建国68年の成長 2016.5.18

 2016-05-18
イスラエルの中央統計局によると、1948年、68年前の独立宣言の時の人口は80万6000人。68年後の建国記念日の人口は、852万2000人と10倍以上となった。昨年度からは2%の増加だった。

イスラエルでこれほど人口が増えたのは、世界各国から移民が来たことによるのだが、建国宣言からわずか3年の間に、60万人以上が来たとの記録されている。これらの移民はホロコーストで生き残った人々やアラブ諸国で迫害が始まろうとしていた国から来た人々である。

当時の歴史をひもとくと、当時は、移民たちが生まれたばかりの国にたよることはなく、それぞれが自力で生活をたちあげ、かつ、ボランティアで国を守る戦闘にも参加している。それぞれが、犠牲を払って、国を立ち上げたのである。

その後、特記すべき移住の波は、1980年代のエチオピア系、1990年代のロシア系移民の110万人。まったく何もなかった建国当初の移民に比べると、様々な国からの保障を受けられるようになっていた。

イスラエルへの移民は今も続いており、昨年度の移民者は3万6000人。国別ではフランス(25%)、ウクライナ(24%)、ロシア(23%)、アメリカ(9%)となっている。

また、イスラエル人は多くの子供を出産している。出産率は先進国では最高で、昨年度は19万5000人の新生児が生まれた。イスラエルでは、一人の女性が出産する子供の数は3人である。*正統派女性が一人で5人出産するなどして平均率を上げている。

結果、建国当初のイスラエル生まれのユダヤ人(サブラ)は35%という移民者の国であったものが、現在では75%がイスラエル生まれ(サブラ)になった。

イスラエルは若い国である。総人口のうち、28%が0-14才の子供。65才以上の高齢者は10.3%と日本とは逆の社会構造である。

イスラエルの人口は2035年までに、1130万人に至ると推測されている。(イスラエル中央統計局)

<イスラエルは最大のユダヤ人居住地>

イスラエルに住んでいるのは、ユダヤ人だけではない。今年は総人口の74.8%にあたる637万7000人がユダヤ人で、20.8%の177万1000人がアラブ人。4.4%で37万4000人は、ユダヤ人でもアラブ人でもないキリスト教徒その他となっている。

人口の増加率は、ユダヤ人が1.7%で、アラブ人は2%で若干アラブ人の方が増加率が高い。

しかし、現在、全世界のユダヤ人は1430万人であることから、ユダヤ人の43%がイスラエルに在住していることになり、世界で最大のユダヤ人在住地はイスラエルである。

ユダヤ人の内訳は、欧米系(ロシア系を含む)が220万人で36%、アフリカ系(エチオピア、モロッコなど)が14.5%、アジア系(アラブ諸国など)は11.2%となっている。

<急成長の経済>

イスラエルの経済も驚くべき成長をとげている。建国直後の1850年のGDPは250億1000シェケル(約8000億円)だったが、昨年度は、1兆1008億円(訳30兆3000億円)である。

2015年の失業率は5.3%と、1953年の7.2%から大幅に下がっている。ただし、仕事のコンピュター化やロボットの活用が進んで、将来職を失う人が増えるということが今年は話題になっていた。

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4801356,00.html
http://www.jewishvirtuallibrary.org/jsource/Society_&_Culture/newpop.html
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