信頼失うアメリカ:電話の盗聴で非難ごうごう 2013.10.29

 2013-10-29
アメリカでは、元CIA(米中央情報局)のエドワード・スノーデン容疑者が、国家機密事項をリークしたため、香港などを経由して、現在はロシアに亡命している(まだ正式な亡命ではない)。そのスノーデン容疑者の漏らした情報で、アメリカが窮地に立たされている。

アメリカの国家安全保障局が、フランスやドイツ、スペインなど世界の首脳35人を含む携帯電話の盗聴を行っていたという。ドイツのメルケル首相にいたっては首相自身の携帯電話を2002年から盗聴されていた可能性がある(後に業務用携帯だったことが判明)。

メルケル首相は激怒し、アメリカにドイツの諜報部トップを派遣し、事実を明らかにするとしている。この一連の出来事で、アメリカがヨーロッパはじめ世界から非難され、孤立を深めたことは避けられないようである。

<サウジアラビアもアメリカに反旗?>

中東諸国の間では親米のサウジアラビアだが、シリア攻撃をアメリカが直前になって撤回して以来、アメリカに対する信頼を失ったもようである。

スンニ派の国サウジアラビアは、シリアの内戦がシーア派対スンニ派の構図になっていることを恐れている。すなわち、シーア派のアサド政権+ヒズボラ+イランが台頭し、中東諸国に影響を及ぼすようになることを恐れているのである。

そのため、サウジアラビアは、シリアの反政府勢力を軍事支援し続けている。サウジアラビアは、アメリカがシリアのアサド政権を軍事攻撃し、一気にシリア問題とその背後にいるイランの問題を解決へと導きたかったのである。ところがアメリカはそれを実行しなかった。

18日、サウジラビアは、念願の国連安保理の理事国(常任理事国ではない)に選ばれたが、これを拒否した。最近のシリアをやイランに対するアメリカの政策に抗議するためとみられている。

一つでも親米の国を安保理に入れておきたいアメリカに、いわば反旗を翻したようなものである。
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