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ユーロビジョン開始:超厳しい治安状況 2019.5.16

 2019-05-16
12日夜、テルアビブでは、ユーロビジョン(国際歌謡コンテスト)が、オープニングセレモニーとビーチパーティで始まった。14,16日に準決勝、18日に決勝が行われる。

https://www.israel21c.org/eurovision-2019-kicks-off-in-plenty-of-style-in-israel/

今年、ユーロビジョンが、テルアビブで行われるのは、2018年の大会で、イスラエル人アーティスト、ネタ・バルジライさんが優勝したからである。それから1年、今日に至るまで、ユーロビジョンが、”紛争国”イスラエルで行われることが論議され、アーティストの中には、参加ボイコットを呼びかける者もいた。

しかし、最終的に不参加となったのは、ウクライナ(ボイコットが原因ではない)とブルガリアだけで、ヨーロッパからロシア方面の41カ国41国のアーティストがコンテストのためにイスラエル入りを果たしている。今回は、特別にアメリカからマドンナも参加している。

メイン会場は、テルアビブ中心のハビマ・スクエア。加えてビーチにはユーロビジョン・ビレッジが設けられ、食べ物に重点を置いたイベントなど、様々なイベントが行われる。

https://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-5507866,00.html

日本ではあまりなじみがないが、ユーロビジョンは、かなり大きな国際歌謡コンテストである。観光省は、4月に案内クリップをネットで流したが、再生は2億回。観光省は、この間、40万人がイスラエルに来ると予想している。

ちなみに、決勝戦の入場料は、1350~1700シェケル(約4-5万円)1000席。リハーサルもチケット制で、アーティストたちを見ることができる。

https://eurovisionworld.com/eurovision/tickets

また、コンテストは、テレビやネットで配信され1億人以上が見ることになる。このため、海外から取材に来たジャーナリストたちには、死海へのツアーが提供されるなど、プレスオフィスと観光省がコラボして、最大限に、イスラエルの良さをPRする作戦が展開されている。

しかし、イスラエルを憎む者たちがテロを決行するとしたら、これほど華やかな舞台はないだろう。アメリカ政府はアメリカ市民に対し、特に警戒するようよびかけている。

イスラエルは、テルアビブには警察官2万人を配置。ハビマスクエア周辺に加え、必要に応じてテルアビブ市内の道路が閉鎖されるため、今週1週間は、かなりの渋滞が予想されている。ガザ国境では、治安部隊を増強、迎撃ミサイルを追加するなど、治安強化を図っている。

特にこのユーロビジョンが危険視される状況は以下の通りである。

<厳しい治安情勢>

1)ガザ紛争停戦からわずか7日目

しかし、イスラエルでは、先週、ガザからの700発以上ものロケット攻撃を受け、市民4人が死亡したばかり。テルアビブは、そのガザから20キロしか離れれいない。

ガザでは、200万人のパレスチナ人のうち半数が貧困で生活できない事態となり、イスラエルへのロケット攻撃後の停戦で、なんとか必要物資を受け取るといった悪循環が続いている。今回は、停戦後6日目にあたる12日に、カタールの担当者がガザ入りし、13日、貧しいガザの109000家族が、それぞれ100ドルづつ受け取った。

カタールは、先週4億8000万ドルをパレスチナ人支援に出資すると発表。このうち3億ドルはパレスチナ自治政府に、1億8000万ドルは、ガザのハマスを経由せず、「貧しい市民」に直接手渡されるもようである。

200万人の崩壊寸前のガザ地区と、世界トップクラスのアーティストが、豪華な衣装でコンテストを行い、数十人が地中海ビーチで夜を楽しんでいるテルアビブ。わずか20キロで、この格差を思うとめまいがしそうなぐらいである。

https://www.timesofisrael.com/banks-in-gaza-start-handing-out-qatari-grants-to-impoverished-palestinains/

かろうじてカタールの現金がガザへ搬入されたが、ガザにいるイラン配下のイスラム聖戦が、テルアビブへロケット弾を撃ち込んでくる可能性は否定できない。

別の記事で述べるが、イランは今、アメリカの激しい経済制裁の下で苦しんでいる。このため、”中東のアメリカ”であるイスラエルを攻撃して、問題をそらす可能性もあり、その際は、ガザのイスラム聖戦や、南レバノンのヒズボラを使うこともありうる。

2)米大使館エルサレム移動からちょうど1年

14日は、アメリカ大使館がエルサレムへ移動してからちょうど1年になる。エルサレムでは、ネタニヤフ首相も出席しての記念式典が行われた。

http://www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/263142

2018年のこの日、ガザでは、パレスチナ人が「帰還への更新」を行い、イスラエル軍がこれに実弾で対応したため、14,15日で62人が死亡した。ハマスによると、このうち50人はハマス戦闘員で、3人はイスラム聖戦だったという。

この1年、アメリカに続いて大使館をエルサレムへ移動させると表明した国々はいくつかあったが、結局グアテマラ一国にとどまっている。そのグアテマラも、来月行われる選挙で、大統領が交代すれば、テルアビブへ大使館を戻す可能性が高い。

パラグアイも、アメリカに続いて大使館をエルサレムへ移動させたが、まもなく大統領が交代すると、パラグアイ大使館は、すぐにテルアビブへ戻された。

ホンデュラスも大使館をエルサレムへと言っていたが、最終的には、外交施設をエルサレムに開設し、大使館移動は次のステップというこおtになった。

ブラジルは、福音派クリスチャンで、大使館をエルサレムに移動させることを公約していたボルソナロ大統領が誕生し、期待が高まったが、結局、大使館ではなく、貿易事務所をエルサレムに設立するにとどまった。

このほか、ルーマニア、ハンガリー、チェコなども可能性を匂わせてはいるが、大使館移動にまでは至らないとみられている。

https://www.timesofisrael.com/year-after-us-embassy-move-jerusalem-diplomatic-influx-fails-to-materialize/

3)ラマダン中のナクバの日

14日は、パレスチナ人の「ナクバの日」である。 この日、パレスチナ人たちは、イスラエルが建国し、”災難”(ナクバ)が降りかかったことを覚え、各地で、パレスチナ人によるデモ活動が行われる。

16日深夜すぎ、ガザでは1万人がデモを開始して、イスラエル軍と衝突しているとのニュースが入り始めた。

パレスチナ人たちは、まもなく公表される予定の、トランプ大統領の和平案にも反発している。13日、ガザでは、国連事務所前でも、デモが行われた。

https://www.jpost.com/Israel-News/Palestinians-to-mark-Nakba-Day-with-protests-strikes-589685

なお、イスラム教徒は、5月6日からラマダン月に入っている。イスラム過激思想に火がつく可能性もあるが、逆に断食で、抑止される可能性もあり、予想は難しい・・・

*5月9日:ラマダン最初の金曜:神殿の丘に18万人

イスラム教のラマダンは5月6日に始まり、6月4日までとなっている。この間、イスラム教徒は、日中断食してアラーの前に出る。特に金曜の礼拝日には、多くのイスラム教徒がエルサレムの神殿の丘(ハラム・アッシャリフ)のアル・アクサモスクで祈りを捧げることになっている。

イスラエルは、治安維持を強化しながらも、ラマダンに敬意を表し、西岸地区などからパレスチナ人がエルサレムに入る制限を緩めている。このため、今年は、昨年より50%増えて、18万人とみられる。(Times of Israelによる:数字はメディアによって格差あり)

幸い、なんの衝突もなくこの日を終えることができた。

エルサレムの治安維持様子、神殿の丘の礼拝の様子のクリップ含むサイト
:https://www.timesofisrael.com/180000-muslims-pray-peacefully-at-al-aqsa-mosque-on-first-friday-of-ramadan/

<石のひとりごと>

超華やかなユーロビジョン、アメリカ大使館移動1周年、一方で、貧困と暴力にあえぐガザ、ロケット弾、ラマダンで神殿の丘に集結するイスラム教徒・・・これらすべてが一斉に同時進行している。

イスラエルは、ユダヤ人という単一民族の国と一言で言える国ではなく、非常に多様なものを含む国である。にもかかわらず、民主国家として繁栄しているという点は、まさに世界に類をみない超ユニークな国であるということをわかっていただければと思う。

聖書は、そのイスラエルを中心に描かれているわけで、結局聖書は、神と人類の壮絶なやりとりが描かれている書物であり、それは過去にとどまらず、今に続き、かつ将来にも続いていくものであるということである。

まさに、イスラエルという国の存在そのものが、聖書の神が実在することを証している。
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バウメル軍曹と交換でシリア人2人返還へ 2019.4.28

 2019-04-28
総選挙の直前、第一次レバノン戦争で戦死した戦車隊兵士ザカリー・バウメル軍曹の遺体が、ロシアの働きかけで、返還されたことはお伝えした通り。

その見返りとして、イスラエルは、生きているシリア人の囚人2人をシリアへ返還することになっていることが明らかとなった。

一人は、ダマスカスのヤルムク・パレスチナ人難民キャンプ出身のハミス・アフマドで、2005年にイスラエルへ侵入して、イスラエル兵への肛壁を試みたために逮捕され、2023年まで収監されることになっていた。

もう一人は、シリアの村カダル出身のジダン・トウェルで、麻薬密輸関連で2008年に逮捕され、この7月までの刑期の予定であった。

なお、バウメル軍曹とともに、あと2人のイスラエル兵の遺体もシリアでみつかっていることがわかっている。イスラエルはこの2人も取り戻すとみられる。

https://www.timesofisrael.com/two-syrians-to-be-freed-by-israel-fatah-man-who-planned-attack-drug-smuggler/

<石のひとりごと>

イスラエルは、失われた国民はたとえ遺体になったとしても、必ず取り戻そうとする。それがわずか一人であっても、もう遺体になっていたとしても、代わりにテロリストを放つことで、将来へのリスクになることがわかっていても、取り戻そうとする。

以前、生きてハマスの捕虜になっていたシャリート兵士を取り戻すために、パレスチナ人テロリスト1000人を引き渡した。実際に、この中から今のハマス指導者が現れたのである。

こうした国の姿勢こそが、息子を兵士に出す国民の国への信頼の基本なのである。しかし、こういう国はおそらくイスラエルだけであろう。

ヘブル的思考、ギリシャ的思考という考え方があるが、遺体となった兵士を取り戻すために、国と国民がリスクを追うという姿はヘブル的思考だろう。役に立つものを追及するギリシャ思考なら、遺体のためにリスクを負うことはないからである。

イスラエルは、ヘブル的視点とギリシャ的視点、この両方を持ち合わせているように思う。産業に関しては、合理性きわまるギリシャ的だが、こと人間に関してはヘブル的に、弱さも強さも受け入れている。やはり不思議な国である。
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ブラジル大統領訪問:大使館エルサレムへの移動はなし 2019.4.1

 2019-04-01
昨日日曜午後、ブラジルで、昨年10月に大統領に当選されたジャイール・ボルソナロ大統領が、2日間の公式訪問として、イスラエルに到着した。

ベングリオン空港で、迎賓の式典で迎えられたボルソナロ大統領は、「私はイスラエルを愛しています。」とヘブライ語で語った。一方、ネタニヤフ首相は、ガザでの緊張をあげ、このような時に公式訪問を実施したボルソナロ大統領に感謝を述べた。

ボルソナロ大統領は、福音派クリスチャンで、右派として知られ、昨年10月の選挙戦では、ブラジル大使館をエルサレムへ移動させることを公約の一つに掲げていた。

しかし、大統領になった後に、やはり大使館移動は困難という流れになっている。ブラジルは、アラブ諸国にイスラム教徒用(ハラル)食肉を輸出する最大国なので、エルサレムへの大使館移動を決行すると、この輸出先を失うことになるとの圧力を受けているという。

今回、イスラエル訪問時に、ボルソナロ大統領から、大使館移動を発表する可能性も多少は期待されていたが、結局、エルサレムには、「公の貿易事務所」を置くとの発表となった。しかし、ネタニヤフ首相はこれを歓迎すると述べた。

https://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-5487431,00.html

しかし、ボルソナロ大統領は、本日、大統領としてネタニヤフ首相とともに、嘆きの壁を訪問する予定。首脳にとって、これまではタブーであったこの動きも、これからは、静かに普通になっていくのかもしれない。

https://www.timesofisrael.com/netanyahu-welcomes-brazil-plan-for-jerusalem-trade-office-as-palestinians-fume/

<イスラエルと福音派が孤立へ!?:ゴラン高原イスラエル領反対で世界結束?>

キリスト教福音派のイスラエルへの接近が、トランプ政権によって加速しているが、これが逆に、イスラエルと福音派を孤立させる結果になりつつある。

先月、トランプ大統領が、ゴラン高原はイスラエル領と正式に認めたことで、イスラエルとアメリカ、福音派以外の国々や勢力が結束し始めているのである。

アラブ諸国の首脳22人は、チュニジアで行われた年次総会で、アメリカがゴラン高原をイスラエル領と認めたことについて、国連安保理に対し、国際法に合致するかどうかの審議を求めることで一致した。

その中には、近年、イスラエルとアメリカに接近していると目されているサウジアラビアも含まれている。

この会議に出席していた国連のグテーレス総長は、「シリア紛争に関することは、”占領されているゴラン高原”も含め、シリアの領地を脅かさないようにする必要がある。」と語った。

https://www.aljazeera.com/news/2019/03/palestine-golan-heights-centre-stage-arab-league-summit-190331204307398.html
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西岸地区アップデート 2019.2.2

 2019-02-02
1)入植者とパレスチナ人の衝突続く

先週26日(土)午後、ラマラ北部で、アデイ・エルのユダヤ人入植者たちとパレスチナ人の間で銃撃戦となり、パレスチナ人1人が死亡。9人が負傷した。イスラエル軍と国境警備隊がこれをが両者を引き離して、沈静化させた。

パレスチナ側の情報によると、ユダヤ人入植者たちが、パレスチナ人の村アル・ムガヤルに侵入してきたことから、これを追い出そうとしたパレスチナ人らと銃撃戦にまでエスカレーとしたもようである。

一方で、アデイ・エルの入植者たちによると、パレスチナ人3人が、ユダヤ人少年を捉えて暴行しようとした際、少年手をナイフで刺すという事件が発生。入植者たちは、彼らから身を守るために、銃を使用せざるをえなかったと主張している。

http://www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/258162

パレスチナ人を撃ったのが、入植者であったか、かけつけたイスラエル軍であったかは不明。イスラエル軍は調査を行っているが、1週間経った今もまだ発表はない。

この一件で死亡したパレスチナ人は、ハムディ・タレブ・ナアサン(38)。4人の幼い子供の父親であった。しかし、これについては、後の調べで、ハムディが、イスラエルの刑務所を出入りしていたテロリストであったことが判明している。

30日には、エルサレム近郊の検問所で、パレスチナ人の10代の少女がイスラエル兵を刺そうとして、銃撃され死亡する事件も発生した。後に少女はラマラの高校に通うサマ・ズヘア・ムバラク(16)と判明。動機はまだわかっていない。

I24によると、こうしたイスラエル治安部隊をナイフで襲う一匹狼的なテロは、今も時々発生しているという。パレスチナ人の中には、個人的な背景から、イスラエル兵を襲って逆に射殺されることを自殺の手段に使うことがあることも明らかになっている。

https://www.i24news.tv/en/news/israel/194265-190130-palestinian-woman-neutralized-by-israeli-forces-after-attempted-checkpoint-stabbing

東エルサレム、西岸地区でも、日常は表向き、平穏に流れている。しかし、ニュースなどの面に出て来ない中で、パレスチナ人とイスラエル軍の衝突は、ところどころで発生している。

2)ヘブロンの国際団体を追放へ:ネタニヤフ首相

1995年、ヘブロンでは、モスクにおけるユダヤ人入植者による乱射事件で、パレスチナ人29人が死亡した事件があり、その後、ヘブロンをイスラエル、パレスチナで分けることとなった。ヘブロンは、双方にとって聖地である父アブラハムが葬られたとされるマクペラの洞窟がある。

1997年、イスラエルがヘブロンの80%から撤退して、その部分はパレスチナ人居住区となり、残りの20%はイスラエル人が住むことで、イスラエル(ネタニヤフ首相)と、パレスチナ自治政府(故アラファト議長)が合意した。これをヘブロン合意という。

これにより、マクペラの洞窟は、2つに分けられ、パレスチナ側とイスラエル側に分かれるという、いわば父の墓の前で、兄弟が争う形になったわけである。

以来、TIPH(Temporally International Presence in Hebron)という、非武装の国際監視団体(64人)が、両者の分離を監視することになった。TIPHに参加している国は、イタリア、ノルウェー、スェーデン、トルコとなっている。

1月28日、ネタニヤフ首相は、TIPHの駐留延長を認めない方針を明らかにした。

TIPHは、イスラエル兵がパレスチナ人に暴力を振るうなどのレポートをしてきたが、実際には、イスラエル軍、警察の公務執行妨害をしたり、入植者との争いを促したり、イスラエルを非難する種を探している極左団体を支援しているとの報告があがっている。

https://www.jpost.com/Breaking-News/Netanyahu-ends-mandate-of-international-observers-in-Hebron-578958

これについては、ネタニヤフ首相が右派の指示をとりつけるための一つだと評する記事もある。

3)自治政府ハムダラ首相辞任

パレスチナ自治政府のハムダラ首相が辞表を提出。受理された。これにより、パレスチナ自治政府では、新しい組閣をしなければならないが、時期政府に、PFLPなど、PLO以外の組織が加わらない見通しで、そうなると、ますますハマスとの距離があいて、パレスチナ人の分裂がさらに深くなると懸念されている。

https://www.jpost.com/Breaking-News/Palestinian-prime-minister-tenders-resignation-govts-to-Abbas-579047
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ダム決壊のブラジルへイスラエル軍救援隊派遣 2019.2.2

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ブラジルへ向かうイスラエル軍救援隊 2019.1.27 写真出展:イスラエル軍スポークスマンオフィス

先週25日に、ブラジル南東部で発生したダムの決壊で、これまでに110人の死亡が確認され、不明238人も絶望的と大惨事になっている。

https://www.bbc.com/news/world-latin-america-47096011

これに対し、イスラエル軍は、27日、隊員130人からなる救援隊を派遣。2月1日、その使命を終えて帰国の途についた。

イスラエルの救援隊は、捜索活動で、生存者は発見できなかったが、35人の遺体を発見。死亡したとみられていた15人のグループの生存を書くん人するという成果をあげた。

https://www.jpost.com/Breaking-News/IDF-Aid-mission-in-Brazil-ends-579354

ブラジルのボルソナロ大統領は、帰国する救援隊に感謝のことばをツイッターで公表した。

https://www.i24news.tv/en/news/international/194396-190201-bolsonaro-thanks-israel-as-idf-ends-rescue-mission-in-brazil

ブラジルは、先ごろ福音派クリスチャンで極右とも評されるボルソナロ大統領が誕生。アメリカに続いて、ブラジル大使館をエルサレムへ移動することを公言している国である。先月、ネタニヤフ首相がボルソナロ大統領の就任式に出席したばかりであった。
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ネタニヤフ首相ブラジル初訪問:福音派クリスチャンとの関係強化 2019.1.1

 2019-01-01
ネタニヤフ首相は、ブラジルで新しく選出されたボルソナロ大統領の就任式(1月1日)に出席するため、12月28日から6日間、イスラエルの首相としては、初めてブラジルを公式訪問している。

ボルソナロ大統領は、強力な福音派クリスチャンであることから、親イスラエルの立場を全面に押し出しており、ブラジル大使館のエルサレムへの移動を公約の一つとして掲げている。

大使館移動については、まだ未定であり、公式の発表には至っていないが、大使館の移動は時間の問題と、ネタニヤフ首相に伝えたと報じられている。また、ボルソラノ大統領は、ネタニヤフ首相の招きに応じ、2019年3月までには、イスラエルを公式訪問したいとの意思表示をしたとのこと。

今回のネタニヤフ首相のブラジル訪問は、非常な歓迎を受けた。国賓級の歓迎は、アメリカの故アイゼンハワー大統領や、英エリザベス女王なみだったという。また、記念切手が発行されたが、その中にヘブル語で「救世主」と書かれていたという。

https://www.jpost.com/Israel-News/Benjamin-Netanyahu/Netanyahu-in-Brazil-Forming-an-alliance-with-a-superpower-575708

ブラジルでは、国民の20%が福音派クリスチャンである。ネタニヤフ首相の公式訪問に伴い、福音派クリスチャン代表たちにも会い、「イスラエルにとって、福音派クリスチャンほどの友人はいない。福音派クリスチャンにとっても、イスラエルほどの友人はいない。」と語った。

<石のひとりごと>

ブラジルで、ネタニヤフ首相は、福音派パワーで大統領になった、自身も福音派クリスチャンのボルソナロ大統領の就任式に、やはり福音派クリスチャンのポンペイオ米大統領とともに座る。今こそネタニヤフ首相に、福音が伝わるよう祈るときではないだろうか。

それにしても、ブラジルやアメリカの福音派クリスチャンたちが、政治を実際に動かしている。これを全面的に支持するわけではないが。。。

日本では、クリスチャンは1%にも満たず、その中でも福音派クリスチャンは、まだごくごく一部である。しかも福音派であっても、政治に興味を持つ人はごく一部であろう。だから政治的な実質の影響力は、祈りは別として、今もまだほぼ皆無に近いと言ってもよいだろう。*クリスチャン議員の方々には敬意を表します。

日本では、福音派クリスチャンであっても、本気で国を変え、政治を動かそうとする意欲に欠ける・・・ということもまたクリスチャン人数が増えない原因の一つなのでは、などと・・・こんなことを言うと反論も買いそうなことを考えてしまった。

あくまでも石のひとりごと・・・・ 

2019年、日本でもクリスチャンが国の祝福となり、国を動かす力になっていく一歩になれるよう、私自身も願いはじめようと思う。
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