ビデオ報道「The war next door(隣の戦争)/VICE News」2014.12.20

 2014-12-20
ISISに関する内部からの生々しい情報を映像で報道しているVICE Newsが、ゴラン高原で、シリア人負傷者の救出を行っているイスラエル軍の様子を取材、ネットに流している。こうしたイスラエル軍の映像が、イスラエル以外のメディアによってネット上に流されるのは初めて。

ゴラン高原で救出の後、病院において治療を受けている兵士らにインタビューも行っている。イスラエルで治療を受けたシリア人は、その事実がばれると、シリアに帰ったときに殺されるので通常は隠されるのだが、ここでは、顔まではっきりと映されている。

VICE Newsは、イスラエルが助けたシリア人戦闘員は約1300人で、その90%は男性であると伝えている。イスラエルが助けているのは政府側か、反政府勢力を助けているのか、イスラエルは、特定の反政府勢力と契約しているのではないか、もしそうなら、イスラエルの益は何かと、問題視しているようである。

救出しているのが90%男性という情報については事実かどうかは不明。ビデオの中でイスラエル人医師が、今は市民のみを対象にしていると言っているが、今年4月にCGNTVオリーブ山便りでとりあげた時の取材でも、救出されているシリア人負傷者の多くが子供たちだと聞いた。

実際のところは不明だが、イスラエルは、ユダヤ教の影響から、敵味方関係なく、命を何よりも優先する国である。誰であろうが死のうとしている負傷者は、とりあえず助ける。それが政治的にややこしい者であってもである。(ハマスのハニエ首相の親族もイスラエルで治療を受けた)

もしそれでイスラエルが見返りを期待していることがあるとすれば、イスラエルを憎むよう教えられて来たシリア人たちの意識が変わることぐらいだろう。ちなみに、イスラエルはそれを期待するだけで、無理矢理変えようとする動きは一切ない。

オリーブ山便りの取材では、最初は怖がっていた負傷者も、退院のころにはすっかりイスラエル人たちにうちとけ、むしろ退院したくないと言うと医師たちは語っていた。同じ中東でも、ここがアラブとイスラエルの大きな違いである。

●VICE News : 今はパート2までだが、5まで続く予定 https://www.youtube.com/watch?v=G785kB8OKcU

●CGNTV オリーブ山便り #47 2014/4/11(後半部分) シリア難民とイスラエルの病院:医師らの証言あり
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*CGNTV最新版では、総選挙情報とともに、ネタニヤフ首相のフルコメントを含むユダヤ基本法をとりあげています。ぜひごらんください。
http://japan.cgntv.net/newsub.asp?pid=2751&gubun=0309
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