パレスチナ囚人のハンスト再び 2017.4.21

 2017-04-22
4月17日、テロ行為などでイスラエルの刑務所に収監されているパレスチナ囚人6500人のうち、少なくとも1187人が、ハンガーストライキに入った。4月17日は、パレスチナ人たちの間で、”囚人の日”と呼ばれる日である。

ハンストとは、死に至るまで断食を行い、囚人の健康を守る責任を持つ刑務所とその政府を困らせ、抗議行動を行うというものである。

Yネットによると、1967年以来、テロなどで逮捕されたパレスチナ人は、60万人。その中でパレスチナ囚人たちは、こうしたハンストを20回も行い、政治犯として通常の犯罪者とは違う取り扱いになるなどの利益を勝ち取ってきたという経過がある。

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4949903,00.html

また、ハンストが始まると、ベツレヘムやヘブロンなど、パレスチナ自治政府領内各地で、囚人らを支持するデモが発生。イスラエルの治安部隊と衝突した。

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4949978,00.html

<終身刑囚人マルワン・バルグーティの呼びかけ>

今回、ハンストでパレスチナ囚人らが要求するのは、イスラエルの刑務所は非人道的だという非難と、パレスチナの(イスラエルからの)解放と自由を国際社会に訴えることである。

しかし、今回は、それだけではなく、その背後に濃厚な政治的な目的があると指摘されている。

このハンストを呼びかけたのは、第二次インティファーダの際に、多数の自爆テロを指導し、自らもテロでイスラエル人5人を殺害した凶悪なテロリストとして、終身刑を5回言い渡され、すでに15年もイスラエルの刑務所にいるマルワン・バルグーティである。

バルグーティは、ハンストに先駆け、いかにイスラエルが、パレスチナ人を非人道的に逮捕し、拷問を行って取り調べをしているかなどを赤裸々に書き連ね、”イスラエルに虐げられているパレスチナ人の解放”を訴える記事をニューヨークタイムスに投稿していた。

記事:https://www.nytimes.com/2017/04/16/opinion/palestinian-hunger-strike-prisoners-call-for-justice.html?_r=0

それを、ニューヨークタイムスは、ハンスト開始の日に合わせて発表している。バルグーティとニューヨークタイムスの間になんらかの協力があったとして、イスラエルはこれを非難している。

*世界一甘い?イスラエルの刑務所

バルグーティの記事を読むと、イスラエルは非常に非人道的な扱いをしていることになっている。しかし、実際はそうではない。

数年前に、イスラエルのオフィル刑務所を取材したが、パレスチナ囚人たちは、刑務所の食事の他に、差し入れ等独自の食物を管理する倉庫を持っていた。

管理するのはパレスチナ囚人自身で、刑務所の食事は断食しても、その倉庫からの食物を摂ることも可能といえば可能であった。もちろん、完全な断食を行って、実際に死亡寸前まで行き、刑務所から出た囚人も過去にはいるのだが、選択として、食べる道はあるということである。

また現在は、停止したが、かつてパレスチナ囚人は、イスラエルの刑務所にいる間に、無料で、ヘブライ語学べる他、これも無料で、ヘブライ大学で学士を取ることも可能であった。*後者はその後、廃止になっている。

また、アラビア語の本の差し入れも可能であった他、アラビア語による集会なども可能であった。そのため、イスラエルの刑務所で、新たにテロを学ぶ若者もいたほどである。かなり閉鎖的な日本の刑務所とは比べものにならないほどの自由であるといわざるとえない。

また、イスラエルの刑務所が、バルグーティが訴えるような非人道的な環境ではないということは、パレスチナ囚人全員が、このハンストに参加しなかったことでも明らかである。

だいたい、イスラエルで終身刑のバルグーティが、イスラエルの知らないところで、ニューヨークタイムスに投稿できたこと事態、それを証明しているかのようである。

<政治的背景とは?:ポスト・アッバス>

では、今回、バルグーティが、ハンストを始めたのはどういう目的なのだろうか。

パレスチナ社会は、現在、西岸地区のPLOファタハと、ガザ地区のハマスに分裂している。今の所、ファタハにもハマスにもそれを解決する力はまったくないため、パレスチナ人の間には絶望感が広がっている。それがナイフなどによる、自殺行為的な単独テロを増長させているとも考えられる。

そうした中、バルグーティ(58)は、アッバス議長と同じPLOファタハの指導者の一人で、唯一、カリスマ性を持つ有力な指導者であると目される人物である。イスラエルの刑務所に長期間いることで、パレスチナ人からの尊敬もある。

しかし、いかんせん、バルグーティは、刑務所にいる囚人であるので、当然、指導者にはなれないのではあるが、アッバス議長の求心力が落ちる昨今、もしバルグーティが指導者になれば、ファタハは盛り返すと目されている。

イスラエルですら、もし将来、アッバス議長が倒れた場合、ハマスに西岸地区を奪われるよりは、バルグーティを時期ファタハの指導者に据えたほうがましだとして、刑務所からあえて出すことも可能性としては全くありえないことでもないとまで言われている。

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4950793,00.html

バルグーティに関する動きを、ファタハ、ハマスがどうみているかがだ、Yネットの分析によると、自分より人気のあるバルグーティの頭角をアッバス議長は快く思わず、またハマスにしても、強いファタハの登場は歓迎するものではない。

しかし、どちらも、一般のパレスチナ人の間でカリスマ的人気を持つバルグーティを、容易に非難することもできないといったところのようである。

<イスラエル政府の対応>

イスラエルは、バルグーティの身柄を北部の刑務所の独房へ移した。ハンスト参加者を今以上に煽ることを予防するためである。

また、国内治安担当のギラッド・エルダン氏は、ハンストをしている囚人で医療的ケアが必要になった者を受け入れる準備をすすめるよう指示した。イスラエルとしては、強制的な食事摂取も行う。これについては法整備もすでに完了している。

バルグーティの訴えは、実際とは違う点が数多くある。もとより、ハンストの本当の目的は、刑務所での処遇改善ではなく、政治的(バルグーティの立場を強調する)目的と考えられている。

このため、エルダン氏は、ハンストの囚人たちとは交渉はしないと、当初から発表している。

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4950460,00.html

<刑務所前でバーベキュー>

パレスチナ囚人のハンストが始まった2日後、エルサレムとテルアビブの間にあるオフィル刑務所前では、右派のユースらが、バーベキューを行い、その匂いを刑務所内に送り込み、ハンストを中断させようというイベントが行われた。

なんともイスラエル人らしい発想だが、イベントが始まって、よい匂いが漂い始めて45分後、警察がこれを停止させた。

http://www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/228349

タグ :

アメリカの脅し効果!?シリア空軍が戦闘機を移動 2017.4.21

 2017-04-22
4月6日、アメリカが不意にアサド政権の空軍をトマホークで攻撃し、大打撃(シリア戦闘機20%を破壊)を与えたことはお伝えしている通り。

その後、イスラエルのメディアが、アメリカ政府筋の情報として伝えたところによると、シリア軍は、残っている戦闘機すべてをラタキアのロシア軍拠点付近に避難させていたことがわかった。

この基地には、最新の対空ミサイルが設置されており、アメリカに再び攻撃され、戦闘機をさらに失うこととを予防できるとみられる。

米ロの関係が緊張する中、ロシアは、来週水曜、モスクワで、「国際治安会議」と称する国際会議を開催する予定になっている。議題はシリア問題だけでなく、北朝鮮などアジアの問題も話し合われるみこみ。

Yネットによると現時点での参加国は、ヨルダン、インドネシア、キューバ、マレーシア、ミャンマー、ニカラグア、ベネズエラ、ブラジル。

アメリカとNATOも招かれているが、まだ返答していない。特にアメリカは、ロシア主導のこの会議には出席しないのではないかと見られている。

イスラエルからは、カンファレンスとは別筋で、リーバーマン防衛相が、モスクワにてロシアのラブロフ外相らと会談することになっている。焦点は、シリア領空でのイスラエル戦闘機の活動とロシアとの協力関係になるみこみ。

http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4951642,00.html

*ヒズボラがメディアツアー

シリア情勢が緊迫し、アメリカへの攻撃をイスラエルへの攻撃にすり替える可能性も視野に、イスラエルは、これまで以上に、ヒズボラの動きに注目している。

レバノン南部には今も15000発とみられるミサイルが、イスラエルに標準を合わせていることをイスラエル軍は把握している。

イスラエル最北端のキブツからは、レバノン南部、ヒズボラがミサイルを隠している地域を見ることが可能だが、20日、ちょうどその逆から国境にあるイスラエルの拠点を見るメディアツアーをヒズボラが実施した。

ヒズボラ戦闘員の案内で、ジャーナリストたちが、レバノン南部から、国境のむこうにイスラエルの車両が動いている様子が撮影している。

これについて、怒ったのはレバノンだった。まるで政府の公式プレスオフィスであるかのように、ヒズボラが、世界のメディアを案内したからである。これではレバノン政府は不在であり、2006年の第二次レバノン戦争後の国連決議1701による合意も、すでにないも同然のようなプレゼンであったからである。

ヒズボラがこのようなメディアツアーを行うのは異例。

http://www.jpost.com/Arab-Israeli-Conflict/Lebanese-leader-calls-Hezbollah-media-tour-a-strategic-mistake-488547
タグ :

アメリカの脅しは効果的か?北朝鮮問題 2017.4.21

 2017-04-22
アメリカと北朝鮮の関係もまだ緊張が続いているが、17日からは、ペンス副大統領が、韓国、日本、中国とアジアを歴訪中し、「もはや戦略的忍耐の時代は終わった。」というメッセージを発し続けている。

トランプ大統領は、あえて、北朝鮮に対する赤線を明確にしない方策をとっており、いつ何時アメリカが北挑戦を攻撃してもおかしくないというメッセージを伝えている。赤線がない分、北朝鮮にとっては、対策のしようがない形だ。

一方で、中国に対し、貿易不均衡への制裁というカードを使い、それを思いとどまる代わりに、北朝鮮の挑発行為をやめるよう中国から圧力をかけるようにとの取引が行われたもようである。トランプ政権が、まずは、外交的解決を重視した形だ。

その後、トランプ大統領は、中国の北挑戦に対する対策を高く評価する声明を出していることから、中国が北朝鮮に対し、様々な圧力をかけているとみられている。

アメリカの原子力空母カール・ビンソンは、現在、報じられていたより遅い速度で、まだインドネシア周辺から日本海方面に向けて、航行中である。途中、日本の海上自衛隊と共同の訓練も検討されている。

なお、アメリカが目指すのは、北朝鮮の非核化である。国連安保理は、ロシアが拒否権を発動するなどのゴタゴタがある中、21日にようやく、北朝鮮に対する非難決議を出した。

トランプ大統領は、就任時とは一変、世界の警察アメリカの復帰といわれるような動きに出ている。大きな権力をあたえられたトランプ大統領とその側近たちを覚えてのとりなしが必要である。

*日本政府:都道府県にミサイル着弾時の避難準備を指示

こうした事態を受けて、北朝鮮のミサイルが日本国内に着弾する可能性もありうるとして、政府は21日、全国都道府県に対し、ミサイル着弾時の避難経路などの準備や、市民の訓練を行うよう指示を出した。

イスラエルでもこうした訓練は日々行っているため、ミサイルが来ても市民らは冷静に動いている。日本政府の避難指示は以下の通り。有事の対処法などが具体的に描かれている。 http://www.kokuminhogo.go.jp 
タグ :

EUは存続できるか!?選挙メジロ押しの欧州 2017.4.21

 2017-04-22
ニュースでも報じられているが、少々まとめとして。。。

1)イギリス

イギリスは、メイ首相が、3月29日に、正式にEUからの離脱を通告。これからその手続きに入る。それに先立ち、19日、2020年に予定されていた総選挙を前倒しで、今年6月8日に行うと発表した。

メイ首相率いる与党・保守党が、野党労働党との格差(現在20%)を広げ、より安定した政治基盤の中で、EU離脱交渉を進めやすくすることがねらいである。

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20170419-00000782-fnn-int

2)フランス

フランスでは、大統領選挙の第一回投票がいよいよ今週末23日となった。これまで残っている4候補のうち二人が、EU離脱に進む可能性があり、結果が注目されている。

特に極右のルペン氏が支持率2位の予想となっており、もしフランスまでがEU離脱となると、世界を変える大きな動きになる可能性がある。

その選挙を3日後に控えた今日、パリのシャンゼリゼで発生。犯行声明が、ISISから出たことから、大統領選挙にどう影響してくるのか注目されている。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20170421/k10010956201000.html

3)ドイツ

ドイツでは、9月に連邦議会選挙が行われ、メルケル首相が続投するかどうかが問われることになる。

なお、3月に行われたオランダでの総選挙では、極右系候補がやぶれ、リベラル派の自由民主党ルッテ氏が首相となっている。

http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/03/post-7225.php

<エルドアン大統領の権限拡大へ:トルコ>

ヨーロッパではないが、大統領の権限拡大になるか注目されていたトルコだが、それに関する条項を含む憲法改正に関する国民投票が行われた結果、賛成51.4%というかなりきわどい状態での賛成多数で、憲法の改正が可決された。

これにより、大統領職などに関する憲法が2019年付けで変更になる。たとえば、エルドアン大統領は、任期5年を2期、つまり2029年まで大統領にとどまることが可能になる。

この他、首相職がなくなり、大臣などの重要ポジションを大統領が直接指名できる。このように、大統領の権力は、大幅に拡大されることになる。エルドアン大統領は、こうすることで強いトルコを実現できると主張している。

http://www.bbc.com/news/world-europe-39626116

しかし、国民投票の結果が、ほぼ50/50と、あまりにもぎりぎりであったため、野党からは開票やり直しの要求も出た。しかし、その声は握り潰されたようである。

国際社会は、懸念を表明しているが、トランプ大統領は、エルドアン大統領に祝辞を送っている。

なお、アメリカとトルコは、シリア問題において、重大な不一致を抱えている。アメリカは、シリア問題で、アサド政権の打倒をめざし、クルド人勢力を支援しているが、トルコは、クルド人勢力をテロ組織として弾圧しようとしているのである。

トランプ大統領は、5月のNATO会議の前に、エルドアン大統領に会うことになっている。

余談になるが、トランプ大統領はNATOの運営方法は、時代遅れだと痛烈に批判し、一時ニュースになっていた。
タグ :

世界をとりなす:リック・ライディング牧師インタビュー 2017.4.16

 2017-04-16
シリアで、アメリカとロシアが睨みあう一方、トランプ大統領は、北朝鮮への単独軍事行動もありうると表明しつつ、高い攻撃能力のある空母を朝鮮半島周辺へ派遣。

対する北朝鮮は、アメリカへの対抗意識をむき出しに、核兵器の使用もにおわせながら、15日、平壌で、最新兵器をオンパレードした。中東と北朝鮮、同時進行で、世界大戦になるかのような危機的状況になっている。

http://www.bbc.com/news/world-asia-39607343

この状況について、エルサレムで、24/7国際的な祈りの家スカット・ハレルを導き、地中海、中東諸国に祈りのネットワークを持つリック・ライディング牧師に聖書的な理解についてお聞きした。

ライディング師によると、ライディング師自身だけでなく、世界のとりなしのリーダーたちが主から示されていることは、「まだ時ではない。」ということだった。

現在、シリア情勢も北朝鮮情勢も、世界をまきこむ大戦争になるかのように緊迫しているが、おそらくここ数ヶ月の間に、落ち着くだろうということである。だから、主が今、とりなし手に望まれていることは、「あわれみの窓」が上がるように祈ることだと語る。

私たちは「今が時ではない」と聞けば、安心して祈らなくなってしまうが、そうではないとライディング師。祈らなければ、時ではないときに、戦争になってしまう可能性もある。

サタンは、時に神の計画が時期尚早に起こってしまい、失敗させるといった手口も使う。ダニエルのように、私たちも、先が示されたからこそ、それが実現するように祈る。これがとりなしである。

ライディング師らは、2014年、ISISが頭角してきた時に、神殿の丘の上に黒い龍がいるのを見たという。その足が地につけば、世界は大戦争になると思われた。同時に「(主の)あわれみの窓(Windows of mercy)」が、下がりつつあるのが見えた。

しかし、この時、はっきりと「まだ時ではない」と示された。下がりつつあった憐れみの窓が上がるように祈るよう導かれたという。

ライディング師は、「黙示録10:6に、「もはや時が伸ばされることはない」とあるように、確かに最終的には大戦争が来ることは避けられない。その時には、憐れみの窓が上がるようにと祈ることはない。

しかし、”もはや”という言葉から、その時までに、何度か危機的なことがある中で、時が伸ばされたという出来事があるということを示していると語る。

今回もかなり緊迫はしているが、主ははっきりと「時ではない」と語られた。だから今は、慌てずに、「あわれみの窓」が上がり続けるようとりなす時だと教える。

また、現在、ロシアとイラン、トルコが接近している。確かにエゼキエル書38,39章の舞台設定が整いつつあるようだが、これもまだ時ではない。今は、これらの国々の結びつきが、妨害されるように祈ることも重要だと教える。

<子供、若者たちへのあわれみ>

ではなぜ「憐れみの窓」が開かれて、時が伸ばされるのか。ライディング師は、数年前に、シリアの瓦礫の下から、小さな若い芽がいっぱいでているビジョンを見たという。

これは、シリアなど中東で艱難にあっている子供達、若者たちが育つためだと受け取っている。将来、本当に戦争の時が来た時の備えである。主の時が伸ばされるのは、このためだとライディング師。

サタンは、その若枝をつみとってしまうために、戦争を起こそうとしているが、それをまだ今は伸ばされるよう祈ることがとりなしのポイントである。

地中海や中東諸国に祈りの家のネットワークを持つライディング師によると、中東諸国から、イスラム教徒たちが直接夢で主に出会うといったレポートを受け取っている。子供達も国のための祈りに参加しているという。

最後に今この時のイスラエルのためのとりなしはどうするのか聞いた。ライディング師は、北、南、そして地中海のすべての国境が守られるように祈ること。

またエジプト、ヨルダンが守られることはイスラエルにとっても重要であると語る。それらの国々が守られるよう、とりなしが必要である。
タグ :
≪ 前ページへ ≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫ 次ページへ ≫