ネタニヤフ首相の中国訪問 2013.5.9

 2013-05-09
シリア問題を背に中国を訪問しているネタニヤフ首相。今回の訪中の主要目的は、両国の貿易促進である。

中国は、ネタニヤフ首相夫妻を国賓として歓迎。9日には、ネタニヤフ首相が、中国の未来の指導者を育てる訓練校で演説も行った。海外からの首脳で、この学校で演説の機会が与えられたのは、シンガポールに続いて2国目。

イスラエルと中国の国交は1992年に始まった。現在の両国の貿易は、不均衡で、中国からイスラエルへの輸入が倍近くある。中国の習近平主席とネタニヤフ首相は、両国の貿易拡大で合意したと発表した。

<中国のユダヤ人コミュニティ:上海>

ネタニヤフ首相は、北京に行く前に、まず上海のユダヤ人ビジネス・コミュニティとそのシナゴグを訪問した。

第二次世界大戦中、上海は唯一ビザなしで入れた港であったため、ホロコーストの危機にあった多数のユダヤ人(特に多数の医師たち)が上海に逃れた。当時上海を支配していた旧日本軍は、最も貧しい地域にゲットーをつくり、ユダヤ人を中国人とともに住まわせた。

杉原千畝氏のビザを受けて神戸にやってきたユダヤ人も、旧日本軍によって最終的には上海のゲットーへ移動させられた。当時2万人のユダヤ人がいたという。非常に貧しく、悲惨な生活環境で多くが死亡した。

当時ドイツと同盟を組んでいた日本は、ドイツからユダヤ人を引き渡すよう要請を受けていた。しかし旧日本軍は、これに応じず、そのままユダヤ人を上海のゲットーに居留させたという経過がある。
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