収拾つかない怒りの子 エジプト 2013.1.27

 2013-01-27
アラブの春2年目を記念して26日からエジプトで再燃した反政府デモ運動だが、全国で死者30人以上、負傷者数百人と激しさをましてきている。カイロのタハリル広場はまるでアラブの春が戻ったかのようである。

今回、さらに火を注いだのが、昨年発生したサッカー競技場での乱闘事件(73人死亡)に関連して行われた裁判。26日、シナイ半島に近い町ポート・サイードの裁判所で、この事件で拘束された21人に死刑が宣告された。

これを受けて歓喜する遺族とそのサポーターに対し、死刑になる者たちの家族とそのサポーターが裁判所の外で暴力的な衝突となり、少なくとも26人が死亡した。

ここまで暴力的になるのは、これが政府側と反政府側という対立の構造に関係しているからである。昨年のサッカー場での乱闘は、政府(当時は暫定軍政権)が全国的な戒厳令を出すために仕組んだものと考えられている。

そのため、サッカー場での被害者は反政府側、死刑判決に同意せず反発したのが政府側という構図なのである。エジプトがシリアのように内戦にならなければよいが、イスラエル周囲はますます嵐に突入していくようである。
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