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国内ニュース3つ 2019.7.16

 2019-07-16
1)同性愛の”治療”発言で大論議

日本では、高齢者の備えが2000万円は必要との金融庁報告書に関して、日本中が政府を大バッシングし、様々な論議が未だに続いているが、イスラエルでは、先月に着任したばかりのラフィ・ペレズ教育相が、13日、同性愛者が、通常の性的嗜好にするためのセラピーを受けることを支持するともとれる発言をした。

これを受けて、国中に大論議が巻き起こった。

イスラエルは、中東一のゲイ・キャピタルと呼ばれるテルアビブを擁し、同性愛には寛大な国である。ペレズ氏のこの発言が出るやいなや、LGBTQグループだけでなく、全国の教師も立ち上がって、いっせいにこれに反する声をあげ、ペレズ氏に退任を求めるデモを行った。

ペレズ氏を教育相に指名したネタニヤフ首相も、同氏の発言をいさめるコメントを出した。

実際のところ、同性愛のセラピーについては、心理に及ぼす悪影響が懸念されるため、多くの国で禁止されている。イスラエルでは、今も国がこれを認めており、心理学者などが、希望者にセラピーを提供している。

https://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-5549714,00.html

予想以上の加熱ぶりに、ペレズ氏は、チャンネル13のインタビューに答えて、「私自身が、同性愛変換セラピーを受けた経験があったので、学生から、それについて聞かれた時に紹介しただけだ。セラピーを支持するとは言っていない。」と反論した。

ラフィ・ペレズ氏は、現在は、右派宗教シオニストの政党、ユダヤの家党の党首で、1992年には、西岸地区入植地に、ユダヤ教徒のための従軍前アカデミーを設立した人物。2010−2016年には、イスラエル軍のラビも務めたことがある。

https://www.timesofisrael.com/smotrich-education-minister-enduring-lynch-for-support-of-conversion-therapy/

ペレズ氏が、激しいバッシングを受けているの見て、ベツァレル・スモトリッチ交通相、ツファットのチーフラビを務める著名なラビ・シュムエル・エリヤフが、ペレズ氏に賛同すると表明した。

ラビ・エリヤフは、民衆に対し、「(ペレズ氏の言うことは)普通のことを言っている。家族は母親と父親でなりたっている。」と述べた。また、同性愛者たちは、手術やステロイドで性転換することについては、国や軍の助成を求めているのに、通常の性嗜好に転換するセラピーには反対していると指摘した。

https://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-5550480,00.html

2)エチオピア系ユダヤ人警官殺害は事故

6月30日、エチオピア系ユダヤ人ソロモン・テカさん(19)が、ハイファ近郊キリアット・ハイムで、非番であった警察官の銃撃で死亡した事件。この事件では、イスラエルの人種差別が原因だとして、エチオピア系住民らが大規模なデモを行い、警察隊と衝突して、双方から111人が負傷、136人が逮捕されるという事態になっていた。

この件について、警察が詳しい調査を行った結果、この警察官は、テカさんに向かって直接銃を放ったのではなく、足元の床を狙ったところ、弾が跳ね返って、ペカさんに直撃した、つまりは事故であったとの見解を発表した。

これを受けて、15日、裁判所が警察の報告を承認し、保釈金5000シェケル(15万円)でこの警察官を釈放。自宅軟禁とした。保釈の日、テカさんの家族やその支持者たちは、首相官邸前にて、警察が最初からこの警察官に対して甘い態度であったと抗議の声を上げた。

いずれにしても、19歳の息子を失った両親の悲しみははかりしれない。。

https://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-5550597,00.html

3)幼児虐待死の幼児園スタッフ:実刑17年

2018年の5月16日、ペタフ・ティクバの幼児園の女性助手のイナ・スキバンコ(23)が、1歳2ヶ月のヤスミン・ビネッタちゃんの上に座って電話をかけ、窒息死させていたことがわかった。

スキバンコは、2016−2018年にかけてこの幼児園で3−18ヶ月の子供たちを担当していたが、ヤスミンちゃんを殺害するまでにも、赤ちゃんを放り投げたり、蹴ったりする暴力行為を繰り返していたという。

14日、裁判所は、17年の禁固刑と、12万シェケル(360万円)を支払うとの判決を出した。ヤスミンちゃんの両親は、17年ではなく、60年は入るべきだと涙で訴えた。

http://www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/265995

これに先だつ7日、ローシュ・ハアインでデイケアを経営していたカーメル・マウダ(25)も、預かっていた子供達に殴る蹴るの暴力や、吐物を食べさせるなどの虐待行為を行っていたとして、逮捕されていた。マウダは、「暗黒の日々が続いて、サタンのようになっていた。」と言っていたという。

不思議なことに、この直後、マウダの家は、放火され、焼失した。放火犯としてパレスチナ人が逮捕されたが、容疑を否認している。

https://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-5545026,00.html
カテゴリ :イスラエル国内ニュース トラックバック(-) コメント(-)
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