昨日も今日も毎日テロ事件発生 2016.2.2

 2016-02-02
イスラエルではようやく暖かい日が戻って来はじめたところだが、週末から、エルサレム界隈で、パレスチナ人によるテロが毎日発生している。

エルサレム市内の様子はほとんど変わりないが、ラマラへの道路が一時閉鎖されるなど、西岸地区の検問所や入植地では緊張が続いている。

<ダマスカス門周辺:ナイフテロで市民1人負傷>

エルサレムでは、土曜夜、旧市街ダマスカス門付近で、嘆きの壁で祈って帰る途中の超正統派のユダヤ人(17)とその友人の2人が、ナイフを持ったテロリスト3人に襲われ、一人が刺され、軽い傷を負った。

3人は旧市街へ逃げたが、防犯カメラの映像から、約1時間後に容疑者2人(どちらも15才)を逮捕。まもなく3人目(16才)も自首して3人は無傷で逮捕された。

http://www.jpost.com/Arab-Israeli-Conflict/Third-teen-charged-in-Damascus-Gate-stabbing-443429

<パレスチナ自治政府警察官によるテロ:イスラエル兵3人負傷>

日曜朝、エルサレムから車で15分ほど東、入植地ベイト・エル近く、ラマラへの出入り口となる検問所で、銃撃テロが発生した。これにより、イスラエル兵3人が負傷。2人(21才、31才)は重傷となっている。犯人はその場で射殺された。

地元メディアによると、テロリストは、シェケム近郊在住のアムジャド・スカリ(34)。現職パレスチナ自治政府警察官で、自治政府高官のボディガードもしたことがある人物。4人の子供の父親だった。

犯行に及ぶ朝、自撮り写真と「この世には生きがいというものがある。しかし、占領が私たちの首をしめ、兄弟姉妹が日々殺されている状況では、生きる目的を見いだせない。神が殉教者を顧み、傷ついたものを癒してくださるように。」といった内容のコメントを残していた。 

しかし、パレスチナ側のメディアが伝えたところによると、スカリには、かなりの借金があり、それが自殺の原因でもあった可能性もある。給料はわずか2200シェケル(7万円程度)で、一家を養っていくにはまったく足りない額だった。写真の顔には、深い絶望が読み取れる。

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4759943,00.html

ベイト・エルでのテロがあった同日、日曜午後には、エルサレムから西へ出る国道433号線の検問所で、立っていたイスラエル兵らに向って突っ込んで来る車があった。テロリストは、実際に兵士らをはねる前に撃たれて負傷し、病院に搬入された。

<西岸地区防護壁を超えて侵入・イスラエル兵襲う>

本日月曜朝、パレスチナ人が、西岸地区の入植地サリトの防護壁を超えて侵入しようとしていたところ、イスラエル兵が発見。男はナイフを出して兵士に襲いかかってきたため、その場で射殺された。

パレスチナ側の情報によると、射殺されたのはツルカレム近郊在住のアフマド・トバー(19)だった。

http://www.jpost.com/Arab-Israeli-Conflict/Initial-report-Attempted-stabbing-attack-in-Salit-settlement-assailant-shot-and-killed-443457

また旧市街では、14才のパレスチナ少年が、ユダヤ人宅周辺を徘徊していたため、職務質問したところ、大きなナイフを所持していた。少年は保護され、犯行は未然に防がれた。

月曜朝、イスラエルはラマラからの道路を部分的に閉鎖する措置をとった。ラマラへ入るのは住人と自治政府関係者のみ、ラマラを出るのは、基本的にラマラ住民以外に制限し、状況を見るというものである。

この措置により、車両100台が渋滞となり、仕事に出かけようとするパレスチナ人たちが大迷惑をこうむった。パレスチナ人たちは、これは、パレスチナ警察官がテロを起こしたことへの報復だとも言っている。

この措置は、夜10時半に解除された。http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4760510,00.html

<被害者家族の訴え>

テロの波はまだまだ続いているが、日曜、これまでにテロで愛する家族を奪われた遺族ら18人が、政府に陳情書を出した。

それによると、「イスラエルに、死刑はないのだから、せめて、テロリストを産み、育て、ユダヤ人を憎む教育をした家族らをイスラエルから永遠に追放する処置をとってほしい。」と要請した。

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4760229,00.html

多くの子供たちが父母を失った。ようやく育て上げた子供たちを突然失った親もいる。遺族たちは、その人々がいないくなった家で、その後、どのように日々を送っているのだろうか。

社会はどんどん忘れ去って行く中、この人たちが今後、一生抱えていく大きな穴を思うと、ただ主に祈るしかない。。。
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