北米より子供106人移住 2013.7.23

 2013-07-24
今朝早朝、北米から、10才以下の子供たち106人(41家族)を含む231人が、新移民としてベングリオン空港に到着した。今回はグループの50%が10才以下の子供だったため、記録すべき移住団となった。

新移民者らは、北米からの移住を促進するユダヤ人団体ネフェシュ・ベ・ネフェシュ(以後NBN略す)とイスラエル首相府、ユダヤ機関などが共同で行っている移住プログラムでやってきた人々である。

NBNは、北米からの移住者のために様々な手続きの他、イスラエルでの新住居、仕事、子供の学校から、アメリカの住居売却まで、至れり尽くせりで手伝っている。

イスラエルに来るときには、NBNがチャーターしたジャンボジェット機で、大量の荷物とともにやってくる。さらに空港から移住第一泊目の落ち着き先まで、いかに遠かろうが、個人タクシーでの送迎付き。ここまですべてNBNが無料でやってくれる。

NBNによると、小さな子供連れの移民は毎年増えているという。昨年移住した子供の数は計822人。今年は計989人の子供たちが到着することになっている。

<空港の移住現場>

飛行機はニューヨークから夜を徹して飛んできた。106人の子供たち・・。機内はどんなにやかましかったことか。

移民者たちを乗せた飛行機は、国際線の隣にある旧国際線空港(今は国内便専用)に着陸。タラップで降り、移住第一歩となるイスラエルの土を踏む。その後バスで空港建物までやってくる。

多くの兵士や若者たち、親族が興奮して大歓迎する中、移住者たちがバスから降りてきた。大人は満開の笑顔だったが、子供たちは疲れたのか、多くは半寝の表情だった。

今回移住最年少は、今日2ヶ月の誕生日を迎えた赤ちゃん、最年長は78才だった。写真の兵士は、今回待ちに待った両親が移住。家族づれに混じって犬連れで来た人も。

移住者に混じって、今回はハマスに捕虜となって釈放されたギラッド・シャリート兵士がアメリカから同行していた。シャリートさんは、北米での移住キャンペーンに協力している。釈放されたときとは比べ物にならない元気な表情だった。

歓迎式典では、お偉いさん方の挨拶の後、昨年アメリカから移住したという男性が、イスラエルで出会ったガールフレンドに、移住者全員の前でプロポーズ。女性の方は涙でOKのお返事。

お疲れの移住者だったが、式典後は2階でイスラエル市民のIDを受け取ったあと、山積みになった荷物を押してそれぞれの目的地へと向かっていった。それぞれの祝福をただただ祈りつつ見送った。

<イスラエルには祝福の北米系移民>

NBNはここ10年の間にチャーター機を50回飛ばし、北米から計35000人を移住させた。

北米からの移民は若い知識階層が多い。イスラエルが自分の国だと確信をもって、家族連れで来るので、少々苦しいことがあっても帰らない。NBNで移住した人の97%は定着している。

かつての旧ソ連やエチオピアからの移住者と違って、ある程度の財産を準備してから来るので、さしせまった社会支援の必要がない。また先にイスラエルへ移住している家族親族をもつ人がほとんどなので、移住センターを準備する必要もない。

NBNで来た移民者の中からこれまでに680組が結婚し、移住後に生まれた赤ちゃんは4200人。つまり、イスラエルの人口を4万人ばかり増やしたということである。

移住後すぐに従軍した兵士は4000人。医師・心理学者は415人。科学者医療技術者650人。教育者420人。地方に開拓に向かった人は3000人。

今回も、エルサレムやテルアビブなどの都市圏ではなく、北部、南部(ネゲブ)での開拓を目ざし、あえて田舎へ移住するという。イスラエルには相当祝福となっている人々である。

<ユダヤ人とその背後におられる主に脱帽・・>

イスラエルでは、ユダヤ人の出生率よりアラブ人の出生率のほうがかなり高い。そのため、民主国家イスラエルをユダヤ人の国とするためには、より多くの移住者が必要になる。

ユダヤ機関は「バースライト」というプログラムでティーンエイジャーをイスラエル10日間の旅に招待し、そこでユダヤ人の国で自分のアイデンティティを見つけてもらうという取り組みを行っている。

今回、このバースライトでイスラエルが自分の国だと確信して移住したという27才の元気な女性に出会った。両親はアメリカだが、叔父叔母がイスラエルにいるという。これからもバースライトで働き、多くの若者にイスラエルに移住してほしいと元気に話してくれた。

これほどの移住プログラムは、相当な組織力も費用もかかる。世界のユダヤ人は団結し、着々と人数を増やしている。この団結と段取り・・・この人々を超える民族はどこにもいないのではないか・・。

それはユダヤ人が優れているからではない。歴史を超えて働かれる主がそれを行っておられる。たくさんの子供をつれて移住してくる人々を見ながら、やはりこの人々の逆らってはならない・・と、改めて実感した一日となった。
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