないか・・ともささやかれている。しかし、バルグーティはあまりにも危険人物であるため、イスラエルが彼を釈放することはまずない。

さらにアッバス議長は今年84才。いつなんどき倒れてもおかしくはない。アラブ社会の場合、リーダーは退いたが最後、殺される可能性がある。アッバス議長はその時にそなえて、PLOでファタハの長老サエブ・エレカット氏をなんとか時期議長にしようとしている。

エレカット氏なら、退いた後も操りやすく、アッバス議長を殺すこともないとみられるからである。

しかし、いかんせん、エレカット氏は、パレスチナ市民に全く人気がない。そこで、アッバス議長は、段階をおってまずは副議長の座に据えようとした。

しかし、今月16日、エレカット氏周辺で、これまで20年にわたり、イスラエルに協力していたとのスパイ容疑が明るみにで出て、それもうまくいかなくなっている。

http://www.jpost.com/Middle-East/Report-PA-security-forces-arrest-Erekat-top-aide-for-collaborating-with-Israel-441714

イスラエルの隣人は非常にあやうい状況にあるといえる。

<中国がパレスチナ独立支援を表明> http://www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/206859#.VqQoAKUWnA-

中国の習主席は先週、カイロを訪問し、アラブ同盟に対して東エルサレムを主都とするパレスチナ国家を指示する立場を明らかにした。またパレスチナ自治政府に760万ドル(約9億円)の支援を約束した。

エジプト紙によると、さらに2016中に、シリア、ヨルダン、レバノン、リビア、イエメンに対して3000万ドル(約36億円)の人道支援を、またアラブ諸国が、法治国家となり警察官を訓練するための費用として3億ドル(360億円)支援すると約束した。
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ドイツ:行方不明難民100万人か 2016.1.24

 2016-01-24
ヨーロッパへ流入する中東の難民の問題がだんだんアグリーになり始めている。ドイツのケルンでは、大晦に520件以上もの性犯罪が発生。

この他の12州でも同様の被害が報告されている。この後ドイツの警察は、難民キャンプから150人を逮捕した。当初、犯人はアラビア語をしゃべっていたとも言われていたが、逮捕されたのは、シリアなど中東関係ではなくアフリカ難民だったという。

問題は、難民発生当初、ヨーロッパが、ほとんどチェックもしないまま、どんどん難民を受け入れたことである。難民はシリアなど中東だけでなくアフリカからも流れ込んでいるのである。(中東でもアフリカでもほとんどはイスラム教徒)

ドイツ政府は、2015年末までにのべ難民110万人を登録したが、そのうち60万人の足取りを見失っていることを認めた。ドイツ国内にいるのか外へ出たのかもわからなくなっているということである。

ドイツでは、難民受け入れに反対するデモなどが発生している。なお、同様の難民による性犯罪被害はスェーデンやパリでも発生しており、EU全体で難民対策が急がれている。こうした状況では、反ユダヤ主義に拍車がかかるのは避けられないことである。

http://www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/206869#.VqQpeKUWnA-

なお、難民の流入は収まる気配はない。1月22日、またギリシャ沖、エーゲ海で難民満載のボートが転覆し、少なくとも43人が溺死した。その多くは子供たちだったという。

http://www.bbc.com/news/world-europe-35383371

しかし、この難民問題に終止符をうつには、やはりシリア問題、ISISの問題を解決しなければならないとの認識が高まっている。ドイツはトルコに協力し、ISIS空爆を強化する方針を表明している。

ISISは、ロシアの本格的介入もあり、シリア、イラクでは領地を縮小傾向にはあるが、着々と「国」造りを行っており、支持者は世界各地に広がる一方となっている。ISISは、単なるテロ組織ではなく、世界中にひろがる危険なイデオロギー(霊的ともいえる)であり、武力だけでは解決できない問題なのである。

●INSS(イスラエル国家治安研究所)による詳しい資料:http://www.inss.org.il/uploadImages/systemFiles/IslamicStateENG5.pdf

●モスル(イラク)のISISの現金配布所が空爆され、札束がまいあがる映像 
http://www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/206632#.VqQtFqUWnA-
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ダフナさん殺害容疑のパレスチナ少年(15才)逮捕 2016.1.20

 2016-01-20
日曜、ヘブロン南部の入植地オテニエルの自宅でダフナ・メイールさん(38)が殺害された一件。

周辺を捜査していた治安部隊は、19日朝、オテニエル近郊のパレスチナ人の村ヤタで、モラッド・アダイス(15)容疑者を逮捕した。今の所、アダイス単独の犯行とみられている。

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4754849,00.html

現地メディアが伝えたところによると、日曜、ダフナさんが、自宅のドアの枠の塗装をしていたところ、テロリストが後からダフナさんの頭へナイフを振り下ろしたという。

当時、家に3人の子供たちがいたため、ダフナさんは必死に戸を閉めて犯人を中にいれないようにしていたとみられる。長女のリナナさん(17)が現場にいて大きな声を出したため、犯人はそのまま逃走した。

一昨日のエルサレムでの葬儀には、1500人が参列。オテニエルからエルサレムまで遺族に付き添った人々は200人と伝えられていた。つまり1300人は、直接被害者家族を知っているわけではないのに、遺族を思い、葬儀に訪れたのだろう。

17才のリナナさんの、「私は母であり親友を亡くした。」という言葉に、いまだに涙が出る。元気に立ち働いていたお母さんが急にいなくなった家。朝起きてもお母さんはもういないのである。17才の少女にとって、また幼い子供たちには重すぎる試練である。

それが15才少年による犯行とは、これもまた悲惨である。この少年の家族の家は、近くイスラエル軍によって破壊され、家族全員ホームレスになるだろう。父親は、「息子を誇りに思う」と言っているが、パレスチナ人臨床心理士のシャフィック・マサルハ博士によると、それが本心であるとは考えにくい。

昨日、ネタニヤフ首相とヤアロン国防相は、オテニエルを訪問した。ネタニヤフ首相は、こうした若者を排出し続けるパレスチナ自治政府の教育を非難し、「この少年を殺人へと扇動した憎しみが問題だ。結局のところ、問題の根源は、パレスチナ側が、ユダヤ人がここにいて国を作る権利を認めていないという点だ。世界はこの事実を知らなければならない。」とコメントした。

http://www.jpost.com/Arab-Israeli-Conflict/Netanyahu-in-Otniel-Boundless-Palestinian-hatred-caused-by-incitement-442090
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クネセト(国会)は大混雑!?:50周年記念イベント 2016.1.20

 2016-01-20
上記のような事件が続いている真っ最中であるが、クネセト(国会)は、現在の位置に設立された1966年からちょうど50周年を迎えた。19日、クネセトでは朝から50周年記念イベントとして、国会を市民に開放するオープンハウスを行った。

もちろん当日参加ではなく、前もって登録した団体のみの入場だが、関係者の話ではこの日1日で4000人が来たという。

テロが続くこのご時世である。かなりのセキュリティが必要と思われるが、あまりの混雑で、実際には、カメラもコンピューターも鞄から出さないままという、空港よりゆるいセキュリティだった。

国会の敷地内に入ると、かわいい幼稚園児から、小学生、中高生。イスラエル軍新入隊員の一団、警察の一団、さらにはいかにも公民館の高齢者グループご一行と、まさに”ばらがん”状態。もちろん、日本人のようにきれいに並んでいるグループはひとつもないし、誘導もない。

なにやらコンサートらしきものもやっていたが、子供の叫び声やら、先生たちの「しー!しー!」という声。ティーンエイジャーの女の子たちの金切り声でただただやかましいの一言。

訪問者は国会内を歩きながら、議会室や、ブースを回って行くのだが、ほとんど聞いてない小さな幼稚園児数十人を前に、なにかを教えていたり、イスラエルの歴史コーナーでは、国を開拓した農業技術の紹介で、おばちゃんたちの一行が、やんやと質問しながら楽しんでいた。

また、おもしろいのは、小学生たちの模擬国会。国会のしくみを実際にやらせてみるのだが、こちらも係官の質問にやかましいほどの応答がある。

首相室前も今日は小学生でにぎわっている。男の子たちの一団が、ずらっと並ぶ歴代首相の写真の前にばばっとかけより、指差して「ベン・グリオンや~」などと叫んでいてとてもかわいかった。

感動したのは、多くのアラブ人学生たちが来ていたことである。イスラエルの国民のおおむね25%はユダヤ人ではない。国会にはアラブ政党もある。彼らもイスラエル市民なのである。

この日は、ツービーシャバットと呼ばれる樹木を記念するユダヤの祭りとのことで、国会出口では、KKL(イスラエルの国土を守る組織)からの小さな緑の鉢植えがプレゼントされた。元気なティーンエイジャーの一団が、出て来る人々に、笑顔で鉢を渡していたのだが、アラブ人学生たちにも笑顔で渡し、アラブ人も受け取っていた。なんとも心温まる風景だった。

また、イスラエルでは、今週から来週にかけて、世界の防衛関係の専門家が集まるINSS (イスラエル国家防衛研究所)の国際カンファレンスを皮切りに、サイバー技術関係の国際カンファレンス(ベエルシェバ)、続いて、世界のスタートアップ(起業家)が競って投資家を募るイベント(エルサレム)と、世界の頭脳と精鋭ビジネスマンらが集結するイベントが続く。

泣いたり笑ったり、イスラエルは実に忙しい国である。
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母親が自宅でテロの犠牲に 2016.1.18

 2016-01-18
エルサレム市内などでのテロは落ち着きをみせているが、西岸地区でのナイフによるテロは相変わらず発生しており、犯行をしようとしたパレスチナ人のほとんどは射殺されている。

<ヘブロン南部入植地で、一般家屋押し入りテロで38才母死亡>

日曜夕方、ヘブロン南部の入植地オテニエルでは、入植地の一般家屋にパレスチナ人テロリストが押し入り、自宅にいたダフナ・メイールさん(38)が、上半身を刺されて死亡した。

事件発生時、ダフナさんの4才から17才までの子供6人も自宅にいたため、ダフナさんの叫びを聞いて、子供たちが治安部隊に通報したという。

犯人はまだ捕まっておらず、捜索が続けられている。目撃証言から、犯人は、この地域で働いているパレスチナ人で、容易に侵入できたとみられる。このため、18日は、この地域へのパレスチナ人労働者の立ち入りは禁止されている。

オテニエル周辺では、昨年11月、ラビのヤアコブ・リトマンさんとその息子のネタニエルさんが殺害された。ダフナさんは、テロで殺害される前に、オテニエルでの生活を「まるでロシアン・ルーレットのように感じるときがある。」と、地域の新聞に投稿していた。*いつ自分の番が来るかわからないということ

ダフナさんは、ベエルシェバのソローカホスピタルで働く看護師だったが、「薬は全能の神が与えてくださったもの。その効果は神の私たちへのメッセージです。」という祈りを残していた。ユダヤ人にもユダヤ人以外にも病んだ人が癒されるよう、祈りつつ働いていた人だった。

18日、エルサレムで1500人が参列しての葬儀が行われた。夫はナタンさん。子供たちはレナナさん(17)、アキバさん(15)、アハバさん(10)、ノアさん(11)、ヤイール君(6)、ヤニブちゃん(4)。お祈りください。

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4754395,00.html (家族写真あり)

http://www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/206587#.Vpwl_aUWnA8
http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4754113,00.html

<ベツレヘム近郊テコアで、妊娠女性が刺されて重傷>

18日朝、ベツレヘムに近い入植地テコアの産業パーク倉庫付近で、妊娠18週のミカル・フルーマンさん(30)が胸を刺されて中等度から重傷となり、病院に搬送された。犯人のテロリスト(15)も現場で撃たれて重傷となり、イスラエルの病院で手当を受けている。

その後の情報によると、幸い、お腹の子供は無事で、ミカルさんも命には別状はないという。

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4754421,00.html

*テルアビブ銃乱射事件その後

1月1日に発生したテルアビブの銃乱射事件でイスラエル人3人を射殺した犯人ナシャット・メルヘムは、1週間たって、出身地ワジ・ワラ、アララのモスクから出て来たところ、逮捕を避けようとして銃撃してきたため、その場で治安部隊に射殺された。

ナシャットをみつけるのに1週間もかかったことから、親族かイスラム勢力がかくまっているとみられ、一時、父親や兄も身柄を拘束されたが、後に釈放されている。 遺体は、一悶着あったが、家族に返還され、大きな騒動にもならず、静かに埋葬された。

それから2週間後の15日、テルアビブの現場となったパブ周辺に、大勢が集まってサポートするイベントが行われた。

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4750381,00.html

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4753466,00.html

<石のひとりごと>

突然、母を自宅で殺された子供たちはこれからどんな日々を過ごすのだろうか。しかし、日本では、スキーバスの事故で人生これからといった大学生が14人も亡くなった。家族の痛みを思うと、本当に言葉がない。

この世には、なぜこんなことが起こるのかわからないといった不条理があるということは、まことに理解しにくいが、やはり避けられないようである。その現実は、たとえいかなる宗教を持っていたとしても避けられない。

”選ばれた民”と言われるユダヤ人の歴史もそうしたことのオンパレードだった。しかし、それでも彼らは絶対の神の前に、こうした苦しみを、時間はかかってもやがては飲み込み、また立ち上がってきたのである。クリスチャンは福音によって、いわばその仲間入りをしたということである。

しかし、日本のほとんどの人々にはそうした支えもないだけに、ただただ遺族や友人の皆様を覚えて祈るばかりである。こうしたことが起こる前に、福音を知る人々が増やされてほしいと願わされる。
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イラン制裁解除へ 2016.1.18

 2016-01-18
日本でも報じられたことと思うが、核兵器開発疑惑でイランに課されていた制裁がいよいよ解除されることになった。

17日、イランと欧米6カ国は、ウイーンにおいて、IAEA(国際原子力機関/天野雪彌局長)が、イランと6カ国で合意した条件をイランが遵守していると認めたことを受けて、イランへの制裁を解除すると発表した。

これにより、イランは、現在凍結されている資産(推定500億ドル(約6兆円))を動かす事ができるようになるほか、原油輸出再開などでさらに100億ドル(1兆円以上)を手にすることになる。また今後は、各国との貿易も自由にできるようになり、イランへの観光業も期待されている。

イランのロウハニ大統領は、ツイッターで、「輝かしい勝利だ。」と制裁の解除を歓迎する意向を伝えた。

ネタニヤフ首相は、これまでにさんざんこの措置に対して警告して来ており、こうした結果はもはや予想ずみであったためか、今回の制裁解除発表についての反応はむしろ、最小限だった。

こうなった以上は、独自で監視を続け、自衛するしかないということである。

<イランの何がまだ懸念されるのか> http://www.bbc.com/news/business-35317159

いかに合意で様々な核兵器製造要素が”減らされた”とはいえ、中東の覇者になる、そのためにも核兵器を保有するというイランの野望は変わっていないという点である。

今回の合意に基づく制裁解除で、イランは大金を手にするだけでなく、やがて監視も徐々に解除されて行くことになる。核兵器開発にむけた研究がすすむのを止めることが、実質できなくなるということである。

この状況に危機感を持つのはイスラエルだけでなく、イランとは敵対するサウジアラビアはもっと懸念しているとみられる。

イエメンでは、過激派フーシ派(シーア派)を支援しているイランと、イエメン政府を支援するサウジアラビア(スンニ派)と武力衝突が続く。両国はこの1月、外交を断交したばかりで、中東は今やシーア派とスンニ派の対立の緊張が高まっているところである。

イランが、こうしたシーア派の過激派を背後で支援していることは世界的にも知られた事実。イスラエルの宿敵ヒズボラを支援しているのもイランである。このイランが大金を手にするのだから、これは実は非常に危険なことなのである。

実際、イランは、国際法に違反して昨年、中距離弾道ミサイルの実験を行っている。アメリカのオバマ大統領は、制裁解除の発表があったわずか1日後、このミサイル実験に関係した11の組織が、アメリカの銀行システムから閉め出すという新しい制裁を発表している。

http://www.bbc.com/news/world-us-canada-35338901

<複雑な日本の立場> http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS10H0F_Q6A110C1PE8000/ (日経新聞)

岸田外務大臣は、制裁解除を受けて、今後イランとの関係強化を図ることを明らかにしている。来月にもイランとの投資協定締結が予定されている。

しかし、日本は、石油3割をサウジアラビアから買っている。イランとの接近は、イランと断交しているサウジにとっては不愉快な話である。今後、日本は、微妙な綱渡りをすることになりそうである。
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ISISが300人を大量虐殺、400人を拉致か 2016.1.18

 2016-01-18
イラクではISISが40%の領土を失ったとか、シリアでは、クルド人勢力にコバネなど主要都市をISISから奪回、ロシアの介入で、アサド政権が盛り返しているとも伝えられているが、実際にはISISの実態はまだ明らかになったわけではない。

17日、シリア政府筋が、シリア東部のデイル・アル・ゾルで、ISISによって少なくとも300人が殺害。市民400人が拉致されたと伝えた。人数については、確認はとれていない。
http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4754020,00.html

この地域はISISの支配を受けている地域で、人々は、餓死寸前の死ぬよりひどい状態に置かれているという。ロシアが上空から人道支援物資を投下したりしている。

<イラク・シリア以外での暴虐>

12日には、トルコのイスタンブール、観光の中心地で、ISISの犯行声明による自爆テロがあり、10人が死亡した。これを受けてトルコはすぐにシリアのISIS拠点500カ所を戦車などで攻撃。ISISの戦闘員200人は殺したと伝えた。

トルコでは昨年10月にも、ISISによる主都アンカラでの自爆テロで90人以上が死亡している。

http://www.nytimes.com/2016/01/15/world/middleeast/turkey-islamic-state-istanbul.html

ISISは、この他、14日には、インドネシアのジャカルタで、複数の爆発と銃撃戦で、カナダ人1人、インドネシア人1人が現場となったスターバックスで死亡。 http://www.bbc.com/news/world-asia-35309005

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4754020,00.html

<アルカイダもテロ>

ISISにすっかりテロ組織の悪名を奪われた形のアルカイダ(ISISはアルカイダからの分裂一派)だが、17日、西アフリカのブスキナ・ファソ(国名)のホテルで爆弾ならびに、銃撃テロを起こし、ホテルを占拠して、9カ国の市民29人を殺害した。

http://www.bbc.com/news/world-africa-35333617
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ローマ法王が初のローマシナゴーグ訪問 2016.1.18

 2016-01-18
先に置換神学を否定したバチカンだが、法王フランシスが、はじめてそのお膝元、ローマのシナゴーグを法王として初めて訪問。世界のクリスチャンに、反ユダヤ主義を放棄し、キリスト教のユダヤルーツを再確認するよう訴え、「ユダヤ人とクリスチャンは同じ神の元で兄弟のようになるべきである。」と語った。

シナゴーグのある地域は、19世紀に至るまでの300年間、ユダヤ人が、キリスト教徒からは隔離された状態で住んでいたいわゆるゲットーで、ユダヤ人は、バチカンに対し、特別な税金を強制的に治めさせられていた。いわば長年の憎しみの壁があった地域である。

法王は、地域のユダヤ人社会指導者らや、イスラエルのユリ・エデルステイン国会議長、数人のホロコースト差依存者を前に挨拶をのべ、過激派が、イスラムの宗教の名で暴力を行っているとして、明確に非難した。

法王のシナゴーグ訪問は通常以上のセキュリティの中で行われたという。

http://www.jpost.com/Christian-News/Pope-visits-Rome-synagogue-calls-on-Christians-to-reject-anti-Semitism-441820

<エルサレムでは教会に反キリスト教らくがき>

法王フランシスのユダヤ人との和解への努力と反比例して、ユダヤ過激派はキリスト教会に放火するなどの行為に及んでいる。

エルサレムポストによると、エルサレムの代表的な教会で、ドイツ・カトリックのマリア永眠教会に、ヘブライ語で、[イスラエルの敵、キリスト教徒に死を」と書かれているのが発見された。

http://www.jpost.com/Israel-News/Jerusalem-church-vandalized-with-crude-anti-Christian-slogans-441762
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一石三鳥!?:若者・高齢者・電話交流プログラム 2016.1.18

 2016-01-18
ヘルツェリア出身のギデオン・フラッチャーさんが、イスラエルの外にいるアメリカのユダヤ人ティーンエイジャーたちと、イスラエルに住む高齢者をつないで、ヘブライ語の練習をかねて、人生経験の長い高齢者と、週に一回の電話による会話交流を図る”ハ・ベダ”ぷrジェクトを行っている。

アイスブレークのためには、子供たちが質問を用意することになっている。ある子供が、「もし人生のある時に戻れるとしたら何をしたうですか。」と聞くと、高齢者は「殺される前の両親に会って、別れを言いたい。」と答えた。高齢者は、ホロコースト生き残りだった。

しかし、この人は、その後、立ち上がって家族を得て今は幸せに過ぎしていると電話の向こうの若者に話したという。

日本では、子供たちが高齢者ホームを訪問して、かわいいパフォーマンスをすることがあるが、もう少し踏み込んで、こうしたコミュニケーション・プログラムはどうだろうか。

高齢者には豊かな経験談があるので、若者のコミュニケーション能力を高めるためにも日本でも益にならないだろうか。今の日本では、若者と高齢者の間に大きな隔たりがありすぎて難しいと言われるかもしれないが、以外にうまく行くのではないだろうかと思いめぐらしているところである。

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4754226,00.html
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テルアビブ銃乱射犯まだ逃走中 2016.1.4

 2016-01-04
1日、テルアビブ中心街で銃の乱射事件を起こし、2人を殺害した犯人は、大規模な捜索にも関わらず、まだみつかっていない。市内では、24時間態勢でパトロールが行われている。

事件翌日は、万が一に備え、テルアビブ市内の子供たちは自宅待機となったが、3日には登校を開始した。しかし、テルアビブ市によると、実際に学校へ行った子供は、市北部では50%にとどまったという。(中央部70%、南部90%)

2人の犠牲者、アロン・バカルさん(27)とシモン・ルイミさん(29)は、3日、数千人が参列する中、それぞれ、カルミエルとオファキムで埋葬された。

ルイミさんはレストランで誕生日を祝っているところで被害にあっていた。両親は、「両親が息子の誕生日に、その息子を埋葬するなどあるべきことではない。」と深い悲しみを語っている。

またこの事件と関連があるかどうかは不明だが、事件の1時間後に、遺体で発見されたタクシー運転手アミン・シャバンさんも、3日ロッドで埋葬された。シャバンさんは、銃で撃たれて死亡していた。シャバンさんには11人の子供があった。

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4748007,00.html

<怒りの子>

テルアビブで銃を乱射した犯人は、その父親の通報により、イスラエル北部アラブ人地区ワジ・アラのアララ在住のナシャット・メルヘム(31)と発表された。写真も公開されたため、市民から多数の情報が寄せられて、捜索が続けられている。

今の所、まだテルアビブ市内にいるとは見られているが、ナシャットがパレスチナ自治区へ逃げ込むことがないよう、西岸地区への検問所にも情報が流され、警戒が続けられている。

調べによると、ナシャットは、高校生時代からコントロールできない怒りの問題を抱えていたという。人格障害として監視と治療が必要なレベルであったが、法的なシステムも治療の費用もなかったことから、そのまま社会生活を続けていた。

しかし、2007年には、大量の麻薬を売買しようとして逮捕。2008年には、イスラエル兵の武器を奪おうとして逮捕された。この時、ナシャットは、いとこがイスラエル兵に殺されたことへの復讐だと言ったという。

逮捕後も、取り調べ中に警察官の銃を奪おうとし、現場検証中にも警察官に暴力をふるったことから、最終的には刑務所に5年間収監された。

今回は父親が所持していた武器を持ち出して犯行に及んでいた。警察はナシャットの兄弟ヨダットを、犯行に協力した容疑で逮捕し、調べを続けている。事件の動機や背景はまだ不明だが、手口が他のパレスチナ人のテロと違い、ISISによるものに近いと評する記事もある。

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4747696,00.html

<石のひとりごと>

この事件を見ていて、墓場で荒れていた男が、イエスに出会って正気にもどったという福音書の箇所を思い出した。(ルカの福音書8:26-39) どんなに危険な人でも、変わる事はできる。

被害者の家族を覚えて祈るとともに、このナシャットという人が怒りの霊から解放され、悔い改めて、出て来ることができるように。

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4747481,00.html (ナシャット・メルハム写真あり)

<ヘブロンで銃撃テロ:エルサレムではナイフテロ:計3人負傷>

3日、ヘブロンでは、マクペラの洞窟で女性兵士がパレスチナ人に撃たれて中等度の負傷。その後、やはりヘブロン近郊で、男性兵士が足を撃たれた。犯人はまだ捜索中。

エルサレムでは、男性がナイフで襲われ、軽傷。犯人は、現場近くで逮捕された。

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4747873,00.html
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恐怖のユダヤ人テログループ”革命” 2016.1.4

 2016-01-04
昨年7月にパレスチナ人のダワブシェさん一家の家に放火し、4人家族のうち3人を殺害した容疑で、3日朝、ユダヤ人テログループ”革命”のメンバー、アミラム・ベン・ウリエル(21)と、アメリカ系イスラエル人の17才の少年の2人を含む複数が送検された。

この事件に関して、警察はすでに昨年11月に、”革命”メンバー23人を逮捕していたが、特にこの事件で送検するのは今回が初めて。

ベン・ウリエルは最近、よりユダヤ教に熱心になったという。妻とまだ赤ちゃんの子供もいるが、妻も値札行為をしたことがある。

シンベト(イスラエル治安組織)によると、ベン・ウリエルは、ダワブシェさん一家殺害を計画したことを認めているが、弁護側は、この自供を強制されたもので不当だと訴えている。

<テログループ”革命”>

ベン・ウリエルが所属する過激右派グループ”革命”は、今の世俗派中心の国家イスラエルは存在するべきでないと考え、いったん政府を完全に打倒してから、改めて”王”を中心とする”ユダヤ国家”を設立することを目標としている。

そのためにも、異邦人、特にアラブ人はこの地に住んでいてはならないとして、殺害することも正当化している。比べれば批判が飛んできそうではあるが、イデオロギー的には、ISISのユダヤ版と言われても否定しきれないものがある。

このイデオロギーは、2013年に、ユダヤ人テロリストの故ラビ・メイール・カハネの孫メイール・エッティンガーが提唱し、テログループ”革命”は、エッティンガーを中心とする過激右派入植者グループ”Hill top youth"が基盤となって設立された。

15-24才の若者30-40人からなり、最年少は13才だという。これまでにパレスチナ人家屋や、ガリラヤ湖畔のパンと魚の教会を含むキリスト教会など11件の放火事件を起こしている。

これらの若者は、今のパレスチナ人の若者のテロと同様、親の権威も政府の権威も投げ捨てており、その行動はいっさい予測不能である。

メイール・エッティンガーをはじめ、多くはすでに逮捕されたが、まだ野放しの者もいる。治安部隊は、パレスチナ人だけでなく、これらユダヤ人の過激すぎる若者たちの上にも目をむけていなければならない。

一方で、逮捕された若者の家族や弁護団からは、取調中に、セクハラを含む暴力や拷問があったとの訴えもあり、なんとも頭の痛い存在である。

パレスチナ、ユダヤ双方に同様の若者がいるところをみると、パレスチナ自治区を含むイスラエル地域全体に何かこうした反逆の霊でもいるのではないかと思わされる・・。

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4747848,00.html
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イラン(シーア派)とサウジ(スンニ派)の衝突 2016.1.4

 2016-01-04
土曜、サウジアラビアがアルカイダメンバーなど47人を、テロ行為などの罪で、12の町において処刑した。その中にシーア派指導者ニムル師が含まれていたため、イラン他、各地のシーア派が激怒している。

テヘランでは、2日夜、サウジアラビア大使館に暴徒がなだれこんで放火した。日曜にも数百人が同大使館前に集結している。BBCによると、イランのメディアは一様にサウジに対する怒りを表明しているという。

イランのイスラム最高指導者のハメネイ師は、「サウジアラビアに、神の報復があるだろう。」と言っている。イランの他、バハレーンや、イラクでも抗議運動が行われている。

アメリカは、サウジアラビアを中心とするスンニ派諸国と、イランも含むISIS包囲網を構築しようとしていたため、このような事件で、シーア派とスンニ派の溝が深まるとして懸念を表明している。

http://www.bbc.com/news/world-middle-east-35216694
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テルアビブ中心地で銃乱射事件:2人死亡 2016.1.2

 2016-01-02
1日(金曜)現地時間午後(日本時間夕刻)、テルアビブの中心地ディーゼンゴフ・センター付近のレストラン街で、男がライフルを乱射。市民2人が死亡。少なくとも9人が負傷。うち1人が瀕死の重傷。3人が重傷となった。

現場は、テルアビブでもかなり人出のある中心地。犠牲者の一人は、銃撃されたバーのマネージャー・アロン・バカルさん(26)。

犯人は、日本時間朝3時半時点でまだ逃走中。治安部隊が、付近の家々をまわり、大規模に行方を追っている。市民には、通常の生活を続けるようにとの指示が出されているが、多くは屋内で待機しているもよう。

今のところ、まだテロかどうかは断定されていないが、可能性は高いとロン・フルダイ市長は語る。

Yネットによると、容疑者は、その父親からの情報により、イスラエル北部在住のアラブ人(25)と見られている。

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4747309,00.html

<エイラットではテロ未遂>

12月31日、エイラットでは、ホテルに爆弾を仕掛けようとしたパレスチナ人2人が、ホテル職員の通報によって未然に逮捕された。

逮捕されたのは、東エルサレム在住のカリツ・ニムリとアシュラフ・サライメ。ニムリは、10月に幼なじみの友人がテロを決行して射殺されたため、その復讐も考えていたという。

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4746931,00.html
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テロ犠牲ラビのために24時間で献金13万ドル(約1500万円)2016.1.2

 2016-01-02
12月、エルサレム旧市街のヤッフォ門付近で、テロリストに殺害されたラビ・ルーベン・ビルマケルさん(45)には、7人の子供たち(2-18才)があった。

元から貧しかったラビの家族が、一家の長を失い、これから生きていくためには莫大な必要がある。しかし、テロの波にあるイスラエルでは、次々に発生するテロで犠牲者の名前もすぐに忘れられてしまう。

そこで、ユダヤ教団体で、ネットでのティーチングを展開するアイシュ・コミュニティが事件発生の数時間後に、全世界のユダヤ人にネットで献金を呼びかけた。集まった金額を倍にするマッチングと呼ばれるシステムだ。

すると次々に世界中から献金が寄せられ、24時間以内に13万ドルになった。献金はまだ続けられており、100万ドルが目標とか。さすが同胞意識の強いユダヤ人である。

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4745805,00.html
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新年の統計:それでも繁栄する国イスラエル 2016.1.2

 2016-01-02
相変わらず戦争のうわさやテロが続いているが、イスラエルの人口は増加する一方である。

イスラエル中央統計局の発表によると、2016年1月1日現在の総人口は、ユダヤ新年の9月からの3ヶ月間に6万8000人増えて、846万2000人。このうち75%(633万5000人)がユダヤ人で、21%(175万7000人)がアラブ人。4%がその他(ユダヤ人でもアラブ人でもない人)。

2015年に生まれた新生児は17万6000人。移住者は28000人(ユダヤ機関によると3万人以上)で、このうち25%がフランス系で2年連続トップ。続いてウクライナ24%。ロシア23%となっている。

2015年に死亡したのは、Yネっとによると”たった”44000人。中央統計局によると、イスラエルの人口は、このまま増え続けると、2025年には980万人、2035年には1140万人と推測されている。

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4746893,00.html

*日本でも5年ぶり出産数増加 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160101-00000014-jij-soci

厚生労働省によると、2015年に、日本で生まれた新生児の数は、5年ぶりに増加し100万8000人となった。30歳代の出産が増えているという。
しかし、死者数は、130万2000人で戦後最多だった。婚姻は9000組減って、63万5000組。離婚は3000組増えて22万5000組。

<年末だけで70人の若者がイスラエル軍へ従軍・移住>

Yネットによると、2015年末の数日間に、イスラエル軍へ従軍する元気で有能な若者70人が移住した。

アメリカからきたエイ・ウィンガーさん(23)は、トライアスロン完走者。オーストラリアからのヤエル・ニューマンさん(21)は、救急隊員。レア・デュクスラーさん(22)は、オーストリア出身のモデル、など。

70人の多くは、25年前にイスラエルで設立されたツォフィームと呼ばれるスカウト系の団体によるプロジェクトで移住している。

ゾフィームは、設立されて以来、3000人のイスラエル軍への従軍型移住を支援。昨年の夏には318人(男性166人、女性152人)が、イスラエル軍に従軍・移住した。

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4746600,00.html

<観光業は3%ダウン>

観光省が発表したところによると、2015年にイスラエルを訪問した観光客は310万人で、2014年からは3%減少していた。

訪問客の中で、1日だけ滞在した人は31万人で、32%の増加となっている。これは、ビジネスでイスラエルを訪問した人が、テロを恐れて短期で引き上げる傾向にあったのではないかとみられている。

観光客は、20%(58万6000人)がアメリカからで、次にロシアの14%(39万2000人)、3位はフランスで、10%(27万7000人)、続いてドイツ、イギリスがそれぞれ6%となっている。

なお、観光ビジネスが今最も注目し、ガイドの育成を急いでいるのが急増する中国人観光客。イスラエルでも爆買いしていると聞く。

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4746769,00.html
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