イギリス人捕虜も斬首で緊張:イスラム国(IS) 2014.9.15

 2014-09-15
ケリー国務長官が中東を歴訪し、イスラム国(IS)に対する包囲網を固めようとする中、イギリス人のデービッド・ハインズさん(44)を斬首して殺害する映像が流された。イスラム国(IS)は「アメリカに協力するキャメロン首相の責任だ。」と言っている。

こうした斬首映像はこれで3回目となる。先の2人はアメリカ人ジャーナリストで、うち1人はイスラエル国籍も持つユダヤ人だった。

今回殺害されたハインズさんは、シリアでフランスの人道支援活動に参加していて昨年3月から、イスラム武装組織の捕虜になっていた。次はハインズさんだと予告されていたのだが、その通りになったということである。今回も次の犠牲者になる予定の名前が上げられてる。

イギリスのキャメロン首相は激怒し、「ISはイスラム教徒(ムスリム)ではない。モンスターだ。」と激しく非難。最後までイスラム国(IS)を追いつめると言っている。

*今年5月、ブリュッセルのユダヤ博物館でイスラエル人2人を含む4人がテロリストに射殺されたが、犯人はイスラム国(IS)のメンバーであったことがわかっている。キャメロン首相は、これを引き合いに出し、ISはヨーロッパ、イギリスにとって危険な存在だと言っている。

<明日国際社会がパリで会議>

中東歴訪を終えたケリー国務長官は、パリに到着。明日からこの問題に対する国際会議がパリで開かれる。これまでにドイツはイスラム国のあらゆる活動を違法と決定。オーストラリアは昨日、600人を北イラクへ派兵する意向を明らかにしている。

今後どのような方針になるのかはわからないが、もし連合側が、イスラム国への攻撃を激化した場合、さらに難民が周辺諸国へ流れこんでくる可能性がある。イスラエルにとっての懸念はヨルダンである。もしヨルダンが倒れるようなことになれば、イスラエルにも影響が及んでくることになる。

<シリアの負傷者を治療するイスラエル> http://www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/185082#.VBWWWqW9BCs

イスラエルはこれまでからもシリアの負傷者を助けて治療にあたってきたが、最近では、12才の少年を含む10人が北部ツファットの病院に収容された。

少年は、シリア軍の攻撃で、両目を負傷して視力を失い、手の一部もなくし、残りの手足も負傷しており重傷だという。この病院だけで、すでにシリア人362人が治療を受けている。

少年の隣で治療を受けている同じくシリア人の青年は、「イスラエルは敵だと教えられて来た。敵はシリア政府だった。イスラエルは友達だった。」と語っている。
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