第10代リブリン大統領選出 2014.6.11

 2014-06-11
10日、イスラエルの国会は、現ペレス大統領の後を次ぐ第10代大統領を選ぶ選挙を行った。候補者は、7人いたが、一人は15年も前の女性問題疑惑が浮上して辞退、もう一人は汚職疑惑が浮上して辞退したため、5人からの選出となった。

一回目の投票では過半数を獲得した候補者がいなかったため、上位2名の決選投票が行われた。結果、63票を獲得したルーベン・リブリン氏(75)が次期代10代大統領に決まった。就任は7月24日の予定。

<ルーベン・リブリン氏>

リブリン氏は、1939年、エルサレムで生まれ、エルサレムで育った根っからのエルサレム人である。六日戦争では、諜報部員として従軍し、嘆きの壁を解放した部隊に所属していた。

戦後はヘブライ大学で法律を学んだ。60年代には、愛国心で知られるエルサレム市のプロサッカーチーム・ベイタルのマネージメントに関わった。

1978年、エルサレム市の市議会議員に当選。10年議員として勤め上げた。リクード党員として国会議員になったのは1988年。2003年には第16国会議長になるなど、国会での働きは計20年以上である。

<ネタニヤフ首相のライバル>

今回選ばれたリブリン氏は、ネタニヤフ首相と同じリクード党の所属だが、日本でいえば、対立する派閥。その派閥には、次期首相と目されるギドン・サル氏がいる。

イスラエルの法律によれば、連立政権の構成を試みて次期首相になる人物を指名するのは大統領である。つまり、次期首相選出の時には、ネタニヤフ首相の立場は非常に危ういものになったということである。

しかも、リブリン氏は、ネタニヤフ首相と激しく対立するユダヤの家党(ベネット党首)も支持している。ネタニヤフ首相にとっては、今後の舵取りにまた一つ頭痛の種が増えたようである。
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