少年らまだみつからず 2014.6.15

 2014-06-15
12日夜から行方不明になっているユダヤ人少年3人だが、イスラエル軍は、ドローンによる捜索の他、2000人規模の精鋭部隊を派遣。ヘブロン地域を中心に,文字通りすきのない捜索活動を行っているが、まだみつかっていない。

3人がすでにガザ地区かヨルダンに連行された可能性も完全には否定できないが、防護壁の存在やこれまでの経験からすると、まだ西岸地区にいる可能性が高い推測されている。また経過からして3人はまだ生存しているとみられている。

14日、少年たちの名前と写真が公開された。エイヤル・イファラさん(19)、エラッド・ギルアド・シャアルさん(16)、ナフタリ・フランケルさん(16)。3人のうち、1人はアメリカ国籍でもあるため、イスラエルはアメリカ政府にも協力を要請している。

昨日までの情報によると、捜索にはパレスチナ自治政府も協力している。

ネタニヤフ首相は、被害者の少年3人の家族に電話をかけ、「できる事は何でもして捜索する。」と伝えた。

<誘拐事件と断定>

緊急情報収集を行っていたネタニヤフ首相、ヤアロン国防相、ガンツ参謀総長は14日夕刻、記者会見を行い、「3人は、テロ組織に誘拐された。」と断定したことを明らかにした。

また、ネタニヤフ首相は、事件がパレスチナ自治区で発生した以上、責任はパレスチナ自治政府にあると述べ、自治政府は捜索に協力するべきだと述べた。

なお、昨夜中に、女性2人を含む12人のパレスチナ人が、関係容疑者として連行された。うち、2人は、イスラエルが交換条件で釈放した元囚人だった。

時間が経つにつれて、交渉の道具として囚人を釈放してきたことが、誘拐事件を誘発しているという意見が目立つようになってきている。

<敵対的態度は変わらないハマス>

ガザ地区では、イスラエルの刑務所にいるパレスチナ人の囚人の家族らが中心となり、今回の誘拐事件を喜び、祝賀のおやつを人々に配っている様子が報じられている。

家族らは「誘拐だけが、囚人釈放の手段。今回の誘拐が成功したことを喜んでいる。」と言っている。

ハマスは、アッバス議長がイスラエルの捜索活動に協力していることについて、「パレスチナ人は、心を一つにするべきだ。少なくとも沈黙しているべきだ。」と非難した。

昨夜、ガザ地区から西ネゲブ地方にロケット弾が撃ち込まれた。14日早朝には、イスラエル軍が報復の空爆を行っている。その後14日夕刻にさらに3発のロケット弾がアシュケロンに向かって撃ち込まれた。

今のところ被害はないが、イスラエル空軍はこうしたロケット攻撃にいちいち反撃の空爆を行っている。

ネタニヤフ首相は、こうしたすべてのことをパレスチナの統一政府、その指導者であるアッバス議長の責任だと訴えている。
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